2016年07月06日

モバP「怪盗クンカー?」

モバP「うーむ・・・」



凛「おはよう、どうしたのプロデューサー、悩み事?」



モバP「ああ凛か、実は今朝変な手紙が届いてな・・・」





凛「手紙?」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1467300616



†親愛なるPよ†



†今夜0時に貴方の大切な物を頂きに参上する†



†蒼き怪盗クンカーより†



モバP「な?変だろ?」



凛「ふーん・・・」

凛「まぁタダのイタズラじゃない?気にしない方がいいよ」



モバP「そうかな〜」



凛「それに、いたとしてもその怪盗はきっと・・・」



凛「その人が好きすぎてその人の物が欲しくなっちゃった純愛の持ち主なんだと思うよ」



モバP「なにそれこわい」

モバP「よーし、今夜そいつの正体を確かめてやる!」



凛「まぁまぁ落ち着きなよ、このスタドリでも飲んでさ」



モバP「ああすまんな」ゴクゴク



モバP「よーし、待ってろよ怪盗クンカー!」



凛「・・・・・」

〜その夜 深夜0時 モバP宅近くのビルの屋上〜



??「フフ、今宵も夜空が綺麗だね・・・」



??「正に怪盗日和・・・」



??「闇夜に紛れて蒼く輝く・・・怪盗クンカー只今参上!」ババーン!



怪盗クンカー「さて、お仕事といきますか」

〜P宅玄関前〜



クンカー「じゃあ早速・・・」



??「おや、りんさ・・・怪盗クンカーさんじゃないですぁ」



クンカー「お、お前は怪盗ヤンデレーヌ・・・」



怪盗ヤンデレーヌ「うふふ・・・」

クンカー「何でいるの?」



ヤンデレーヌ「お仕事に決まってるじゃないですかぁ」



クンカー「ちゃんと予告状は出したんでしょうね?」



ヤンデレーヌ「勿論、我々怪盗の間での暗黙のルールですからねぇ」



〜回想〜



モバP「あれ?知らないアドレスのメールが・・・・」



†愛してやまないP様へ†



†今夜0時に貴方の大切な物を頂きます†



†紅き怪盗ヤンデレ―ヌより†

クンカー「じゃあ早速入ろうか」



ヤンデレーヌ「はぁい」



クンカー「お、プロデューサー鍵変えた?まぁ関係ないけど」ガチャガチャ



ガチャリ



クンカー「よし開いた、入るよ」



ヤンデレーヌ「うふふ・・・楽しみですねぇ」



クンカー(でもセキュリティシステムが解除されてた・・・まさか・・・)

〜P宅内部〜



ヤンデレーヌ「さぁて、どこから物色しましょうか・・・」



クンカー「その前に待って、人の気配がする」



ヤンデレーヌ「Pさんじゃないんですかぁ?」



クンカー「それはない、昼間遅効性の睡眠薬飲ませたから朝までは絶対起きないよ」



ヤンデレーヌ「効果は確かなんですかぁ?」



クンカー「プロフェッサーイチノセの自信作だから問題ないよ」



ヤンデレーヌ「それは安心ですねぇ」

ヤンデレーヌ「では気配というのは・・・」



クンカー「プロデューサーの寝室・・・ここだ!」バァン!



??「な、何奴ですか!?」



ヤンデレーヌ「あ、あなたは・・・」



クンカー「怪盗ストロベリーパスタ・・・」

ストロベリー「おや、あなたたちでしたか」



クンカー「そうか、それでセキュリティが・・・」



ヤンデレーヌ「予告状は出したんですかぁ?」



ストロベリー「そんなの出して筆跡鑑定とかでバレたらどうするんですか!」



クンカー「怪盗の美学をわかってないなぁ」



ヤンデレーヌ「まったくですねぇ」

クンカー「それで今何してるの?」



ストロベリー「ベッドの下にいかがわしい本がないか探してるんですよ」



ヤンデレーヌ「そうでしたか」



ストロベリー「ありました・・・何ですかこれは、巨乳ばかりじゃないですか・・・」



ストロベリー「罰として全てロリ系に変えてやります!」



クンカー「うわぁ・・・」

ヤンデレーヌ「我々も早くめぼしい物を探しましょうよぉ」



クンカー「そうだね、お、これは・・・」



クンカー「洗濯前のプロデューサーのパンツ・・・」



クンカー「しかも1週間に1回しか履かない白ブリーフ・・・これは貴重だ・・・」クンカクンカ



クンカー「ああ・・・まさしくレアな香り・・・」ビクンビクン

ヤンデレーヌ「ま・・・私も見つけましたよぉ!」



クンカー「そ、それは!」



ストロベリー「プロデューサーさんの寝汗がしみ込んだベッドシーツ・・・」



ヤンデレーヌ「うふふ・・・この香りたまりませんねぇ・・・」クンカクンカ



クンカー「まさか、プロデューサーをどかしてベッドから・・・」



ストロベリー「犯行中のプロデューサーさんとの接触は禁止ですよ!」



ヤンデレ―ヌ「テーブルクロス引きの要領で取ったんですよぉ」



クンカー「あ、そうなんだ」

クンカー「そういえば気になることがあるんだけど」



ヤンデレ―ヌ「何ですかぁ?」



クンカー「ゴミ箱にティッシュが一枚もなかった」



ヤンデレ―ヌ「それはおかしいですねぇ、ストロベリーさん、何か知ってますかぁ?」



ストロベリー「いえ、私は何も・・・」ボイン



クンカー「その不自然な膨らみは何?」

ストロベリー「ちっ、バレましたか・・・」



クンカー「ちゃんと山分けだよ」



ストロベリー「わかりましたよ・・・あ!」



ヤンデレ―ヌ「どうしましたぁ?」



ストロベリー「私の特製タブレットから警告が・・・」



ストロベリー「どうやら警察がこちらに向かってきてるようですね・・・」



クンカー「!」

クンカー「まさかギルティ署の連中・・・」



ストロベリー「マズイです!早く逃げましょう!」



ヤンデレ―ヌ「ええ〜まだ探し足りな・・・」



クンカー「いいから早く!捕まっちゃうよ!」



ヤンデレ―ヌ「はぁい・・・」

〜屋根の上〜



タタタ・・・



クンカー「急いで!」



ヤンデレ―ヌ「わかってますよぉ!」



ストロベリー「ハァハァ・・・ここまで来れば・・・」



??「待ちなさーい!」



クンカー「そんな甘くないか・・・」

早苗「今夜は逃がさないわよ!」



雫「本当にいた・・・裕子さんのサイキックダウジングもたまには当たるんですね〜」



裕子「たまには余計です!」



早苗「怪盗クンカーにヤンデレ―ヌ、それにストロベリーパスタ・・・いずれもランクSの大物・・・」



早苗「絶対に捕まえるわよ!」



裕子・雫「了解!」

クンカー「くっ・・・いつもの3人組か・・・」



ヤンデレ―ヌ「どうするんですかぁ!?」



ストロベリー「大丈夫です!既に手は打ってあります!」



クンカー「それって?」



ストロベリー「助っ人ですよ」

??「ふっふっふっ・・・」



早苗「ちょっと、邪魔する気!?」



裕子「あれ、あなたは・・・」



雫「女の子のお山を狙う怪盗ラブオーシャン・・・」



早苗「12歳以下の少女の家にしか入らない怪盗カリスマ―と並ぶ女の子の敵・・・」

ラブ「うひひ・・・こんなに立派なお山が4つも・・・」



ラブ「早速登頂開始よ!」



ムニュ



雫「ひゃっ!」ビクン



早苗「ちょ、何やって・・・」



ラブ「おっとぉ!」



モニュ



早苗「ひゃっ!」ビクン

ラブ「秘技!校則ダブル登山!」



モミモミモミモミモミ・・・



早苗・雫「ひゃあああああ!!!」ビクンビクン



ドサッ



ラブ「ふぅ・・・御馳走様でした♪」

クンカー「こっちだよ!」



ヤンデレ―ヌ「追ってきませんねぇ・・・」



ストロベリー「ラブオーシャンさんにやられたんでしょう」



裕子「待てええええ!!!」



ストロベリー「くっ!あの魔手を逃れてきましたか!」

裕子「私のサイキック捕縛術の餌食になってください!」



ヤンデレ―ヌ「このままじゃマズイですよぉ!」



クンカー「大丈夫、そろそろ・・・」



??「お待たせ・・・」



??「フヒ・・・ここは任せろ・・・」



ストロベリー「あなた達は・・・」

裕子「怪盗142’Sの2人・・・」



輝子「行くぞ・・・キノコ胞子煙幕!」



小梅「みんな・・・金縛りお願い・・・」



幽霊達「任せろ!」



ボワアアアア・・・



裕子「ケホッケホッ・・・けむいし体が動かない・・・」

ヤンデレ―ヌ「あ!気球が!」



幸子「皆さん!乗って下さい!」



クンカー「ありがとう来てくれて、それじゃ・・・」スタッ



フワフワ・・・



裕子「あ、待ちなさい!」



ヤンデレ―ヌ「待たないですよぉ♪」



クンカー「じゃあね・・・」



ヒュウウウウウ・・・



裕子「くっそ〜」

〜1週間後〜



モバP「みんなおはよう!」



凛「おはようプロデューサー」ツヤツヤ



まゆ「おはようございまぁす」ツヤツヤ



ありす「おはようございます」ツヤツヤ



モバP「何だお前ら、妙に輝いてるじゃないか」



凛「まぁちょっとね・・・」

凛「そういえば、怪盗なんちゃらは見れたの?」



モバP「それが無理だったんだよ、いきなり眠くなってな・・・」



まゆ「それは残念でしたねぇ」



モバP「で朝起きてみたらシーツやらあまり着ないパ・・・服がなくなってたんだが」



モバP「数日したら新品になって見つかったんだよ」



ありす「不思議な事もあるんですね」

モバP「全くだ、一体どうなってんだ・・・」



モバP(後エロ本が別の物になってた事は黙っていよう・・・)



早苗「おはようございまーす・・・」イライラ



モバP「どうしたんですか?何かイライラしてそうですが・・・」



早苗「ちょっとね・・・」



雫・裕子「ふああ・・・おはようございます・・・」



モバP「お前らは眠そうだな・・・」

早苗「くっそ〜いつかは逮捕してやるわよ怪盗共!」



都「これはそろそろ我々の出番ですかね晶ソン君?」



晶葉「誰が晶ソンだ・・・まぁ便利時計やらメガネやらは作ってやれるが」



都「頼りにしてますよ〜」



晶葉「やれやれ、まぁイザとなったら安楽椅子探偵双葉にでも頼めばいいか」



杏「やらないよ杏は省エネだから」

怪盗クンカー「さぁ、今夜も入っちゃうかもしれないよプロデューサー!」



怪盗スマイル「私も頑張って入ります!」



怪盗ミツボシ「私も〜」



怪盗ニャッツ「ファンタスティ〜ック!にゃ」



怪盗ラクロス「わ、私もイキますっ!」



怪盗珠エ門「この剣に切れぬもの無し!」



怪盗ニンジャ「私もお色気の術で・・・ってそこまでボリュームないですけど・・・」



怪盗ヤンデレーヌ「うふふ・・・皆張り切ってますねぇ」



怪盗ストロベリーパスタ「一気に入らないで下さいよ、流石にバレますから」



怪盗達「は〜い・・・」



怪盗クンカー「それではまた来週!」



〜おしまい〜







20:30│渋谷凛 
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