2016年07月11日

凛「モバしんぼ」

事務所



究極のクンカーメニュー企画会議



ガヤガヤ





美嘉「じゃあ、アタシは真夏の営業後の靴下を持ってくるね!」



ありす「なら私は寝起きのパンツをお見せしますよ。」



凛「…。」Zzzzzz



卯月「り、凛ちゃん、起きてください!」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1466240289



凛「んん…。」ノビー



卯月「もう、こんな大事な会議で寝るなんて…。」



凛「ふうん…。」マジマジ



美波「ねえねえ、卯月ちゃんはプロデューサーさんのコートの匂いを直で嗅いでみたことはある?今度見せてあげるね。」



卯月「え、えっと…。」



凛「はっ、熟練のクンカーと呼ばれる人たちは滑稽だね!!」

美嘉「な、何ですって!?」



ありす「聞き捨てなりませんね。」



卯月「り、凛ちゃん、いきなり何言ってるの?」



凛「来週もう一度会議室に来て。生のパンツより美味しい匂いを嗅がせてあげるよ。」





帰宅時



卯月「凛ちゃん、あんな大きいこといって大丈夫ですか?生のパンツより美味しいなんて…。」テクテク



卯月「何を用意するんですか?」



凛「それなんだけど、まだ決めてないんだよね…。」



卯月「え、ええ!?」



凛「うーん、どうしよっか。」





凛「ん…あれは?」



モバPの実家君「」



凛「よし、あれにしよう。」パチン



卯月「え、ええ!?もう決めたんですか?」

AM2:00



ミーンミミミーンミミミーン



モバP実家



カチャカチャピンッカチャリ



カララララ



凛「お邪魔します。」



卯月「り、凛ちゃん…。こんな時間に…。」コソコソ



凛「漁はこの時間しか取れないからね。」スタスタスタ



卯月「え、えぇ〜…。」トテトテ

元モバPの部屋



卯月「は、早く出ましょうよ…。」



凛「何?もう眠いの?卯月は子供だね。」ガサゴソ



卯月「そ、そうじゃなくて…。」



卯月「ほ、ほら!これなんてどうですか!?本棚にあった、え、エッチな本です!」



凛「見せて?」



凛「どれどれ…。」ペラララララ



エロ本君『春の爆乳祭り!Eカップ以下は人間じゃない!』



凛「ふーん…。」















凛「ふーん…。」



卯月「」

卯月「」



凛「駄目だね。こんなもの、場末のスメル屋にしか置いてないよ。」



凛「これは色々使えそうだから貰っておくけど。」ガサゴソ



卯月(あ、一応貰うんだ。)



卯月「じゃ、じゃあ早く見つけて帰りましょうよ…。」



凛「慌てないの、ここら辺にあるかな?」

凛「お、あったあった。これが生のパンツよりおいしい物だよ。」



卯月「え、ええ!?こんなものが生のパンツよりおいしいんですか!?」



凛「あっ、大きな声を出すと…。」



モバP母「だれ?そこにいるのは?」ガチャリ



凛「あっ。」



卯月「あっ。」













ガッシャーーーン!ガッシャーーーン!



スタッ スタッ



スタタタタタタタタタ!



ファーーンファンファンファン ファーーンファンファンファン

当日



事務所 会議室



美波「さあ、約束の日よ。凛ちゃん。」



ありす「生のパンツより美味しい匂いとやらを嗅がせて貰いましょうか。」



美嘉「今更無理でしたなんて聞かないからね!」



卯月「り、凛ちゃん、本当に大丈夫なんですか?」



凛「…。まあまあ、慌てないでよ。」

凛「とりあえず、生のパンツの匂いから嗅がせてよ。」



凛「有るんでしょ?」



ありす「ふふん、良いでしょう。」



ありす「これが、プロデューサーさんが今朝脱いだパンツです。」



ファサツ



美嘉「こ、これが生のパンツ…。」



卯月「…。」ゴクリ

ありす「さあ、まずは嗅いでみてください。」



卯月「」snsn



凛「」mfmf



美嘉「」knkknk



美波「」hshs

美嘉「あ、あひぃ…。」パキパキ



美波「しゅ、しゅごい…。」トローン



卯月「おいしいれしゅぅ…。」ヘゴォ



ありす「れしょおお…?」ポワーン



凛「まあ、こんなもんかな。」パタパタ

卯月「…あれぇ、これ、夏にしても汗が多くないですかぁ?」ヘゴヘゴ



凛「いい加減立ち直って、卯月。」



ありす「その通り、夜中にプロデューサーさんの部屋のエアコンを切ることでより汗が染み込むんです。」



美嘉「これこそ究極の匂いだよね。」



ありす「これ以上の物があるなら見せてもらいたいですね。」フフーン

凛「じゃあ、見せてあげるよ。これが、生のパンツより美味しい匂いだよ。」



パサリ



ありす「こ、これって…何ですか。」



凛「Yシャツだよ。」



美嘉「わ、ワイシャツ!?」ブフォッ



美波「あの、おつまみで出てくるワイシャツ…?」クスクスクス



ありす「うふふふ…結果は見るまでもなく明らかですね。包装されているのを見ると、洗いたてのようですし…。」

卯月「や、やっぱりワイシャツなんかじゃ当たり前すぎて駄目だったんですよぉ!」アワアワ



凛「まあ、論より証拠。まずは嗅いでみてよ。」



美嘉「まあ、分かり切ってるけど…。」hshs



美波「一応ね…。」knkknk



ありす「…全く、勝てないなら最初からそう言えば…。」mgmg

ありす「…そ、そんな…!」



美嘉「あ、あれ!?」



美波「さっきのパンツより美味しい…!?」



凛「どう?」





美嘉「匂いそのものはインパクトが少ないけど」



美波「匂いに奥行きがあって、汗の通り方も均一に通ってるわ…。」



卯月「これに比べると、さっきのパンツの匂いは無理矢理つけられた人工物って感じですね…。」



ありす「ぐ…。」プルプル





美嘉「凛!これただのワイシャツじゃないでしょ!?」



ありす「ど、どんな調理をしたんですか!?」



凛「いや、ただのワイシャツだよ。」



凛「ただし、プロデューサーの高校時代のね。」



卯月「!?あ、なるほど!」

凛「プロデューサーの高校は夏場はワイシャツ。」



凛「それを3年間続けてきたんだから、洗濯した上にも匂いが重ね書きされてきた。」



凛「普通は気付かない匂いと旨みが染み付くのは当たり前だよね。」



ありす「くっ、確かにこのパンツは所詮文字通りの一夜漬け…。」



美嘉「これは見事に」



美波「私たちの負け、ね。」



卯月「り、凛ちゃん!やった!」

凛「分かってくれた?匂いがどんない手間暇をかけて作られるものか。」



ありす「ふう、完敗ですね。」



美波「でも不思議と悔しくないわ。」



美嘉「もっと、新しい匂いが有るって分かったからね。」



ありす「これから、いろいろと教えていただけますか?」スッ



凛「…良いよ。」スッ



卯月(一時はどうなることかと思いましたけど、雨降って地、固まるですね)ホッ







































モバP「お前らさっきから俺の下着と服嗅いで何やってんの……?」

凛「」



卯月「」



美波「」



美嘉「」



ありす「」



モバP「」

























ガシャーン!ガシャーン!ガシャーン!ガシャーン!ガシャーン!



シュタ!シュタ!シュタ!シュタ!シュタ!



スタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタ!



ファーン!ファンファンファン!ファーン!ファンファンファン!





〜了〜



08:30│渋谷凛 
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