2017年03月06日

モバP「いろんなはぁと、はぁとの心」

アイドルマスターシンデレラガールズ、佐藤心さんのSSです

アイドルに対する筆者の個人的な解釈が含まれているので、ご了承ください



次レスから投下していきたいと思います。





SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1488707802



1.

事務所





モバP「おはようございま―」ガチャ



佐藤心(?)「おっはようございますプロデューサー!」



モバP「んん!?心さんなんだか今日は元気ですね」



心�「おはようございます」



心�「やあ、おはよう」



モバP「ファッ!?」



モバP「心さんが…増えてる?」



心「あはは…おはよ、プロデューサー」



モバP「その雰囲気…本物の心さんですね」



心「流石プロデューサー☆いやーそれが、床にあった変なスイッチうっかり踏んじゃったらこんなことになっちゃって」



モバP「あきえもんがまた何か作ったか」



心�「プロデューサー!どうしましたか!何かお困りごとですか!?」



モバP「口調は全然違うのに声と姿が同じだから違和感凄え!とりあえず区別しないと…こっちの心さん?はなんか茜っぽい性格してるな」



ほっとはぁと(心�)「私はほっとはぁとと言います!」



モバP「固有名あるの!?なるほど、茜みたいに熱いからHOTとかそういう…?」



モバP「んじゃあそっちの心さんは」



心�「塩です。気安く下の名前で呼ばないでください」



モバP「塩!?」



そるてぃーはぁと(心�)「何か?」



モバP(この以前のありすにそっくりな塩対応…なるほど)



モバP「いや、なんでもないよ」



そるてぃーはぁと「そうですか」カタカタ



心�「ふっ、相変わらずだねキミは。もう少し大人の対応をしてあげてもいいんじゃないのかい?」



そるてぃーはぁと「あなたに言われたくはありません」



モバP「そっちの心さんは…若干飛鳥っぽいな」



心�「飛鳥?その響きも心地いいけれど、残念ながら違うよ」



びたーはぁと(心�)「ボクはbitter heart ボクの名前なんて、この広いセカイの中では些細なことに過ぎないけれど、できれば憶えておいて欲しい」



モバP「お、おう…」



心「自分の顔で茜ちゃんと飛鳥ちゃんとありすちゃんが喋ってる現象にはぁとのアイデンティティもクライシス…」



モバP「気をしっかりもってください」



2.

モバP「さて、どうしたものか」



心「どうしようもこうしようも、晶葉ちゃんが来るまでどうしようもなくない?」



モバP「そうなんですよね。今日はちひろさんもオフだし…晶葉が落としていったことに気づいていればいいんだけど」



心「そもそもちゃんと戻れるのかこれ?」



モバP「…4つ子ユニット」ボソッ



心「おいコラ☆」



ほっとはぁと「ユニットですか!いいですね!」



びたーはぁと「そうなると、しゅがー、ほっと、びたー、そるてぃーの順になるのかな?」



そるてぃーはぁと「異議ありです。私が末っ子であるという合理的な根拠がありません。」



びたーはぁと「そうやってすぐムキになるところさ、そるてぃー」



そるてぃーはぁと「ムキになんかなってません!あと、塩です!」



モバP「塩は譲らないんだな…」



心「こらこらケンカすんな☆なんか若干慣れてきたかも…」



モバP「中身は普段よく知る人のそれですからね 見た目との解離が酷いですけど」



心「どういう意味だコラ」ゲシッ



モバP「痛い!あとなんか口調が怖い!」



心「気のせいだぞ☆」



ほっとはぁと「それにしても今日はいい天気ですね!ちょっと走ってきます!」ダッ



モバP「待て待て待て!」ガシィ



ほっとはぁと「なんでしょうか!」



モバP「心さんの姿で全力疾走してたら色んな人がビビるから勘弁してくれ…」



ほっとはぁと「うー!残念です…」シュン



モバP(はぁとさんの姿でしゅんとしてるの可愛いな…)



心「やぁん照れる☆」



モバP「エスパー!?」



びたーはぁと「それじゃボクは屋上へ」



そるてぃーはぁと「お昼ですので塩たっぷりイチゴパスタでも作りましょうか」



モバP「2人もストップ!特に後者!」



びたー・そるてぃー「「むぅ…」」



心「自分が3人も叱られて座ってる姿を見るってかなり意味わかんねーな☆」



3.

モバP「そもそも、そのスイッチってどういうスイッチなんですかね?」



心「それなー☆スイッチには特に何も書いてないし」



モバP「こんなことを聞くのもあれだけど、出てきた3人は何かわからないか?」



びたーはぁと「さあ、どうだろうね。ボクは気が付いたときにはすでにこの場所に在ったからね」



ほっとはぁと「私も気が付いたらここにいました!」



そるてぃーはぁと「私もですね」



モバP「三人ともわからないか…」



そるてぃーはぁと「タブレットで調べてはいますが、同じ人間が4人に増えたという事例は見つかりません」



心「そりゃそうだ☆」



びたーはぁと「確かに自分はここに在るのに、どこから来たのかがわからない…まるで記憶を失って知らないセカイに放り出されたかのようだね」



ほっとはぁと「よくわかりませんが、きっとなんとかなります!」



モバP「うーん、茜、ありす、飛鳥か…」



びたーはぁと「ああそうだ、一つだけ」



モバP「ん?」



びたーはぁと「ここに来るときに、なんだか声のようなものを聞いた気がするよ」



モバP「声?呼ばれたってことか?」



びたーはぁと「定かなことは言えないね。ただ、あれは…なんらかの強い思いが篭った叫びだったと、そう思うよ」



心「……」



4.

ガチャ

晶葉「助手!ここにスイッチのようなものは落ちていなかったか!?」



モバP「晶葉!いやそれが、見ての通りというか」



晶葉「…なるほどな、心さんが押してしまっていたか。だが大丈夫だ、解除用のスイッチを作ってきた」



モバP「そうか、良かった。それで、これは何のスイッチなんだ?同じ人が増えるスイッチ?」



晶葉「ああ、そのことなんだが…」チラッ



心「......」



晶葉「…これは、人の不安や悩みを具現化するスイッチだ」



モバP「悩みを具現化?」



晶葉「ああ。アイドルをやっていく中で皆それぞれ色んな複雑な感情を抱えることもあるだろうからな。そういった本人にすら自覚しにくい悩みをわかりやすくするために役立てようと作ったんだ。だが、些か具現化が行き過ぎて解除も難しい有様だったので、処分しようと思っていた時に、よりによって事務所に置き忘れてしまって、急いで解除用スイッチを作って持ってきたんだが…」



モバP「この3人が、心さんの悩み…?」



モバP(茜、飛鳥、ありす…)



モバP「今この事務所で特に人気が急上昇してる3人…」



モバP「心さん」



心「…うん」



心「プロデューサーはさ、はぁとのこと、どう思う?」



モバP「どうって…魅力的な人ですよ、そりゃあ そう思ったからあなたをスカウトしたんです」



心「やぁん照れる♪はぁともずっと憧れてた世界に連れてきてもらって感謝してるぞ☆…でもね、時々思うの。はぁとはどこまでやっていけるんだろうって」



心「26歳って、アイドルとしては正直ギリギリでしょ?もちろん、瑞樹パイセンみたいに第一線で活躍してる人たちだっているけど、皆がそうなれるとは限らないし」



心「それこそ飛鳥ちゃんや茜ちゃん、ありすちゃんみたいなはぁとよりずっと年下の子たちがどんどん先に活躍していくのを見てると、少し、自信無くしちゃったかなーって」



モバP「……」



心「だから、その気持ちがあの三人になって出てきたのかな…なーんて、なんかしみったれた雰囲気になってるぞおい☆はぁとのちょっとしたジョークをそんなに間に受けるんじゃ―」



モバP「心さん」ガシッ



心「ふえっ!?」



モバP「すみませんでした、担当Pなのに、早く気付けなくて」ギュッ



心「え、ああいや、それはいいんだけど、手」



モバP「晶葉も、ありがとうな 気づかせてくれて」



晶葉「別に私は何もしていないさ」



モバP「なあ、ほっとに、びたーにそるてぃー…いや、『茜と飛鳥とありす』は、心さんのこと、どう思う?」



ほっとはぁと「素敵な人ですね!以前、ズボンが破れた時につくろっていただきました!私もあんなことができるようになりたいです!」



心「え?なんでそれを知って―」



晶葉「心さんの記憶から人格を再現して出来ているのがこの三人だからな。おそらく、心さんと元になった三人が共通して持っている記憶は引き継いでいるのだろう」



モバP「どうしてここにいるのか、の記憶は無いみたいだったけれど あまりにも人格がきちんと再現されていたからもしかしたら、と思ってな」



びたーはぁと「親しみやすい人さ。小生意気で話しにくかっただろうボクに、積極的に話しかけてくれたことは、感謝しているよ」



そるてぃーはぁと「私も、似たようなものです。私はどうしても人と一線を引きがちですから、心さんの底抜けの明るさは尊敬しています」



モバP「だ、そうですよ心さん」



心「……」



モバP「心さんが他の子たちに憧れるように、他の子たちだって心さんに憧れているんです。そこに売れているかどうかは関係ありません。心さんには、まだまだ世の中に伝えていける魅力がたくさんあるんです」



モバP「心さんの魅力を伝える責任は僕にもあります。だから、一人で背負わないでください。もし心さんが自分を信じられなくなっても、僕のことを信じてください。僕はあなたのプロデューサーで、最初で絶対のファンなんですから。」



心「プロデューサー…」



心「…ありがとな☆」ニコッ



モバP「やっぱり心さんはそうやって笑っているのが似合うと思いますよ」



心「うるさいぞ♪こっ恥ずかしいことばっかり言いやがって☆録音して聴かせてやろうかな…」



晶葉「任せてくれ、既にこの高性能ボイスレコーダーAKIHA改で録音済みだ」



心「流石晶葉ちゃん☆」



モバP「えっちょま」



心「プロデューサーの弱み握ったり♪」



モバP「消して!お願いします!」



晶葉「フハハ、断る!毎度恥ずかしいセリフを吐く悪い助手もたまには恥ずかしい思いをするんだな!」



心「そうだそうだ☆」



モバP「ゆるして」シクシク





びたーはぁと「どうやら、解決したみたいだね」



ほっとはぁと「一件落着ですね!」



そるてぃーはぁと「途中から私たちは蚊帳の外だった気もしますが…」



ほっとはぁと「終わりよければ全て良しですよ、そるてぃーちゃん!」



そるてぃーはぁと「だから塩です。 …まあ、そうですね」クスッ





晶葉「さて、そろそろスイッチを解除するが…三人には申し訳ないことをしたな、許してくれ」



びたーはぁと「気にしないでいいさ 彼女の悩みが少し晴れた。それだけでボクらもこうして出てきたかいがあったというものだろう?」



ほっとはぁと「私も楽しかったです!」



そるてぃーはぁと「プロデューサーさん」



モバP「ん?」



そるてぃーはぁと「『私』を、よろしくお願いしますね」



モバP「…ああ、任せとけ」



心「三人とも、ありがとな☆」



びたーはぁと「本物のボク達にもよろしく頼むよ。―それじゃあ、往こうか。晶葉、頼むよ」



晶葉「よしわかった。スイッチ、解除」ポチッ





シュゥゥゥゥゥン…





モバP「いなくなっちゃうと、寂しいものですね」



心「…そうだね」



晶葉「それなら、助手が心さんを三人のぶんも、つまり4倍プロデュースしてやればいいんじゃないか?」



心「おっナイスアイディア♪そうと決まればプロデューサー、売り込み行くぞ☆」グイグイ



モバP「いや今の4倍とか流石に身がもたな、いやちょっと!今日は書類がたまってて、心さーん!」ズルズル



晶葉「はぁ、やれやれ…」



晶葉「私もスイッチの改良作業にかかるか」



数日後



モバP「おはようございま―」ガチャ



さわーはぁと「今日の自家製ドリンクはレモンとグレープフルーツとすだちと…」



でりしゃすはぁと「すっぱいけどおいしいから大丈夫だよ♪」ゴクゴクゴク



心「ごめーんプロデューサー、またなんか増えたぞ☆」



モバP「あきえもーん!早く来てくれー!」













23:30│佐藤心 
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