2016年08月30日
フレデリカ「おじゃましまーす♪」乃々「!?」
フレデリカ「よいしょ」モゾモゾ
乃々「ふ、ふれ……ふれっ!?」ビク
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フレデリカ「ふれ? フレちゃんはフレちゃんだよ?」
乃々「あ、あぅ……」
フレデリカ「ん……んー、乃々ちゃんもう少し詰めて〜」
乃々「つめっ、え、えっと……あの……は、はい……」モゾモゾ
フレデリカ「ぐらしあーす☆」
乃々「どうしてスペイン語……」
フレデリカ「よいしょ!」ポスン
乃々「……あ、あの……」
フレデリカ「わぁ〜……これが机の下かぁ」
乃々「話を……」
フレデリカ「話? 何のお話する〜? あっ! フレちゃんが幻影旅団に入ってた時の話しよー☆」
乃々「入ってたんですか……しないです……」
フレデリカ「イタチさんの好きなモノ何だと思う? キャベツなんだって〜! ウサギみたい!」
乃々「それ暁です……お話聞いてください……」
フレデリカ「えへへ、ごめんね? なーに?」
乃々「な、なーにって……」
フレデリカ「んー?」
乃々「その、どうしたんですか……いきなり」
フレデリカ「いきなり? ステーキ? フレちゃん今はステーキよりモンブランが食べたーい!!」
乃々「私は、ショートケーキが、食べたいです……ではなくて……!」
フレデリカ「えぇー? ショートケーキもいいと思うけどな〜……あっチーズケーキでもいいかも! 周子ちゃんに買ってきてもらっちゃおー! ガトーショコラとショートケーキ!」
乃々「そ、そうでもなくて……!」
フレデリカ「乃々ちゃん食べないの? ショートケーキ!」
乃々「……食べますけど」
フレデリカ「だよねー♪」
乃々「っ……それで……! いきなりどうしてここに来たんですかぁ……」
フレデリカ「えっ、あれぇ? 連絡してなかったっけ?」
乃々「連絡……? もらってないんですけど……」
フレデリカ「矢文で」
乃々「どの時代に生きてるんですか……」
フレデリカ「ところで、ところで乃々ちゃん!」
乃々「なんですか……?」
フレデリカ「アタシね、いつも思ってたんだ」マジデリカ
乃々「……? はい……」
フレデリカ「乃々ちゃんのこと見て、不思議に思ってた」マジデリカ
乃々(真面目なお話かな……?)
フレデリカ「……言うよ?」マジデリカ
乃々「は、はい」
フレデリカ「もし乃々ちゃんが傷ついちゃったら、ごめんね」マジデリカ
乃々「……はい」
フレデリカ「……」
乃々「……」ドキドキ
乃々(真面目なフレデリカさん、何だか綺麗――――)
フレデリカ「プロデューサーの足って臭くないのかな!?」フレデリカー
乃々「」パシッ
フレデリカ「どわーっ!? ナニコレキノコ!!」
乃々「……」ムス
フレデリカ「これ食べれるかなぁ?」マジマジ
乃々「だ、だめです……輝子さんに怒られます……」
フレデリカ「輝子ちゃん? わーおそれは大変だね〜」
乃々「で、ですから……かえして……」
フレデリカ「ヒャッハーモードに入ったらフレちゃんもシルブプレモードで対抗しなきゃいけなくなっちゃうからね〜」
乃々「……か、かえして……」クイクイ
フレデリカ「はい、どーぞ!」ギュッ
乃々「っわ……ありがとうごじゃ、ございます……」
フレデリカ「ごじゃいます?」
乃々「……ございます」カァ
フレデリカ「乃々ちゃんも噛むことあるんだね〜、一緒に滑舌のトレーニングするー?」
乃々「しないですけど……」
フレデリカ「そんなこと言わずに〜♪ せーのっ! あ・い・あ・う・あ・え・あ・お!」
乃々「え、え、え……あっ、あ、い、あ、う、あ……え、あ、お……」
フレデリカ「ここで好きなフルーツを一つ! めろ〜ん♪」
乃々「え、えぇ、えっ……あ、あ! いちご……」
フレデリカ「よくできました〜♪」ナデナデ
乃々「ぁ、う、うぁ」
乃々「……」ムス
フレデリカ「んー?」
乃々「……」ムスス
フレデリカ「んん〜?」
乃々「なんですか……」
フレデリカ「乃々ちゃん、何だかフキゲン? あっ、フキゲンってコラーゲンみたいだね〜体に良さそ〜」
乃々「不機嫌なんかじゃ、ないです……ふん」
フレデリカ「でもフキゲンはダメだよ〜アタシは笑ってる乃々ちゃんが好きー!」
乃々「……真面目なフレデリカさん、素敵だと思ったのに……」
フレデリカ「えっ」
乃々「えっ」
フレデリカ「……」
乃々「……あれ? 口に出て……あ、あれ、あれっ」カァ
フレデリカ「……乃々ちゃん」
乃々「……な、な、なんですか……」
フレデリカ「今のはガードが堅いコも落とせるよ! キュンってきた!」
乃々「……」
フレデリカ「? めるし〜ぼくー……?」ツンツン
乃々「……そういう素直な所もずるいんです……」
フレデリカ「お〜〜? 何だ何だ! さては乃々ちゃん、フレちゃんを落としにキてるなー?」
乃々「ち、ちがいま」
フレデリカ「安心して! 既にフレちゃんは乃々ちゃんラビューだよ! ラビュラビュ〜♪」
乃々「……も、もうしらないです」プイ
フレデリカ「ん〜? むこう向いてどうしたのー? 宇宙人でもいた!?」
乃々「いないですよ……」
フレデリカ「交信しないとっ……! みょんみょんみょん……」グルグル
乃々「なにやってるんですか……」
フレデリカ「乃々ちゃんにテレパシー送ってるの!」グルグル
乃々「……交信じゃないんですか……」
フレデリカ「交信はできたよー? こずえちゃんと♪」
乃々「えっ」
「ふわぁ」
乃々「えっ」
フレデリカ「ねっ?」
乃々「えっ」
フレデリカ「みょんみょん……聞こえますか……聞こえますか森久保乃々さん……」グルグル
乃々「……」
フレデリカ「今……あなたの心に呼びかけています……」グルグル
乃々「……」
フレデリカ「わたくし宮本フレデリカ……どうか乃々ちゃんの笑顔が見たいです……」グルグル
乃々「……え、えがお……」
フレデリカ「はい……笑顔です……こういうやつです……」
フレデリカ「」ニパー☆
フレデリカ「これです……」
乃々「は、はぁ……」
フレデリカ「もう一度……やりますか……?」グルグル
乃々「い、いえ……大丈夫です……」
フレデリカ「」ニパー☆
乃々「えー……」
フレデリカ「やりたかったので……やりました……」グルグル
乃々「そうですか……」
フレデリカ「どうか……乃々ちゃんの機嫌を取り戻したいです……」グルグル
乃々「……そ、そうですか……」
フレデリカ「何でもはしないけど……何でもお話だけは聞きます……」グルグル
乃々「え、えぇー……」
フレデリカ「ということで、どうかなっ!?」
乃々「……どうって……言われても……」
フレデリカ「だめかなぁ」
乃々「とくに、聞いてほしいお話は……」
フレデリカ「うーん……うぅー! シューコちゃんに子供との接し方教えて貰えばよかったー!」
乃々「こ、こども」
フレデリカ「……はっ! ぴこーん! 閃いた〜♪」
乃々「自分で言うんですか……ぴこん……」
フレデリカ「……ぴこん! ぴここーん!」
乃々「……ぴ、ぴこーん」
フレデリカ「ぴこーん! ぶわぁ! ぴこんぴこーん!」
乃々「……ぴこん……ぶ、ぶわ……ぴ、ぴこーん……!」
フレデリカ「イマダー!」ガバッ
乃々「ぴっ!?」
フレデリカ「フレデリカホールド〜♪」ギュ
乃々「わ、っわ!?」ジタバタ
フレデリカ「からの〜」
乃々「か、からの……からの……えっ!?」
フレデリカ「……」ピタッ
乃々「……えっ」
フレデリカ「……」ジー
乃々「……」
フレデリカ「……」
乃々「……ふ、ふれでりかさ」
フレデリカ「コレダー!」ナデナデ
乃々「ふれっ!?」
フレデリカ「フレデリカ……! フ、フレデ……う〜ん…………フレデリカなでなで〜♪」
乃々「な、なにするんですかぁ!」
フレデリカ「ほら〜シューコちゃんっていっつもこずえちゃん撫でてるでしょー?」
乃々「わ、わたしはそんな、こずえちゃんほどちっちゃくないですぅ……!」
フレデリカ「今だってしてるよ!」
乃々「えっ?」チラ
周子「……」ギュ
こずえ「……」
周子「……」ナデナデ
こずえ「……」
周子「……」ギュー
こずえ「……しゅーこー……あめー……」
周子「あーん」
こずえ「あー……ん」パク
周子「……」ナデナデ
こずえ「うむー……ほめてつかわすー……」ナデナデ
周子「有難き幸せ」
フレデリカ「ね?」
乃々「……暑そう……」
フレデリカ「フレちゃん達も二人みたいに熱々になろー?」
乃々「……」
フレデリカ「お?」
乃々「……や、やです……」ペシペシ
フレデリカ「へぶ、ぷぁ、ほあぁ」
乃々「もう……抱きついても……撫でても……好きにしていいですけど……」
フレデリカ「ホント!? 乃々ちゃんもしかしてフレちゃんのこと好きなの……!?」
乃々「そ、それは……もちろん……すきです」ボソ
フレデリカ「すき焼き? 食べたいの?」
乃々「ち、ちがいま……! も、もう……!」
フレデリカ「えへへ、冗談〜♪ 私も乃々ちゃんのことすき! 大好き〜♪」
乃々「……う、うぅ〜……」
フレデリカ「ラビュ〜♪」ナデナデ
乃々「も、もう……暇なら……暇ならあっち行けばいいじゃないですか……」
フレデリカ「え?」
乃々「暇だから、来たんじゃないんですか……?」
フレデリカ「え、違うよ!」
乃々「……じゃ、じゃあなんだって言うんですか……」
フレデリカ「んー? あっ!」
乃々「……?」
フレデリカ「乃々ちゃんそういえば!」
乃々「なんですか……?」
フレデリカ「今日、誕生日じゃない!?」
乃々「……あっ、そういえば……」
フレデリカ「全然気が付いてなかった〜♪ おめでとう〜!」ナデナデ
乃々「え、あ、え……え、えへ……」
フレデリカ「知ってたらなー! 知ってたら誕生日プレゼント買ってきて……はっ! こ、これはナンダー!?」ゴソゴソ
乃々「……へ?」
フレデリカ「コ、コレハー! こんなところにガトーショコラとチーズケーキとショートケーキがー!」
乃々「え、えっ」
フレデリカ「乃々ちゃんが食べたいって言ってたショートケーキまで……! ナ、ナンテコッタァ……!」
乃々「あ、えと、えっ……えっ」
フレデリカ「これはプレゼントするっきゃない! 乃々ちゃん!」
乃々「は、はい……!?」
フレデリカ「改めてー! お誕生日、おめでと〜♪」
乃々「……フ、フレデリカさん……」
フレデリカ「ほら〜早くケーキ食べよー♪ フレちゃんはガトーショコラ!」
乃々「……」
フレデリカ「チーズケーキはー……シューコちゃんとこずえちゃんにあげよー!」
乃々「……」
フレデリカ「ほら、乃々ちゃん!」ギュ
乃々「わっ……!」
フレデリカ「あっち行こ♪ フレちゃんが連れてってあげるよ〜♪」
乃々「……は、はい……!」
フレデリカ「シューコちゃーん! チーズケーキだよー!」
周子「え? 唐突すぎない? てかどこいたん」
フレデリカ「ここじゃないどこか〜♪」
周子「何も分からんわぁ」
こずえ「ふわぁ……ののー……たんじょーび、おめでとー……」
周子「あっ乃々ちゃんだ、誕生日おめでとー」
乃々「あ、ありがとう、ございます……」
フレデリカ「ショートケーキが乃々ちゃんでー、ガトーショコラとチーズケーキがアタシ達のだよー!」
周子「三人で二つ? こずえちゃん、フレちゃんの分たくさん貰っていいよー」
フレデリカ「やだシューコちゃん鬼畜〜♪」
こずえ「ほんとー……? やったー……」
フレデリカ「鬼畜姉妹〜♪」
こずえ「ふれでりか……すきー……」
フレデリカ「うわぁ天使だコレ!」
周子「せやろ」
フレデリカ「いっぱい食べて〜♪」
乃々「……フレデリカさん、やっぱりズルイです」
フレデリカ「んー? なーにー?」
乃々「……なんでもないです!」
おしり