2016年11月01日

佐久間まゆ「胞子まみれのリア充の街」

デレマスSSです



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輝子「リア充……リア充なんて……」





まゆ「輝子ちゃん、まだ原宿には着いていませんよ」



輝子「フヒ……これは予行練習だから」



まゆ「予行練習?」



輝子「いきなり……原宿に行ったら……死ぬかヒャッハーしかない」



まゆ「はい」



輝子「だから……今のうちに……耐性をつけて置かないと……」



まゆ「うふふ、輝子ちゃんのそういうところ大好きです」



輝子「まゆさん……?近い……近いよ……」



まゆ「まゆ、近眼なんです」



輝子「近眼なら……しょうがない……な……」



まゆ「そうですよぉ」



輝子「で、電車の中で……くっついてもしょうがない」



まゆ「近眼をネタにプロデューサーさんに近づいてみようかしら」



輝子「まゆさん。応援するよ……親友と幸せにな……」



まゆ「うふふ……」



まゆ「輝子ちゃん。着きま……」



輝子「……」



まゆ「輝子ちゃん?」



輝子「いいんだ。私は電車に生えているキノコ……」



まゆ「どうかしたんですか?」



輝子「具体的に言うとヒトヨタケ……BBQ中のリア充が食って苦しめばいいんだ……」



まゆ「リア充オーラに負けているんですね」



輝子「流石まゆさん。理解が早い……」



まゆ「とりあえず電車降りましょうね」



輝子「ノォォォ!!!」



まゆ「えい、まゆドン!」



輝子「フヒヒ……反対側のホームに落ちるところだった……」



まゆ「これがロリータまゆの力です」



輝子「まゆさん……強い……」



まゆ「ロリータまゆですよぉ」



輝子「ロリータ……な……」

まゆ「それじゃあ今日の予定を確認しますね」



輝子「明治神宮に……お参りだな……任せろ……」



まゆ「うふふ、違いますよねぇ?」



輝子「まゆさん……こわい……近い……」



まゆ「近眼ですから……ね」



輝子「あっ、はい……」



まゆ「今日は輝子ちゃんのロリータ力を上げてもらいます」



輝子「ロリータ力……?人違いじゃないのか……そんなもの私にない……ぞ……」



まゆ「まゆ、知っているんですよぉ」



輝子「な、なにを……」



まゆ「輝子ちゃんが原宿でリア充散歩して、可愛いピンクを着たってこと」



輝子「リア充散歩はしてないけど……そ、そういえば親友と原宿に行ったな……」



まゆ「リア充滅べと叫びながら男女で歩くのはさぞ楽しいでしょうねぇ」



輝子「まゆさん……近い……怖い……」



まゆ「近眼ですからぁ……」



輝子「ヒッ……」



まゆ「なーんてね。それでまゆ思ったんです。輝子ちゃんのロリータ力はまだ高まるって」



輝子「ロリータ力って……具体的に……どうなるん……だ?」



まゆ「さっきみたいにまゆドンならぬ、輝子ドンができるようになります」



輝子「輝子ドン」



まゆ「うふふ、輝子ドンです」



輝子「そ、そうか……」



まゆ「今日は休日だけあって人が多いですねぇ……」



まゆ「まゆ、慣れているつもりなんですけど……」



まゆ「輝子ちゃんはいま……せんね……」



まゆ「探さなきゃ……」



オールドファッションロリータ「Don!ut」



まゆ「キャッ!」



オールドファッションロリータ「あっ、ごめんなさい。お詫びにドーナツどうぞ」



まゆ「あっ、ありがとうございます」



オールドファッションロリータ「それじゃあね!」



まゆ「まゆの知らないロリータがあるんですね……」モグモグ



輝子「……」



まゆ「輝子ちゃん、探しましたよぉ」



輝子「……」



まゆ「そんな路地裏でダイイングメッセージみたいにリア充って書かなくても……」



輝子「……」ムクッ



まゆ「クリップボードを出さなくても……」



『リア充空気は吸うと肺に来る』



まゆ「なるほど」



輝子「……」カキカキ



『そんな中呼吸できる回数は限られる』



まゆ「だから呼吸の回数を最低限にしているんですね」



輝子「……」カキカキ



『そう、元密葬課の立会人のように』



まゆ「輝子ちゃんが嘘喰い読んでいるとは知りませんでした」



輝子「……」カキカキ



『という訳なんだ。帰っていいか?』



まゆ「ダメですよぉ」



輝子「……」カキカキ



『ひどい』



まゆ「じゃあ、今から輝子ちゃんは今からリア充です」



輝子「フヒッ……?」



まゆ「まゆの女になれよ」ドン



輝子「フヒヒ……まゆさん近い……」



まゆ「これで輝子ちゃんはまゆの彼女です」



輝子「な、なんだか……照れる……な……」



まゆ「まゆドンですよぉ」



輝子「息がちょっとだけ……楽になったか……」



まゆ「ロリータ力ですねぇ」



輝子「これが……ロリータの……力か……」



まゆ「これで輝子ちゃんのロリータ力を高められますねぇ」



輝子「フヒッ?」



まゆ「うふふ、ちょうどこっちにもお店があるんですよぉ……」



輝子「ノォォォ!!!」



まゆ「えい、まゆドン!」



輝子「な、なあ。変じゃないかな……」



まゆ「輝子ちゃん可愛いですよ。似合ってます」



輝子「そ、そうか?でも……フリフリで……」



まゆ「フリフリを抑えたこっちも似合うと思うので試着しましょうか」



輝子「ノォォォ!!!」



まゆ「お店の中でヒャッハーはメ」



輝子「ううう……」



まゆ「店員さん、甘ロリ系をもう少しお願いします」



輝子「まだ、用意するの……か……」



まゆ「はい」



輝子「ヒヒヒヒ……」



まゆ「ヒャッハー禁止ですよぉ」ドン



輝子「ヒッ……」



輝子「フヒヒ……キノコ……ロリータ……」



まゆ「似合うのが見つかって良かったですねぇ」



輝子「あ、ああ……キノコはあんなところにも……生えるんだって……」



まゆ「キノコはどこにでも生えますからね」



輝子「でも条件が揃わないと……ダメなんだ……」



まゆ「ロリータもTPOが大事なんですよ」



輝子「なんか条件がある……のか……?」



まゆ「ええ、例えばメタルの格好をするにもジャンルや場所を弁えないといけませんよね。それと一緒です」



輝子「ああ……なんか分かる……町中でヒャッハーすると……大体引かれる……」



まゆ「そういうことです。まゆだって普段からロリータの格好をしている訳じゃありません」



輝子「でも……私は……変なところでテンション上がるから……ぼっちなんだ……」



まゆ「そんなことないですよ。輝子ちゃんにはちゃんと友達がいます」



輝子「そうかな……でも、まゆさんのおかげで……ロリータに詳しくなった気がする……」



まゆ「うふふ、これで輝子ちゃんもロリータ仲間ですよぉ」



輝子「トモダチ……」



まゆ「そうです。まゆもうれしい」



輝子「なんだか……いいな……そういうの……」



まゆ「今度は乃々ちゃんも呼びたいですねぇ」



輝子「ロリータなお隣さんか……いいかもな……似合う……」



まゆ「いいですよねぇ。ロリータアンダーザデスク。なんて」



輝子「ライブで……それをやる……」



まゆ「やりましょうねぇ。みんなでティーパーティなんて素敵」



輝子「いいなそれ……キノコ紅茶なら……用意する」



まゆ「まゆはお菓子を用意しますね」

輝子「……」ぐう



まゆ「輝子ちゃん、お腹なっちゃって、お昼ごはん食べてないんですかぁ?」



輝子「ええと……気持ち悪くなると……いけないから……朝ごはんも……」



まゆ「食べましょう」



輝子「えっと、リア充空気の中じゃ……うまくご飯……食べれるかな……」



まゆ「ロリータだから無敵です。ごはんはちゃんと食べなきゃダメです」



輝子「フヒ……」



まゆ「原宿は揚げ物のお店が多いから……やっぱり……胃には……」



輝子「わ、私は大丈夫……」



まゆ「どこも量が多いんですよ。決めました。クレープを食べましょう」



輝子「そ、そうか……」



まゆ「クレープと言ってもツナみたいなお惣菜系の具を選べば大丈夫です」



輝子「どこで食べるんだ……?」



まゆ「歩きながら食べるんですよ」



輝子「そんなリア充みたいな……」



まゆ「うふふ、忘れたんですかぁ?今の輝子ちゃんはリア充です」



輝子「まゆドン……まだ有効だったんだな……」



まゆ「まゆドンは効果が長いんです」

まゆ「チョコチーズをお願いします。輝子ちゃんはなににしますか?」



輝子「ヒッヒッフー……ヒッヒッフー……」



まゆ「いざ注文しようとしたら動悸が激しくなったんですね」



輝子「理解が……早い……」



まゆ「大丈夫ですよぉ。なにが食べたいんですか?」



輝子「キノコ……」



まゆ「あっ、ソーセージのやつにマッシュルームが使ってあるんですね……それを一つ」



輝子「キノコ……こんなところにも……」



まゆ「キノコはどこでも生えますから」



輝子「流石だ……すごい……」



まゆ「はい、どうぞ……」



輝子「お隣さんは……この空気に耐えられるのかな……」



まゆ「乃々ちゃんには森みたいなカフェに招待すればいいかもしれません」



輝子「森……?キノコはあるのかな……」



まゆ「まあ、森なら生えてますよ……多分……」



輝子「フヒヒ……流石……トモダチ……」



輝子「美味しい……こんなものを……やつらは……」



まゆ「うふふ、いいですよね?」



輝子「一人で食べても……味がしないのに……」



まゆ「今はまゆがいますから、きっとそれもあります」



輝子「そ、そうかな……」



まゆ「そうですよ」



輝子「うん……?あれ……」



まゆ「アクセサリー屋さんですね」



輝子「あの、あれは……まさか……」



まゆ「なにがあるんですか?」



輝子「カエンタケ君だァァァ!!!」



まゆ「街中でヒャッハー禁止ですよぉ」ドン



輝子「うっ、まゆドン……」



まゆ「好きなものがあると、思わず自分を抑えられなくなっちゃうのはまゆもよくあります」



輝子「はい」



まゆ「でもTPOは大事です。これはロリータの時も一緒ですけど」



輝子「フヒヒ……分かった……」



まゆ「それでこの赤くて可愛いのがカエンタケ君なんですかぁ?」



輝子「そ、そうなんだ……プラスチック製で……携帯の……ストラップに……なってる……」



まゆ「じゃあ、まゆと一緒に買いましょう」



輝子「フヒッ?まゆさんもキノコに……」



まゆ「だってこんな綺麗な赤。アイみたいじゃないですかぁ」



輝子「か、かつてカエンタケ君は……愛みたいって……言われたことがあっただろうか……」



まゆ「上に……運命の人がいる天に……手をのばしているみたいで……」



輝子「まゆさんの解釈……深いな……」



まゆ「それでどんなキノコみたいなんですか?」



輝子「カエンタケ君は毒がすごくて……食べると……大抵……死ぬ……」



まゆ「アイみたいですね」



輝子「よく似た……食用のキノコがあるから……間違える人もいるんだ……」



まゆ「うふふ、なんだかアイみたい。間違えて食べてしまったらきっと……運命の人は死んでしまう……」



輝子「カエンタケ君を……ロマンチックに言う人……初めて見た……」



まゆ「多分まゆが初めてだと思いますよぉ」



輝子「フヒヒ……」



まゆ「うふふ……」

まゆ「カエンマユ君……可愛い……」



輝子「もう……名前付けたんだ……」



まゆ「うふふ、これも願掛けの一つです」



輝子「また……来たいな……」



まゆ「ええ、カエンマユ君と乃々ちゃんも一緒に」



輝子「でもな……やっぱりリア充空気は辛い……」



まゆ「それだったら街中を胞子で埋め尽くしちゃえばいいんです」



輝子「フヒヒ……いいな……それ……」



まゆ「今度来るときは輝子ちゃんは人型の大きなキノコ……まゆもロリータで固めて……」



輝子「街中のリア充を……胞子まみれにして……キノコにしてしまうんだ……」



まゆ「また来る時の楽しみが増えましたね」



おまけ1



輝子「という訳なんだ……お隣さんも行こう……」



乃々「いやですけど……」



輝子「そうとは言わず……楽しいから……」



乃々「もりくぼには無理です……」



輝子「原宿は……いいぞ……」



小梅「原宿……行くの?」



輝子「うん……来るか……?」



小梅「行く……」



輝子「じゃあ、まゆさん、小梅ちゃん、私で行くことになるな……」



乃々「あの、もりくぼは……?」



小梅「行きたくない……なら……いいよ……」



乃々「もりくぼも、行きますよ」



輝子「フヒヒ……お隣さんも一緒……」



おまけ2



乃々「ふぁんしー……」



まゆ「うふふ、乃々ちゃん似合ってます」



輝子「フヒヒ……キノコ……」



乃々「外に出るのはむぅーりぃー……」



まゆ「大丈夫です。ロリータは無敵ですから左右にロリータいます」



小梅「後ろにも……いるよ……」



乃々「もりくぼがセンターですか……」



まゆ「うふっ、可愛いから大丈夫です」



乃々「むーりー」



小梅「じゃあ、前にもロリータ……あの子も着るって……」



まゆ「……」



乃々「むぅーりぃー」



輝子「まゆさん……大丈夫……?」



まゆ「え、ええ。ロリータは無敵ですから」



おまけ3



まゆ「……」



輝子「まゆさん……?」



まゆ「だ、大丈夫、今のまゆはロリータですから……無敵ですよぉ……」



輝子「あっ、いや、でもこういうのは苦手じゃ……」



まゆ「乃々ちゃんも行けますよね……」



乃々「……」ブンブン



輝子「お隣さん、激しく首を横に振って……」



小梅「ほら……見て……ハロウィン……で……可愛くなってる……」



まゆ「……」



乃々「……」



輝子「ホラーはやっぱり……」



まゆ「余裕ですよぉ……ちょっと誰かが背中を押してくれれば……」



輝子「え、えい……輝子ドン……」



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