2016年09月09日

幸子「た、助けてください…!」小梅「さ、幸子ちゃん?」輝子「本当なのか?」

前作 幸子「三人で!」小梅「え、映画…」輝子「見たぞ。」

はじめにデレマスのSSです。作者独自の解釈や地の文があります。

またホラー要素を含みますのでご注意下さい。更新頻度はご了承ください。



今作は以下の続き物になります。それでは、よろしくお願いします。





http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1463069746/



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1463248977



幸子「ふぅ…今日は災難でしたけど、最後は楽しかったですね…」



幸子「お二人には、お礼を忘れず事務所で伝えるとして…ふぁあ……」



幸子「っ…はぁ…まだ早い気はしますけど、疲れましたし休みましょう…」



幸子「Zzz……」スヤァ…



〜〜





幸子「…… !」パチッ



幸子「? あ、れ…ここ、ボクの部屋じゃない……夢…?」キョロ、キョロ



幸子「どこかの駅…でしょうか? でもボク以外、人ひとりいませんが…」



??「〜〜間もなく〜……線……駅停まりの電車が四両編成で参ります。」



??「…危ないですから、黄色い線の内側までお下がりください。」



幸子「…アナウンス、普段聞きなれているはずなのに、不気味ですね…」



―ガタンゴトンッ…ガタンゴトンッ…

〜〜



??「ああ、お客様…こちらにご乗車されますと非常に恐ろしい体験を致します。」



??「全てお客様の自己責任となりますので、ご了承いただいた上でご乗車下さいませ。」



幸子「!? そ、そんな電車にボクは乗りませんよ! は、早く行ってくださいっ!」



??「……」



??「…」



幸子「…?」



??「……お客様? お客様……ヒッ、ヒヒ…ヒヒヒッ! アア、ハハハッ!」



幸子「ひ、ひぁ!」ビクッ!





??「…アアアッ、クソクソクソクソッ…!」ブツブツブツ…



プシュ〜バタンッ…ガタ、ンゴト、ンッ、ガタンゴトンッ……―





幸子「ひっ、なん、何なんですかもう……なんで、ボクばかり、あぅ…」グスッ…

〜〜



幸子「…はぁっ…で、電車は見えなくなりましたけど…このまま、ボクは…?」ゾッ…!



幸子「(う、ぅ…あ…っ! ここって結局どこなんでしょう…か、帰れますよね…)」トテトテ…



幸子「! き、きさらぎ…きさらぎ駅? (ま、まずは検索して…携帯は)」ガサゴソ



幸子「(……? エラー…そんなはず…ど、どうして? ボク一人じゃ何も……)」



幸子「! そうでした…! で、電話で、小梅さんか輝子さんに連絡出来れば…!」」





プルルルルッ…プルルルルッ…プルル―ガチャッ!



小梅「もし―」



幸子「あ! 小梅さんですか! 電車が、あの、夢? 帰れなくて、きさらぎ駅―」



小梅「??? さ、幸子ちゃん?」



幸子「あ、ぁっ…た、助けてください…! ひっ、っ…小梅さん、小梅しゃん……」ポロポロ…



小梅「ね、落ち着いて? ゆ、ゆっくりで、いいよ。幸子ちゃんのお話、ちゃんと聞くよ?」

〜〜



幸子「〜〜」カクカクシカジカ……



小梅「ごめんね…? 不安で怖かったよね…でも、大丈夫…! 私が傍にいるよ…」



幸子「…あ゛り、ありがどうございまず……頼ってばかりで、ごめんなさい…!」



小梅「(! 電話の向こう、悪意が…)幸子ちゃん、いつもの幸子ちゃんなら必ず…」



―お〜〜い!



幸子「あ! 小梅さん、駅の向かい側に輝子さんがっ! 助けに来て下さったみたいですよ!」パァッ



輝子「親友、大変だったな。ひ、一人じゃ危ないぞ? 一人で、そんなところで。」



小梅「……(輝子ちゃんが、幸子ちゃんを助けに…? 連絡、まだしてない…! )」



幸子「輝子さん、流石です! カワイイボクを救いに颯爽と現れるなんて憧れます!」



輝子「さぁ、こっちに出口があるんだ。だから、いったん降りてこっちまで来れるか?」



幸子「ええ! いき―」



小梅「ダメ! 幸子ちゃんいかないで!!」



幸子「!?」ピタッ……



輝子「……」



幸子「…こ、小梅さん?」



小梅「(ほ、本当に、目の前にいるの…輝子ちゃんで合ってる…? )」



幸子「え、それは…輝子さん以外の誰か、ってことですか…?」



輝子「…な、何を言ってるんだ? 親友、早く一緒に帰るぞ?」



小梅「(幸子ちゃんを誘ってるのかも…ゆ、油断しないで…! )」



幸子「……あ、あの。輝子さんが、こちら側に来れま―」



輝子「いけない。」



幸子「…え?」



輝子「動けない。そっちに向かう……が、ない…なくな、った…」



幸子「は……? ぁっ…ひぇ(か、片足が、輝子さんの足が…! )」ビクッ



輝子「……う…せ……だ…」ボソボソ…



幸子「輝、子、さん…?」

〜〜



輝子「…親友のせいだぞっ!!」



幸子「はひっ!」チョロ…



小梅「(幸子ちゃ―)」カツンッ、ツ――



輝子「邪魔した、じゃました…トモダチは消えた、死んだ…」



幸子「な、何を言って…ボ、ボクが、ボクが何をしたっていうんですかっ!」



輝子「フヒヒッ…ヒッ…力、足りない、勝てない…次は…ツギは、つぎは!」



輝子「次はない、ない。ナイ、逃がさ無い…つぎが最後…!!」



幸子「そ、そんな…なんで…? なん――」



〜〜





幸子「!」ハッ!



―ヴーヴー…ヴー



幸子「ゆ、夢…!? あれが…あれが夢でしょうか…?」



幸子「…終わりに、つぎが最後…って。」ブルッ



幸子「! あ。つ、次が…? (その前に何かが……映画の時に、あの偽物の…?)」



幸子「ぅ、うぅ…小梅さん、輝子さん…プロデューサーさん…! あぅ…」グス、ポロポロ…

〜〜



P「ん……ここ、どこだ? …暗いが、どこかの駅、だろう。」



P「(川島さんと一緒に上がり続けた階段の先で、まさかこうなるとはな…)」



P「(肝心の川島さんは、いつの間にか行方を暗ますし…はぁ…)」



P「ってここ、無人駅か…? ん〜…き…きさらぎ駅…? …前後の駅は表記すらないのか。」



P「面倒臭いが線路沿いに伝って歩けば、いずれ建物か何か見つかるだろ…」スタスタ…







P「はぁ、はぁっ…かなり歩いたはずなんだが、風景が変わる様子が全くないな…」



P「…ん? なんだ…? 何か近付いてくるぞ…」



―ブヴヴヴゥゥンッ……



瑞樹「! あら、奇遇ね。今日はごめんなさいね、途中で急用が出来たの。」



P「あ、川島さん! 車運転されるんですね…ってそれより、心配しましたよ!」



瑞樹「わかるわ。大変でしょう? お詫びに車で送るわよ。」



P「よろしいですか? いやぁ、助かりました…それに、タイミングがよかったですね。」



瑞樹「ええ、よかったわ。」



P「…あの、ところで、ここって今どこか分かりますかね?」



瑞樹「ええ、わかるわ。」



ブ――ンッ……―



おわり



21:30│輿水幸子 
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