2016年10月14日

P「未ー央ー……」モミッ 本田未央「へっ!?」

未央「ちょ、プロデューサー、ななななな、何、を……」



P「何をって……おっぱい揉んでる」モミモミ



未央「揉むなぁー……い、いったん、いったん止めて」





P「わかった」





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未央「……コホン。プロデューサーくん、いきなりどうしたのかな?」



P「今の未央、顔赤くてかわいいな」



未央「からかわないで! ……で、プロデューサー、本当にどうしたの? 私だったから良かったけど、しぶりんとかにやってたら通報モノだよ?」



P「未央だったら良いのか!?」



未央「よくはないけど! でも……プロデューサーがこんなことするなんて、何か、理由があるはずだもん。それを聞いてからじゃないと、わからないよ」



P「未央……。未央は、優しいな」



未央「えへへ。そうですとも。未央ちゃんは優しいよ? だから、何でも言って。ね?」



P「……実は、な」



未央「うん」



P「未央のおっぱい、揉んでみたかったんだ……」



未央「……うん?」



P「……」



未央「……」



P「……」



未央「……終わり!?」



P「終わりだ」



未央「……ごめん。ちょっと整理させて。つまり、プロデューサーは日々の仕事の疲れとか何か悩みがあるとかそういうのじゃなく、単に揉みたかったから、私の胸を揉んだ、ということ?」



P「そうだな」モミモミ



未央「揉―むーなー! ……ねぇ、プロデューサー」



P「ん?」



未央「ちょっと、ビンタしてもいい?」



P「ビンタまでしてくれるのか!?」



未央「したくなくなったよ! 何? プロデューサーって変態だったの!?」



P「へ、変態なんて、そんな……へへ」



未央「照れるところじゃない! 照れるところじゃないからね!?」



P「でも、未央がわざわざ俺のために罵倒を……」



未央「そういうことじゃない! ……プロデューサー、本当、どうしちゃったの?」



P「どうもしてない。ただ、未央のおっぱいを揉みたくて、な……」



未央「……ちひろさんに言ってもいい?」



P「ちひろさんのおっぱいじゃなくて、未央のおっぱいじゃなきゃダメなんだ!」



未央「え? どういう解釈?」



P「え? だから、未央は『私のおっぱいを揉みたいならちひろさんのおっぱいを揉めばいい』という意味で言ったんだろ?」



未央「違う……!」



P「えっ……じゃ、じゃあ、他に何があるって……」



未央「あるよ! むしろプロデューサーの解釈が斜め上だよ!」



P「……でも、未央のおっぱいを揉みたいって気持ちは本当だからな」



未央「なんでそんなに私のおっぱいに執着するの……」



P「そりゃ、未央が好きだからだな」



未央「えっ……ぷ、プロデューサー……とはならないよ! その台詞を言うならもっとムードとか考えて!」



P「……最高にムードなかったか?」



未央「ない!」



P「ないか……あ、じゃあ未央。毎朝未央のおっぱいを揉ませてほしい」



未央「何が『じゃあ』なの!?」



P「ほら、毎朝味噌汁を……的な」



未央「わかるかー! わからないよ! そんなのわかるわけないでしょ! おっぱいと味噌汁はイコールじゃないよ! ノットイコールだよ!」



P「おっぱいと味噌汁はノットイコール、って、なんだか面白いな」



未央「面白くない!」



P「でも、今のは俺の渾身のプロポーズだったんだが……」



未央「あれが!? 私でももっと良いプロポーズできるよ!」



P「えー、ほんとかー? じゃあやってみてくれよ」



未央「えっ……そ、そんな、いきなり……」



P「……」



未央「……わかったよ! じゃあ……コホン。プロデューサー」



P「はい」



未央「私がアイドルを辞めても……ずっと、私をプロデュースしてね」



P「……それ、アイドルを辞めて女優になっても、ってことか?」



未央「なんで!? なんで今の台詞でそう受け取れるの!? そもそも、プロポーズって言ってるじゃん!」



P「いや、だって、それ、俺限定じゃん……」



未央「限定だよ! そもそも、私は……うぅ」



P「……未央?」



未央「……プロデューサーのばか! 絶対調子おかしいから病院に行けー! わーん!」タッタッタッ



P「……行ってしまった」



P「……でも、そう言えば、俺のプロポーズも未央限定だったな」



P「……あれ? これって、つまり――」





ガチャ



P「ん?」



ちひろ「プロデューサーさん、今、未央ちゃんが泣きながら走っていったんですが……何か知りません?」



P「いや、おっぱいを少し揉んだだけです」



ちひろ「……は?」



P「おっぱいを、揉んだ、だけ」



ちひろ「……プロデューサーさん、休暇、いります?」



P「くれるんですか!? やったー!」バタン



ちひろ「プロデューサーさん!? いきなり、倒れ――と、とにかく、医務室に運ばないと……」





――



未央「プロデューサー! 大丈夫……なの?」



P「ん、未央。ああ、もう大丈夫だ」



未央「……良かった。ちひろさんから、いきなり倒れたって聞いて……様子がおかしいことはわかっていたんだから、私が、なんとかするべきだったのに」



P「いや、未央は悪くないよ。悪いのは俺だ。……その、あんなことも、したし、な」



未央「……お、覚えて、るの?」



P「そりゃ、覚えてるよ。……本当に、ごめん。おかしかったとは言え、あんなこと……許されることじゃないよな。取り返しのつかないことをしたってことはわかっているが、未央、なんでも言ってくれ。俺にできることならなんでもする。だから……」



未央「……なんでも? 本当に、なんでも?」



P「ああ。顔を見たくないなら、もう一生顔を合わさないようにする。殴りたいなら、何度殴っても構わない。何でもするし、何でもしてくれ。そんなことで未央にあんなことをした償いができるとは思えないけど、それでも……俺にできることは、それくらいしかないから」



未央「……ちょっと、重すぎるよ、プロデューサー。でも、なんでも……なんでもかー。……ねぇねぇプロデューサー、それって、何個でもいいの?」



P「ああ。もちろんだ」



未央「それじゃあ……ねぇ、プロデューサー。私のおっぱい、どうだった?」



P「どっ!? ……どうだった、って、どういう意味だ?」



未央「私も、男の人におっぱいを揉まれるなんて初めてだからさ……感想、気になったから。それでそれで、プロデューサーは未央ちゃんのおっぱいを揉んで、どう思ったのかな?」



P「そ、それは……めちゃくちゃ、良かった、です」



未央「そっかそっかー……毎朝揉みたい?」



P「そっ……れ、は、どう答えれば、いいんだ」



未央「プロデューサーの正直な気持ちを言ってくれたらいいよ♪」



P「……揉みたい、です」



未央「へぇ……ねぇ、プロデューサー。覚えてる、ってことは、その言葉の意味も、わかってるんだよね」



P「言葉の、意味……?」



未央「……プロデューサー。あと一つだけ、言うこと、聞いてくれる?」



P「ああ」





未央「今から言う言葉に、返事を下さい。……プロデューサー。アイドルを辞めた後も、ずっと……私のことを、プロデュース、してくれますか?」



P「……俺で、いいのか?」



未央「プロデューサー限定、だからね」



P「……アイドルの胸を揉むようなプロデューサーだぞ」



未央「アイドルじゃなくて、私の、でしょ?」



P「……未央」



未央「はい」



P「こちらこそ、いつまでも、君のプロデューサーでいさせて下さい」



未央「よろこんで」



P「……ははっ」



未央「……ふふっ」



P「どうして、胸を揉むところからこうなるんだよ」



未央「本当、なんでこうなったんだろうね」



P「謎だな。本当に、謎だ」



未央「でも、私は嬉しいよ? きっかけはどうあれ、プロデューサーが約束してくれたんだもん」



P「それは、まあ、そうなんだけど……こうなった原因が『胸を揉んだこと』って、結婚式とかで言いたくないな、と思ってな」



未央「あー……それは確かにそうかも。でも、プロデューサー」



P「ん?」



未央「気、早すぎじゃない? 私、まだまだアイドル、続けるよ?」



P「……忘れてくれ」



未央「忘れてあげなーい。……プロデューサーって、思ったよりも私のこと、好き?」



P「……好きだよ! 大好きだ! これで――」





チュッ





未央「……えへへ。いきなりおっぱい揉まれたことの、お返しだよ。それじゃ、プロデューサー。またね。……私も、大好きだよ」





ガチャ





P「……お返し、大きすぎだろ」











21:30│本田未央 
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