2016年06月01日

P「おーい、桃子ー」


こんばんは。



アイドルマスターミリオンライブ!のssになります。





書き貯めなし、更新速度遅め。それでは投稿していきます。



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桃子「なに、お兄ちゃん」





P「いや、荷物置いたら今日お世話になるスタッフさんたちに挨拶に行こうって話だ」





桃子「はぁ... いい?お兄ちゃん。この世界では桃子のほうが先輩なんだから、そんなことジョーシキだよ。ジョーシキ」





P「それもそうだな」





桃子「よしっ、じゃあ行こっか。お兄ちゃん、踏み台持ってくれた?」





P「もちろん」





桃子「あ、お兄ちゃん、少し屈んで」





P「どうした?」スッ





桃子「ネクタイが少し曲がってたよ。ダメだよ、ギョーカイジンは第一印象が大事なんだから」キュッ





P「悪い、ありがとな。さすがは桃子だ」





桃子「桃子、褒められただけでやる気が出たりはしないよ?」





P「俺が褒めたくて褒めてるからいいんだよ」





桃子「ふーん、変なの。まぁ、お兄ちゃんが変なのはいつものことだけど」





P「手厳しいな」





桃子「桃子のプロデューサーなんだから、しっかりしてもらわないとね」





P「善処するよ。っと、時間も押してるし行くか」





桃子「はーい」









桃子「お兄ちゃん」





P「ん?」





桃子「桃子、あれ嫌い」





P「あれって?」





桃子「スタッフに挨拶するときに言ったじゃん。『ウチの周防をよろしくお願いします』って」





P「言ったな」





桃子「桃子はお兄ちゃんのものじゃないんだよ?だから、言い方変えて」





P「それもそうだ。 …これからは『わが社の』って言うように改めるか」





桃子「うーん…まぁ、それでいいよ。しっかりしてよね!」





P「ん、了解」





桃子(あれ、なんかスッキリしない…なんで桃子、こんなにモヤモヤしてるんだろ」





P「おーい、桃子ー」





桃子「あ、お兄ちゃん」





P「休憩中か?」





桃子「そうだよ。見て分からない?」





P「いや、確認しただけだ」





桃子「それで、お兄ちゃんは撮影中の桃子を置いて、どこに行ってたの?」





P「少し手を洗いにな」





桃子「ふーん。ま、お兄ちゃんがいなくても、桃子がすることは変わらないけどね」





P「そんなにヘソを曲げないでくれよ」





桃子「そんなことっ…!」





サツエイ サイカイシマース!





桃子「…行ってくる」





P「おう」





桃子「今度は」





P「ん?」













桃子「今度は、ちゃんと見ててよね」





P「…あぁ、しっかりと見てるよ」



桃子「お兄ちゃん」





P「おう、お疲れ」





桃子「そんなに疲れてないけどね。桃子は1発OKだったし」





P「あぁ、安心して見ていられたよ」





桃子「まぁ、桃子はプロだからね。トーゼンだよ、トーゼン」





P「そんな頑張った桃子に差し入れだ」スッ





桃子「あ、このジュース…」





P「確か前に事務所で、育に一口もらって気に入ってただろ」





桃子「…よく見てるね」





P「当然だろ、俺は桃子のプロデューサーなんだしな」





桃子「そっか。トーゼン、か。ふふん♪」





P「それじゃ、着替えて事務所に戻るか」





桃子「うんっ!」







P「おーい、桃子ー」





桃子「―――!!」





P「……?おーい、桃子―。着替え終わったかー?」





桃子「…たっ、助けてお兄ちゃん!!!」





P「!! どうした桃子っ!」ガチャッ





桃子「おにいちゃんっ!!」ガバッ





P「どうした桃子、なにがあった!?」





桃子「あっ、あのね、なんとなく机のほうを見たら、黒いムシがカサカサッって」ギューッ





P「……あー、なるほど」





桃子「…お兄ちゃん?」





P「あ、いや。桃子もまだ11歳の女の子なんだなって思っただけ」





桃子「なにその言い方!桃子、ホントに怖かったんだから!」





P「はいはい、スタッフさんにはもうこんなことがないように俺のほうから言っておくから。着替え終わったならもう行―――」





P「!!」





桃子「? どうしたの?お兄ちゃん」





P「えっと、いや、その、桃子?」





桃子「なに、お兄ちゃん。言いたいことがあるならハッキリ言って」





P「その、なんだ。…スカートを早く履いてくれると助かる」





桃子「えっ、、 ―――!!!」カァァァァッ



















桃子「お兄ちゃんのヘンタイッ!!」



桃子「お兄ちゃん」













桃子「のバカ」





P「………」





桃子「お兄ちゃんのヘンタイ」





P「………」





桃子「お兄ちゃんのロリコン」





P「……なぁ、桃子」





桃子「ふーんだ!」ツーン





P「……はぁ」





小鳥「プロデューサーさんプロデューサーさん」ヒソヒソ





P「はい」





小鳥「桃子ちゃんとなにかあったんですか?」





P「いや、なにかあったというか、不慮の事故というか…」





小鳥「ああやって拗ねてる桃子ちゃんも年相応で可愛いですけど、そろそろ解決を図ったほうがいいんじゃないですか?」





P「…そうですね」





小鳥「ファイトです、プロデューサーさん♪」









P「おーい、桃子ー」





桃子「ふーんだっ」





P「桃子―?」





桃子「ふんっ」





P「……黒地にハートの水玉模様」ボソッ





桃子「っ!お兄ちゃん!!」





P「やっとこっち向いたな」





桃子「あっ、」













桃子「やっぱオトナってずるい…」ジトー





P「ずるくて結構。それで、桃子と仲直りできるならな」





桃子「……やっぱりずるい」





P「ん?」





桃子「なんでもない!」





P「なぁ桃子。そろそろ機嫌を直してくれないか?」





P「俺にできることの範囲内なら、なんでもするからさ」





桃子「……なんでも?」ピクッ





P「あぁ、といっても1週間休みくれとかは厳しいぞ。桃子も売れっ子だしな」





桃子「…分かった。いいよ、その条件で」





P「ふぅ、良かった。じゃあそのしてほしいことって」























桃子「お兄ちゃんは今日1日桃子の言うことにゼッタイフクジュウね♪」



桃子「お兄ちゃん」





P「んー?」





桃子「そこのお菓子取って食べさせて」





P「仕方ないな…はい、あーん」





桃子「あーん。ん、美味しい」モグモグ





P「それはなにより」





桃子「というか、お兄ちゃんは今、桃子のソファなんだからもっと気を使ってよね」





P「絶対服従、とか言うからどんなの来るかと思ったら、俺の膝の上に座る、なんてことで逆にびっくりしたよ」





桃子「お兄ちゃんは、桃子がどんなお願いすると思ってたの?」ジト





P「…踏み台になって、とか?」





桃子「…やっぱお兄ちゃんはヘンタイだね」ジトー





P「違います」



P「おーい、桃子ー」





桃子「なに?桃子いま、次のお仕事の台本読むので忙しいんだけど」





P「俺の膝の上ですごい寛ぎようだな、、」





P「じゃなくて、そろそろ事務仕事やらなきゃマズいんだけど」





桃子「え?お兄ちゃんは今から桃子とショッピングだよ?」





P「そう言われてもな。というか次の予定もいつの間にか決まってるし」





小鳥「いいんじゃないですか?」





P「音無さん?」





小鳥「最近、プロデューサーさんきちんとお休みを取れていないでしょう?」





P「まぁ…アイドルのみんなも流れに乗ってきましたし、今俺が頑張らないと」





小鳥「そうやって無茶してると、いつか身体壊しますよ?有給も溜まってるんですから、半休でも取ってくださいな」





P「…ありがとうございます。音無さん」





小鳥「いえいえ♪こちらでできる作業は進めておきますので、楽しんできてください」





桃子「オトナの話は終わった?」





P「あぁ」





桃子「ちゃんとエスコートしてよね、お兄ちゃん」





P「了解しました、お姫様」



桃子「お兄ちゃん」





P「ん?」





桃子「お兄ちゃんはこの服とこの服、どっちがいいと思う?」





P「どっちもいいと思うぞ」





桃子「つまんない大人だね」





P「辛辣だな。まぁ、実際どっちを着ても桃子は可愛いと思うぞ」





桃子「!! …じゃあ、お兄ちゃんはどっちの色が好き?」





P「んー、そう言われると、桃子から見て右かな」





桃子「分かった。じゃあこっち買ってくるね」





P「そんな選び方でいいのか?」





桃子「桃子がいいんだからいいの!」





P「それもそうだ」ヒョイッ





桃子「ちょっと、なんで服取っちゃうの?」





P「ここで女性に自分で買わせるほど野暮じゃないよ。店の外で待っててくれ」スタスタ













桃子「…やっぱお兄ちゃんはズルい」ボソッ



P「おーい、桃子ー」





桃子「どうかした?」





P「ちょっと小腹が空かないか?」





桃子「言われてみれば空いてるかも…」





P「どっかのカフェにでも入るか」





桃子「カフェ、カフェ…あっ、あそこに人が並んでるお店があるよ」





P「ホントだ。じゃああそこにするか」





桃子「でも桃子、並ぶのとかあんまり好きじゃない…」





P「知ってるよ。まぁ、とりあえず行くか」





桃子「……??」



桃子「…お兄ちゃん」





P「お、もう決まったか」





桃子「そうじゃなくて。分かってごまかしてるでしょ」





P「まぁな」





桃子「いつの間に予約してたの?」





P「手を洗いに行ってるときかな」





桃子「言っておいてくれたら良かったのに。お兄ちゃん、並んでる人を抜かすのかと思って、ちょっとハラハラしちゃったじゃん」





P「そんなことしないよ」





桃子「どうだか」





P「信用無いな」





桃子「…お兄ちゃんのクセにかっこつけすぎ」プイッ





P「どこかのお姫様に、エスコートしてって頼まれたからな」





桃子「…もうっ!」





P「はは、じゃあそろそろ頼むか。この店では美味しいホットケーキが食べられるらしいぞ」





桃子「…ホント?」ピク





P「あぁ、好きなの頼めよ」





桃子「…うん。わ、いっぱい種類ある。えっと、どれにしようかな…♪」



育「桃子ちゃん!」





桃子「あ、育」





育「ケータイでなに見てたの?」





桃子「この前行ったカフェで食べたホットケーキの写真だよ、見る?」





育「うんっ。 わぁ!美味しそう!これ、なんてお店の名前のところ?」





桃子「えーと、――― って名前だったかな」





育「――― …?」





桃子「育?どうかした?」





育「む〜、どこかで聞いたような…」





桃子「テレビかなにかで特集でもしてたの?」





育「あっ!思い出した!!」





育「プロデューサーさんが、前恵美さんたちとお話ししてたお店だ!」





桃子「お兄ちゃんが?」





育「うん、プロデューサーさんが、美味しいホットケーキが食べられるお店がないか、恵美さんたちに聞いてたの!」





育「桃子ちゃんが頑張っているから、ゴホービをあげたい、とか言ってたよ!」





桃子「…そうなんだ、お兄ちゃんが、、」





桃子(あそこのお店に入ったのは、ちゃんと美味しいお店を探しておいてくれたからなんだ…)





育「えへへ、プロデューサーさん優しいもんね!」















桃子「べっ、別に、桃子が頑張ってたから、トーゼンだよ」





育「そうかなー、いつも仕事終わりにジュースくれるよ?あの美味しいの!」





桃子「前事務所で、一緒に飲んだジュースのこと?あんなの、自販機で買ってくるだけじゃん」





育「え?桃子ちゃん知らないの?」





桃子「なにが?」





育「あのジュース、コンビニ限定なんだよ?」





桃子「…え?」





育「だから、プロデューサーさん、毎回コンビニに行ってきてくれてるんじゃないかなぁ?」









桃子『それで、お兄ちゃんは撮影中の桃子を置いて、どこに行ってたの?』





P『少し手を洗いにな』



桃子(あの時、買いに行ってくれてたんだ…!)





桃子(考えてみたら、お兄ちゃんはいつも私のことを考えてくれてる)





桃子(服を買ってくれた時も、「女の子」じゃなくて「女性」って言って、私を子ども扱いしないでくれた)





桃子(…あぁ、そっか。あの時のモヤモヤの原因がやっと分かった)





桃子(お兄ちゃんに苗字で呼ばれて、なんか距離が出来ちゃったみたいに感じて、それが嫌だったんだ)

































桃子(そんなことを気にしちゃうくらい、私は、お兄ちゃんのことを…)





育「―――ちゃん、桃子ちゃん!」





桃子「!!! なっ、なに!?育?」





育「もうっ、桃子ちゃんったら急にボーっとしちゃって…って、スゴイ顔赤いよ!?大丈夫!?」





桃子「だっ、大丈夫だからーーー!」



桃子「プロデューサー」





P「お、おはよう桃…子?」





桃子「?? どうしたの、プロデューサー?」





P「いや、呼び方がいつもと違うからな…」





桃子「うん、これからはプロデューサーって呼ぶことにしたの」





P「…そうか」





P(少し、残念な気もするな)





桃子「じゃあ、桃子レッスン行って来るね」





P「あ、あぁ。頑張って来いよ」





桃子「あ、その前に。お兄ちゃんには呼び方を変えた理由を教えてあげる。耳かして」





P「?? おう」スッ



































桃子「お兄ちゃんがお兄ちゃんだと、恋人になれないでしょ?」ボソッ





P「えっ…」





P「!!!」

































桃子「んっ……はぁ」





桃子「今はほっぺだけど、いつかは、唇を奪っちゃうからね♪」





桃子「期待しててね、プロデューサー♪」









17:30│周防桃子 
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