2016年11月10日

フレデリカ「秋の行楽山登りごっこ」


これはモバマスssです

キャラ崩壊があるかもしれません

書き溜めはありませんが、本日中に完結させます







SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1477304169







フレデリカ「フンフンフフーン、フィンランド〜」





肇「ここは高尾山ですよ?」





朋「流石に分かってるんじゃない?」





フレデリカ「やっほー!フレデリカだよー!」





肇「せめて山頂着いてからやりましょう?」





フレデリカ「綺麗だねー」





朋「秋の山はこー、スピリチュアルな感じがしていいよね!」





フレデリカ「アタシが!」





肇「フレデリカさん、大丈夫ですか?」





フレデリカ「肇ちゃんそのツッコミはおかしいんじゃないかなー?」













朋「折角の休日をあたしに付き合わせちゃって悪いけど、予定はなかったの?」





フレデリカ「だいじょぶだいじょぶ、むしろ探してたくらいだもん」





肇「秋の紅葉は素敵ですね…日々の疲れが癒されます」





フレデリカ「秋っていったらFだしねー」





肇「どうせでしたら、滝にも行きたかったですね」





朋「此処を選んだのは、近くて日帰りでさくっと来れる場所だからよ」





肇「晴れてよかったです」





朋「ちなみにだけど、文香ちゃんと杏ちゃんは?」





フレデリカ「ケーブルカー乗りに行ってたよー」











杏「はっくしゅん!…あー、結構寒い」





文香「もう直ぐ十一月ですから…東京とは言え、もう少し厚着してくるべきでしたね…」





杏「事前に言ってくれればコート着てきたよ」





文香「…あら…?伝わってませんでしたか?」





杏「流石にFを感じにいくよーだけじゃ分からなかったかなー…」





文香「…素敵な景色ですね…」





杏「おい…まーいいや、杏的には秋なら焼き芋が食べたいかな」





文香「でしたら、下山してから良さげなお店を探しましょうか」





杏「十中八九焼肉になりそーだね」













フレデリカ「いぇーい!一番のりー!」





肇「ふぅ…フレデリカさん、割と体力ありますよね」





フレデリカ「フレちゃんはダンスやってるからねー」





肇「私もやっている筈なんですけど」





朋「はぁ…はぁ…キッツイわね…」





フレデリカ「おー、朋ちゃんも到着!」





朋「ふぅー…なんで階段全力ダッシュで三往復もしたの?」





フレデリカ「そりゃーアタシ達がアイドルだからだよー」













肇「いい運動になりますね」





朋「肇ちゃんもよく涼しい顔してられるわね」





肇「もう秋ですから」





フレデリカ「じゃー最下位だった朋ちゃんはアタシ達と一緒にもう一往復だねー」





朋「全員じゃん!」





肇「あ、私は結構です。ここで景色を眺めて待ってますので」





朋「ちょ、ちょっと休ませて…」















文香「…素敵な景色、ですね…」





杏「楽でいいねー、どーせなら杏的にはお団子も欲しいかな」





文香「お茶と、最中でしたら用意してありますよ」





杏「おー、準備いいねー」





文香「五人揃ってからにしようと思っていましたが…」





杏「ま、揃ったらまた何か買えばいーよ」





文香「あら…もう、到着ですか」





杏「あっという間に上までこれちゃったね」











フレデリカ「ねーねー、この道ずっとS字で続いてるんだよね?」





肇「下でみた地図の記憶はおぼろげですが、だいたいそうだった気がします」





朋「…やめとかない?」





フレデリカ「ここ走って突っ切った方が絶対はやいよねー?」





肇「物理的にはそうなりますね」





フレデリカ「わぁお、Fっぽい!」





肇「…いきますか」

















朋「貴女達と行くとあたしまで遭難しそうね」





フレデリカ「そーなんだー…いまいちだねー」





肇「そう、何度も詰まらないギャグを言うからです」





フレデリカ「インドのパン食べたいねー」





肇「ナンですか?」





フレデリカ「そう!ナン!」





朋「こんな所にいられない!あたしは先に行かせてもらうわ!」











肇「…あの」





フレデリカ「あれー?真っ直ぐ進めば大丈夫なはずなんだけどなー」





朋「戻らない?まだ多分引き返せるよ?」





フレデリカ「でも取り敢えず上の方に進めば山頂なんだし大丈夫だよねー」





肇「遭難した時は降りるよりも登った方が安全と言いますからね」





フレデリカ「いざとなったら杏ちゃんがなんとかしてくれるよきっと」













杏「この最中どこの?凄く美味しいね」





文香「…それにしても、なかなか三人は遅いですね…」





杏「大丈夫じゃない?なんやかんやしっかりしてるし」





文香「遭難してないといいのですが…」





杏「ここ高尾山だよ?ありえないでしょ」





文香「…それもそうですね」





杏「よし、じゃー次は杏が持ってきたお煎餅を…」















フレデリカ「ふんふんふふーん、麩」





肇「それ一度使ってますよ?」





朋「そんな縛りあったの?!」





フレデリカ「綺麗な木々に囲まれてフレちゃん魅力7割くらいアップしちゃうなー」





肇「知ってますか?フレデリカさん、どれだけ掛け算しても結果の変わらない数字があるそうですよ」





フレデリカ「でも紅葉とアタシって合うでしょー?」





肇「否定はしませんけどね」





フレデリカ「わぁお、肇ちゃんが初期の優しい頃に戻ったー」





朋「…現実に戻ろ?今遭難中なのよ?」















フレデリカ「あ、ポップコーンあるけど食べる?」





肇「せめて合流してからにしませんか?」





フレデリカ「どーせ今頃あっち二人もおやつ食べてると思うよ?」





朋「きっとあたし達の事探してくれてる筈…だよね?」





肇「ここ、電波届いてます?」





フレデリカ「ダメっぽいよー、さっきからラインしか出来ないんだー」





朋「…ん?」











肇「…それで、杏さんは何と?」





フレデリカ「えっとねー、文香ちゃんがお腹空いたって言ってるよー、だってさ」





肇「はぁ…早く下山しますか」





朋「え?登るんじゃないの?」





フレデリカ「多分もう二人とも下りて近くのお店探してるだろーからねー」





肇「仕方ありませんね…今日は、電車で此処へ来たので文香さんもお財布を持っている筈ですし」





フレデリカ「よーし、そろそろ遭難ごっこは終わりにしよっか」

















杏「フレデリカちゃん達おっそいねー」





文香「既にお店を予約してしまっているので…はやく…」





ヤッホー





杏「ん、あの山肌にいる三人かな?なんで正規ルートじゃないんだろ」





文香「…ようやく、そろいましたね」





「ヤッホー!…肇ちゃん、ちょっと目が怖いかなー」





「フレデリカさん、駅が近いのでお静かに…」





「…ぜんっぜんスピリチュアルじゃない!」





杏「…知らない人の振りしよっか」













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