2016年07月25日

モバP「やわらかあいり」

のんびりと書いていきます



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愛梨「Pさーん!」





P「んっ、どうしたそんなに慌てて」



愛梨「えっとですね、実は来週近くでお祭りがあるんです」



P「お祭り?」



愛梨「はい、屋台とかも出るらしくて...あっ、それから花火もあるらしいですよ♪」



P「へぇー、いいじゃないか、楽しそうで」



愛梨「それでですね、Pさんも私も確かその日はお休みでしたよね?」



P「ちょっと待てよ...おっ、そうだな、二人とも休みだ」



愛梨「それでですね、Pさんがよければなんですけど...」



P「一緒に行こうってことか?」



愛梨「はい!きっと楽しいですよ、行きましょ♪」



P「...まあ、別に行ってもいいけど」



愛梨「本当ですか?」



P「ところで愛梨...」



愛梨「なんで...ふにゅっ!?」



P「お前、また本番中なのに服を脱ごうとしたらしいな」ムニムニ...

愛梨「ふぇぇ〜...ほめんなひゃい〜...」



P「約束しただろ、気をつけるって!」



愛梨「いひゃいでふ〜...やめふぇ〜...」ムニムニ



P「約束を破る愛梨とは一緒に行ってやらないぞ?」



愛梨「ほめんなひゃい〜...もうしまふぇん...」



P「本当だな?」



愛梨「ふぁい...」



P「よし、それなら行こう」



愛梨「ふぉんとうでふか?」



P「おう、今度は気をつけろよ」



愛梨「Pふぁん...そ、そろそろふぁなひてくだふぁい...」



P「おっとゴメンゴメン」



愛梨「もう...ひどいですよぉ...」



P「悪い、愛梨のほっぺがすごく柔らかいからさ」



愛梨「むぅぅ〜!ひどいです!今度はおかえしに私がしちゃいますよ!」



P「おわっ!やめろ、飛びつくなってこら!」

















愛梨のほっぺ





やわらか度数 80

−−−−−−





P「ちょっと早く着きすぎたかな...」



P「まあ、遅れるよりはいいか」



P「そろそろ時間だけど、愛梨のやつちゃんと来るかな...」





ピトッ





P「むっ?」





「えへへ、だーれだっ♪」





P「ん〜、誰かなぁ」



「当ててみてください♪」



P「うーん、聞いたことのない声だ、誰だろう?」



「ええっ!?私の声、忘れちゃったんですかぁ!?」



P「冗談だよ、冗談」



「もうーっ、Pさんったら!」



P「こんばんは、愛梨」



愛梨「えへへ、こんばんはPさん♪」



P「もう来てたのか?約束の時間までは10分もあるぞ?」



愛梨「そうですねぇ、だけどとっても楽しみだったから早く来すぎちゃいました♪」

P「いつからいたんだ?」



愛梨「えーっと...30分くらい前からかなぁ?」



P「そんなに早く...」



愛梨「だってPさんとお祭りに行けるんですから、ゆうべからウキウキしちゃって!」



P「まったく...しょうがないやつだ」



愛梨「えへへ、ゴメンなさい♪」ペロッ



P「変な人に声かけられたりしなかったか?」



愛梨「はい、大丈夫でした!」



P「よかったよかった、それだけが心配だったんだよ」



愛梨「どうしてですか?」



P「愛梨の事だから誰かにケーキでもちらつかせられて、ホイホイついていっちゃうんじゃないかと...」



愛梨「もう!私そんなことしませんよ!」



P「ホントかなぁ?」



愛梨「ホントですぅ!知らない人について行ったりしません!」



P「うん、それでいい、それなら安心だ」ナデナデ



愛梨「はい、だから大丈夫です!」

P「それじゃ、ちょっと早いけど行くか」



愛梨「あっ、ちょっと待ってください!」



P「どうした?」



愛梨「えへへ...♪」ニギニギ...





P(あぁ...そういうことか)





ギュッ





P「ほら、行くぞ愛梨」



愛梨「はい♪」







愛梨「Pさんの手、あったかくておっきくて、大好きです♡」









愛梨の手





やわらか度数 90

ガヤガヤ...







愛梨「わー、すっごい人ですねぇ」



P「ああ、予想してたよりもずっと多いな」



愛梨「にぎやかでいいですね♪」



P「まあな、はぐれるなよ愛梨?」



愛梨「はーい♪」ギュッ



P「しかし、プライベートでお祭りに来るなんてだいぶ久しぶりだ」



愛梨「近所で縁日とかなかったんですか?」



P「あったことはあったみたいだけど、仕事が忙しいからなぁ...」



愛梨「じゃあ今日は、今まで楽しめなかった分も楽しまないとですね!」



P「今まで楽しめなかった分も?」



愛梨「そうです!今日一日で前に楽しめなかった分を取り戻すんです!」



P「なるほどな...」



愛梨「今日は私がPさんをいーっぱい楽しませちゃいますよ♪」



P「愛梨が?」



愛梨「はい!Pさんが喜んでもらえるように、愛梨が真心こめてお相手しちゃいます♪」



P「...ありがとな愛梨」ナデナデ



愛梨「えへへ♪ほらPさん、あっちに食べ物の屋台いっぱいありますよ、行きましょっ!」



P「わかったわかった、だからそんなに引っ張るなって...」







愛梨の笑顔





やわらか度数 100







−−−−−−







愛梨「ん〜、いい匂ーい♪」



P「本当だな、なんかお腹が空いてくるよ」



愛梨「あっ、りんごあめですよ!おいしそうですね〜♪」



P「りんごあめ好きなのか?」



愛梨「はい、甘くておいしいから大好きですっ」



P「じゃあ食べるか、すみません、一つお願いします」



「あいよっ!はいどうぞ!」



愛梨「ありがとうございますっ、はむっ♡」



P「おいしいか?」



愛梨「はい、とっても甘いですっ♪」



P「ならよかった、ほらあっちにもいろいろあるぞ?見に行こう」



愛梨「はーいっ♪」ギュッ









愛梨「焼きそばもおいしいーっ♪」



P「こら愛梨、口元に青のりついてるぞ」フキフキ



愛梨「んぐっ...ふみまへん...」



P「もっと落ち着いて食べないとのどに詰まるから気を付けろ」

愛梨「ん〜...えいっ!」パシャッ!



「あー残念、やぶけちゃったねぇ」



愛梨「むぅぅ...もう一回お願いします!」



「あいよっ、もう一回ね」



P「愛梨、落ち着いてだ、こういうのは力任せにやっても取れないぞ」



愛梨「わかってますっ!ん〜...やぁっ!」パシャッ!



P「おっ、取れた!」





ポトッ





愛梨「やぁんっ!胸の隙間に落ちちゃった!Pさん取ってください〜!」



P「こーら!こんなところで脱ごうとするなー!」









愛梨「はむっ...ん〜♪やっぱり夏にはかき氷ですねっ!」



P「愛梨はイチゴ味が好きなのか?」



愛梨「はいっ、でもイチゴだけじゃなくてメロンもレモンもブル―ハワイも大好きですよっ♪」



P「あんまり急いで食べるなよ?頭痛くなっちゃうぞ」











愛梨「ん〜...」





パキッ!





愛梨「あっ、壊れちゃった...」



P「力を込めすぎだ、型抜きはゆっくり慎重に...」



愛梨「うぅぅ...難しいです...」



P「今度はもう少し落ち着いてやってみよう、すいませんおじさん、もう一回」



愛梨「よーしっ!今度こそ綺麗に抜いちゃいますっ!」











愛梨「はふっ...このたこ焼きもできたてで...あちゅちゅ...」



P「こらこら、火傷するぞ?ほらジュース」



愛梨「んっ...ありがとうございますっ」



P「ふーふーしてからゆっくり食べろ」



愛梨「はーい♪ふー、ふー...」

愛梨「ふぅ〜♪」



P「疲れたか?」



愛梨「えへへ、ちょっとはしゃぎすぎちゃいました♪」



P「まあ、お祭りだし今日くらいはいいだろ」



愛梨「はい、それに型抜きもできて賞品をもらましたっ!」



P「まあ、売れ残りの花火を押し付けられた感じだけどな...」



愛梨「それでもいいですっ、Pさんに教えてもらってうまく出来たんですからっ♪」



P「うん、愛梨がいいならそれでいいよ」



愛梨「ねえPさん、この花火って今やっちゃダメですか?」



P「ダメってことはないけど、もうすぐ花火始まるぞ?」



愛梨「一本だけですから、ねっ?」



P「まあ近くに水道もあるし...いいか、でも一本だけだぞ?」

パァァァァァ...







愛梨「わぁー、きれーい♪」



P「そうだなぁ」



愛梨「ビューン♪こうやって花火を振ると、光で絵が描けますねっ!」



P「俺も子供の頃によくやったなぁ、でも危ないからあんまり振り回すのは...」



愛梨「わかってます、でも...」



P「どうした?」



愛梨「えへへ♪Pさん、今から愛梨のキモチを光のメッセージにして描きますっ!」



P「キモチ?」



愛梨「はい、すぐで消えちゃいますからしっかり見てくださいね♪」



P「お、おう...」







愛梨「ん〜...えーいっ!」







P「おぉ...」





P(ハートか...)





愛梨「...私のキモチ、伝わりました?」



P「...ああ、しっかり伝わった」







愛梨のキモチ





やわらか度数 150

愛梨「えへへ...あっ!」



P「どうした?」



愛梨「うわーんっ!大事なことを忘れてました!」



P「大事なこと?」



愛梨「よく考えたら今日はPさんにごちそうしてもらってばっかりでしたっ!」



P「別にいいじゃないか」



愛梨「ダメですよぉ!今日はPさんに楽しんでもらうために誘ったんですから!今日は私がごちそうするつもりだったのに...」



P「いや、俺は...」



愛梨「私、なにか買ってきます!Pさんここで待っててくださ...」





ガッ!





愛梨「きゃっ...!」





P「愛梨っ!」





グイッ!





P「大丈夫か?」



愛梨「あ、ありがとうございます...」



P「急に走ろうとするからだぞ、気を付けろ」



愛梨「ゴメンなさい...」





ポツ ポツ...





P「んっ?」





ザァァァァァ...





P「おわっ!降ってきた!」



愛梨「冷たーい!」



P「こりゃヤバいな...走れ愛梨!」



愛梨「は、はいっ!」

ザァァァァァ...





P「ふぅ〜、参った参った...大丈夫か愛梨?」



愛梨「大丈夫です、でも冷たい...」





ピンポンパンポーン♪





『会場の皆様にお知らせします』



『本日予定されておりました打上げ花火は、急な悪天候のため中止となりました』



『誠に申し訳ありませんがご了承ください』



『繰り返しお伝えします...』









P「中止か、まあこんな土砂降りじゃなぁ...」



愛梨「......」



P「どうした愛梨、元気ないぞ?」



愛梨「いえ、別に...」



P「花火なら仕方ないさ、たまたまこういうこともある」



愛梨「...そうですね」



P「...本当にどうしたんだ?具合でも悪いのか?」



愛梨「そうじゃないんです、ただ...」



P「ただ?」



愛梨「...Pさんにお祭りを楽しんでもらうはずだったのに、ちっとも楽しんでもらえなかったなぁと思って」



P「楽しんでもらえなかった?」



愛梨「私ばっかりおいしいものごちそうしてもらって...花火もさせてもらえて...」



愛梨「それなのに...Pさんになんにもしてあげられませんでした...」



愛梨「おまけに打上げ花火は雨で中止になっちゃうし...」



愛梨「せっかくPさんにいい思い出を作ってもらおうと思ったのに...」



愛梨「はぁ...どうしてこうなっちゃったんでしょう...」

P「...愛梨?」



愛梨「はい?なんで...ふにゃっ!?」



P「うりうり〜」



愛梨「い、いひゃいでふ〜!やめひぇ〜...」



P「全くお前ってやつは...」



愛梨「ふぇっ?」



P「俺はもう充分に楽しませてもらってるよ」



愛梨「えっ?でも、私なんにもしてあげてない...」



P「いいや、とんでもないさ」



愛梨「?」



P「愛梨がお祭りを楽しんでるのを見せてもらってるよ」



愛梨「私が?」



P「愛梨がおいしそうに出店の食べ物を食べたり、金魚すくいではしゃいだり...」



P「お祭りを楽しんでる愛梨を特等席で見せてもらってる」



P「それだけで充分だよ、すごく楽しい」

愛梨「Pさん...」



P「それにほら、花火で愛梨のキモチを伝えてくれただろ?」



愛梨「は、はいっ...」



P「...あれもな、嬉しかったぞ」



愛梨「本当ですか!?」



P「当たり前だよ、すごく嬉しかった、あれだけでもこのお祭りに来たかいがあったよ」



愛梨「Pさん...!」





ダキッ!





P「おおっと!こら...」



愛梨「Pさんっ!Pさんっ、Pさんっ♪」ギュウウウウウウウ



P「こら...少し苦しいって」



愛梨「えへへ♪Pさん、聞いてもいいですか?」



P「なんだ?」



愛梨「Pさんのキモチはどうなんですか?」



P「俺のキモチ?」



愛梨「はいっ、私のキモチは伝えましたけど...」



愛梨「Pさんからはまだ言ってもらってません!」

P「むっ...それはその...」



愛梨「...教えてくれないんですか?」



P「あーもう、わかったわかった、教えるよ」



愛梨「はいっ、お願いしますっ♪」



P「それじゃ、耳を貸せ」



愛梨「んっ♪」





P「......」ボソッ





愛梨「...えへへ♡」



P「伝わったか?」



愛梨「はいっ♡」ギュウウウウウウウ



P「ならよかった」



愛梨「Pさーん♪」



P「なんだ?」



愛梨「来てよかったですね、お祭りっ♪」



P「ああ、そうだな」



愛梨「えへへ♡」



P「言い忘れてたけど、その浴衣もすごく似合ってるぞ」



愛梨「ありがとうございますっ♪」ギュウウウウウウ







愛梨のハグ





やわらか度数  500

P「さて、そろそろ帰るぞ愛梨」



愛梨「ん〜、もうちょっと♪」ギュウウウウウ



P「こーら、いい加減にしないと怒るぞ」



愛梨「だってPさんの身体あったかいんですもんっ」



P「もしかして寒いのか?雨で身体冷えたか?」



愛梨「そうです、だ・か・ら、もうちょっとだけこのままで♪」



P「ダメだ、もう行くぞ」



愛梨「えぇ〜?」



P「いつまでもそのままでいたんじゃ風邪引くだろ」



愛梨「むぅぅ...イジワル...」



P「イジワルじゃない、ほら来い」



愛梨「はーい...」



P「あっ、でも帰る前にウチに寄っていけ、ここからならすぐだ」

愛梨「Pさんの家に、ですか?」



P「濡れた身体で歩くのもよくないからな、シャワー貸してやるよ」



愛梨「いいんですか?」



P「ああ、そのあとでタクシー呼んでやるよ」



愛梨「ありがとうございますっ♪あっ、でも...」



P「なんだ?」



愛梨「もう遅いですし、どうせなら今日は泊めてもらってもいいかもしれませんねっ♪」



P「却下だ」



愛梨「えーっ、ダメなんですかぁ?」



P「当たり前だろうが」



愛梨「むぅぅ...久しぶりにお泊りしたかったのに...」









P「そんなのダメに決まってるだろ、シャワーを貸して服を乾かしたらすぐに帰すからな」

チュンチュン...







P「んぅ〜...」パチッ



P「もう朝か...」



P「んっ?なんか柔らかいものにのしかかられて...」



P「...あっ」





愛梨「くぅ...くぅ...」





P「ぬぅぅ...結局泊めてしまった...」



P「すぐに帰すつもりだったのに...」





−−−−−−





愛梨『Pさんのお部屋、久しぶりですねっ』







愛梨『どうせなら、一緒にシャワー浴びます?』







愛梨『もっと近くに寄ってもいいですか?』







愛梨『Pさん...♡』







愛梨『ダメ...このまま...♡』







−−−−−−





P「どうも愛梨に甘えられると弱いなぁ...」

愛梨「ん〜...Pさぁん...もっとぉ...♡」





P「幸せそうな顔して寝やがって...」ムニッ



愛梨「んにゅぅ...ふぁ?」



P「起きたかこいつめ」



愛梨「んんっ...おふぁようごじゃーまふ...」



P「おはよう、気分はどうだ?」



愛梨「んっ...えへへ、Pさーん♪」ギュッ



P「なんだよ、どうした?」



愛梨「朝起きた時にPさんがすぐそばにいてくれるのがうれしくって...♪」



P「おおげさなやつだな」



愛梨「おおげさじゃないです、これってすごく幸せなことなんですっ!」



P「わかったわかった」



愛梨「ねえPさん?」



P「んっ?」



愛梨「昨日言ってくれたこと、もう一回言ってもらってもいいですか?」



P「昨日言ってくれたこと?」



愛梨「ほら、昨日私の耳元で言ってくれた...」



P「んー、なんか言ったっけ?」



愛梨「えぇっ!?忘れちゃったんですか?」



P「ウソだよ、そんな顔するなって」



愛梨「もう〜...イジワル」



P「ゴメンゴメン、ちゃんと言うから許してくれ」



愛梨「えへへ、じゃあお願いしますっ!」



P「...オホン」







P「俺も好きだぞ、愛梨」



愛梨「えへへ、んっ...♡」







愛梨のキス





やわらか度数 1000







おわり



23:30│十時愛梨 
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