2016年10月06日

赤城みりあ「ねーねー、プロデューサー?」


みりあ「ねーねー、プローデューサー?」



武内P「はい、何でしょうか?」





みりあ「えへへ、呼んでみただけー♪」



美嘉(かわいい)



武内P(……あの、城ケ崎さん。いつの間にこちらへ?)



美嘉(この人、直接脳内に!?)



みりあ(みりあもやるー)



武内P・美嘉(!?)











SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1472718036





みりあ(昨日利嘉ちゃんが、大きなカブトムシ捕まえたんだよ♪)



美嘉(全くあの子はいつまで経っても子供なんだから)



武内P(私も昨日見せてもらいましたが、その大きさに思わず感嘆してしまいました)



みりあ(なんで?)



武内P(周りに自然はありますが人工ですので、天然のカブトムシ自体が珍しいからでしょうか?)



みりあ(そうじゃないけど、いっか)



武内P(?)







未央「美嘉ねぇ達、なんでお見合いみたいにしているんだろう?」



凛「心で会話しているんだよ」



卯月(未央ちゃん、凛ちゃん、聞こえますか?)



凛(聞こえないよ)



卯月(残念です)ショボン



未央「?」











みりあ「私ね、昨日ハンバーグ作ったんだ♪ 上手にできたから褒めて、プロデューサー」



武内P「立派です。今後、料理番組の仕事も検討してみます」



美嘉「あんたはまた仕事のことばっかり……。でも、みりあちゃん、ほんと偉いよ」



みりあ「えへへ。あんまり得意じゃないけど、ハンバーグだけは頑張ってみたんだよ〜♪」



美嘉「ますます莉嘉に見習わせたくなるね」



武内P(ハンバーグですか……。聞いていたら食べたくなってきますね)



みりあ(プロデューサー、私のハンバーグ食べたい?)



武内P(はっ! そうでした、心の声は筒抜けになるのを忘れていました。あ、赤城さん、さっきのは思わず出てしまった言葉でお気になさらずに)



美嘉(みりあちゃんのハンバーグ、アタシも食べたい)







未央「美嘉ねぇがだらしない顔してる……」



凛「みりあの前だと割とそうだよ」



卯月(未央ちゃん、凛ちゃん、聞こえますか?)



凛(聞こえないよ)



卯月(残念です)ショボン



未央(しまむーさっきから動かないけど、どうしたんだろう?)











みりあ「プロデューサー、私のハンバーグ食べたい?」



武内P「いえ、先ほどは失礼しました。赤城さんに気を遣っていただくわけにはいきません」



みりあ「えー、プロデューサー、私のハンバーグ食べたくないの?」



武内P「あ、いえ、そういうわけでは──」



美嘉「みりあちゃん、アタシは食べ──」







みりあ「私の手が触れたものが食べれないの? 私の指が汚い? プロデューサーの指、キレイだよね? 男の人なのに長くて、整っててキレイ。口に入れたらどうなんだろう? 美味しいかな? そーだ、良いこと考えたー! プロデューサーの指を使ってハンバーグを作れば良いんだ! 美味しいよ、きっと。私がプロデューサーの指を持って、それでこねるの。汚くないし、とっても美味しいの。昨日作ったハンバーグよりもずっと、ずっと、ずーっと美味しいよ? うん、決めた。それが良いと思うなぁ」チュ、プチュ







武内P「っ!?」ゾクッ



美嘉「み、みりあ、ちゃん……?」







未央「み、みりあちゃんが、ぷ、プロデューサーの指を……!?」



凛「舐めたね、含んだね」



卯月「プロデューサーさんの指、綺麗ですもんね。私も舐めたいなぁって思ってました!」



未央「しまむー!?」











みりあ「プロデューサーの指、やっぱり美味しい」クスッ



美嘉「み、みりあちゃん! やめよう? ね? 汚いから。みりあちゃんらしくないよ!」



みりあ「汚くないよ? プロデューサーの指でハンバーグ作るんだよ?」



美嘉「は、ハンバーグならみりあちゃんの指で作れば良いよ!」



みりあ「んー……プロデューサーも私の指が良い?」



武内P「……は、はい」



みりあ「そっか! それじゃあ、私の指で作るね♪」ニコニコ







未央「よ、ようやくプロデューサーの指を放したね……」



凛「断片的に聞こえてくる話だけ聞くと、指で出来たハ──」



未央「しぶりん、やめて!」



卯月「ハンバーグ食べたくなってきました」



未央「この流れでそれ!? おかしいよ、しまむー!!」











美嘉「今日のみりあちゃん、どうしちゃったの?」



みりあ「ええとね、まゆちゃんの真似してみたの」



美嘉「ああ! まゆの!」



武内P「なるほど、佐久間さんの……」



みりあ「似てた?」



美嘉「似てたかどうかって言われると分からなくなるけど、まゆって言われて凄く納得できたかな」



武内P「ドラマの方面での活躍もできるかと思います」



みりあ「わーい」



みりあ(プロデューサーに褒められちゃった♪ 3分32秒ぶり、227回目で嬉しいなー♪)



美嘉「……ん?」



武内P「!?」ゾクリ







未央「な、なんだー、まゆちゃんの真似だったんだね」フー



凛「まゆの真似ね、ね……」



未央「え、何? その含みを持たせるような言い方。と言うかしぶりんってまゆちゃんと親しいの?」



凛「まゆの演技はまゆを本当に理解してないとできないから。って言えるくらいには親しいよ?」



卯月「そうですね。まゆちゃんは全てを捨ててもプロデューサーを大切にして、1コンマでもプロデューサーのことを考えない瞬間はなくて、考えると身体全体が火照って、それ以外の全てが要らなくて、血肉をプロデューサーに捧げて、理性と本能すらもプロデューサーに従えていることを最低限分かっていないと理解できているとは言えないです。もちろん、私がまゆちゃんのことを理解できているとは口が裂けても言えません」



未央(しぶりんはともかくしまむーが怖い。本当に怖い)



卯月(怖くないですよ)ニッコリ



未央(ひっ!? 声が直接脳内に!?)











みりあ「ねーねー、プローデューサー?」



武内P「は、はい」







みりあ「どうして、怯えているの? いつもより心拍数が35も増えているよ? どうして、自分の身体を確認したの? 変な機械なんてつけてないよ? 見ればわかるよ? 普通だよ? また心拍数が上がったよ? 大丈夫? 具合悪いの? 私が、みりあが看病するよ? ハンバーグ食べる? 食べたい? 今すぐ作るよ? プロデューサーの好みに作れるよ? 美味しいよ? プロデューサーの食事が不規則だから心配だよ? 栄養いっぱいに作るから。美嘉ちゃん、どうしたの? 変な顔してるよ? いつもみたいに気持ち悪い顔しないの? 小さな女の子に興奮するのは駄目だよ? プロデューサーは良いよ。よく分からないけど、プロデューサーが他の女の子とお話してると胸がモヤモヤするんだよ? さっき利嘉ちゃんとプロデューサーが昨日会っていたことを知ったからちょっとイラッとしたんだよ? でも、プロデューサーは優しいから仕方がないよね。みりあ、知ってるから我慢するね。え? 怖い? えへへ、冗談だよ♪ 全部、まゆちゃんの真似だから☆」







未央「もうやだ! 怖い! 帰る!」



凛「ちなみに私が見た感じだと、未央と私以外のシンデレラプロジェクトのメンバーは皆みりあみたいになっているよ?」



未央「何それ怖い!? と言うかそんな様子見たことないし!」



卯月「皆、まゆちゃんの真似が上手ですからね」



未央「え? それどういう意味? 偽装的な意味なの!? その前に、しぶりんは普通なの!?」



凛「うん。匂い耐性あるからね」



未央「匂い……? どういうこと?」



凛「私と微妙に顔の似ている人が、少しだけ素直になれる薬(気体)をばら撒いたらしいよ?」



未央「犯人しきにゃんじゃん!? なんでパンデミック起こしてるの!?」



凛「まぁ、少しだけ素直になれるだけだから、他のところでは実害はほとんどないらしいし。ちなみに副次効果でテレパシーが使えるようになる」



未央「副次効果、凄すぎない!? さっきのしまむーの声はそれか! 私、リーダーやめる!」



凛「いや、それはおかしい」



未央「はっ!? これが少しだけ素直になれる薬……?」











みりあ「ねーねー、プローデューサー?」



みりあ「ねーねー、プローデューサー?」



みりあ「ねーねー、プローデューサー?」



みりあ「ねーねー、プローデューサー?」



みりあ「ねーねー、プローデューサー?」



みりあ「ねーねー、プローデューサー?」



みりあ「ねーねー、プローデューサー?」



みりあ「ねーねー、プローデューサー?」



みりあ「ねーねー、プローデューサー?」



みりあ「ねーねー、プローデューサー?」



みりあ「ねーねー、プローデューサー?」



みりあ「ねーねー、プローデューサー?」



みりあ「ねーねー、プローデューサー?」











みりあ「おいしい? ハンバーグ」











               おしまい











一先ず、ここまでお読みいただきありがとうございました。



短いと思いますので、短編2本を投下して、終了とさせていただきます。



シンデレラプロジェクトは正常に戻っている緩い内容となります。











*短編その1







モバP「すげえよミカは」













モバP「振り返るとそこにいつもあいつの目があるんだ。すげえよミカは。強くて、クールで度胸もある。初めてのソロライブもやりこなすし、今度はドーム公演まで」



モバP「そのミカの目が俺に聞いてくるんだ。

『プロデューサー、次はどうする。次はなにをやればいい。次はどんなワクワクすることを見せてくれるんだ』――ってな。あの目は裏切れねえ。

あの目に映る俺は、いつだって最高に粋がって格好いいプロデューサーじゃなきゃいけねえんだ」







莉嘉「でもさ、P君はお姉ちゃんのプロデューサーじゃないよね?」







モバP「なん、だと……!?」







*前髪が個性的なプロデューサーとシンデレラプロジェクトとのお話



参考

ttp://g-tekketsu.com/2nd/character/02.php











未央「プロデューサーってほんと美嘉ねぇのこと好きだよね?」



モバP「好きとか嫌いとかじゃねえんだよ。ミカがミカであるかぎり、オレがプロデューサーなんだよ」



凛「ごめん、何言っているのか全然理解できない」



卯月「美嘉ちゃん、可愛いですもんね」



莉嘉「だって、あたしのお姉ちゃんだもん」



きらり「美嘉ちゃんとPちゃんはとっても仲良しにぃ☆」



蘭子「罪のない子供は殺せなくても罪のある子供なら手にかけてもいいですよね」



美波「何言っているの!? 蘭子ちゃん!?」











凛「プロデューサーと美嘉って結局どういう関係なの?」



ちひろ「シンデレラプロジェクトの前に担当していた子の一人ですね」



みく「え? それだけなの?」



ちひろ「はい」



未央「figma飾ってるのに?」



ちひろ「え? あ、はい」



杏「プローデューサー、ただのストーカーじゃん」



アナスタシア「すとぉーかー?」



美波「あ、アーニャちゃんは覚えなくても良いのよ。ええと、プロデューサーさんは美嘉ちゃんのファンって言うことよね?」



モバP「ミカアアアアアアアアアアアァッ!!」



美波「プロデューサーさん、黙っててください!」



みく「温厚な美波ちゃんが怒ったにゃ」









部長「これでも彼は高垣楓を育て上げた人物でもあるのだよ」



モバP「アニキ、お疲れ様です」



未央「楓さんをっ!? え? アニキ!?」



智恵理「プロデューサーさん、凄いです」



凛「考えてみれば、プロデューサー、仕事はできるんだよね」



卯月「あ、そうですね。私たちのファーストライブの時も、しっかり釘を刺していただいたおかげで大成功でした!」



杏「私、リーダーやめる!」



未央「あれ? 何でかあたしの胸が痛い。全然覚えがないけど胸が痛い!」











美嘉「莉嘉、居る?」



莉嘉「あ、お姉ちゃん!」



モバP「ミカァッ!」



美嘉「げっ、プロデューサー。あっち行ってよ」



モバP「勘弁してくれよミカ」



かな子「美味しいから大丈夫だよ〜」ポリポリ



モバP「うるせぇよ、三村! ビスケット食ってんじゃねえ!」



かな子「はぅっ!?」(><)



みりあ「かな子ちゃん、よしよし」



美嘉「みりあちゃん、ふひひ★」











モバP「お前、ミカじゃねえな?」















美嘉「ごほん。アタシ一応、城ケ崎美嘉なんだけど?」



モバP「ミカはふひひ★なんて言わねえ」



美嘉「あ、それはごめん、ほんとごめん。聞かなかったことにして」



モバP「ミカはな、『次は誰を殺せばいい。何を壊せばいい。プロデューサーが目指す場所へたどり着けるんだったらなんだってやってやるよ』っていつも語り掛けてくるんだ」



莉嘉「お姉ちゃん……」



美嘉「あたし、そんな物騒なこと言ってないってば!? 勘違いだから、莉嘉そんな顔しないで!」



蘭子「君の罪は止まらない、加速する!」



美嘉「蘭子も何言ってるの!?」



モバP「死なねえ。死んでたまるか。このままじゃ…。こんな所じゃ終われねえ。だろ? ミカァ!!」



美嘉「意味分かんないからプロデューサーは黙ってて!」



李衣菜「プロディーサーってロックだよね」



みく「ようやくしゃべれたね、りーなちゃん」



ワイノワイノ







凛「え、何このカオス?」



美波「プロデューサーさんと美嘉ちゃん会話が成り立っていないんだわ」



卯月「いつものことですよね?」



凛「……言われてみればそうだね」



未央「こうしていつもの日常が続くのだ!」











とりあえず締める未央!       おわり















*短編その2







モバP「菜々さんの秘密」

















菜々「ウサーミン、きゃはっ☆」



モバP「菜々さん、お疲れ様です」



菜々「あ、プロデューサーさん。お疲れ様です。あと、菜々のことはウサミンで良いですよ。年下ですし」



モバP「冗談きついぜ、菜々さん」



菜々「な、菜々には何のことか分かりません!」



モバP「いや、あんだけでっけぇ子供がいるのに年下はないだろうよ」



菜々「……っ!」ダラダラダラ



??「あ、おかーさん」



菜々「!?」











\川島瑞樹/デデーン















菜々「瑞樹ちゃん、冗談はやめてください!」



瑞樹「あら、ごめんなさい。そちらのプロデューサーさんと楽しそうにしていたからつい」



楓「トイレにいっといれ……ふふっ」



菜々「あ、楓ちゃん! 楓ちゃんからも言ってください」



楓「菜々さん、瑞樹さん、こんにちは。プロデューサーさんもこんにちは」



モバP「あ、ああ」



モバP(川島と高垣の二人にちゃん付けできる奴なんてこの事務所に何人居るんだかね……)



??「む、お義母さんか」



菜々「!?」











\美城専務/ババーン















菜々「美城専務、冗談はやめてください!」プンプン



専務「いえ、お義母さん、冗談を言っているわけでは」



モバP「まぁ、職場では公私混同するなってことだろうよ」



専務「なんだ君も居たのか」



モバP「ごあいさつだな?」



専務「プロジェクトクローネを潰された恨みがあるからな」



瑞樹「美城専務、お疲れ様です」



専務「ああ」



楓「トイレにいっといれ〜」スタスタ



専務「高垣楓には嫌われたかな?」



モバP「いや、あいつはそんなたまじゃねえよ。純粋にトイレに行きたかったんだろうよ」



??「母さん」



菜々「!?」











\部長/デデーン















菜々「部長、冗談はやめてください!」ゲキオコプンプンマル



部長「母さんにしては比較的新しいことを知っているね」



菜々「擬音に突っ込まないでください!」



モバP「アニキ、お疲れ様です」



部長「ああ、お疲れ。母さんが迷惑をかけていないかな?」



モバP「まぁ、菜々さんはいつも通りさ」



部長「それなら良かった」



瑞樹「……母さん? お義母さん……?」



専務「良いところに。忘れていたぞ」ベントウ



部長「ああ、悪いね」



瑞樹「……」



??「あ、おばーちゃんだぁー!」



菜々「!?」











\卯月の母/ガンバリマス











瑞樹「誰!?」















菜々「卯月ちゃんのお母さん、冗談はやめてください!」



瑞樹「卯月ちゃんのお母さんなの!?」



卯月の母「プロデューサーさん、卯月に忘れ物を届けに来たのですが」



モバP「卯月か? 今なら事務所にいるぜ」



卯月の母「ありがとうございます。それじゃあ、おばあちゃん、バイバイ」フリフリ



瑞樹「……菜々ちゃ菜々さん。分からないわ」



菜々「わざわざ菜々さんって言い直さないでください!」



瑞樹「どういう家族構成なの!? 部長が息子さんで、専務がお嫁さんで、卯月ちゃんのお母さんが孫!? 年齢が合・わ・な・い・わッ!!」



モバP「いや、会うだろ? 菜々がななじゅ──」



菜々「わーっ!! なんでもないですよー!」



瑞樹「……分からないわ……」











瑞樹困惑!           おわり















08:30│赤城みりあ 
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