2014年05月20日

モバP「俺、プロデューサーやめようと思うんだよ」

凛「どうしたの急に」



P「……」



凛「……理由があるなら話して。無いならそんな馬鹿げた事言わないで!」





ダンッ!!



P「(こんなに怒ってる凛は初めて見た……)」



凛「黙ってちゃわからないよ」



P「……理由か」



凛「疲れたなら仕事を減らせばいい、人間関係の問題なら相談に乗る、

何?脅迫でもされた?それとも私たちがもう嫌になった?」



P「違うんだ、むしろ逆なんだ」



凛「……逆?」



P「俺さ、もしかしたらロリコンかもしれないんだ……」



凛「……は?」



P「ごめんな……気持ち悪いだろ」



凛「そりゃあ、そうだよ。ロリコンなんて、いい大人の言う事じゃない。冗談にしても吐き気がする」



P「だろうな」



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P「わかってはいるんだ。俺みたいないい歳したオッサンが、凛みたいな若い子に対して欲情するなんて……そんな事が駄目ってことくらい」



凛「そうだよ。いい歳した……」





凛「 ん? 」





P「どうした」



凛「ごめん、今なんて言った?」



P「だから、俺みたいないい歳したオッサンがって……」



凛「その後だよ!!!」 ダンッ!!



P「(こわっ)え、だから凛みたいな若い子に欲情するなんておかしいって……」



凛「おかしくないよ!!!」ダンッ!!!



P「!?」



凛「何言ってるの!おかしくないよ!!全然普通じゃん!!」



P「えっでもさっきロリコンって冗談にしても吐き気がするって」



凛「JKは別だよ!!!!」ダンッ ダンッ!!



P「(机がかわいそう)でも凛って15じゃ……」



凛「15は合法だよ!!!ロリじゃないよ!!」



P「えっ」

凛「ちょっとこれ見て」



パラララ



P「凛、なんで事務所に六法全書があるの?」



凛「あんたそれでもプロデューサー?刑法くらい学んでおこうよ」



P「(知らなかった……プロデューサーって法律の知識いるんだ)」



凛「はいここ、刑法177条」



P「強姦罪」



凛「ここなんて書いてある?」



P「13歳以上の女子に対し、脅迫や暴行を用いて姦淫すること……」



凛「違うその下!!!」



P「ヒッ!えっと、13歳未満の女子との姦淫を行う事……」



凛「そう。わかった?」



P「全然わかりません」



凛「チッ」



P「舌打ち!?」

凛「つまりね?13歳未満とは何があろうと、たとえどんな状況であろうと違法になるの」





※ただし13歳未満の女性が「自分は18歳以上である」と申告し、

その申告を信じた上同意の上で行った行為については故意が認められず本罪は成立しないケースもある。





P「なるほど」



凛「つまりロリというのは、非合法という事ともとれる13歳未満の事を指すんだよ!」



P「なるほど!そういうことか!」



凛「だから15歳以上は大丈夫なんだよ!合法だよ!ロリでもなんでもないよ!」



P「そうだったのか……!」



凛「良かったね!プロデューサーは正常なんだよ!仕事やめなくていいよ!」



P「え、でもJKリフレが違法として摘発されてたじゃないか。それでも15歳……というかJKと行為を行うのは違法じゃないのか?」



凛「それは全くの別件だよ」



P「でもあっちの方がはるかに軽いというか……」



凛「あれは児童福祉法違反、または労働基準法違反が主なんだよ」



P「それはどういうことなんだ」



凛「つまりね、18歳未満(または15歳未満)に就労させる場合は様々な取り決めがあって、それを順守しなければいけないんだ」



P「でも行為はオッケーなんじゃ?」



凛「たとえ13歳以上であっても、売春行為は法律で罰せられることがあるよ」



P「ええ!?どういうことだ!?」

凛「先ほどの児童福祉法の他にも売春防止法などの法律や、淫行条例、または児童ポルノ法など、性に関する法律はたくさんあるの」



P「なんでそんなに?一個でいいんじゃ?」



凛「法律が少ないとすぐに『法律の抜け穴』とかでめんどくさい事になっちゃうでしょ?」



P「あ、あぁ……確かに」



凛「まぁわかりやすくまとめて言うと、妻(または婚姻関係でない人間)でかつ17歳以下の人間と関係を持つと、罰せられる恐れがあるんだよ」



P「それじゃあヤりまくってる中高生はどうなるんだよ!」



凛「落ち着いて、まず条例などの取り決めには基本的なルールがあって、『18歳未満同士である場合非合法性は少ない』『真摯な交際の結果の行為であれば問題ない』

と言うことになるんだ」



P「なるほど……」



凛「つまり逆に言えば、例え18歳未満同士であっても、真摯でない(騙したり脅したりする)行為に関しては、処罰の対象となるんだよ」



P「覚えておこう」

P「あれっ?やっぱり凛って非合法なんじゃ……俺20歳なんてとっくに過ぎてるし、交際どころか付き合ってすらないし」



凛「だから最後まで話聞けって言ってんだろ!!!」ダンッ!!!



P「アッハイ」



凛「そもそもね?日本で結婚が可能な年齢は知ってる?」



P「16歳だっけ」



凛「そう。結婚するからにはその……アレもするわけじゃん!」



P「初夜って奴だな」



凛「うん。その時に警察が来て『はい17歳以下と姦淫した逮捕ー!』ってなると思う!?」



P「なるわけないな」



凛「そういうことなんだよ」



P「ふむ……」



凛「つまりね、私とプロデューサーが結婚を前提にした誠実なお付き合いをすれば何の問題もないってこと」



P「なるほど!!」





P「ん?」

P「あれ?何かおかしくね?」



凛「え?なんで?」



P「なんで俺が凛と結婚を前提に真摯なお付き合いをすることになってるの?」



凛「そうしないと逮捕されるからだよ」



P「え!?俺が!?何で!?」



凛「何でって、さっき話したじゃん。妻でない17歳未満の女性と、お付き合いもしてないのに行為なんて行ったら、即刻アウトだよ。とりあえず条例違反だよ」



P「そうなのか……うん……ん?」



凛「ね?わかった?つまり合法に行為を行うには、こうするしかないんだよ。プロデューサーは仕事をやめたくない。私もやめてほしくない。お互いWIN-WINでしょ?」



P「うん……うん……あれ?おかしいんじゃないか?でもさ、それって要は行為しなきゃ大丈夫なわけで」



凛「大丈夫じゃないよ!!」



P「あれっ!?そうなの!?」



凛「別に行為に及ばなかろうが、13歳以上であろうが、わいせつな行いをしたら6か月以下の懲役か30万円以下の罰金だよ!?」



P「おおっ……それは怖いな!?」



凛「別にプロデューサーなら30万くらい軽いかもしれないよ。でも田舎のお母さんはどう思う?立派に送り出した息子が、わいせつ罪で懲役刑だなんて……!」



P「う、うう……」



凛「それが結婚している場合は問われる事は少ないからね、セックスレスは離婚の原因になるほどなんだよ。

つまり結婚している場合、わいせつ罪なんかで起訴されることはほぼないし、されても裁判で勝てばいいだけ」



P「なるほど……!!」

凛「どうかな?これで結婚しなければならない理由がわかった?」



P「ああ、だが、結婚していない他のアイドルに欲情してしまった場合は……?」



凛「Shit」 ペッ



P「(凛がスラングを使いつつツバを!?)」



凛「プロデューサー」



P「はい」



凛「それ、本気で言ってる?」



P「え、えっと……はい」



凛「はー……」



P「……」ビクビク



凛「今私、すごい失望したんだよ?」



P「えっ」



凛「ねぇ、それはどうなの?プロデューサー」



P「それとは」



凛「婚姻関係にありながら他の女性と関係を持つ……つまり浮気だよ!!」



P「(あれ!?いつの間に婚姻関係に!?)」



凛「別にね?私浮気全てが悪だとは思ってないよ?もちろん男性だってそういう風に考えちゃう事もあるし、一時の気の迷いくらい誰にだってある」



P「はい」



凛「でもプロデューサー、それって男として、人として、どうなの?」



P「えっ……どう、とは」



凛「浮気が全部悪いとは言わない。でもプロデューサー、浮気してる自分はどう?かっこいい?」



P「いや、かっこよくはないです……」



凛「でしょ?」



P「はい」



凛「プロデューサーはここにいる数少ない大人なんだよ。つまり、子どもたちの模範となるような存在なんだよ」



P「はい……」



凛「千佳や仁奈なんていくつだっけ?9歳だよ?まだものの善悪さえ分からない年頃なんだよ。それがプロデューサーを見て育つんだよ?この意味わかってる?」



P「えっと……」



凛「子どもは大人の背中を見て育つんだよ?」



P「その、つまり……」



凛「千佳や仁奈が、将来男ったらしになってホストに貢ぎまくるようなビッチになっちゃうんだよ」



P「ウワアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーー!!!!!!」

凛「どう?想像した?あの純粋無垢で天使のような子たちが、『プロデューサーのせいで』」



P「やめてくれェエエェェェェェェェーーー!!!」



凛「わかればいいんだよ。どう?辛かった?」



P「辛いなんてもんじゃない。自殺しても死にきれないくらいの苦しみだ」



凛「でしょ?」



凛「それを理解した上で、浮気、する?したい?」



P「いやしないよ。俺は皆の目標となれるような、立派な大人として皆を導きたい」



凛「それでこそ、私のプロデューサー」



P「……へへ、やめてくれよ。照れる」



凛「さ、話は早い方がいいよね。いこっか」



P「え?どこへ?」



凛「ウチ」



P「なんで?」



凛「……は!?本気!?」



P「え、ちょ、な、何!?」



凛「結婚前に挨拶しない新郎がどこにいるの!?」



P「あれっ!?」



凛「常識ってもんがないの!?それでもプロデューサー!?」



P「(プロデューサーって何でも知ってるんだなぁ……)」

凛「プロデューサー、これは法律どうこうじゃない、一般常識としての問題だよ!」



P「そ、そうか……?」



凛「当たり前だよ!プロデューサーは、見ず知らずの男と娘を結婚させたいと思う!?」



P「うーん……本人が良ければ」



凛「例えば乃々が男性と結婚するとする」



P「(何故乃々)」



凛「だが乃々は男性と頑なに目を合わせない……プロデューサーとその男性は会ったこともない……もしかして」



P「も、もしかして……!?」



凛「『乃々は、その男性に脅迫されているのではないか――――?』」



P「乃々ォォォーッ!!!」ガタッ!!



凛「落ち着いて、これ作り話だから」



P「だよな、よかった」 スト



凛「で、どう?今の話聞いて、『見ず知らずの男性と、自分の娘を結婚させたい?』」



P「死んでもイヤだ」



凛「でしょ?」



P「さっきの男だって、事前に会っていれば止められたかもしれない。酒でも飲んで話し合えば、お互いの心がわかるというものだ」



凛「そう!わかってるじゃん!」

凛「だから行こうよ!ウチここから近いし」



P「でもお父さんやお母さんに用事だってあるだろ……?」



凛「逆逆、お父さんもお母さんもお店にいるんだから。閉店時間になるまで待つか、もう普通に店閉めちゃうか」



P「営業時間中に店閉めちゃ駄目だろ……」



凛「大丈夫だよ。あの店最近鬼のように売れてるし」



P「何があった」



凛「私の実家ってバレちゃった」



P「わーお」



凛「この前なんて混雑でけが人が出たよ」



P「わーお」



凛「最近は落ち着いてきたけど、もうあの店閉めようかって話になってるし」



P「なんでだよ」



凛「私の収入で食っていけるから……?」



P「あっ、そういえばそうでしたね」



凛「お父さんごめん、貴方の10倍くらい稼いでごめん……」



P「(凛……お前今、CM一本3000万円だもんなぁ……)」



凛「さ、支度しよっか。あ、手土産とか買って行ったほうがいいよね、どこで買おうか」



P「ちょ、ちょっと待て、話が急すぎないか」



凛「急すぎないよ!!」

凛「……プロデューサー」



P「な、なんだよ」



凛「お母さん、元気?」



P「お、おう」



凛「お父さんは?」



P「げ、元気だよ……」



凛「本当に?」



P「お、おう……まぁ確かに最近ちょっと、昔に比べて痩せたなって思う事くらいあるけど」



凛「白髪は?」



P「そりゃあるよ」



凛「……ねぇプロデューサー」



P「な、なんだよ」



凛「お父さんもお母さんも、一生死なないって……思ってる?」



P「急になんだ!?」



凛「いいから」



P「一生死なないなんて、そんなこと、ない、よ……流石に」



凛「最近実家帰れてないんだよね」



P「……ああ」



凛「元気かな、プロデューサーのご両親」



P「……で、電話したけど、元気そうだったぞ」



凛「そっか、電話、電話ねー……」



P「なんだよ……」



凛「私この前加蓮に電話かけてさ」



P「お、おう」



凛「すっごく盛り上がっちゃってつい長話しちゃった」



P「いい事だな」



凛「先月の15日」



P「え?その日って……」



凛「そう、加蓮が風邪で休んだ日」



P「え?でも加蓮は確かに風邪で……お見舞いも行ったけど、辛そうだったし」



凛「そうだよ」

凛「でもね、私と電話口で話してた加蓮はすごく元気そうだったよ」



P「え?え……?」



凛「その日私オフだったんだ。だからついついおしゃべりしてたんだけど……」



P「おいどういう事だよ!はっきり言ってくれ!」



凛「加蓮はね、『私に心配かけまいと無理してた』んだよ」



P「……!!」



凛「私最近仕事忙しいよね。正直疲れることもあるよ。そんな中でのオフだもん。

加蓮だってそれを理解してたんだよ。だから、私に心配かけまいと、元気に振る舞ったんだよ」



P「……ァ」



凛「もしあの時加蓮が風邪だって知ってたら、私は看病に行ってたよ、絶対。でもそれは、加蓮からすれば、『私のオフを潰す事』になっちゃうんだよ」



P「か、加蓮……」



凛「いい子だよね。加蓮。本当、いい友達を持てたって誇りに思う」



P「……いい話だなぁ」グスッ



凛「で、プロデューサー」



P「な、なんだ?」



凛「ご両親、元気?」



P「……ッ!!」

P「げ、元気だろ……おう、多分」



凛「最後に会ったのは……いつだっけ?」



P「いつ……だったっけ……?正月も、お盆も、実家に帰ってない……」



凛「電話した時は元気そうだったんだよね?」



P「あ、ああ!すごく元気そうで、それはもう、心配いらない、くらい、に……」



凛「……大事な息子の仕事がかかってるんだもんね、心配かけたくないよね」



P「……!?」



凛「あ、私にはわかんないよ?まだプロデューサーのご両親と会ったこともないし」



P「……だ、だよな」ドキドキ



凛「でも、プロデューサーのご両親って、もう50歳すぎてて……」



P「う……」



凛「大変だよね。年を取ると様々な病気にかかりやすくなるうえ、体も弱くなる。

部屋から出られず、誰にも話せないまま部屋で死亡するケースだって少なくないよね」



P「あ……ああ……!!」



凛「びっくりだよね。『自分の両親だけは関係ない』そう思ってたのに、ね……?」



P「アアアアアアアアアアーーー!!!!」

P「ちょ、ちょっと外出……いや、有給、有給を取る」



凛「いいの?仕事ほっぽり出しちゃって」



P「案件は携帯でも受けられる、事務作業はもう終わってる。というか引き継ぎの準備もしてたんだ。

本当はプロデューサー辞めるつもりだったし」



凛「今はやめないよね」



P「ああ、今はそれどころじゃないな。とにかく一度実家に帰りたい、親の顔が見たい。久々に親孝行しないといけない気がする」



凛「5月11日日曜日は母の日だよ。ちょっと遅れてるけど、今ならまだ間に合うかも?」



P「そうだな、手土産を持っていくか」



凛「飛行機?電車?」



P「ああ、そんなに遠くはない。新幹線で行ける距離だ」



凛「プロデューサー、東京出身じゃなかったんだ」



P「東京の大学に進学したからな。田舎から出てきただけだ」



凛「ふーん……(プロデューサーの情報……へへ……)」

P「……とりあえず別に、いるものはそんなにないな、実家に帰れば服もあるし」ガサゴソ



凛「早く準備してよ」



P「おう……ん?あれ?」



凛「何?」



P「なんだそのスーツケース」



凛「洋服とか、化粧品とか?何?女の子の私物に興味あるの?」



P「え?いやなんでそんなもの」



凛「いや、流石の私でも服くらい着替えるよ」



P「そうだな。うん……うん?」



凛「プロデューサーは私を何だと思ってるの?」



P「え?いや別に……何で持ってるのかなって」



凛「だから!着替えとか、いろいろいるの!わかってよ!」



P「あ、うん、ごめん……」



ガサゴソ



P「(なんかおかしいような……)」



凛「……」スッスッスッス



P「(すごいスマホいじってるなぁ)」



凛「(両親に紹介ktkr!!これで勝つる!! と……。ふー、やっぱり匿名アカウントは楽でいいな)」

P「よし、準備できた。凛、悪いけど、事務所に誰か来たら今日は俺は有給だと伝えてくれ」



凛「え?置き書きしていけばいい?」



P「え?」



凛「え?」



P「凛帰るのか?」



凛「まだ早いよ」



P「何の話!?」



凛「えっと、話が噛みあってないよね。今からプロデューサー、実家に帰るんだよね?」



P「そうだな」



凛「そしてついでに私を紹介するんだよね?」



P「あれ!?そんな話だっけ!?」



凛「親に紹介もせずに結婚を進める気だったの!?そんなことをすればどうなるか」



P「その話はさっき聞いた!え、何?ついてくる気マンマン!?」



凛「あ、新幹線代は自分で出せるよ」



P「そりゃそうだよね。百回乗ってもおつり来るよね。じゃなくて!」



凛「え?何?もっと可愛い服の方がいい?」



P「いや、なんにしても急すぎるというか、今は落ち着いてないからまた今度日を改めてだな……」



凛「それが最後の言葉?」



P「え?」



凛「プロデューサー」



P「……」



凛「もう一度聞くよ?両親が、ずっと、いつまでも、一生、生きてると、ほんとに思ってる?」



P「え……」



凛「『今』このチャンスを逃したら、『次』はないかもしれないんだよ?」



P「あ……そう……だな」



凛「わかるよね?」ニコ



P「お、おう……」

凛「じゃあ、いこっか」ニコ



P「はい……」









ガタンゴトン……ガタンゴトン……





P「……」



ヴーン ヴーン



P「(あ、仕事のメール)」



凛「誰?」



P「仕事先だよ」



凛「そっか」



P「(えっと……俺なんで新幹線乗ってるんだっけ……?まぁいいか。仕事仕事)」



カタカタ



凛「(ノートパソコン常に持ち歩いてるんだ……)」

――――――――――



P「ふぁ……今何時だ?」



P「おっと、もう6時か、準備しないと」



ドタバタ



凛「もー、朝からあわてすぎ、ゆっくりしなよ」



P「いやでも、速く準備しないと」



凛「まだ6時じゃん」



P「……そうだな」



凛「朝くらい、ゆっくり、ね?」



P「……そんなのも、悪くないか」



コト



凛「さ、召し上がれ」



P「いただきます」











――――――なんだかんだで、凛と結婚して三年が経ちます。最初は色々あったけど、両親の支援もあり、こうして幸せな暮らしができています。

ただ一つ変わった事と言えば……







「おぎゃあ おぎゃあ」





P「おい、また泣いてるぞ」



凛「うん、わかってる」 スクッ







凛「よしよし、良い子、良い子……」 ナデナデ







――――――凛が少し、いや、かなり大人になった事でしょうか。人は、いや女性は、子どもを持つと、こんなにも変わるものなのだなぁ、としみじみ感じます……













HAPPY END

■おまけ   IFルート





凛「だから17歳以下でも合法となるケースはあるから大丈夫なの!!」



P「うう、だが、条例違反になるケースも、そもそもこんなに歳の差があったら……!」



凛「大丈夫だよ!社会的な体裁なんて持たなくていいって!」



P「でもそれは大人としてどうなんだ?体裁も必要であるような」



凛「うっ(埒があかないな)」



P「確かにJKとしっぽりしたい、結婚したい、だが駄目だろ?JKは駄目だろ……社会的にも」



凛「だから……」



P「う、うう……!!JKでも、合法ならばオッケーなんだよ!例えば20代のJKとか」



凛「そんなの……いるわけないじゃん」



P「い、いる!どこかにいるよ!!身長150cm以下で、巨乳でJKで、でも20歳以上の合法な子が……!!」



凛「はぁ……物理的にありえないから。大丈夫?」





ガチャ



菜々「おはようございまーす」



P「いたァァァァァーーーーーー!!!!」



菜々「え、ええ!?なんですか!?」



凛「……!?」











菜々さんと結婚END



20:30│渋谷凛 
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