2017年02月28日

結城晴「お風呂で」的場梨沙「うふふ」

アイドルマスターシンデレラガールズです。結城晴と的場梨沙のお話です。

お風呂ですけど、ただ風呂入るだけです。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1488116721



女子寮 廊下





晴「げっ」



梨沙「あ」



梨沙「『げっ』って何よ」



晴「なんでもねぇよ……」



梨沙「仕方ないわね。そういう事にしといてあげるわ」



梨沙「じゃあ行きましょ」



晴「どこにだよ」



梨沙「どこってお風呂でしょ?」



晴「ち、ちげーし……」



梨沙「あらそう。じゃあお風呂セット持ってどこへ行くのかアタシに教えてくれる?」



晴「……食堂」



梨沙「往生際が悪いわね!」



梨沙「ほら、さっさと行くわよ!」



晴「いぃやぁだぁ〜……!」









女子寮 大浴場



晴「何でオレが梨沙と一緒に風呂入んなきゃいけないんだよ……」



梨沙「何よ、嫌なの?」



晴「だって梨沙、あーだこーだうるせーし」



梨沙「はぁ!? アタシのどこがうるさいってのよ!」



晴「じゃあオレが何しても文句言うなよ!?」



梨沙「えっ……何してもってまさかアンタもあのヘンタイみたいな……」



晴「ち、ちげぇ!」



晴「とにかく! オレが何しようと文句言うなよ!」



梨沙「はいはい。わかってるわよ」



晴「ったく……」





梨沙「待って」



晴「なんだよ……」



梨沙「アンタ何してんの」



晴「何って見りゃわかんだろ。髪洗ってるんだよ」



梨沙「はぁ!? そんなガシガシやるのが!?」



晴「な、なんだよ……悪いのかよ」



梨沙「アンタねぇ! 髪ってのはそんな風にガシガシ洗うもんじゃないのよ」



晴「これだから嫌だったんだよ……」



梨沙「何か言った?」



晴「なんも」





梨沙「いい? 髪ってのはこうやって洗う前に手櫛で梳かしてあげるのよ」



晴「なんで?」



梨沙「えっ……なんでってそういうもんよ」



晴「ふーん」



梨沙「で、次に髪をちゃんと濡らしてあげる……というか、シャワーで流す感じね」



梨沙「アンタみたいにシャワーで適当に濡らすんじゃなくて、こうやって丁寧に汚れを流すようにして」



晴「へいへーい」



梨沙「聞・い・て・る?」



晴「なんだよ、聞いてるだろ。寒いのに素っ裸でよ」



梨沙「確かに寒いしちゃっちゃと終わらせましょ」



晴「身体洗ってて良い?」



梨沙「見ないとわかんないでしょ」



晴「へーい……」





梨沙「続けるわね。で、シャワーで洗い流してからようやくシャンプーよ」



梨沙「あんまりシャンプーし過ぎると髪に悪いらしいんだけど、ワックスとか使うし、シャンプーをちょっと使って先に一回洗い流すのよ」



晴「えぇ……めんどいし、一回でよくね?」



梨沙「それじゃあ髪の汚れは綺麗にならないわよ」



梨沙「一回目はワックスとかを、二回目は汚れを落とすの」



晴「へー」



梨沙「まぁ、さっきのガシガシ洗いは一回目という事にして今回は目をつぶってあげるわ」



晴「そりゃどーも」



晴「じゃあもう身体洗って良い? 寒いんだけど」



梨沙「まだ洗い方終わってないわよ」



晴「まだやんのかよ……」





梨沙「むしろこっちが本番よ!」



梨沙「じゃあやってみせるからよく見てなさいよ」



晴「はいはい……」



梨沙「こうやってシャンプーを適量手に取って」



晴「なぁ」



梨沙「なに?」



晴「適量って?」



梨沙「適量は適量よ」



晴「わかんねぇとやれないんだけど」



梨沙「あぁもう! めんどくさいわね!」



晴「じゃあやめようぜ……」



梨沙「それはダメ!」



晴「ちっ……」





梨沙「あー、適量はね……2プッシュくらいよ! 2プッシュ!」



晴「なんか適当じゃね?」



梨沙「いいのよ! 適量なんて適当と同じようなもんよ」



晴「ほんとかよ」



梨沙「ホントよ」



梨沙「じゃあ続けるわね。手に取ったシャンプーをこうやって軽く泡立てて」



晴「泡立てて……」



梨沙「髪につける」



晴「つける」



梨沙「そしたら、シャンプーがしっかり泡立つまでこうやって髪の毛をもみ洗いするの」



晴「もみ洗い……って、梨沙は自分で見れるくらい長いからやりやすいけど、オレちゃんと見えないし泡立ってるかわかんないんだけど」





梨沙「アタシが見ててあげるからやんなさいよ」



晴「えぇ……もしかして今後も一緒に風呂入るのか……?」



梨沙「イヤ?」



晴「すっげぇ、イヤ」



梨沙「そ。知ったこっちゃないわ」



梨沙「それよりも! もっとちゃんと泡立てなさいよ」



晴「めんどくせぇ……」



梨沙「あ、下向いちゃダメ」



晴「? なんで?」



梨沙「アタシもよくは知らないけど、髪の毛ってなんか下向きに生えてるらしくて、下向くと毛穴まで洗えないらしいのよ」



梨沙「あと、下向くと髪の毛がこすれてキューティクルが壊れるって」



晴「ふーん。そうだったのか」





梨沙「そ、だからちゃんと上向いて、髪の毛をもみ洗い。終わったら次は指の腹で頭皮をつむじに向かってマッサージしつつ洗うの」



晴「つむじからじゃダメなのか?」



梨沙「なんかこれも毛穴がどうとかって言ってダメって聞いたのよ」



晴「なぁ」



梨沙「なに?」



晴「梨沙も実際はそこまで詳しくないんだろ?」



梨沙「……晴よりは詳しいわよ」



晴「……そうか」



梨沙「まぁ、いいわ」



梨沙「で、爪立てて洗ってないでしょうね?」



晴「指の腹でって言っただろ、お前が」



梨沙「そ。ちゃんとやってるならいいわ」



梨沙「爪立てて洗うと頭皮が傷つくからなんかよくないらしいわよ」





晴「なぁ、お前だんだん適当になってきてね?」



梨沙「アタシも寒くなってきたのよ」



晴「だから早く身体洗おうって言ったのに」



梨沙「仕方ないでしょ! アンタがてっきとうなんだから!」



晴「はいはい、すいませんでしたー」



梨沙「あと、そんなに適当に流さない! シャンプーの残りも頭皮とか髪の毛傷めるんだからね」



晴「はぁ? 泡が流れれば充分だろ」



梨沙「ダーメ! 泡が流れてもしばらく流さないと」



晴「めんっどくせぇ……」



梨沙「つべこべ言わない」





梨沙「それに、まだトリートメントとコンディショナーが残ってるわよ」



晴「あぁ……。でも、これは普通にやればいいだろ?」



梨沙「頭皮につけないようにね」



晴「おう」



梨沙「そう言えば晴もトリートメントはするのね」



晴「プロデューサーにトリートメントくらいはしろって言われてるからな」



晴「よっと」



梨沙「ストップ」



晴「なんだよ」



梨沙「どうしてすぐに洗い流そうとするの?」



晴「? ダメなのか?」



梨沙「ダメよ。すぐに洗い流すのはコンディショナー」



晴「はぁ?」



梨沙「え、ちょっと待って。もしかしてコンディショナーとトリートメントの違いも分かってない……?」



晴「同じだろ?」



梨沙「ぜんっぜん違うわよ!」





晴「えぇー……さみぃから湯船入りたいんだけど」



梨沙「……っくし!」



晴「ほら、お前も寒いんだろ。違いは湯船で聞いてやるからさ」



梨沙「それもそうね……」



梨沙「でも、トリートメントはすぐに流しちゃダメなのよ」



晴「えぇー……じゃあその間待ちぼうけなのか」



梨沙「この間に身体でも洗えばいいんじゃない?」



晴「それもそっか」



晴「あ、じゃあ今の内に違い聞いとく」



梨沙「アンタホントにちゃんと聞くんでしょうね」



晴「おう。聞く聞く」



梨沙「……じゃあ、トリートメントは髪の内側に効果があるの」



晴「ふーん」



梨沙「だから、トリートメントはつけてから内側に染み込ませる時間が必要なのよ」



晴「あぁ、だからすぐ流すなって」



梨沙「そゆこと」





梨沙「で、一方コンディショナーは外側をコーティングするものだからすぐに洗い流しても大丈夫なのよ」



晴「へー」



梨沙「だから、理想的なのはシャンプーして、トリートメント、コンディショナーって三回やることね」



晴「ホントにめんどくさいな……」



梨沙「髪は女の命だからね。手間暇かけてやってナンボよ」



晴「へいへい……」



晴「そろそろトリートメント流していいか?」



梨沙「あー? いいんじゃない?」



晴「そんなに時間経ってない気がするけどいいのか?」



梨沙「さぁ?」



晴「さぁって……」



梨沙「アタシもどれくらい置けばいいのかなんて知らないし」



梨沙「ただ、すぐ流しちゃダメって聞いたから」





晴「……まぁ、寒いし。早く湯船入りたいからもういいや。流そ」



梨沙「コンディショナーは?」



晴「持ってないからパス」



梨沙「アタシの貸してあげるわよ」



晴「どーも」



晴「これはすぐ流していいんだよな?」



梨沙「えぇ」



晴「んじゃちゃっちゃと流して湯船に……」



晴「あー……きもちーなぁー……」



梨沙「何年寄りみたいな声出してんのよ」



晴「梨沙があーだこーだうるさいから疲れたんだよ」



梨沙「うるさいって失礼ね!」



梨沙「でも、せっかく晴の髪の毛綺麗なんだからあれくらいちゃんとやりなさいよ」



晴「へいへい……」





晴「あぁ、そっか」



梨沙「なに?」



晴「梨沙の髪の毛もすげぇ綺麗だなって思ってたけど、こんなに手間かかってたんだな」



梨沙「なっ……!?」



晴「んー? どしたー?」



梨沙「な、なんでもないわよ!」



晴「はぁ? 変なヤツ……」



梨沙「バーカ……」









女子寮 脱衣所



梨沙「な……なにやってんのよ!」



晴「はぁ? 何って髪拭いてる」



梨沙「あ、アンタ! バッカじゃないの!? タオルドライにもやり方ってもんがね!」



晴「またかよ……」



晴「だから一緒に風呂入りたくないんだよ……」



梨沙「なんか言った!?」



晴「なんにも言ってませーん……」



梨沙「いい!? タオルドライはね……!」



End





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