2016年08月02日

凛「未央が」卯月「ツッコんでくれない」

作品都合故のキャラ崩壊有。

口調も変なところがあるやもしれません。

苦手な方はブラウザバックをお願いします。



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凛「どういうこと? あの未央がツッコんでくれないなんて」



卯月「なんかその辺のもの拾って食べたんじゃ?」チラッ



未央「……」ズズズ



凛「おかしい。だっていつもなら『誰がそんなことするか!!』くらいのこと言ってくるのにコーヒーを飲んで無視してる……!?」



卯月「凛ちゃん、何か怒らせたんじゃないんですか?」チラッ



凛「卯月こそ、何か心当たりあるんじゃないの?」チラッ



未央「……」



卯月「変だよ。だっていつもなら『二人ともだよ!!』って怒ってくるのに」



凛「もしかして病気かなんかなのかな?」

卯月「よし、未央ちゃんがツッコミやすいように島村卯月、頑張ります!」チラッ



未央「……」



卯月「凛ちゃ〜ん! こんな未央ちゃんが『そんなの頑張らないで!!』ってツッコんでくれません〜」



凛「しかたない。蒼の力を駆使して、ボケのなんたるかを卯月に示すよ」チラッ



未央「……」



凛「そ、そんな……蒼のネタに全く食いつかないなんて……」



卯月「うーん、意地でもツッコませたい」



凛「どうしようか?」



卯月「こうなったら島村卯月、身体張ります!」



凛「ちょっと卯月! どこ行くの?」

数分後



卯月「見てくださいこの恰好を!!」



凛「そ、その恰好は!! 美波の[レディアントヴィーナス]の衣装!!」



卯月「ふふふ、事務所にあった衣装を拝借してきました。その名も『しまむらヴィーナス』です!」ドヤァ



未央「……そういうのやめなよ。サイズ違うから衣装ダメにしちゃうでしょ」



卯月「そ、そんな!! やっと口を開いてくれたと思ったのに!!」



島村卯月(17) 159cm 45kg 83-59-87

新田美波(19) 165cm 45kg 82-55-85



凛「せ、正論だ……確かにスカートそれピッチピチじゃない? これはまずいね」



卯月「うう、はい。すみませんでした。あっ」ビッ



凛「ん? 卯月今……行っちゃったか」

未央「……はあ」



凛「しかし、なんで未央はこんなに無反応になってしまったのだろう」



卯月「そうですね。何が原因かわかれば対処できそうな気がしますね!」



凛「あ、卯月おかえり。さっきの衣装なんだけ」



卯月「何が原因かわかれば対処できそうな気がしますね!」



凛「うん、それはわかったけど衣装」



卯月「何が原因かわかれば対処できそうな気がしますね!!!」



凛「ああ、触れられたくないんだね。うんわかったもう触れない」



未央「プロデューサーには報告しといたから」



卯月「み゛お゛ぢゃ゛ん゛!!!!」



凛「さて、卯月が怒られるのはもうどうでもいいとして、問題は未央だよ」



卯月「り゛ん゛ぢゃ゛ん゛!!!!

凛「うるさいよ卯月。どうせ卯月が畜生発言して怒らせたんでしょ。思い出してよ」



卯月「うう、そんなことないよ。むしろ凛ちゃんがポンコツ発揮して怒らせたんでしょ」



凛「いや卯月でしょ」



卯月「凛ちゃんでしょ」



凛「卯月」



卯月「凛ちゃん」



凛・卯月「じゃあ間を取って未央(ちゃん)」チラッ



未央「……」



卯月「ほらあ、また未央ちゃんに無視されちゃった」



凛「いや卯月が悪いでしょ」



卯月「しょうがありません! 一生懸命何が悪かったのか思い出しましょう!」



凛「そうだね。いがみ合ってる場合じゃない」



卯月「うーん、一月前にあったNG定期会議のことが問題でしょうか」

〜回想〜



卯月「では第282回NG定期会議を行いたいと思います!」



凛「わああ」パチパチ



未央「定期会議そんなやってないでしょ!?」



卯月「何言ってるんですか! 嘘ですよ!!」



未央「何で嘘ついたの!?」



凛「勢いって……大事だと思うよ」



未央「いやいや、完全に意味不明だからね!」



卯月「まあまあ、とにかく今日のテーマは『バナナの黒い部分は必要かについて』です!」



未央「ニュージェネ関係ないよね!?」

凛「はあ、どれだけこれが重要な議題かわかってないんだね未央」



未央「いやわからないよ!!」



凛「ふぅー、しょうがないなあ……うん、卯月、説明してあげな」



未央「今自分でもわかってないからしまむーに投げたでしょ!!」



卯月「いいですか未央ちゃん。『バナナの黒い部分は必要かについて』ですが、なぜ議題に上げるほど重要かと言うと」



未央「言うと?」



卯月「これが気になって私が夜も眠れず昼に寝てしまう生活になってしまうからだよ!」



未央「やばい心底どうでもいい!」



卯月「酷い未央ちゃん!」



凛「そうだよ未央。それは言いすぎだよ」



未央「えぇ〜」



卯月「とにかく、気になるから今日の会議で決着をつけましょう!」



凛「いぇーい!」



未央「なんでしぶりんはそんなにノリいいの!?」





〜回想終了〜

凛「確かに。あの時の未央は機嫌悪かったね」



卯月「でしょ? やっぱり『バナナの黒い部分は必要かについて』じゃなくて『きのこたけのこ戦争終結に向けて』にすれば良かったんだよ」



凛「でも待って。その会議の後も未央はちゃんとツッコミをしてくれてたよ。つまり原因はそれではないんじゃない?」



卯月「あ! そうか。良かった〜。未央ちゃんも『バナナの黒い部分は必要かについて』は必要だと思ってくれてたってことだね!」



未央「金輪際あんなどうでもいい会議開かないで」



卯月「酷い!」



凛「怒ってることは確かだね。でもツッコまない程ではなかった。ツッコミがなくなったのは」



卯月「うーんと、昨日あたりかな?」



凛「じゃあ一昨日に何かあったんだよ!」



卯月「うーんわからないなあ。定期会議は無かったし……」



凛「……もしかして」



卯月「知ってるの凛ちゃん!?」



凛「あれは一昨日の夜、TPのレッスンを終えて帰るところだった」

〜回想〜



凛「プロデューサー。お疲れ様」



モバP「おお凛お疲れー」



卯月「凛ちゃんおかえりなさい!」



未央「あ、しぶりんおかえりー!」



凛「あ、卯月、未央。ただいま。こんな時間まで二人ともどうしたの?」



未央「ふっふっふー! それはねしぶりん。しぶりんを待っていたのさ!!」



凛「え? 私を?」



卯月「そうです凛ちゃん! 凛ちゃんを待ってたんです!」



凛「んーと、なんだっけ?」

未央「ヒント! 今日は何の日?」



凛「今日? うーんと、卯月が縄跳びのゼロ戦ができるようになった日だっけ?」



未央「違う!! 何それ? 初耳だよ!!」



卯月「えへへ」



未央「ああもうよくわからないけどおめでとう! だけど違う!!!」



凛「ええー。じゃあ……ああ!」



未央「お? わかった?」



凛「今日はありすの誕生日だ!」



未央「そ・う・だ・け・ど! ありすちゃんおめでとう!!! だけど違う!!!」

凛「うーん、何だろう……?」



未央「本当にわからない? じゃあ大ヒント! 今日で1年!」



凛「あ、そうか。もう1年か……」



未央「お? 流石のしぶりんもわかったね!」



凛「流石にわかるよ。今日はジャパネットた◯た」の創業者、高◯明社長が退任を表明した日だ!」



未央「違う!!! しかもそれ一昨年!!!」



卯月「それがわかる未央ちゃんもすごいですね!」

凛「ふふ、冗談だよ未央。今日は私たち3人が初めて会った日だよね」



未央「もうしぶりんの意地悪!」



凛「ごめんごめん。中々答えに行きつかない私にイラつきながらもツッコんでくれる未央が愛おしくてついね」



未央「何それ! 愛情が歪んでるよ!!」



卯月「感動だね」



未央「どこに感動場面があった!?」



凛「さしずめ今日は3人が初めて会った日記念! なんでご飯に行こう! ってところでしょ?」



未央「う、うん。そうだけど、ちょっと怖くなってきたよ」



凛「私も2人にプレゼント用意して来たんだ。ご飯食べ終わったら渡すから行こうよ」



未央「え? 本当しぶりん?」



卯月「考えることは3人とも同じですね!」



凛「え? じゃあ2人も?」



未央「ふっふっふ! これは熱い絆を感じるね! しぶりんはちょっと怖いとこあるけど。とにかく、ご飯に行こう!」





〜回想終了〜

凛「その後なごやかに食事を終えてプレゼントを渡したんだよね」



卯月「はい! 私も未央ちゃんもその場で開けましたね!」



凛「その瞬間、未央の顔が強張ったのを私は見逃さなかった」



卯月「え? こんな素敵な曼荼羅Tシャツを見てですか!?」マンダラ



凛「そうなんだよ。3人で御揃いにしようと思ってあげた曼荼羅Tシャツを見て強張ったんだよ」マンダラ



卯月「私なんて即日着て事務所に来ましたよ! 何故かプロデューサーさんに叱られましたけど」



凛「うん、だから私のそのプレゼントが宗教上気に入らなかった可能性があると思うんだ」



卯月「なるほど。ありえますね!」

凛「でもちょっと待って! 厳密に思い出してみると、未央がツッコまなくなったのって昨日の午後レッスンの後、15時くらいじゃない?」



卯月「確かに! レッスン中未央ちゃんに「しまむーブリッジしながらすごいスピードで近づいて来ないで!! 悪霊か!!」って言われました!」



凛「んー、15時頃、事務所に戻って疲れた体を癒すためにおやつを食べてたんだよね」



卯月「はい。そこで飲み物を私が持って行きました」



凛「飲み物は私と卯月が紅茶、未央が志希特製【ツッコマナクナール】を飲んだんだよね」



卯月「はい、それでおやつを食べてる際に未央ちゃんが「うん? なんかいつもと紅茶の味が違うな」って言い出したんですよね」



凛「それからだよ。未央がツッコまなくなったのって!」



卯月「じゃあ! 未央ちゃんが飲んだ志希ちゃん特製【ツッコマナクナール】が原因!!」



凛「俄かに信じられないけど、そうとしか考えられないよ」

卯月「そんな。じゃあ未央ちゃんは今後ずっとツッコんでくれないんですか?」



凛「いや、ここに偶然志希特製【ツッコミタクナール】がある。これを飲ませれば中和されるはずだよ」



卯月「さっすが凛ちゃん! さあ未央ちゃん! これを飲んでください!」



未央「はあ? そんなあからさま怪しい薬飲むわけないでしょ。コーヒーもあるし」ズズズ



凛「そんなこともあろうかとすでにコーヒーに入れておきました」



未央「ブバァ」



卯月「うわ、未央ちゃん汚いです」



未央「何が汚いだよ!! しまむーたちのやり口と心の方がもっと汚いよ!!」



凛「未央!」パアァ



卯月「未央ちゃん!」パアァ



未央「いや〈パアァ〉じゃないよ!! 薬入れるとか何考えてるの!!!」



凛「それは未央の為だよ。このままだと未央、ツッコミ力が落ちてそのうち衰弱死するところだったんだよ?」



未央「するかボケ!」



卯月「やった! やっと私たちの未央ちゃんが帰って来たんですね!」



凛「うん。私たちの大好きな未央が帰って来たんだ!」



凛・卯月「さあ! 存分にツッコんで!!」



未央「やってられるか!!!」





終ジェネレーションズ



21:30│本田未央 
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