2017年02月15日

梨沙「髪を洗うわよ!」輝子「フヒッ!?」

梨沙が輝子に髪の洗い方を教えるお話です。



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梨沙「フンフフフフ〜、あら?」





梨沙「ちょっとあんた!何やってんのよ!!」



輝子「フヒッ!?あ、あの、親友のお世話を…」ビクッ



梨沙「そんなこと聞いてるんじゃないわよ!髪!床についちゃってるじゃない!!」



輝子「え?あ、あぁ、お邪魔だったな。ゴメン…」



梨沙「そうじゃないわよ。せっかくの長い髪なのに自分から汚してんじゃないわよ」ハァ



輝子「べ、別にたいしたことじゃ無いから…」



梨沙「大したことあるわよ!髪は乙女の命って言うでしょ?」



輝子「お、おう…」



梨沙「あんたは髪質も悪くないんだから大切にしなさいよ。もしお手入れが面倒なら晴みたいに短くしちゃえば?」



輝子「そ、それはダメだ…!」





梨沙「なんで?」



輝子「わ、私は乙女じゃあないけど…一応女なんだ」



輝子「髪が長いと…女だと認識してもらえるんだ…」



梨沙「ふーん、それなりに拘りはあるのね。だったらなおの事大切にしなさいよ」



輝子「わ、わかった…」



梨沙「んじゃ行くわよ」



輝子「お、お気をつけて…」



梨沙「あんたも来るのよ!」



輝子「フヒッ!?ど、どこへ?」



梨沙「寮の大浴場。あんたの髪を洗うわよ」ガシッ←143�38�



輝子「ちょっ、待って…」ズルズル←142�35�





女子寮



梨沙「着替えはあんたのを貸してくれればいいから。部屋はどっち?」



輝子「あ、向こうです…」



心「あれ?珍しい組み合わせじゃん☆」



梨沙「心じゃない。ちょっと輝子の髪を洗いに来たのよ」



心「はぁとって呼べよ☆ていうかどんな状況だよ♪」



梨沙「こいつ、こんだけ長い髪してるのに扱いが雑なのよ!さっきも事務所の床に髪がついてたし。それにどうせ適当な洗い方しかしてないだろうから一から教えてやろうと思って」



心「なるほど!そういうことならはぁとにも一枚かませろよ☆」



梨沙「別に構わないわよ」



輝子(わ、私の意見は…)



心「んじゃあ脱衣所に集合ってことで♪」



脱衣所



梨沙「で、あんた普段どうやって髪洗ってんの?」



輝子「えっと…シャンプーを手に取って…「はいアウトー!!」えっ…」



心「髪を洗うのには先ずは準備が肝心なんだぞ☆」



輝子「じゅ、準備…?」



梨沙「そうよ。先にブラッシングして埃とか抜け毛を落とさなきゃ」



心「こうやって毛先から丁寧にブラッシングして絡んだ髪の毛をほぐすのが意外と重要なんだぞ♪」スッスッ



輝子「そ、そういえば昔は母さんがやってくれてたな…」



梨沙「んじゃさっさと脱いでお風呂に行きましょ。・・・あんた、色気のない下着付けてるわね」



輝子「べ、別にサイズさえあってれば…問題ないだろ?」



心「そういう問題じゃ無いんだぞ☆オシャレは見えないところから♪」



梨沙「その通りよ。次は下着も選んであげなきゃね」



輝子「か、勘弁してくれ…。……」ジーッ



心「どした?」



輝子「はぁとさん、良い身体してるな」モミッ



心「イヤン♥」



梨沙「確かに、中々のサイズよね」モミュッ



心「あぁん☆」クネッ



輝子「あ、愛梨ちゃんともいい勝負だな…」モミモミ



梨沙「あれもすごいわよね…。ていうかうちって雫や拓海と言い、デカいのはホントデカいわよね」



輝子「み、未知の領域だな…」



心「お前らいつまで揉んでるんだよ♪」



輝子「ご、ゴメン…」



梨沙「んじゃ行きましょうか」スタスタ



心「ぶれねぇなおい☆」





カポーン



心「ん〜スウィーティー♪」



輝子「フヒィ〜…」



梨沙「言っておくけど、これも大事な準備の一つなんだからね?」



輝子「そ、そうなのか?」



心「体を温めることで頭皮の毛穴も開いて汚れが落ちやすくなるんだぞ☆目安は顔に汗かくくらいな♪」



梨沙「本当は夜がいいんだけど、今回は特別ね」



輝子「お、おう…」



心「んじゃシャワーで流すからね〜♪」



梨沙「ただ濡らすだけじゃなくて髪を洗い流すイメージだからね」



心「これをちゃんとやると汚れの7割が落ちるって言われてるんだぞ☆」



梨沙「シャンプーも少ない量で泡立つしね。わかったら手ぇ挙げて」



輝子「……」ノ



梨沙「よろしい」



梨沙「シャンプーは最初手でよく泡立てるのが肝心よ。いきなり髪につけるのはダメだからね!」



輝子「し、知らなかった…」



心「髪が擦れ合うとキューティクルが壊れちゃうからな☆」



梨沙「ゴシゴシ強く洗うのもダメよ。優しくマッサージをするように洗ってね」



輝子「わ、分かった…」



心「よ〜くすすいだらタオルで水気を切る、と」



梨沙「一応聞いておくけど、あんたトリートメントは?」



輝子「や、やったことない、ぞ…」



梨沙「でしょうね。普段はリンスインシャンプーとかでしょ?」



心「リンスやコンディショナーは髪の表面を整えるもの、トリートメントは内側から整えるものって覚えておけば今日は十分だぞ♪」



心「あと、トリートメントは毛先で十分☆」



梨沙「本来ならここから蒸しタオルで5分位蒸すんだけど、今日は少しだけ待ってから洗い流すわよ」



輝子「た、大変だな…」



心「美の道は長く険しいんだぞ♪」





梨沙「乾かす時も大事なことは色々あるわよ。まず、押さえるようにして軽く乾かすこと。ドライヤーは低温で短時間で済ますこと!」



心「熱と摩擦は髪にとって大敵だからな☆」



梨沙「自然乾燥もだめだからね!」



輝子「こ、これで終了か…?」



心「お疲れ〜☆いやぁ楽しかった♪」



梨沙「うん、中々綺麗になったじゃない!まぁアタシには及ばないけどね♪」



輝子「ふ、二人とも…サンキューな。今度キノコのフルコースをご馳走するぜ…」



心「楽しみに待ってるぞ☆」



梨沙「美味しかったらパパに食べてもらうために教えてもらうことにするわ!」



この後事務所に戻ったら志希にゃんに滅茶苦茶ハスハスされた







20:30│的場梨沙 
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