2014年06月02日

新田美波「ハンサムPさん?」

文香「……お疲れ様でした」ペコリ



美波「お疲れ様でした! お仕事楽しかったね!」



文香「……そういえば」スッ





美波「? なあに? そのメモ」



文香「……さっきスタッフさんから連絡がありまして……。ファンイベントに向かってほしいと……」



美波「そんなのスケジュールにあったっけ?」



文香「なんでも、事務所の方から緊急で連絡が来たと……」



美波「まあ、いいか♪ あと一本、頑張ろうね!」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1401462617



――倉庫





美波「……ここ?」



文香「はい……。メモの住所はそうなっていますが……」コク



美波「なんか気味悪いなあ……。すみませーん!」





ガチャ













汚っさん「やあ、ようこそ」ニタァ



美波「え……?」



文香「あ、あの……」

汚っさん「どうも手違いがあったようで申し訳ない……。急な話なんだが、ファン感謝イベントの話は聞いているかな?」ニタァ



美波「え? あ、はい!」ビクビク





文香「……あの、これって……」ボソボソ



美波「だ、大丈夫大丈夫! 人を見た目で判断しちゃダメだから」ボソボソ





文香「……えっと、今日はよろしくお願いします……」ペコリ



汚っさん「やあやあよろしく。やはり君もイイねえ……」ニタニタ



文香「うう……」

汚っさん「じゃあ早速なんだけど、これに着替えてくれるかな?」スッ



文香「……っ!?」





文香「あ、あの服って……」ボソボソ



美波「だ、大丈夫……! ちょっと肌出ちゃうけど、あれくらいなら私の衣装にもあるから……」ボソボソ

文香「……着替えました」ビクビク



美波「や、やっぱり衣装よりキワどいかも……」モジモジ



汚っさん「ふうむ、いいねえ」





汚っさん「それじゃ、もう皆お待ちかねだから」スッ





ゾロゾロ・・・





文香「……!?」



美波「こ、こんなにいらっしゃったんですか……?」

汚っさん「さあ皆さん、大変お待たせいたしました……。今をときめくお二方に……」





ボロン





汚っさん「たっぷり奉仕していただきましょう」ニタァ





美波「ひっ……!」



文香「や、やぁ……」ビクビク















「奉仕だって? それは僕の顔を拝みたいということかい!?」

https://www.youtube.com/watch?v=wr7xTGTG-Mo



「裏方にでも潜まないと、全ての男性アイドルからファンを奪ってしまう」





「だって僕は……」











ハンサムP「世界レベルハンサムだから!」

美波「キャー! ハンサムP様ー!」



文香「は、ハンサムP様ー!」



汚っさん「な、何者だ!?」



ハンサムP「大丈夫かいレディー達?」



美波(……ハッ、何故か分からないけど叫んじゃった)



文香(……あれ、なんで私叫んで……?)



ハンサムP「返事が無い? ああなんてことだ、僕が目を離してしまったばかりに……」



ハンサムP「ああ、これではただのハンサムだ……」





ちひろ「解説しよう! ハンサムさんは自分のプロデュースに自信を持っているので、少しでも穴が出てしまうとふさぎ込んでしまうのである!」







汚っさん(無視された……)

汚っさん「ええい、なんだこいつら! 皆、つまみ出すぞ!」



汚っさん's「オォー!!」ゾロゾロ





美波「きゃ、キャー! 助けてハンサムP様ー!」



文香「頼れるのはハンサムPさんだけなんです……」



ハンサムP「ハッ、必要とされてる……?」

ハンサムP「オッケェー↑イ、オゥラァー↑イ! これはハンサムの出番だね」



ハンサムP「ブサイクはハードボイルドなレディーになってしまう……」



ハンサムP「マナミ・キバ剣で屠ってあげよう!」





ズバッズバッ・・・

汚っさん「く、クソォ……!」



ハンサムP「最後はお前だ! お前は……」



ハンサムP「『日付の変わる頃、最後の水割りを飲む木場真奈美』!」





ザシュゥ!





汚っさん「……フッ、これは一日の終わりか、或いは始めか……」ズズ





フワッ・・・バタァッ!





美波(なんで斬られると薔薇の花びらが散るんだろう……)

ハンサムP「討伐、完了……!」



ハンサムP「ブサイク憎んで人を憎まず、ハンサムP!」シャキーン



美波「キャー! ハンサムP様ー!」



文香「あの、助けていただき……ありがとうございました」



ハンサムP「気にすることはないさ……しかしコレブサイクだな」



ハンサムP「まあいいか。アニメ化が決まったし、皆も雑な薄い本には気をつけよー↑ぅ」



文香「きゃ、キャー!」



ハンサムP「オッケェー↑イ! オゥラァー↑イ! 早速皆でシンデレラガールズをプレイしよぉー↑う!」









美波文香「「キャー! ハンサムP様ー!」」













23:30│新田美波 
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