2013年11月05日

モバP「気付いたらベッドに寝かされてた」

現在開催されているイベントを走りながら、目を覚ますためにSSを書きます
今晩のうちに完結させる短い文章のつもりなので、中身のない薄いものとなりますがご容赦ください

それでは、始まります

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1383583725

モバP「……ぅ」

ちひろ「あっ! お目覚めですかっ!!」ガバッ

モバP「ちひろさん……?」ボー

ちひろ「はい、ちひろですよ! プロデューサーさん!!」

モバP「ここは……?」ボー

ちひろ「事務所近くのビジネスホテルです。とにかく今は安静にしていてください」

モバP「え……? なんでそんなとこにいるんだ?」

ちひろ「……その様子だと、記憶は無いみたいですね」

モバP「……ちょっと待って、それどういうことですか?」

ちひろ「とにかく、プロデューサーさんはしばらくベッドから動かないでください!」

モバP「」

スタスタ……ガチャ,バタン

モバP「どうなってんだ、いったい……」
モバP「とりあえず思い返してみよう」

モバP「最後の記憶は……」

モバP「……事務所の机に資料を置いて……」

モバP「それから……どうした?」

モバP「それから……」

モバP「覚えてない、全く記憶が無いぞ……」

モバP「……とにかく頭が痛い……」サスサス

モバP「側頭部、なのかな? たんこぶが出来てる」

モバP「服装は……スーツ姿だな。上着が無いが」

モバP「ええと……上着はどこだ?」キョロキョロ

ガチャ,バタン

モバP「? ちひろさん?……」

???「あぁ、無事だったんですね! びっくりしたんですよ、私!」

モバP「え、あ……」
モバP「か……茄子……?」

茄子「ハァ……ハァ……良かった、無事で……」ウルウル

モバP「え、いや、茄子……か?なんで泣きそうになってるんだよ」

茄子「なんで、じゃないです! みんな本当に心配したんですよ!」

モバP「み、みんなって……」

茄子「そりゃ事務所のみんなですよ! どうしてこんなになるまで……」ウルウル

モバP「あ、いや、その……」

茄子「だいたい、いつもそうやって無茶ばかりして! 今日という今日は私でも許せません!!」

モバP「ええと、すまない。教えてほしいことがあるんだ……」

茄子「なんですか」ムカムカ

モバP「俺はどうしてここにいるんだ? あと、どうして茄子がここにいるんだ?」

茄子「……ああ、ちひろさんが言ってた通りみたいですね。全く記憶が無いんですか?」

モバP「事務所に戻ったのは覚えてるんだ。だが、どうしてもそこから思い出せない」

茄子「あのですね……簡単に言えば、プロデューサーさんは倒れたんです」

モバP「え……」
茄子「倒れていた、が正しいですね。私がたまたま事務所に来たら、プロデューサーさんは椅子ごと床に倒れていました」

モバP「……」

茄子「おそらくお仕事の書類と思われるものが散乱していたので、後からきたちひろさんと一緒に片付けました」

モバP「あ、あの資料は……」

茄子「あの書類はプロデューサーの机の上に置いてありますよ」

モバP「そうか……すまない」

茄子「……申し訳ないとは思ったのですが、整理の時に書類の中身を見ました」

モバP「……」

茄子「見ないとページ順にキチンと揃えられませんからね」

モバP「……」

茄子「……プロデューサーさん?」

モバP「ん、なんだ?」

茄子「今回の打ち合わせ、随分と難航しているようですね」

モバP「……ああ、でもみんなが心配することじゃないよ」

茄子「……今回プロデュースするのは、泰葉ちゃんみたいですね」

モバP「ああ……それがどうした?」

茄子「事務所で一番あなたを心配して泣き出したのは泰葉ちゃんなんですよ!!!」

モバP「……」
茄子「あの子はあなたの無事を誰より案じてましたよ」

モバP「……」

茄子「確かに、アイドルが輝くためには舞台が必要です。その舞台づくりに奔走するのはプロデューサーには当たり前かもしれません」

茄子「でも、気を失うまで仕事して、もし二度と身体が動かなくなったりしたら、悲しむのは誰なんですか!!」

モバP「……」

茄子「プロデューサー……今月に入ってずっと走り回ってる様子ですね」

モバP「そうでもないよ」

茄子「嘘。ちゃんとちひろさんから聞きましたよ。今回のお仕事を取る為に三日三晩寝ずに働けば、誰だって倒れます」

モバP「でもそれは……」

茄子「それは!?」

モバP「……」

茄子「あんまりに酷なので、泰葉ちゃんには何も言っていません。あなたをプロデュースするために頑張って倒れた、なんて伝えればあの子は……」

モバP「……」
茄子「……話が逸れましたね。何故ここにプロデューサーと私がいるのか、ですが……」

モバP「ああ……」

茄子「私が仕事で、地元の神社に行っていたのは知ってますね」

モバP「ああ、大きなイベントがあるから、そこでPRキャンペーンガールとして参加してもらった」

茄子「ええ、楽しませていただきましたよ」

モバP「で、確か今日は……」

茄子「事務所には寄らず、寮に戻る予定でした。報告は電話を通じてちひろさんにしてますから」

モバP「ああ、電話でちひろさんから伝えてもらった」

茄子「そういう記憶ははっきりあるんですね……」

モバP「……」

茄子「で、事務所に行けばプロデューサーさんがいるかもって感じで事務所に行ったんです」

モバP「そこで倒れた俺を見つけたのか」

茄子「散乱した資料と、倒れたプロデューサーさん。プロデューサーさんの机のそばにあるゴミ箱が倒れてて、中から空になった栄養ドリンクがごっそり転がってました」

モバP「……」

茄子「そのすぐ後にちひろさんが来て、二人して気が動転してしまいましたよ……」
茄子「とにかくプロデューサーさんを病院へ連れて行こうとしましたが、女性二人でプロデューサーさんが運べるはずもなく」

茄子「とりあえず救急車を呼びました。その時にちょうど泰葉ちゃんがレッスンから帰ってきて、あなたに縋り付いていましたよ」

モバP「……」

茄子「プロデューサーさんが病院へ運ばれた後、私たちも病院へ向かいました」

茄子「その時のこと……覚えていませんか?」

モバP「……」

茄子「……」ウルウル

モバP「……すまない、覚えていない」

茄子「……」ウルウル

モバP「その時のこと、聞かせてくれ。俺はどうしたんだ?」

茄子「……いいですが、覚悟、してください……」

モバP「……ああ、聞かせてくれ」

茄子「……」

モバP「茄子……」

茄子「まだ打ち合わせが残ってる、そう言って病室から駆け出したんです」

モバP「!?」
モバP「それ……本当か?」

茄子「嘘みたいでしょ? でも本当にそうなんです。みんな茫然としちゃって、慌てて止めに行ったころにはプロデューサーさん、タクシーに乗り込んでたんです」

モバP「いろいろ信じられないが……それから」

茄子「私たちもすぐ車でプロデューサーさんの後を追いました。とある事業所の前でタクシーが止まって、その中からよろよろとプロデューサーさんが出てきました」

モバP「……」

茄子「それを見て、私車を路肩に止めてプロデューサーさんに駆け寄りました。もう休んでください! って言ったんです」

モバP「……あ、あああ……」

茄子「……思い出しましたか?」

モバP「これが終わったら、と俺は言ったよな。茄子に」

茄子「ええ」

モバP「その時、茄子の表情が変わって……」

茄子「……申し訳ないのですが、思い切りプロデューサーを殴ってしまいました。頭に、グーで」ウルウル
モバP「そこからは、また記憶が無いが……」

茄子「一発KOでした。プロデューサーさん、不摂生に不養生なんですから、当然といえば当然ですよね」

モバP「それで……」

茄子「事業所の方には、同行していたちひろさんに今日は都合が悪くなったと伝えていただきました」

モバP「ん。そうか」

茄子「その後、車にプロデューサーさんを乗せて病院へ向かおうとしたのですが……その、プロデューサーさんを殴ってしまったのがよほどこたえて、気が動転して……」

モバP「多分だが、ちひろさんが気を回してホテルを取ってくれた。その後ホテルに着き、ホテルのボーイにでも頼んで、俺を部屋まで連れて行ってもらった、と」

茄子「……ええ、当たりです。眠ってしまってと嘘をついてしまいましたが」

モバP「殴り倒してしまったので、とは言えないよなぁ」

茄子「これでもアイドルですよ。そんなことしたらスキャンダルじゃないですか……」

モバP(男とホテルに入って行ったってのは、それはそれでやばいと思うんだが……)

茄子「……その後、ちひろさんにプロデューサーさんをお任せして、私は事務所のみんなに事のあらましを説明しました……」
モバP「ああ、話は分かった……」

茄子「あの……プロデューサーさん……」

モバP「ん?」

茄子「殴ってしまって、本当にごめんなさい……」ウルウル

モバP「……」

茄子「でも、そうでもしないとあなたは止まったりしません。それは、あの事務所のみんなが知っていることです」

モバP「……そうだな、多分腕を引っ張られても、俺は打ち合わせに行っただろうな」

茄子「そんなになるまで、どうして頑張ってしまったんですか……!」

モバP「そうだな……俺は、今回のイベントが、アイドル“岡崎泰葉”の転機だって考えている」

モバP「そのためになら、俺は多少の犠牲を払うつもりでいた」

モバP「諦めないあいつの為に、あいつに立ってもらえる最高の舞台を用意してやりたかった」

茄子「でも、本当にそれは泰葉ちゃんにとって、幸せなことだと思ってるんですか?」

モバP「……この業界が、華やかなだけじゃないことを知ってるあいつにこそ、今回の仕事をさせてやりたいと思ってな」

モバP「つい、頑張りすぎたんだろう」ハハッ

茄子「……でも、彼女は泣いているんですよ」

モバP「茄子まで泣くことは、ないんじゃないか……?」

茄子「だって、だって……」ボロボロ
モバP「……心配かけてすまなかったな。せっかくの仕事明けのオフをまるまる潰させてしまったな」ナデナデ

茄子「……」グスッ

モバP「……初めて茄子に怒られて、茄子に泣かれた気がするよ」

茄子「……ええ、初めてです」

モバP「身体には気を付けるようにする。本当にすまなかった」

茄子「……もう、プロデューサーさんを幸せにするのは私なんですよ」

モバP「ん……」

茄子「そんなあなたが倒れたりしたら……幸せにできないじゃないですか……」

モバP「そうだな……」

茄子「……約束、してください」

モバP「ああ、いいよ」

茄子「もう無茶しないでください。可能な限りでいいので、今回みたいなこと、これっきりにしてください」

モバP「……」

茄子「約束……できませんか?」

モバP「……約束する」

茄子「……絶対ですからね」

モバP「ああ、絶対だ」
モバP「さてと」バッ

茄子「あ、駄目です! まだ寝ててください!」

モバP「事務所に行かないと。まだこの時間なら泰葉はいるだろう」

茄子「え……?」

モバP「俺は大丈夫だから泣くなって言っとかないと、いつまでも泣いてそうな気がしてな」

茄子「でも」

モバP「もう今日は無茶出来ないんだから、仕事はしないよ。それでいいだろう?」

茄子「……でも」

モバP「心配なら、一緒に来てくれ」

茄子「……」

モバP「茄子?」

茄子「……ふらふらなプロデューサーさんは、私が引っ張っていきます」ギュッ

モバP「お、おう///」

茄子「ふふ、プロデューサーの右手、温かいですね///」

モバP「寝てたからな」

茄子「それでは、事務所に参りましょう」

モバP「……ああ、頼む」

茄子「ええ、幸運の女神にお任せ下さい、プロデューサーさん♪」

茄子(プロデューサーさんは、私が幸せにしてあげます)

茄子(だから、プロデューサーさん。もっともっと、私を幸せにしてください)

モバP「ちょ、茄子、歩くペース早いって」

茄子「え、ご、ごめんなさいっ」

(完)
思ったよりこっちに傾倒してしまったorz
現在7000位前後をうろうろしているので、諦めそうなのですが、この物語のPのように私は頑固さんなのでなんとも……
駄文失礼いたしました
また、ここまで読んで下さり、ありがとうございました

岡崎先輩を迎えられるよう願いつつ、HTML依頼してきます
追伸
本来の私は茄子Pなので、本当の闘いは一か月後なんだよなぁ……
そんな茄子さんが怒ったり泣いたりすることってまず無いと思ったのでこんな作品に仕上がってしまいましたww
茄子さんはいいぞぉ(ステマ)

12:44│鷹富士茄子 
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