2014年05月17日

小鳥「え?美希ちゃんがぐれてるですって?」

春香「そうなんです、美希がぐれてるというか、拗ねてるというか・・・」



小鳥「具体的にはどんな感じなの?春香ちゃん」



春香「いつもの美希なら、プロデューサーさんが一緒だったらベタベタするはずなのに、全然しなかったり、プロデューサーさんがいつもみたいに   体調の確認してるときもいつもなら、「ハニーが一緒だから今日は元気なの!」っていうのに今日は「・・・別に大丈夫なの」って・・・」





小鳥(あぁ・・・又プロデューサーさんがなにかやったんだなぁ・・・)



ガチャ



P「ただいま、営業から戻りましたー」



小鳥(噂をすれば・・・)



小鳥「おかえりなさい、プロデューサーさん。ちょっといいですか?」



P「はい?なんですか、小鳥さん」

小鳥「春香ちゃんから聞いたんですけど、美希ちゃんの様子が変だとか」



P「あぁ・・・そうなんですよね、今日の美希なんかおかしいんですよ」



P「ベタベタしてこないのは、色々と助かるのですが、会話もそこまでですから、やりにくいんです・・・」



小鳥「プロデューサーさん、美希ちゃんになんかしました?」



P「ん〜・・・いえ、思い当たるフシは・・・」



小鳥(てことは、別のこと?)



小鳥「春香ちゃん、美希ちゃんの態度って春香ちゃんたちにはいつもと同じ?」



春香「そうですね、二人で話してる時はあんまり変わった感じはしませんでした」



小鳥(やっぱり、この人が知らぬ間になんかやらかしたのね)

P「俺なんか、美希にしたっけなぁ・・・」



ガチャ



律子「ただいま戻りましたー」



小鳥「お疲れ様ですー」



律子「どうしました、プロデューサー殿。そんな難しい顔して」



P「いえ、実はカクカクシカジカアイドルマスターワンフォアオール15ニチハツバイ」



律子「へぇ・・・そんなことがあったんですね」



律子「まぁ、原因はどうあれ、アイドルと連携取れないのは辛いので、早く機嫌を直してもらってくださいね」



小鳥「私も色々手伝いますから、原因探っていきましょう」



P「わかりました、小鳥さんありがとうございます」





ガチャ



美希「ただいまなのー」



「「「おかえりー」」」



美希「ハニ・・・春香ー駅前においしいスイーツ見つけたから、今度一緒に食べに行くの」



小鳥(今ハニーって言おうとしてた・・・やっぱりプロデューサーさんがやったのねー)



春香「ほんと?それじゃ、今度みんなで行こうね」



小鳥「やっぱりプロデューサーさんに非がありそうですね」ボソボソ



P「えぇー・・・」ボソボソ



小鳥「とりあえず、なんでもいいので、機嫌をとってください」ボソボソ



P「んー・・・!ちょっと出かけてきます!」ガチャ バタン



春香「どうしたんだろうね、プロデューサーさん」キョトン



美希「・・・知らないの」プイッ

エットサッキイッテタノハココラヘン・・・アッタ!コレダナ、スイマセンコレヲ16個クダサイ、8000エンデスカ、ハイ  ヨシハヤクモドロウ



P「ふぅ、ただいまー」ガチャ



「「「「おかえりなさーい」」」」



P「美希、これで機嫌直してくれないか?」



美希「さっき駅の所で見つけたやつなの!」



春香「これがさっき言ってたやつ?」



P「これで許してくれるか?」



美希「んー・・・!!」ピコン



美希「許してあげてもいいけど、ハニーなんで怒ってるか分かってるの?」



P「う・・・それは・・・」



美希「やっぱりわかってないの、許してあげないの」



美希「・・・こうでもしないと気づかないの、ハニーは鈍感だから・・・」ボソッ



P「ん?いまなんか言ったか?」



美希「・・っ!なにも言ってないの!」



律春鳥(やっぱり鈍感だなぁ・・・)





鈍感といいつつ気づくPさんマジカッケーッス



カコカコカコ ピッ  ピロン





P「ん?メール?」ピッ



『いつも言ってるのに気づかないハニーなんて嫌い!』



テレビ「最近は草食系だとか、恋愛から離れてるおt・・・」



P「ハハ・・まさかな・・・」ピロン



P「ん?・・・またか」ピッ



『そのまさかなの!ベーッだ!』



P「!!」



P『・・・いままで気づかなくてごめん』



P『でも、俺達はアイドルとプロデューサーだから、そういうのはダメなんだ』ピッ



ピロン



美希『じゃぁ、アイドル辞めたら付き合ってくれるの?』



P『そういうわけじゃないけど、少しは考えると思う』ピッ



美希『それじゃトップアイドルになって辞めたらもっと考えてくれる?』ピッ



P(・・・トップアイドルか)

P(・・・トップアイドルって言われると春香のあの言葉が出てくるなぁ)



・・さん



・・サーさん



プロデューサーさん!



P「!!」ハッ



春香「もう、こんな所でボーっとしないでくださいよ!私たちの最後のライブなんですから!」



P(春香のあの言葉が本当に現実になるとはな)



千早「思い出にでも浸っていたんですか?」クスッ



美希「最後にいつもみたいに言って欲しいの」



真「ほんと、ここまでこれたのはプロデューサーのおかげなんですから、最後までしっかりしてくださいね」



響「ほら!早くするさー!」



P「えっと・・・それじゃ」



「ナムコプロー!ファイトー!」



「「「「「「「「「「「「「オーッ!!!!」」」」」」」」」」」」」」



P「みんな行ってこい!」



『Are you ready Im Lady』ワーッ



ピッ



??「ただいまなのー、また見てたんだね」



P「あぁ、もうあれから2年経つからな」



??「私はね、あなたとのあの約束があったからトップアイドルまで頑張れたんだって思うの」



P「あぁ、あの約束か。あの時は本当に気づかなかったよ、美希」



HAPPY END



ちなみに



美希「ところで、あの時美希が怒ってた理由ハニー知ってる?」



P「ん?おれが鈍感だったってことじゃないのか?」



美希「ぶっぶー、正解は美希のおにぎりを勝手に食べちゃったことでした」





おわり



17:30│星井美希 
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