2016年09月28日

フレデリカ「人のお金で焼肉ごっこ」


これはモバマスssでせ

書き溜めはありませんが、1日以内に終わらせます

キャラ崩壊があるかもしれません







SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1474301396







フレデリカ「人のお金で焼肉行きたい!」





杏「…振りが雑過ぎない?」





文香「…人のお金で…焼肉、ですか…」





フレデリカ「ねぇねぇー、プロデューサー。アタシを焼肉に連れて行って!」





杏「今の発言を聞いてから連れてってくれる人なんて居ないと思うけどなー」





フレデリカ「やったー、プロデューサー太っ腹!運動してないだけあるねー」





杏「えー…プロデューサーってフレデリカちゃんにやたら甘くない?」





フレデリカ「杏ちゃんと文香ちゃんも一緒にだってさー」





杏「杏は良いプロデューサーに恵まれたね」









フレデリカ「焼肉屋の優待券ねー、期限今日までだ」





杏「良いタイミングだったね。何でも言ってみるもんだよ」





文香「ところで…四枚渡された様ですが、プロデューサーさんは…?」





杏「あー、プロデューサーは仕事終わりそうにないから誰か誘って行けってさ」





フレデリカ「いつか使おうって思ってたクーポン券とかって大体財布の肥やしだよねー」





杏「財布が肥えるのは良い事じゃないかな。で、誰誘う?」





フレデリカ「最初に部屋に入ってきた人!」





杏「…シンデレラプロジェクトの誰かだといいな…」

















フレデリカ「いぇーい!炭火焼肉だー!」





文香「特コースですか…期待が高まりますね」





杏「あー…ドリンクバーって実際けっこーめんどくさいよね」





肇「…あの、未だに話が全く理解出来てないんですけれど…」





フレデリカ「今日は焼肉の日なんだってさー、誰かが言ってた」





杏「多分フレデリカちゃんじゃないかな。あ、ここドリンク注文するタイプだ」





文香「…お肉は…まだ、でしょうか?」





肇「文香さん…あの、流石に注文してないのに出てくるお店は無いと思いますよ?」















杏「取り敢えず飲み物だけ先に注文しちゃおうよ」





文香「では…私は、ウーロン茶を」





杏「杏はコーラかな」





フレデリカ「アタシカフェオレがいーなー」





肇「…え、これは私が注文する流れですか?まだ状況が…」





フレデリカ「肇ちゃんはミルクオレでいーい?」





肇「ただの牛乳じゃないですか…!」





杏「しょーがないなぁ、杏が注文しておいてあげるよ。肇ちゃんは牛乳でいいの?」





肇「お茶で!」













肇「…で、ですよ。取り敢えず何故私がここに居るのか説明して貰っていいてすか?」





文香「哲学的ですね…何故、私達は存在しているのか…」





フレデリカ「肇ちゃんもフィロソファだったんだねー」





肇「も、って…他に誰かいるんですか?」





フレデリカ「この集まりはねー、事務所の哲学者の集いなんだよー」





肇「え…アイドルなのにですか?」





杏「簡単に言っちゃえばタダで四人まで焼肉に行けるから誘ったんだよ」





文香「…こちら、優待券になります」





杏「あんな感じで文香ちゃんが手放してくれないから、コースの内容がさっきまで分からなかったんだけどね」





肇「はぁ…では、何故私が?」





フレデリカ「アタシの名前を言ってみろ!」













肇「…杏ちゃん…私、ちょっとついていけません」





杏「だいじょーぶ、あれに着いて行ける方が不味いから」





フレデリカ「だってほらー、肇ちゃんもスリーFに入れるでしょー?」





肇「…藤原、だからですか?」





フレデリカ「やったね杏ちゃん、仲間が増えたよ!」





杏「おいやめろ」





フレデリカ「まぁ兎に角、大体名前がFだったから誘ったんだよー」





肇「大体Fって…一個しか無いんですけど…」





文香「大丈夫ですよ…私も、フレデリカさんも双葉さんも…一つしか着いてませんから」





杏「多分そんな事心配してないだろーけどね」











杏「しかもそれなら、自分の名前を言ってみろ…いいや、今日は杏は休業しよー」





肇「…私、完全にアウェイな感じですか?」





杏「テキトーにそれっぽい事言ってれば多分会話みたいになるよ」





肇「みたい、って…成り立ってないじゃないですか」





フレデリカ「はい、肇ちゃん牛乳ねー」





肇「お茶って言ったじゃないですか…!」





杏「ミルクの方が良かった?」





肇「変わってませんよ!」





フレデリカ「肇ちゃんはオシャレにミルクオレだよねー?」





肇「全部同じです!」















杏「…楽だなぁ。久し振りに杏がいつも通りでいられるよ」





肇「いつもは、杏ちゃんがこの位置なんですか?」





杏「不本意だけど、話が進まなくなるからね」





フレデリカ「時には振り返る事も大事ってフレちゃんが言ってた、宮もインポータンとフレデリカだよー」





文香「立ち止まる事も、ですよね。ところでお肉は…?」





肇「フレちゃんがって、自分で言ってるだけじゃないですか」





肇「あと…だいぶ無理があると思いますよ」





肇「それと!貴女達のおかげで注文まで進めてないんです!」





杏「軽快なツッコミだねー、杏より一々しっかりしてるよ」





肇「バカにしてますか?!」





フレデリカ「フレデリ化してるねー」















杏「で、結局特コースでいいんだっけ?」





フレデリカ「ミルクオレじゃなかった?」





肇「…一旦、そこから離れませんか?」





フレデリカ「まさかっ、アタシの近くに爆弾が?!」





杏「逃げろフレデリカー!これはスタンド攻撃だぁ!」





肇「すみません杏ちゃん、貴女にまで悪ノリされるとほんと収集つかないんで…」





文香「…まだでしょうか?」





肇「文香さんも、収めるの手伝って貰えますか?」





杏「やめとけ!やめとけ!あいつは





肇「杏さん?」





杏「へーい…じゃ、文香ちゃん優待券見せてもらっていい?」





文香「…どうぞ」





肇「なんでそんなに名残惜しそうなんですか…」















肇「あ、呼び出しボタン押してもらっていいですか?」





フレデリカ「あれー、ボタンどこかなー?」





杏「大声で呼ぶタイプのお店なのかな」





文香「…」





肇「文香さん、メニューを睨んでもお肉は出てきませんよ」





文香「いえ…今はただ、食欲を高めているだけです」





杏「文香ちゃんが、もう人間でもいいやってなる前に早く注文しよっか」





フレデリカ「肇ちゃん、店員さん呼んでくれる?」





肇「…結構、恥ずかしいですよね。お店で大声を出すのって」





杏「ステージの上だと大丈夫なのに不思議だよね」





肇「ふぅー…すみませーん!」





ピンポーン





肇「……………」





フレデリカ「ごめーんボタンあった」











肇「…店員さんに、卓上のボタンを押して下さいって注意されました…」





杏「ドンマイ、次があるよ」





フレデリカ「ドントマイケル!」





肇「誰ですかマイケルって…」





フレデリカ「フレデリカのニックネームだよー!」





杏「それにしても文香ちゃんがやけに静かだね」





文香「今は…集中力を、高めていますので…」





肇「必要ですか?集中力」





文香「…肇さん。焼肉は戦場、と…そう教わりませんでしか?」





肇「…いえ、その様な事は一度も」





杏「誰から教わったの?」





文香「先日、ボーリング体験の時に…765プロの方から…」















杏「お肉来るまで何かしようよ」





フレデリカ「植木ちゃんごっこ!」





肇「せめて遊び方のはっきりしてるものにしませんか?」





文香「では…私が持ってきている本の音読を…」





肇「文香さんよく六法全書なんて持って来れましたね…」





フレデリカ「フレちゃんも力持ちだよ?パワフレデリカだよ!」





杏「アイドルらしく歌でも歌って待ってる?」





肇「一応店内なんで…」





フレデリカ「大声で叫ぶのも同じだからだいじょーぶ!」





肇「さっきそれで注意されてるんですよ!」









フレデリカ「何歌う?」





肇「あ、もう歌う事は決定なんですね…」





文香「では…焼肉に関係のある歌で…」





杏「なんだろ…ホルモン?」





フレデリカ「鳥籠スクリプチュア!」





肇「もう少し歌い易い曲にしませんか?」





文香「…私達はアイドルです。どんな曲にも、挑戦してみなければ…」





フレデリカ「おぉう、文香ちゃん良い事言うねー」





肇「ここお店なんですけどね」















フレデリカ「フンフンフフーン、フレデリカー」





肇「それ、四人で歌ってたら宗教みたいになりますよ…」





杏「ドナドナドーナ、ドーナッツ」





肇「前提として、焼肉に関係のある曲にするって言ってませんでしたか?」





文香「…あ、でしたら…ドナドナは、どうでしょう」





フレデリカ「いぇーい、スリーF四人の単独ライブだねー!」





肇「スリーなのに四人って…」





杏「まぁいーんじゃない?七人で活動してるエイトってユニットもあるし」





フレデリカ「じゃー、ミュージックスタート!」





















肇「…あの、いいですか?」





杏「…うん、多分全員同じ事思ってるだろーけどね…」





肇「これ絶対!焼肉前に歌っていい曲じゃありませんって!!」





文香「かわいい仔牛が…悲しそうなひとみで…」





フレデリカ「ドナドナドナー、ドナデリカー………」





肇「あのフレデリカさんまで…」





フレデリカ「流石にひどくない?」

















杏「お、お肉きたよ」





肇「確か豚肉ですよね、よかった…」





文香「…気を取り直していきましょう…食べれば、きっと元気になれます」





フレデリカ「ふんふんふふーん…ふんふふーん…」





肇「フレデリカさん大丈夫ですか?」





フレデリカ「元気のないフレちゃんごっこだよ!」





杏「だいじょぶそーだね、乾杯の音頭とかする?」





フレデリカ「どんなダンス?」





肇「音頭違いですね、杏ちゃんどうですか?」





フレデリカ「肇ちゃんがとったら?主催者だし」





肇「ゲストですよ!」





文香「あの…すすめませんか?」





肇「貴女が言いますか?!」















杏「まぁいいや、焼いてこっか」





フレデリカ「いぇーい!宮きにく本フレデリカだー!」





肇「それフレデリカさん焼かれてませんか?」





杏「…あれ?今杏お肉焼いてたよね?」





肇「え、でも金網の上には何も…」





文香「…んグッ…おや、お肉を焼かないのですか?」





肇「…文香さん、口元汚れてますよ?」





文香「それは…貴女の心が汚れてるからそう見えだけでは…」





肇「そこまでいいます?!」





フレデリカ「文香ちゃん口汚ないねー」





肇「そこまで言わなくても!」













「サービスの仔牛の厚切りロースでーす」





杏「………」





文香「………」





フレデリカ「………」





肇「…私、何か今日悪いことしました?」





杏「…プロデューサー呼んで食べて貰おっか」

















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