2016年09月28日
P「…なんで正座させられてるかわかる？」 村上巴・美波・留美「・・・」
モバP(以下P)「わかるよね？」
巴「・・・」
美波「・・・」
留美「・・・」
・モバマスSSです
・少し独自設定があります
・短めです
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1473516364
P「まあ…気持ちは分かるよ？」
P「25年ぶりのリーグ優勝だもんね。広島東洋カープ」
P「おめでとう」
P「特に巴はずっと前から熱心に応援してたの知ってるぞ」
巴「・・・///」
美波「・・・」
留美「・・・」
P「逆に美波と留美さんにはちょっと驚いたよ」
P「応援してたんだね」
巴「・・・」
美波「・・・」ｺｸﾝ
留美「・・・」ｺｸﾝ
P「3人とも律儀にユニフォームまで着て」
P「…似合ってるぞ」
P「すごく絵になってる」
巴「・・・///」
美波「・・・///」
留美「・・・///」
P「だがな、それとこれとは話が別だ」
巴「・・・」
美波「・・・」
留美「・・・」
P「めでたいことだし、事務所で騒ぐ分には全く問題ない」
P「むしろ活気があって大変よろしい」
巴「・・・」
美波「・・・」
留美「・・・」
P「ただ、さ」
P「…なんで智絵里を胴上げしたの？」
巴「・・・」
美波「・・・」
留美「・・・」
P「智絵里関係ないじゃん」
P「胴上げ最中に目撃したけど、智絵里めっちゃ跳ねてたよ？」
P「ピンポン玉かな？ってくらい跳んでたよ」
巴「・・・」
美波「・・・」
留美「・・・」
P「智絵里は元から小さいけど、いつにも増して小さく見えたよ」
P「智絵里めっちゃおどおどしてたよ」
P「…いや、可愛いかったよ？」
P「止めに入るの2、3分遅れたもん」
P「ああ、あの子をスカウトした俺の目は正しかったんだなって思ったよ」
P「過去の自分に会って背後からビールかけしたい気分だったよ」
巴「・・・」
美波「・・・」
留美「・・・」
P「なんで智絵里を胴上げしたの？」
P「智絵里関係ないじゃん」
巴「・・・お」
美波「・・・」
留美「・・・」
P「お？」
巴「名前が‟緒方‟じゃったから…」
P「は？」
P「それだけの理由で智絵里を胴上げしたのか？」
巴「・・・はい」
P「危ないとは思わなかったの？」
P「アイドルは顔が命だぞ？」
P「理由がしょぼすぎてちょっと呆れてるよ」
P「……あー、訂正させてもらう」
P「よく見たらマット置いてあるね」
P「安全第一は守れてたね」
P「跳んでる智絵里に釘付けで見えてなかったよ」
P「…このマットを1階倉庫からわざわざもってきたのは誰だ？」
巴「・・・」
美波「・・・」
留美「・・・はい」
P「まさかの人選」
P「留美さん大人じゃん」
P「この中じゃダントツ最年長じゃん」
P「そこは止めてほしかったな」
留美「・・・はい」
P「おちゃめな部分もあるんだね」
P「正直、留美さんはお堅い人だと思ってたよ」
P「THE COOLで大人の女性って思ってたよ」
P「楓さんと組んで食べ歩きとかいいかもな」
P「というか誰だ、智絵里を胴上げしようって言いだしたのは」
P「まさかとは思うが…」
巴「・・・」
美波「・・・はい」
留美「・・・」
P「お前もか、ブルータス」
P「黒幕じゃん」
P「完全に黒幕じゃん」
P「自分の中で美波の小悪魔メーターが吹っ切れたよ」
P「生まれつきの小悪魔だよこれは」
P「もう逆に天使に見えるよ」
P「kiss me chu chu chu chu chu♡lip」
P「もっとドキドキをくれよ」
美波「・・・はい」
P「よろしい」
巴「・・・」
美波「・・・」
留美「・・・」
P「さて、言いたいことはあらかた言い終わったし…入っておいで」
智絵里「・・・はい」
P「ご本人登場だ」
P「かわいいアイドルに、これ以上説教すると俺の心が持たない」
P「最後に智絵里に謝って、この話は終わりにしよう」
巴「・・・ごめんなさい」
美波「・・・ごめんなさい」
留美「・・・ごめんなさい」
智絵里「あ、あの…」
P「ん？」
智絵里「話聞いてたんですけど…」
智絵里「ちょ、ちょっとびっくりしただけで…」
智絵里「内心、私も楽しんでて…」
智絵里「だ、だから…」
智絵里「胴上げ自体は、むしろ楽しかった…です…」
智絵里「ま、また…してほしいな…って、思ったり…」
P「・・・」
巴「・・・」
美波「・・・」
留美「・・・」
この後事務所のアイドル全員巻き込んで、めちゃくちゃ胴上げした
めでたし。めでたし。
08:30│村上巴
