2016年12月01日

モバP「飛鳥と買い物」


モバP(以下P)「ということで、行くぞ」



飛鳥「藪から棒にどうしたんだい」





P「うーん、気まぐれというか、いつも頑張ってくれてるお返し、とか?」



飛鳥「それを言うならキミは毎日残業して働いているじゃないか」



飛鳥「感謝するのはむしろこっちだろう。キミのお陰でボクは輝けているわけだし」



P「まぁそう遠慮なくするなって。実を言うと社長から商品券を貰ったんだ。先日のライブのご褒美だってさ」



飛鳥「そんなものをボクのために使っても良いのかい?」



P「ライブのご褒美だし、俺が使うより一番頑張ってくれた飛鳥のために使いたいかなって」



飛鳥「……なら、遠慮なく甘えさせて貰おうかな」



P「おっし、じゃあ次のオフは大丈夫か?」



飛鳥「ボクはいつでも構わないよ。むしろキミの方が忙しいんじゃ」



P「まぁそこは調整するさ。ちひろさんもいるし、1日ぐらい大丈夫さ。それじゃ次のオフを楽しみにしててくれ」



飛鳥「あぁ。さて、何を買ってもらおうかな?」



P「なんでもいいけど、商品券ラインで頼むぞ……」



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数日後



飛鳥「やぁ、おまたせ。今日はスーツじゃないんだね」



P「おはよう飛鳥。まぁこういう時ぐらいはね」



飛鳥「キミはいつでもスカウトできるように常にスーツかと思っていたけど」



P「んー、今日は飛鳥と楽しもうと思って、仕事道具は全て置いてきた」



飛鳥「そ、そうか……」



飛鳥(これが俗に言うデート、に当たるのかな。意識してしまうと少し……)



P「どした?」



飛鳥「あ、いや、何でもない。さぁ、往こうか──」

車内



飛鳥「そんなことを言っておきながら、車は社用車なんだね」



P「いやぁ、俺みたいなヤツが車を買うなんて勿体なくてさ」



飛鳥「いつも現場行くときに、あの車がカッコイイとかよく言ってるじゃないか」



P「まぁ、それはそれだ。結局社用車の方が乗ってしまうしいいんだよ。とりあえずどこに行く?」



飛鳥「そうだね、まずは家電量販店に行きたいかな」



P「なんだ?ゲームでも買うの?」



飛鳥「今使ってるイヤホンの右側が使命を全うしてしまってね。今じゃモノラルってとこさ」



P「断線しちゃったのか。専門店とかじゃなくて良いの?」



飛鳥「ヒトってやつは贅沢を知ると、元には戻れないんだ」



P「あぁわかるぞ。同僚に高いヘッドホンを買って、そのまま何十万もつぎ込んでるヤツがいるよ」



飛鳥「家に現場と同じような機材を揃えるつもりなのか?」



P「最終目標はそこだろうなぁ……」

購入後



P「それで良かったのか?」



飛鳥「かれこれ同モデルを2年近く使ってるからね」



P「あー同じの買うよな。俺も初めて音楽プレイヤー買ったときに使ってたイヤホンずっと買ってる」



飛鳥「新しい挑戦をするべきだとは思っているが、これに関しては安定を求めてしまう」



P「他のイヤホン使うと、ちょっと違和感があって戻っちゃうんだよな」



飛鳥「同感だ。どうもボクの耳は他のイヤホンを受け付けないらしい」



P「使い慣れたものが一番だよな。んで、次どこ行く?」



飛鳥「それじゃ───」

デパートにて



P「ほい、たい焼き買ってきたぞ」



飛鳥「ありがとう。こういう所のたい焼きは無性に食べたくなる」



P「ステージとかで近くに来た時は毎回食べるてるよね、それ」



飛鳥「普段見かけないからね。チャンスは無駄にしない主義なのさ」



飛鳥「アツッ」



P「落ち着いて食べろよー」



飛鳥「フーッ、フーッ」パクッ



P(こういうところ子供っぽくてかわいいなぁ)

飛鳥「ん?ジロジロと見て、なんだい?」



P「なんか、小動物みたいでかわいいなぁって」



飛鳥「か、可愛い?何をバカなことを言ってるんだ。さっさと食べて次行くよ」パクッ



飛鳥「〜〜!」



P「だから落ち着けってほら水」



飛鳥(ゴク、ゴク)



飛鳥「ふぅ、ありがとう。助かったよ。ただ、いきなり変なことを言わないでくれないか」



P「すまんな、ただ本心だぞ?」



飛鳥「だからそういうところだ」



P「ちぇっ、アイドルなんだから可愛いで喜べって」



飛鳥「可愛いなんてボクの路線じゃないだろう……」



P「そんなことないと思うけどなぁ。俺は行けると思ってるぞ」



飛鳥「まぁキミが用意してくれるセカイなら、ボクは輝ける気がする……が、可愛い路線はどうなんだろうか」



P「まぁ仕事の話は置いとこう。サクッと食べて次へ行こう」



飛鳥「そうだね」フーフーパクッ



飛鳥「ん〜♪」



P(かわいい)

P(それから、服、マンガ用のペンや用紙を買って、ゲームセンター遊んだりした)



P「いい時間だな、夕飯でも食べるか」



飛鳥「そうだね、少し疲れてしまったよ。ゆっくりできるところでお願いしたいね」



P「ここらへんだと……。ちょっとだけ遠いとこにいい感じのハンバーグ店があるけど、どうする?」



飛鳥「いいね、キミのオススメだし、さぞかし美味しいだろう」



P「あまり期待されても困るけどな」



飛鳥「! あ、最後に買いたいものがあるんだけど、余裕はあるかい?」



P「んーっと、まだ余裕あるから大丈夫だぞ」



飛鳥「すぐ買ってくるから、先に車に戻ってくれて構わないよ」



P「ん?別についていくけど」



飛鳥「一人で買いたいんだ。女の子の秘密ってものさ」



P「そうかい。じゃあ大人しく車で待つことにするよ。気をつけろよ」



飛鳥「すまない。それじゃ少しだけ待っててくれ」

十数分後



飛鳥「待たせたね、それじゃオススメのハンバーグとやらを食べに行こう」



P「欲しいものは買えたの?」



飛鳥「バッチリこの通りさ」



P「何買ったんだ?」



飛鳥「これはパンドラの箱だ。開けてはならない」



P「ケチンボめ。まぁいいか、いくぞー」

夕食後



P「さて帰るぞー。結構遠くまで来ちゃったし、少し時間かかるかも」



飛鳥「それだけの価値はあったと思うね。とても美味しかったよ。いつもより食べすぎた……」



P`「お姫様の口に合って光栄だ」



飛鳥「また連れてきてくれるかい?王子様」



P「是非喜んで」



飛鳥「その時は社用車じゃなくて、カッコイイ馬車で頼むよ」



P「それはちょっとー……」



飛鳥「フフッ、冗談さ。何にしても、また来たいね」



P「そうだね、またオフの日に来てもいいと思う」



飛鳥(コクリ…コクリ…)



P「疲れただろうし、眠いなら寝てていいぞ」



飛鳥「何から何まで任せてしまってすまない。少しだけ寝させてもらうよ」



P「着いたら起こすからゆっくり休んでくれ。おやすみ」

P「さて着いたぞー」



飛鳥「」スースー



P「じっくり寝てるなぁ……寝顔かわいいなぁ……これでもまだ14歳なんだよな」ナデナデ



飛鳥「ん……」スースー



P「起こすのも悪いし、もう少しこのままにしておくか」



P「明日の予定はっと…」

十分後



飛鳥「ん、あれ……」



P「起きたか?もう着いてるぞー」



飛鳥「あぁ寝すぎてしまったようだね。ふわぁ……」



P「部屋の前まで荷物持っていこうか?」



飛鳥「ん、お願いしてもいいかい?買い過ぎで少し持てそうに無い」



P「あいよ。ところで一人で買いに行ったそれって結局なんなの?」

飛鳥「言った通り、女の子の秘密だよ。余計な詮索はいけないよ」



P「どうしてもダメかー」



飛鳥「どうしても、だ」



P「ま、変なものは買ってないだろうし、これ以上は言わないでおくよ」



飛鳥「すまない」



P「飛鳥が謝ることじゃないよ。こっちもしつこくてごめんな。っと、ここか」



飛鳥「ありがとう。また明日から頑張らなくちゃいけないね」



P「今までの活躍への感謝のつもりだから気にするな、これからもよろしく頼むよ」



飛鳥「あぁ、期待しててくれ。ボクはキミの用意する光のステージで、それ以上に輝いてみせるさ」



P「おう、それじゃおやすみ。しっかり休んでくれよ」



飛鳥「おやすみ、プロデューサー」

翌日



P「ふぅ、お茶でも飲むか。あ、このコップ端が欠けてるな……。新しいの買わないと」



ガチャ



飛鳥「おはよう、プロデューサー」



P「おはよう飛鳥、今日は早いね」



飛鳥「ちょっと用事があって、その、プロデューサー、今少しいいかい?」



P「いいけど、なんだ?」



飛鳥「これを渡そうと思って・・・」



P「お?俺へのプレゼントか?」



飛鳥「今開けてくれるかな」



P「いいの?何が出るかな何が出るかなージャン!」

P「お、コップだ!ちょうど新しいのが欲しかったんだよ。え、これ貰っていいの?」



飛鳥「勿論。以前キミのコップの端が欠けているのを見つけてね」



P「あー、あの時こっそり買いに行ったのはそれか」



飛鳥「ボクだけ貰ってばかりは癪だからね。サプライズと言う訳さ」



P「担当アイドルからプレゼントが貰えるなんてプロデューサー冥利につきるな」



飛鳥「ちなみにその印刷されてる羽ばたく鳥のシルエットは鳩だと店員が言っていた」



P「鳩かぁ。これからも平和な事務所だといいね」



飛鳥「同感だね」



P「素敵なプレゼントをありがとう。早速これにお茶を淹れてくる」



飛鳥「あ、ボクが淹れるよ。そこで座ってて」



P「お、サンキュー」

飛鳥「淹れたよ」



P「ありがとう」ズー



P「心なしか、いつもより美味しく感じる」



飛鳥「いつものインスタントじゃないか」



P「それでもだ。飛鳥のくれたコップに、飛鳥が淹れてくれたんだ。美味しく感じるものさ」ズー



飛鳥「……変なことを言わないで、と昨日言ったはずだけど」



P「まぁまぁ。でも何かやる気出てきた!頑張るぞ!」



飛鳥「やれやれ、しょうがない人だ」

ガチャ



ちひろ「おはようございまーす」



飛鳥「おはよう、ちひろさん」



P「ちひろさんおはようございます」



ちひろ「あら、今日は飛鳥ちゃん早いのね」



飛鳥「あぁ、野暮用があってね」



P「見てくださいよこのコップ、飛鳥がくれたんですよ」



ちひろ「へぇ〜、飛鳥ちゃんもすっかりプロデューサーさんにベッタリですね」



飛鳥「ちょ、そんなつもりじゃ」



ちひろ「ふふふ、良いんですよ隠さなくても」



飛鳥「別に隠してない」

ちひろ「そういうことにしておきますね。それでプロデューサーさん、私へのお土産はなんですか?」



P「あ」



ちひろ「私に何か買ってくれる約束してくれてましたよね?」



P「あ、あぁ〜そんな約束もしてたっけな〜」



飛鳥「そんな約束をしてたのかい?」



ちひろ「何かあるんですよね?プロデューサーさんが私にどんなものを買うか気になりますね!」ニコニコ



P「あの、その、怒らないで聞いて欲しいんですけど」



ちひろ「ダメです」ニコニコ

P「あ、飛鳥〜」



飛鳥「プロデューサーが悪い。ちなみに昨日はちひろさんという台詞を一度も耳にしていない」



P「あ、お前余計なことを!裏切ったな!」



ちひろ「まぁ仕方ありません。これやってくれたら許してあげます」ドンッ



P「げっ、こんな書類の山俺だけじゃ無理ですよ!」



ちひろ「あーあ、お土産楽しみにしてたんですけどね」



P「やります、是非やらせてください。やらせて頂きます。なんという幸せ」



ちひろ「はい!ありがとうございます!」



飛鳥「お茶のおかわり、いるかい?」



P「あぁ、頼む……」



飛鳥「まぁその、なんだ、死なない程度にね」



P「あぁ、うへえ〜……」



飛鳥(まぁ、平和…なのかな?)





おわり



22:30│二宮飛鳥 
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