2013年11月05日

千早「春香を家に泊めたらベランダから飛び降り自殺を…」

春香「えへへ、千早ちゃんの家に泊まるのもこれで二回目だね」

千早「そうね。相変わらず何もないけど、ゆっくりしていってちょうだい」ガチャ

千早「さ、どうぞ」

春香「お邪魔しまーす」

千早「春香、夕ご飯頼んでいいかしら?私お風呂掃除してくるわ」

春香「うん! 台所借りるね」
 
 

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春香「じゃあまずはお鍋を暖めて、ふんふんふーん♪」

春香「野菜を洗って、…お迎えにきたぜ♪」

春香「お肉を適当な大きさに切って、…俺についてこいよ♪」
 
 
 
 
春香「…嘘つき♪ っと、あとはこれを入れて煮込めば出来上がりー」

千早「ふふ、春香楽しそうね。歌ってるのお風呂場まで聞こえたわ」クスクス

春香「え? そ、そう? あはは…」

千早「もう少ししたらお風呂入れるわ」

春香「うん、こっちもあと少し煮込んで出来上がりだよ」

千早「そう、じゃあ私見てるから春香先にお風呂入っていいわよ」

春香「え? いいよ。千早ちゃん入ってていいよ」

千早「いいのよ、今日は春香がお客さんなんだから。そのお客さんに夕ご飯お願いしちゃってるのだけど…」

春香「いいのいいの。じゃあお言葉に甘えて先にお風呂入るね」バタン
 
 
 
 
グツグツ

千早「……」

グツグツ

千早「……」

グツグツ

千早「…そろそろいいかしら」
 
 
 
 
春香「ぷはー、さっぱりー」ガチャ

千早「春香、早いんじゃないかしら?」

春香「そう? 普通に20分くらい入ってたけどな」

千早「……本当だわ、いつの間にかそれくらい経ってたのね」

春香「そろそろお鍋良い頃だと思うよ」

千早「ええ、そう思ってちょうど今火を止めたわ」

春香「あ、でも千早ちゃん先にお風呂のほうがいい?」

千早「そうしたら、お鍋大丈夫かしら?」

春香「大丈夫! お鍋は余計に火が通っても美味しいから」

千早「そう、じゃあお言葉に甘えさせてもらうわね」ガチャ

春香「行ってらっしゃーい」
 
 
 
 
春香「さてと、ここで蓋を開けると…」

春香「うん!ちゃんと出来てる!」

春香「……」


春香「……乙女よ大志を抱け♪」

 


春香「うーん、歌い終わっちゃった。…そろそろもう一回火通しておこうかな」
 
 
 
 
千早「ごめんなさい、今上がったわ」ガチャ

春香「あ、おかえり千早ちゃん。お鍋良い感じだよ」

千早「そう、じゃあ夕ご飯にしましょうか。お鍋は私が持っていくわ。春香だと落としそうだから」

春香「わ、私落とさないよ! …多分」

千早「冗談よ。言ったでしょ? 今日は春香がお客さんだって。さ、食べましょうか」

春香「はーい! いただきまーす!」

千早「いただきます」
 
 
 
 
 
千早「ごちそうさまでした」

春香「ごちそうさまでしたー。あー食べた食べた」

千早「片づけは私がやるわ。春香はゆっくりしてて」

春香「えー、せっかくだから一緒にやろうよー」

千早「春香がいいならそれでいいけど、何だか悪いわ」

春香「いーのいーの。ささ、一緒に片づけよ」
 
 

 
 
 時は飛んで寝る時

千早「明日は寝坊しないようにしないと」

春香「みんなで新曲の収録だもんね、私楽しみ!」

千早「私もよ。目ざましもセットしたし、寝ましょ」

春香「おやすみ、千早ちゃん」

千早「おやすみ、春香」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
春香「…ん」モゾモゾ

春香「2時か…」チラッ

千早「…zzz」

春香「……くすっ」
 
 


春香「ねえ、千早ちゃん」

千早「んー…」ゴロゴロ

春香(寝ているのか起きているのかわからないような微妙な反応してる。かわいいな)

春香「いつもありがとね」

千早「んー。いいわよ別に」モゾモゾ

春香(あ、あっち向いちゃった。迷惑だったかな?)




春香「……」

春香「よいしょっ」ガラッ

春香「わ、ビルがこんなに近くにある。すごいなー」

ヒュウウウ

春香「…けっこう涼しい」ブルッ






千早「春香!」バタン

春香「わ!?」

千早「春香…」

春香「千早ちゃん? 青ざめた顔してどうしたの?」

千早「風が吹いてると思って起きたら、春香がいなくてベランダの窓が開いてたから…」

春香「?」

千早「その…」





千早「春香が、飛び降り自殺したんじゃないかって…」

春香「ええ? どうしてそうなるの?」

千早「だって、さっき春香にありがとうって言われた気がしたから」

春香「え? あっ…」

千早「まあ、何にしても春香が自殺してなくて良かったわ…。本当に」

春香「そ、そんなのしないってばー」ブンブン

千早「そう…。ねえ春香、外寒くない?コーヒー… じゃ眠れなくなるかもしれないから、ココアでも飲む?」

春香「うん! 飲む」

千早「わかったわ。ちょっと待ってて」




春香「ねえ、千早ちゃん」

千早「何? 春香」

春香「ここ、景色綺麗だね」

千早「そうかしら? 私は特に何もない普通な場所だと思ってるけど」

春香「なんかこんな大きなビルが近くに建ってるってすごいなって思って…」

千早「…そうね。でも私は春香の家からの眺めのほうがきっと好きだと思うわ」

春香「え? 何も見えないよ?」

千早「ふふ、私はそういう風景のほうがきっと好きだわ。はい、ココア」コトッ

春香「ありがとう」





千早「ねえ、春香」

春香「何? 千早ちゃん」

千早「さっき、寝てる時にありがとうって言った?」

春香「え? い、言ってないよ?」

千早「…本当に?」

春香「うぐっ… その、言った、かも、しれない…」


 
 
千早「そう、私は春香に感謝してるわよ」

春香「っ!? ち、千早ちゃん飲んでる時に何を!」

千早「ふふ、ただ本当のことを言っただけよ。さ、今日は早いんだからそろそろ寝ましょう?」

春香「う、うん。そうだね」

千早「春香、おやすみ」

春香「おやすみ、千早ちゃん」
 

 千早「春香を家に泊めたらベランダから飛び降り自殺を…」改め
 千早「春香を家に泊めたらベランダから飛び降り自殺をするかと思った」 終わり。
 
 
詐欺なタイトルで暗い作品を期待した方には本当に申し訳ありませんでした。
こういう見てる人を騙すようなことが好きなんです。
元々はどっかのお題で「ねぼけ千早なはるちは」と出てきて、最初に夜中の春香のシーンだけ書きました。
あとは全部昨日から今朝にかけてそれっぽくくっつけたような感じです。ちょっと最後が投げやりだったかなとも思いましたが、人の少ない時間に上げようとそのままにしました。

12と13の間で少し時間が空いていますが、最初タイトルをこうしたのでここで一度区切ったほうが見る人を騙すには面白いかと思いました。
ただ、暗いものを期待して読んだ人ががっかりすると思って結局そのまま続けました。

何はともあれ、ここまで見ていただいてありがとうございました。

12:28│如月千早 
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