2017年02月17日

想いよ届け、Pチャンに!

SS初投稿、デレPです。



主にデレマスのアイドルの子達のお話を書いていきたいと思っています。



初投稿は前川みくバレンタイン編です。





文脈がおかしな時や内容が薄いなど至らぬ所が多いとは思いますが

温かい目で見ていただけると嬉しいです。





SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1487082427



こんにちはにゃ、猫耳アイドル前川みくにゃ



実はみく、数日前からある目的の為にしていることがあるんだけど…



(…またやっちゃったにゃ)



これで何回目だろう



みく「うぅ〜…」



目の前に無残に飛び散ったチョコレートを見つめ悔しさで声が漏れる



(どうしよう…もう時間もないにゃ)

そう、みくは明後日に迎えるバレンタインに向けて

Pチャンに渡すチョコレートを作っていた



が、いくらやっても失敗の繰り返し



みく「はぁ…チョコ作りを甘く見すぎてたのにゃ…」



すっかり気分も沈み、ソファに腰を下ろし溜息をこぼした



みく「日頃からもっと料理の練習をしておけば良かったにゃ」

悲観に暮れ、半ば諦めかけていたその時

目の前で流れているテレビの画面が目に入る



『〜召し上がれ!響子のお料理講座♪〜』



放送されていた番組は、お料理好きで有名なアイドルの五十嵐響子ちゃんが

出演している料理番組だった



みく「…そうにゃ!!」



(お料理好きな響子ちゃんにアドバイスを貰えばみくでも上手に作れるかも!)

響子ちゃんとは前に一度一緒にお仕事をしたこともあり

その時に連絡先を交換してあったので早速電話をすることにした



〜プルルルル プルルルル〜



響子「もしもし、五十嵐です」



みく「もしもしにゃ響子ちゃん、前川みくにゃ」



響子「みくちゃん!お久しぶりです♪私にお電話なんてどうかしたんですか?」



みく「お久しぶりにゃ、実は響子ちゃんにお願いしたいことがあって電話をしたのにゃ!」

〜翌日〜



ピンポーン♪



ガチャッ



みく「いらっしゃいにゃ響子ちゃん、わざわざ家までありがとうにゃ!」



響子「ううん!お友達が困ってたら手を貸してあげたいもん!それに頼って貰えるって凄く嬉しいから!」



みく「天使にゃ…」



先日の電話でチョコレート旁を手伝って欲しいとお願いしたところ

快く受け入れてくれた響子ちゃんは今日、みくの家にまで来てくれた

響子「それにしてもみくちゃん、チョコレートを渡したい相手がいるんだ…

   ふふっ、もしかしてプロデューサーさんとか?」



みく「にゃ!!?そそそそそんなことあるわけないにゃ!!いつもお世話になってるPチャンに

   チョコレートを渡したいなんてそんなことちっとも思ってないにゃ!!」



響子「ふふっ…そうですか♪」



みく「それより響子ちゃんっ!早くチョコレート作りのアドバイスを教えてほしいにゃ!」



響子「はい♪では早速始めましょうか!それじゃあまず最初はチョコレートを溶かすコツから…」



みく「ガッテンにゃ!」

みく「で、できたにゃ…!」



響子「お疲れ様ですみくちゃん!上手く仕上げることができて良かったですね♪」



みく「響子ちゃんのおかげにゃ!本当にありがとうなのにゃ!」



響子「私はただみくちゃんの力になりたかっただけですから、一番頑張ったのはみくちゃんですよ」



みく「…うん!」



こうして響子ちゃんの協力により、無事にチョコレートを完成させることができた

〜バレンタイン当日〜



みく「お疲れ様でしたにゃ」



その日のお仕事の収録を終え、挨拶を済ませ楽屋に戻る



ガチャッ



P「お疲れさまみく、なんだか今日はずっと浮かない顔をしてるけど大丈夫か?」



みく「そ、そんなことないにゃ、みくはいつも通りにゃ!」





(…言えないにゃ、Pチャンにチョコを渡すのに緊張してるせいなんて…)

P「ほんとか?無理して体を壊すなんて心配かけることはしないでくれよ?自分の体は大切にな」



みく「わかってるにゃっ、みくは健康には気を使ってるにゃ」



P「そうか、だけど本当に無理だけはするなよ?」



――ピピピッ♪ピピピッ♪



P「おっと、もうこんな時間か…次のスケジュールが押してるしもう行かなくちゃな、

  それじゃあみく、俺はもう行くよ、お疲れさま」



みく「にゃ!?」



(今を逃したらもう渡す機会がなくなっちゃう…もうやるしかないにゃ…!!)

みく「待ってにゃPチャン!」



P「ん?どうかしたか?」



みく「その…今日は何の日か知ってるにゃ!?」



P「今日か…もちろん知ってるぞ、バレンタインデーだろ?

  まあ、俺みたいな貰う見込みのない男には関係のない日だな…はは」



みく「そ、そんなことないにゃ!!」



P「え?」



みく「あ、えっと…ぴ、Pチャンは自分の事を低く見すぎにゃ…」



P「そんなことないぞ?実際今までにチョコを貰ったことなんて無かったしな、つまりはそうゆうことだって」



みく「みくは…っ!」



覚悟を決めて、続く言葉を口にした

みく「みくは今日の為に!Pチャンの為にチョコレートを作ってきたにゃ!受け取ってほしいのにゃ!!」



P「…え?」



みく「上手くできたつもりだにゃ、いつも頑張ってるPチャンを思って作ったにゃ」



P「みく…」



みく「それと、みくの心配をしてくれるのは嬉しいけど、自分のことも大切にしてほしいにゃ」



P「…ありがとうな、みく、こんな俺の為に…」



(そんなPチャンだからこそこんなに頑張ることができたのにゃ…)

みく「あと、恥ずかしいからこのことは皆には内緒にしておいてほしいにゃ…」



(こんなこと皆に知られたら、絶対におちょくられるに決まってるにゃ)



P「分かった、ありがたく頂くよ、本当にありがとうな…ははっ、これで初めてチョコを貰った

  女の子がみくになったわけだ」



みく「…っ!か、感謝するのにゃ!!」



P「あぁ、じゃあみく!また明日」

 

ドアが閉まり、Pチャンの姿が消えた途端

安堵からその場に座り込み、笑顔がこぼれる



(よかったにゃ…しっかりと渡せたにゃ)



兎にも角にも、みくは無事にPチャンにチョコを渡すことに成功したのであった

〜バレンタインの翌日〜



みく「皆おはよーにゃー!」



昨日の事もあり、事務所に入ると元気よく挨拶をしたのも束の間

すぐに皆の様子がおかしいことに気づいた



(皆の目線がやけにみくに向けられてるにゃ…?)



未央「みくちゃ〜〜ん?昨日プロデューサーに手作りチョコをプレゼントしたんだって〜?ニヤニヤ」



みく「にゃ!?にゃにゃにゃんで知ってるのにゃ!!?!??」



(まさかPチャン!皆に言っちゃったのにゃ!?)



未央「しまむーから聞いたんだよ、響子ちゃんから聞きました!って…、なんでも響子ちゃんから

   アドバイスを貰いながら頑張って作ったって〜?ね、しまむー?」



卯月「はいっ!誰に渡すかバレてないつもりでしたけどバレバレです♪とも言ってました!」



李衣菜「へー、みくちゃんも中々ロックなことするじゃん」



みく「にゃ…にゃ……っ

ガチャッ



P「おはよう皆、ん?どうしたみく、顔が赤いぞ?」



未央「あ!プロデューサ〜、みくちゃんから貰ったチョコのお味はいかがでしたかな〜?」



P「へ?な、なんで…」



Pチャンと目が合う



李衣菜「プロデューサー、ロックにはロックで返さないと駄目だよ?」



卯月「みくちゃんの努力と勇気を見習って、島村卯月、私、頑張ります!!」



P「何を言ってるんだ…と、とにかくみく?俺は誰にも言ってないからな…?

  あと、チョコレートは美味しかったぞ…!」



みく「…こんなに早く……一日足らずでバレるなんて聞いてないにゃ〜〜!!!!」



P「はは…」



――結局皆には知られた上、数日間はこの話題でいじられる羽目になりましたとさ



みく「もうバレンタインはこりごりにゃ〜…」



17:30│前川みく 
相互RSS
Twitter
更新情報をつぶやきます。
記事検索
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計: