2017年02月01日

李衣菜「新たなロックに出逢うため!」

・モバマスSS

・キャラ崩壊注意

・ロックとは?

・りーなに謝罪





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事務所にて?????





李衣菜「〜〜♪」 ??



李衣菜「今度のライブまでにギターももっと練習して上手くなりたいなっ」



??李衣菜「そのためには、やっぱりロックを再認識しておく必要があるよ。確固たるロックのテーマを出しておけば、きっと曲のイメージも掴みやすくなるだろうし!」 ??



李衣菜「あはは〜♪」



??李衣菜「よし。じゃあ事務所の子に聞いてみようかな? っていっても私が一番クールでロックしてるだろうけどっ」



??李衣菜「一応インタビューってことで」



??李衣菜「うんっ。聞いていこう」

七海「……」



李衣菜「あっ。七海ちゃん。お魚にエサをあげてたんだね!」



七海「……ん? 李衣菜ちゃん! そんなところで何をやってるんれす?」



李衣菜「あ、あれっ。気付かなかったかな?」



七海「すみません〜。七海はお魚さんと向き合ってる時神経を尖らせてるんれすよね〜。周りにも気付かないことが多くて」



李衣菜「そ、そうなんだ」



七海「集中しちゃってるんれすよね〜。はいッッ」



李衣菜 (いつも穏やかで魚好きな七海ちゃん。一体どんなロック観念を持ってるんだろう)



七海「で、何れすか?」



李衣菜「あっ。そうそう。七海ちゃんにとってロックってどんなイメージがある?」



七海「はて。ロックれすか〜。難しいれすねぇ」



李衣菜「あー、やっぱり難しいよね。私もちょっとロックって何なのか思い悩んでたから、みんなにロックについて聞いてみたいと思って」



七海「やっぱり、七海にとってロックとはお魚さんれすね〜」



李衣菜「魚がロック?」



七海「はい〜。お魚さんっていつも必死なんれすよ〜? 敵から逃げたり自分の身を守ったり、生き方自体がロックなんれすよ〜」



李衣菜「は、はぁ……」

七海「そう。お魚さんはいつも死と隣り合わせなんれす〜……」



李衣菜「七海ちゃん?」



七海「だから、そんなロックを自称してるくせに平和ボケしてる李衣菜ちゃんは……ちょっとロックじゃないと思うんですよねッッ!!」







李衣菜「ひっ!?」



李衣菜「ちょ、ちょっと七海ちゃん!! 口調が普通になってるよ!?」



七海「本気で生きてますかッッ!? 魚のように食らい付いていこうとしてますかッッ!? のんびり鼻歌なんて歌ってる場合じゃないですよ!!」



李衣菜「七海ちゃん何かあった!? すごい早口なんだけど!! というか七海ちゃんもけっこうのんびりしてるよね!?」



七海「ほへッッ!? 七海もッッ!?」



李衣菜「顔が近いよぉ…大声出しすぎだってぇ…ちょっとちびりそうになっちゃったよぉ…」

七海「すぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ(スーパー深呼吸)」



李衣菜「深呼吸深すぎ!? そんな今から叫びますよみたいなフリを」



七海「とにかくッッ、いいれすか〜〜ッッ!?」



李衣菜「ひいっ」



七海「アイドル業界で生き抜くためにはっ、魚のように素早く! 相手を食うくらいの勢いが必要なんれすよ〜〜ッッ!!」



李衣菜「そ、そんなぁ…私はただロックについて聞きたいだけなんだけど」



七海「マジモンのロックンローラーになりたいんなら、聞きにくるのも間違ってるんれすよっ!! 自分のロックを確立させて唯一無二の存在になればいいんれすっ!!」



李衣菜「壁がビリビリするくらい死ぬほど大っきい声だね……」



七海「こんくらいマイクなしで出せますよねッッ!?!?」



李衣菜「むりれす」

李衣菜「それで、結局七海ちゃんの思うロックって」



七海「ロックというのはいつも一つのことに対してキチになってなけりゃいけませんッッ!! すべてのロッカーは頭が精神状態かとにかく身体のどっかおかしいれすからッッ!!」



李衣菜「偏見だよぉ……(半泣き)」



七海「七海は今、魚のことを考えてるから脳汁が溢れてこんな話し方になってるんれすよッッ!! 分かりますかッッッッ!?!?」



李衣菜「ひぃぃぃ」



七海「李衣菜ちゃんもギターのことになったらこんくらいの勢いになりますよねッッ!? ねっ!! ねッッ!?!?」



李衣菜「すみません……まだそこまで行き着いてないれす」

七海「そんで李衣菜ちゃんは甘いれすっ!! 甘エビって甘いれすよねっ!? そんくらい甘いんれすよッッ!? この例え超分かりやすくないれすかッッ!?」



李衣菜「と、とっても分かりやすいです…」



七海「ひょっ」



李衣菜「へっ」



李衣菜 (なんかやばいのがきそうだぞ…)







七海「ひょ〜〜〜〜〜〜!?」



李衣菜「あわわわわわ」



七海「魚のことを考えると脳汁が〜〜ッッ!?」



李衣菜「こわい」



七海「おなかすいてきたれす!」



李衣菜「普通に言いなよ…」

七海「とにかくっ、ここは気合を入れ直してもらわないといけませんねっ!! 着いてきてくらさい!! 超絶怒涛のロックな場所がありますよッッ!?」



李衣菜「もはや七海ちゃん自身がロックの体現者だよ…」



七海「むっ。七海レーダーが感知! 今日は絶好の釣り日和れすってぇ〜〜っ!?」



李衣菜「晴れてるってことなのかな…」





七海「今すぐにロックを掴みたいなら七海に着いて来てくらさいッッ!!」



李衣菜「えっ!? ど、どこに連れて行くのっ!?」



七海「だから聞くのは無粋れすッッ!!」



李衣菜「信じられないくらい速い!?」



七海「振り落とされても知らないれすよ〜〜ッッ!?」



李衣菜「ひぃぃぃ…」

ザザーン ザザーン





七海「ほへ〜〜」



李衣菜「……」



七海「やっぱり釣りはいいれすね〜。心穏やかになりますね〜」



李衣菜「う、うん…」



李衣菜 (さっきとのギャップがすごすぎてまともに話せない)



李衣菜 (普通にのんびり話してるのが既に怖いよ)



七海「これこそロックれすよ〜。李衣菜ちゃん」



李衣菜「は、はひ…」

ピクッ



七海「ほへッ!?」



李衣菜「ッ!?」







ピクッ ピクッ



七海「はっ!? 釣竿にッッ!?」



李衣菜「う、うん。かかってるみたいだね」



七海「キてますよ〜〜ッッ!?!?」



李衣菜「目がやばいよぉ…」



七海「クリーンヒットォォッッ!!」



李衣菜「きゅ、急に覚醒されると心臓が持たない……」



七海「もらったぁぁぁッッ!! れすよぉぉッッッッ!!!!」



李衣菜「怖い」

ポチャ



ピチピチ







七海「ハァハァハァハァ!! 大物を、釣り、上げ……」



李衣菜「お、おー。すごい。大、物……とはいえないけど」



七海「ぬぉう……」



李衣菜 (何か来るぞこれは)







七海「スーパーおちびれすねぇぇッッ!! よくぞ引っかかったれすッッ!!!」



李衣菜「リアクションすっごい」

七海「ここはオメーの命を海に還してやるれすよッッ!! 次会う時までにたんと太ってやがれれすッッ!!」



李衣菜「隣で耳鳴りがすっごい…」



七海「還れぇぇぇぇッッ!! お魚を海に還すことによる脳汁がぁぁぁッッ!?!?」



李衣菜 (七海ちゃん、魚を釣る時いつもこんな感じでハイなのかな…)



七海「ヒィヤッホォォォォォ!!!!」



李衣菜「」



七海「ほへぇぇ〜〜ッッ!? 今度は大物を釣り上げますよッッッッ!?」



七海「魚こそロックの真髄なんれすよぉぉぉぉッッ!!!」



七海「李衣菜ちゃんも分かってくれましたよね〜〜ッッ!? れすぅぅぅッッ!!!!」









李衣菜 (その後数時間七海ちゃんは喉の潰れそうなリアクションをとり続け、その日の釣りは終了した)



李衣菜 (あれが彼女にとってのロック…私もあんなハイなリアクションはとったことないよ……一気にロックが分からなくなった)

李衣菜「はぁ……すごく激しかったよ」



李衣菜「あっ! あそこにいるのは涼さん! あの人ならきっと本当のロックを知ってるはずだよ!」



李衣菜「涼さ〜ん!」



涼「ん? 何だ。李衣菜か」



李衣菜「ちょっと聞きたいんだけどさぁ……涼さんはどんなことがロックだと思う?」



涼「えっ。うーん、難しいな」



涼「やっぱり大概のロッカーって基本どっかネジが外れてると思うんだよな」



李衣菜「何でみんなロッカーのことおかしいって思ってんの!?」

涼「ミュージシャンで名が知れてるやつって大抵○○○とか○○○とかやってるだろ? まぁやっちゃいけないけど」



李衣菜「当たり前だよ…やったら逮捕モノだし」



涼「それで神格化されてもとは思うけど、まぁそんくらいすごいやつも中にはいるしな」



李衣菜「そ、そうなの?」



涼「でもやっぱりロックだと思うのは裸になって歯でギター弾いたりするとかかなぁ」



李衣菜「レベル高すぎるよ……」



涼「アハハッ」

涼「まぁお前の思った通りにやりゃいいんじゃない?」



涼「あっ。いけない。今からボイトレだった。じゃあな李衣菜」









李衣菜「う、うん」



李衣菜「裸でギター……」



李衣菜「今…事務所に誰もいないし」



李衣菜「ちょ、ちょっとやってみようかな……」





ヌギヌギ





李衣菜「や、やっぱり恥ずかしいなぁ」



李衣菜「でも、ちょっと気持ちいいかも……」



李衣菜「これが、本物のロッカーの気持ちなのかもしれない……」



李衣菜「ああっ…!!」

李衣菜「あっ…でもちょっと解放的になって、イイかもしれない」



李衣菜「これで歯でギターをかき鳴らすと、もっとロックになるかなぁ……」



李衣菜「うーん……あ、難しいな」





ガチャ





みく「にゃ!?」



李衣菜「んぐっ!?」



みく「ちょ、ちょっと!? 何やってんのにゃ!?」



李衣菜「ち、違っ! これはそのっ、色々理由があって……」



みく「みんにゃー!! 李衣菜チャンがとんでもない露出狂だったのにゃ!!」



李衣菜「やめてえええええ」

李衣菜「はー、危なかったぁ。とにかく次は何か普通にロックな人に……」



李衣菜「あっ。あんなところに美世ちゃんがいる」









美世「……」



李衣菜「おーい美世ちゃん!」



美世「あれ? 李衣菜ちゃん。ごめんね。車について考えてたから気付かなかった」



李衣菜「みんな好きな物に夢中になったら周りが見えないんだね…」

李衣菜「そうだ。美世ちゃんはロックについてどう思う?」



美世「えっロック? やっぱりあたしは車がロックだと思うよ」



李衣菜「そ、そっかぁ」







美世「そんでもって今日は……コースを走る日だからねッッ!? 興奮して脳汁がやばいんだよ〜〜ッッ!?」



李衣菜「おおおお落ち着いて! ちょっと脳汁溢れてる子多くない!?」



美世「ハッ!? もうこんな時間! 李衣菜ちゃん、ロックが知りたいなら着いてきてッッ!?!?」



李衣菜「えええっ。ちょっと!」



美世「行くよッッ!! 今日はブッ飛ばす日だからね!?」



李衣菜「あわわわわ」

李衣菜「絶対ついていっちゃ危ない気がするけど、ロックへの好奇心は止まらない!」



美世「んふうっ!! この手に収まるハンドルッッ!!」



李衣菜「や、やっぱり車でどっかに行くんだ……」



美世「今日は裏山でコース攻めをするんだよッッ!? 相手は超有名らしいんだけどねッッ!! 負けるつもりは毛頭ないよッッ!!!」



李衣菜「そんなイニDみたいなことアイドルがしちゃ」



美世「窓全開にするよッッ!! いいねッッ!?!?」



李衣菜「ひぇぇ……! めちゃくちゃ寒いよぉぉ」



美世「風を感じるんだよッッ!! 飛ばすからっ、捕まってねッッ!?」



李衣菜「捕まらない程度のスピードにしてよぉぉ……」

ブロロロロロロ



ビュゥゥゥゥ





美世「流石に手馴れてるねッッ!! でもあたしも負けるつもりはないよッッ!!」



李衣菜「ひぇぇ……ブッ飛ばしすぎだってぇぇ」





キキキキキキキキ





美世「崖ギリギリ!!」



李衣菜「死ぬから!!」



美世「もうそろそろクライマックスだよッッ!! 掴まって!! 振り落とされないようにねッッ!?」



李衣菜「ひぃぃぃ」

ドン







美世「あ」



李衣菜「ああああああ!? 思い切りぶつかっちゃったよ!?」



美世「……まぁこれもドライビングだよね! クラッシュポイントも高いよ!」



李衣菜「ぶつかった時点でダメじゃん!?」









??「大丈夫かい?」



美世「はっ。その声は!」



李衣菜「えっ!?」

美世「某業界で有名なツツミさん!!」







ツツミ「やぁ」



李衣菜「えっ……堤○一にそっくり!?」



ツツミ「ここは俺に任せて。こういうケースはよく経験してるから」



李衣菜「そ、そっちも車が大破してる!? こんな経験が豊富なんて危なすぎません!?」



美世「いやー、流石ツツミさんですね。今回も助かりましたよ」



ツツミ「いえいえ」



李衣菜「……」



李衣菜「うえーん! もうロックはこりごりだよ〜〜!!」







ツツミ「頼れるね!」









17:30│多田李衣菜 
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