2016年07月29日

翠「千秋さんどちらに?」 千秋「さじょう学を学びに」 翠「?」

例の人じゃないです。

例の人に憧れた、ただの佐城さん大好き人です



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翠(さじょう学? 茶道の聞き間違いでしょうか?)





千秋「よろしければ、翠さんも、どうかしら? 体験入学もやっているのよ」



翠「本当ですか!? 行かせてもらいます」



千秋「それじゃあ、着いてきなさい」



翠「はいっ!」



翠「事務所でやってるんですね。知りませんでした」



千秋「さ、入るわよ」



翠「し、失礼します……」



翠(のあさんに、みくさんに、上条さん。えっとあれはウサちゃんロボまで!?)



翠「千秋さん。あれは一体……?」



千秋「しっ! 静かに、もうすぐ始まるわよ……」



翠「す、すいません……」



キーンコーンカンコン



キーンコンカンコン





雪美「皆……、おはよう……」



ペロ「ニャッ!」



一同「おはようございます!」



翠(佐城学ってそういうことだったんですね!)



雪美「今日は……、ペロニング……だよ……」



雪美「ペロ……」



翠(ペロさんが、教壇の上にっ!?)



ペロ「ニャッ、ニャニャニャッ!」



前川「はいっ!」



雪美「みく……どうぞ……」



前川「さっき〜、加蓮ちゃんにネイル塗ってもらんだけど、どうよ?」



翠(今の短い間に、そんな意味がっ! 確かに、ペロさんの爪がカラフルになってますね……)



雪美「さすがみく……。優等生……ね」



みく「雪美チャンのナデナデは最高にゃ〜」



翠(みくさん……、あんなに蕩けきって……)



翠(う、羨ましい……!)

雪美「それじゃ……、次の問題……ね」



ペロ「ニャッ」



普段から、弓道の練習で培われた集中力は伊達ではなかった。



水野翠はそのわずかな動作を見逃すことはなかった。



通常なら猫がただ顔を洗っているだけにしか見えなかっただろう。



しかし、これは違う。これは――。その刹那、水野翠はその手をレイズハンドした。



翠「はいっ」



周囲がざわめき、好奇の視線が翠に降り注ぐ。



しかし、それでも翠はレイズハンドしていた。



雪美「翠……どうぞ……」



そう、あのペロの動作は……。あれが意味することは……。



翠「とりあえず、眼鏡どうぞ」



辺りに沈黙が訪れる。



しかし、翠には絶対の自信があった。



あの動きは眼鏡クイッだ。



雪美「正解……」



翠「やった!」



雪美「頑張った……だからご褒美……ね」



翠「ふわあああああああ」



翠(これが佐城学っ……! 何て奥深いのでしょうかっ……!)



千秋「ようやく辿りつけたようね。歓迎するわ」



翠「千秋さん……!」



好奇の視線は打って変わって、水野翠に向けられる視線は敵対意思へと変わった。



この瞬間、水野翠は好敵手だと始めて認められたのだ……。



雪美「次は……、二人一組……ね」



……………

………

……





李衣菜「あれー、みくちゃんどこ行くの?」



前川「佐城学です」



李衣菜「?」



終りです。







08:30│黒川千秋 
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