2016年11月16日

フレデリカ「事務所までの一睡ごっこ」


これはモバマスssです

キャラ崩壊があるかもしれません

書き溜めはありませんが、すぐに完結させます







SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1476409831









ガタンゴトーン





杏(…眠い。最近寒いから電車の暖房で寝そう…)





杏(プロデューサー車持ってるんだから、送迎してくれりゃいいのに)





杏(あー…事務所までまだあと7駅あるし寝よう)





杏(起きられなかったら…まいっか)





「あれ?もしかしてあの子ってアイドルの杏ちゃん?」ヒソヒソ





杏(…げっ!)













杏(頼むよー、せめて小声でねー。杏寝たいから気付かないふりしてよ)





「間違いないって、あのコンビニみたいなユニットの杏ちゃんだよー」ヒソヒソ





杏(…認識酷くない?)





「…眠そうだねー、アイドルって疲れそうだし」ヒソヒソ





杏(そーそー、だからそっとしといてね)





「じゃーサイン貰ってこよっかなー!」





杏(車内!)





「…お疲れ、なのですから…そっとしておいてあげましょう…」ヒソヒソ





杏(…ん?)









フレデリカ「しょうがないなー、フレちゃん我慢してあげよー」





杏(…)





文香「なんでしたら、事務所に到着してから書いて頂けば…」





杏(いや、二人とも杏のサインいらないでしょ)





フレデリカ「杏ちゃん、なんで目を閉じてるんだろー?」





文香「さぁ…電車が動き出す瞬間とブレーキが掛かる瞬間の慣性を、より正確に体感で導き出す為では…?」





フレデリカ「ふーん、理系はよくわかんないなー」





杏(眠いからだよ)













フレデリカ「杏ちゃん起きてるー?」





杏(…寝てるよ、少なくとも返事を返す気はないし)





文香「…狸寝入り、ですか…」





杏(分かってても言うなよー…)





フレデリカ「杏ちゃんはウサギだよ?」





文香「では…ウサギの嫁入りですね」





杏(…寝れない!)











フレデリカ「なかなか目開けないねー」





文香「また…杏さんと共に、笑い合いたいものです…」





杏(死んだわけじゃないんだけどなー)





フレデリカ「杏ちゃんと過ごした日々、楽しかったなー…」





文香「…別れは…何度経験しても、つらいものです…」





杏(…死んでないよ)





フレデリカ「杏ちゃん…」





文香「杏さん…」





杏(……しょうがないなぁ)















杏「おは





フレデリカ「あー、フレちゃん達の広告はってあるよー」





文香「隣には…焼肉店のポスターが…」





杏(っぶない…こいつら…)





フレデリカ「日によってメンバーの変わる不思議なユニット…ですか…」





杏(それどころか人数すら変わるからね)





フレデリカ「不思議なのかな?」





文香「さあ…世間の常識とは、ときに理解の及ばないモノがありますから」





杏(…私は何も言わないよ)









フレデリカ「フレちゃんはオールウェイズで参加してるよー?」





文香「私も、ほぼ皆勤賞かと…」





杏(杏はちょいちょいいないけどねー)





フレデリカ「ユニットのリーダーは杏ちゃんなのにねー」





杏(脳内に入ってこないでよ)





文香「そう言えば、ですが…何故、杏さんがリーダーに?」





フレデリカ「纏められるのが杏ちゃんしかいないからじゃない?」





杏(自覚あるならなんとかしようか)













フレデリカ「あとあれだよ、えっとねー…なんだっけ?」





杏(分かるか!)





文香「Tulip、でしょうか…?」





フレデリカ「そーそー、それそれ」





杏(…肇ちゃん、ヘルプ!)





フレデリカ「Tulip3人で踊った時、杏ちゃんセンターが一番映えるからだってさー」





文香「確かに、そうでしたね…」





杏(フロント二人でセンター少し下がって杏だと、斜め上から見たら身長の高低差誤魔化せるからねー)













フレデリカ「あとまー色々聞いてたけど…忘れちゃったー」





文香「それ程、プロデューサーさんは杏さんの事を信頼しているのでしょう…」





杏(丸投げとも言えるね)





フレデリカ「フレちゃんも信頼されてるよー?」





文香「ところで、先ほどの焼肉屋のポスターですが…」





フレデリカ「また行くー?」





文香「いえ…次は、別に行きたいお店があるので…」





フレデリカ「じゃー次はそこに行こっか」





杏(杏はパスで)









フレデリカ「電車ってあったかくて眠くなってくるねー」





文香「電車に揺られながら読む本も、また良いものです…」





杏(じゃあ静かに実行すればいいじゃん)





フレデリカ「プロデューサー車持ってるんだから送ってくれればいーのに」





杏(ほんとそれ、フレデリカちゃんから頼んでみてよ)





文香「…定期を買ってしまったので、その後に提案して頂けると嬉しいです」





杏(文香ちゃん…)











フレデリカ「さて、杏ちゃんそろそろつくよー?」





文香「起きてますよね?杏さん」





杏「…あー、眠かったー…」





フレデリカ「起きてたけど認めるの恥ずかしいよねー」





杏「…わかってるなら言うなよー」





文香「ふふっ…久し振りに、この3人だったので、つい…」





フレデリカ「後でフレちゃんが本場フランスのアメリカンコーヒー淹れてあげるよー」





杏「本場、本場ってなんだ」





文香「躊躇わないこと、でしょうか?」











『次は〜、〜。お降りの方は、ホームと電車の間にお気を付けてーー』





杏「…あと2駅も先じゃん…」





フレデリカ「あ、ごめーん。場違いだったー」





杏「確かに場所違うけどさ…」





文香「では、残り二駅分…」





フレデリカ「アタシ達のお喋りに付き合ってよー」





杏「…しょうがないなぁ」





フレデリカ「ツッコミ不在だと話し進まないし」





杏「…それは杏がいても同じじゃん…」









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