2016年09月20日

モバP「楓さんとの日々」


・急造したので誤字脱字が目立つかもしれません、申し訳ありません。

・話の都合上、時系列がバラバラなのをご了承下さい。







SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1457582713





[楓さんとパソコン]



楓「……」カタカタ



ガチャ



P「あれ、楓さん、パソコン使って何してるんですか?」



楓「あっ、何でもないですっ」カチカチッ



P「……今、何かしてましたよね」



楓「いえ、本当に何でもないですから……」ガラガラ



P「ちょっと、椅子に座ったまま何処かに行かないで下さい」



P「……それなら、履歴を調べても大丈夫ですよね」カチカチ



楓「あ、あぁ……」



P「……楓さん」



楓「はい……」



P「事務所のパソコンで、お酒の通信販売のページなんて見ないで下さい」



楓「ごめんなさい……」シュン





[楓さんと駄洒落]



楓「おはようございます」



P「おはようござ……楓さん」



楓「はい」



P「どうして……法被を着ているんですか」



楓「今日は月曜日ですからね」



P「別に、祭りとかは無かったと思いますけど……」







楓「ハッピーマンデー、ですね……うふふ」



P「えっ……」



楓「法被を着てハッピーになりましょう……ふふっ」



P「は、はぁ……?」



P(……今日、普通に平日なんだけれど)





[楓さんとこたつ]



楓「……こたつのみかん、無くなっちゃいましたね」



早苗「外の段ボールにまだあったはずよね」



楓「……」



早苗「……」







楓「ここは年長者の貫録を見せる所ですよ」



早苗「ここは人生の先輩に奉仕する場面よ」



楓「早苗さんって、姉御肌って感じですよね」



早苗「楓ちゃんって、才色兼備って言葉が似合うわよね」



楓「気遣いの出来る大人の女性って良いですよね」グググ



早苗「その台詞、そのまま返してあげるわ」グググ



P(……あれがこたつの魔力なのか)





[楓さんとコーヒー]



楓「……」コポポポポ



楓「……」フーフー



楓「……」ズズッ



楓「に、苦いっ」



P「……何してるんですか?」



楓「……プロデューサーの気持ちになるですよ」ウゥ…



P「仁奈の真似はいいですから」



楓「……」



楓「プロデューサーがいつもコーヒーをブラックで飲んでいるので」



楓「そんなに美味しいのかな、と思って飲んでみましたけれど……」



楓「大人しく、ミルクと砂糖を入れます……」



P「そうして下さい」





[楓さんと駄洒落 その2]



楓「こんにちわ、プロデューサー」



P「あれ楓さん、今日は休みだったと……それは」



楓「比奈ちゃんに手伝って貰って、作ったんです」



P「……どうして、リグ・シャッコーなんですか?」



楓「プロデューサー、今日が何の日か分かりますか?」



P「今日は別に何も無かったと思いますけど……」







P「……まさか、『赤口』ですか?」



楓「赤口の日に、シャッコーを持ってきました……うふふっ」



P「……」



楓「では、お疲れ様です」ペコリ



P「お、お疲れ様です」



バタン



P「……」



P「何をしに来たんだ、楓さん……」





[楓さんと大人の自覚]



楓「この世紀末歌姫、高垣楓が相手よ!」バッ



千佳「みんなの為に、ラブリーチカは負けないよっ!」



ありす「……」





ありす「……楓さんは、ちょっと子供っぽすぎませんか?」



楓「あら、どうしたのありすちゃん?」



ありす「橘です……時々、楓さんが本当に大人なのか疑わしいです」



楓「これでもお姉さん、ちゃんと大人として成長してますから」ウフフ



ありす「例えば何ですか?」



楓「お酒が飲める」フフン



ありす「それは20歳を超えれば誰でも飲めます」



楓「選挙にも行けるわね」



ありす「それも年齢が基準になっている話です」



楓「成長という話だと……身長が大きい」



ありす「うっ、それは……確かに」



ありす「……胸はあまり成長していないみたいですけど」ボソッ







楓「ありすちゃん?」ギュムギュム



ありす「い、いひゃいです! ごめんなひゃい!」



モバP(小学生に大人気無いな……)





[楓さんとコンビニ]



楓「すみませんプロデューサー、車を止めて貰っても良いですか?」



P「どうかしましたか?」



楓「コンビニに寄りたいのですが、良いですか?」



P「はい、良いですよ」



楓「では、行ってきます」







楓「……」トボトボ



P(あ、楓さん帰ってきた……あれ)



P「楓さん……どうしたんですか?」



楓「……レシートを、貰えませんでした」



P「え?」



楓「時々、お釣りだけを渡される店員さんが居るんです」



楓「その時に勇気を出して『レシートも下さい』と、言おうと思っているんですが……」



楓「今回も、言えませんでした……」ズーン



P「あぁ……分かります」



P「向こうも気遣いでやってると思うと、言い出せませんよね」



楓「……」コクリ



P「まあ……元気出して下さい、次ですよ次」



楓「はい……」シュン





[楓さんと駄洒落 その3]



楓「おはようございます、プロデューサー」



P「おはようございます、楓さん」



P「今日から3月ですね」



楓「えぇ、そうですね……」







楓「マーチに待った3月、ですね……ふふふっ」



P「……えっと」



P(今のはまさか、『March』と3月を掛けてるのか?)



楓「プロデューサー?」ワクワク



P「……80点です」



楓「やりました、高得点ですね」ウフフ





[楓さんと終業後]



P「……」カタカタ



P「……楓さん、こんな時間まで残ってどうしたんですか?」カタカタ



楓「今日は、久々に飲みたい気分なんです」



P「そんな事言って、昨日も川島さんたちと飲んでましたよね」



楓「バレてましたか」ウフフ



P「事務所であれだけ盛り上がっていれば嫌でも分かりますよ……」



楓「でも、今日も赤提灯が私の事を呼んでいると思うんです」



P「いえ、呼んでいないと思います」



楓「そんな意地悪な事を言わずに、行きませんか?」



P「まだ仕事中ですから」



楓「仕事よりも、居酒屋の方がわーくわくすると思いますよ……ふふ」



P「まったく……貴方は駄洒落とお酒の話しか出来ないんですか?」ハァ



楓「温泉に行きたい、という話も出来ます」フフン







P「そういう、くだらない事を言わないで下さい」ギュムギュム



楓「い、いひゃい! いひゃいです!」





P「本当に、貴方という人は……」



楓「痛い……」スリスリ



P「……あー、もう仕事する気を無くしました」



P「今日はもう、飲みに行こうかな」



楓「……ふふっ」



楓「プロデューサーのそういう優しい所、大好きです」



P「はいはい、お世辞はいいですから」



楓「……ありがとうございます」フフッ







楓「やっぱり私たち、お酒を飲むのは避けて通れないみたいですね」



P「25点ですね」



楓「……優しいけど、やっぱりプロデューサーは意地悪です」





20:30│高垣楓 
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