2013年11月05日
モバP「俺がタイムスリップ?」
P「ふー、ライブツアーも大成功だったしやっと一息つけたな」
P「今日も仕事がんばるぞー」
P「今日も仕事がんばるぞー」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1380275677
ガチャ
P「おはようございます!」
ちひろ「!」
P「どうしたんですか?そんな幽霊でも見るような顔して……」
ちひろ「……Pさん?本当にPさんなんですか……?」
P[いや、俺以外の誰に見えるんですか?」
ちひろ「Pさん……」
P「ちひろさん……?」
ちひろ「ぐすっ、もう会えないとおもってたんですよぉ……!ひっぐ」
P「!?」
P「ちひろさん!?どうしたんですか!?突然泣き出して……」
ちひろ「だって、だって……ひっく。うえぇぇん!」
P(え?え?なにこれ?どういうこと?)
P(事務所にいつも通りに来ただけなのに、ちひろさんがマジ泣きして……!?)
P「とりあえず、落ち着いてください!俺はどこにも行きませんし、ここにいますから!」
P(とりあえず、ちひろさんが落ち着くのを待とう……)
---10分後
P「落ち着きましたか?
ちひろ「はい。恥ずかしいところを見せてしまいました……」
P「いえ、大丈夫ですよ」
P「それよりも何があったんですか?教えてください」
ちひろ「それはこっちが聞きたいことですよ!」
ちひろ「半年もどこに行ってたんですか!?」
P「!?」
P「え、どういうことですか?それは……」
ちひろ「この半年間どこに行っていたのかと聞いているんです!」
---
P(とりあえず、ちひろさんの行った事をまとめてみる……)
P(イタリアツアーが終わってすぐに俺は無断欠勤を始めたらしい)
P(連絡も取れず、大家さんに頼んで開けてもらった俺の部屋はもぬけの殻)
P(その後、俺は消息不明。そして半年の月日が流れ、今日突然戻ってきた)
P(捜索願いやチラシも配ったが、有益な情報はゼロ。事件に巻き込まれた可能性も視野に警察も調べてくれたらしい)
P「どうなってるんだよ……」
P「ちひろさん、俺は何一つ嘘はつきません」
P「だから、これから言う事も信じてくださいね?」
ちひろ「……はい」
P「正直、何もわかりません」
P「普通に家に帰って、寝て起きて出社しただけです」
ちひろ「……嘘ついてる顔じゃないですね」
P「当たり前です」
ちひろ「……わかりました。とりあえずみんなにはきちんと説明してください」
ちひろ「すごく心配してたんですから……」
P「……」
ガチャ
早苗「おっはよーう!今日もいい朝だね!お姉さん頑張っちゃうよー!」
P「おはようございます」
早苗「あ、P君おはよーう!」
早苗「……」すたすた
早苗 くるっ すたすた
P「?」
早苗 じー
P「何ですか?」
ぱーん!
P「おうふっ!!」
早苗「えっ?えっ?」
P「いきなり平手とはまた、随分な挨拶ですね……」
早苗 だっ
P「ちょっと!?早苗さん、どこいくんですか!?」
ガチャッ!
P(いきなり平手をくれたと思ったら、外に出て行っちゃった……)
P「とりあえず、早苗さんを追いかけます!!」
ガチャ!
たったった
P(くっそ、一体どっちに行ったんだ!人通りが多くて先が見えない……!)きょろきょろ
「……Pチャン?」
P「……え?」
みく「……Pチャンなの?本当に……?」きょとん
P「みく……?」
みく「ずっと……どこ行ってたの?」ぐいっ
P(うつむいて、袖を掴んで……)
P(ここで泣かれるのはちょっとまずいな……)
P(でも、早苗さんも追いかけなくちゃ……)
P「ちょっといろいろあってな……」なでなで
みく「Pチャンの手、本物だぁ……」にこっ
みく「おかえりなさい、Pチャン!」
P「ああ、ただいま」
P(意外と落ち着いてるな……。ちょっと予想外だ)なでなで
P「みく。詳しい話はまた後でする。ちょっと急いでてな……」
P「先に事務所で待っててくれないか?」
みく「……え?」
P「ダメか……?」
みく「Pチャン、またどこかいっちゃの……?」ぐいっ
P「どこへも行かないよ、約束する」
みく「そっか……」
みく「……」
P「みく?」
ぱっ
みく「絶対約束にゃんだからね!嘘ついたらハリセンボンのますからね!」
P「みく……」
みく「先に事務所でまってるにゃ。早く行った、行った!」
P「ありがとう!」たったった
みく「……早く帰ってきてね、Pチャン」くすん
外を走り回って数十分、いや、一時間以上は経った。
それでも俺は早苗さんを見つけることができなかった……。
P(もしかしたら、事務所に戻ってるのかもしれないな……)
P(急いでいたせいで携帯も事務所においてきちゃったし……)
P「一度、事務所に戻ろう。そうしたら携帯に連絡入れるくらいはできるしな」
ガチャ
P「ただいま戻りましたー」
ちひろ「おかえりなさい。汗だくですね?」
P「ずっと走り回ってましたから……」
P「それよりも、早苗さんから連絡ありましたか?」
ちひろ「ああ、それならさっき」
ちひろ「今日はこのまま現場に入るから事務所には戻らないって電話がありました」
P「そうですか……。よかった……」
ちひろ「明日、きちんと話してくださいね?」
ちひろ「あと、みくちゃんにも声かけてくださいね?」
ちひろ「『Pチャンが来るまで待つの!』って、お仕事ぎりぎりまでPさんのこと待ってたんですから……」
P「わかってますよ。とりあえず、二人には留守電入れておきます」
P「ところで、聞きたいんですが……」
P「もう、みんなには俺が戻ってきたこと伝えましたか……?」
ちひろ「その件については少しお話があります……」
とりあえず今日はここまでです。
ご拝読ありがとうございました。
次回更新予定は明日の夜です
美優「ありすちゃんには会いましたか……?」
P「はい……」
美優「そんな顔はしないで下さい…」
美優「正直、Pさんがいなくなってかなり変わったと思います……」
美優「始めはひょっこり帰ってくる…なんてみんな言っていましたけど……」
美優「Pさんのいない日々が1週間、1ヶ月と続いて……」
P「……」
美優「Pさんがいつか帰ってくると、みんな口では言っていました……」
美優「それでも、心のどこかで『Pさんはもういないんだ』と思っていたんだと…思います……」
美優「表面では元気そうに振舞ったり、『Pさんが戻って来るまで頑張ろう』とお仕事を頑張っている子も多いのですが……」
美優「正直なとこ……、かなり危ういバランスで」
美優「心をぎりぎりで保っているような子も…います……」
時々誤字、脱字がありますがまとめて訂正するので脳内補完でお願いします
P「ギリギリで……ですか?」
美優「はい…」
美優「お仕事でも何でも…」
美優「一生懸命にやっていれば、Pさんのことを少しの間でも忘れることができるのならば…」
美優「気がまぎれるのであれば…」
美優「そのために、お仕事に打ち込んでる子もいます…」
P「少し前のありすみたいに…ですか……?」
美優「……」
美優「はい…」
美優「事務所に顔を出す回数が減ったアイドルもいます…」
美優「社長が連れてきた臨時のプロデューサーさんを受け入れられずに…」
美優「自分で抱え込んでいるアイドルもいます」
P「……」
美優「でも、勘違いしないで下さいね…?」
美優「みんなPさんのことが好きなんです…」
美優「心から『忘れたい』だなんて思っているわけでは無いんです……」
P「わかってますよ。みんなが俺を信頼してくれていたこと……」
P「痛いくらいに……」
美優「今、この事務所はそういう歪んだバランスで成り立っています…」
美優「みんなどこかで無理をして…でも、それを認めたくなくて…」
美優「だから…」
美優「この事務所を救ってください…!」ぺこり
P「!」
P「美優さん…?」
美優「それができるのは…Pさんだけなんです…!だから…!」
P「わかりましたから、頭を上げてください!」
美優「この事務所には…!みんなには……!」
美優「Pさんが必要…なんです……!」
P「美優さん……」
P「やらせてください……!」
P「俺はみんなのプロデューサーです。それはこれまでもこれからも変わりません……」
P「半年の空白があっても、俺のことを忘れていても……!」
P「俺にはみんなをプロデュースする、トップへと連れて行く義務があります」
P「だから……」
P「俺にもう一度チャンスを下さい!」ばっ
美優「Pさん……!」
美優「ありがとう…ございます…!」
美優「とりあえず、頭をあげてください」
P「美優さん…」
P「ありがとうございます…!みんなのことを教えてくれて…!」
美優「いえ…」
美優「私に力になれることなら…何でもいってください…」
P「ありがとうございます」
美優「もうこんな時間なんですね…。お仕事に行かないと…」
P「送りましょうか?」
美優「大丈夫です…。それよりもすべきことがPさんにはあるでしょう…?」
美優「そっちを頑張ってください…」
P「わかりました」
美優「みんなのことよろしくお願いしますね…」にこり
P「ええ、任せてください!」
美優「頼もしいですね」
美優「それと、楓さんには近いうちに連絡してあげてください…」
P「楓さんですか?」
美優「はい…」
美優「まだ話を聞いていないのならば、楓さんについての事情を聞いてからでも構いません…」
美優「でも、できるだけ早く…」
美優「電話でもいいので連絡してあげてください…」
P「わかりました」
美優「それでは、私はこれで…」
ガチャ パタン
P(美優さん、気付いてたのかな…?)
P(途中から自分の頬を涙が伝っていた事…)
P(楓さんのことも気になるけど…
P(頑張らないとな)
ここまでが昨日の投下予定分です。
毎回、予告から遅れてしまってすみません
>>87
設定です
P(……)
P(ちひろさんから貰った資料を読んではみた……)
P(楓さんの状況も理解はできた……)
P(だが……)
P「これはどうするべきなのか……」
ちひろ「何をどうするんですか?」
P「あ、ちひろさん。お疲れ様です」
ちひろ「それ……」
P「ええ、美優さんに楓さんのことについて聞いたので……」
ちひろ「どうするつもりなんですか?」
P「まぁ、簡単には動けないでしょうね」
P「ひとまず、連絡入れてそれから機をうかがいます」
ちひろ「そうですか」
P「ええ」
P「明日中には何とか頂いた資料も読み終わりそうです」
P「そこで一つお願いがあるんですが……」
ちひろ「なんでしょうか?」
P「何か今の俺にできる仕事ってありますか?」
P「業務記録も読みましたが、じっとしているよりも客先に顔くらいは出しておきたいので……」
ちひろ「本当に仕事人間ですね」
P「それが取り得ですから」
ちひろ「それなら……」
ちひろ「みくちゃんを迎えに行ってもらえますか?」
ちひろ「朝出て行くときも、Pさんが戻ってくるのをずっと待っていましたし……」
ちひろ「きっと喜ぶとおもいますよ?」
P「そうですね。ついでに、近場の取引先にも顔出してきます」
ちひろ「Pさん?」
P「何でしょうか?」
ちひろ「あまり焦らなくてもいいと思います……」
ちひろ「Pさんの立場はある程度理解しているつもりです」
ちひろ「それに、事務所の現状も……」
ちひろ「でも、復帰初日なんですからもっとゆっくりやってもいいんじゃないでしょうか?」
P「……」
P「ありがとうございます」
P「でも、俺も仕事が好きなんで、動いてる方が楽しいんですよ」
P「そっちの方が頭も回りますから」
P「だから心配しなくても大丈夫です」
ちひろ「それならいいんですが……」
P「それじゃあ、ちょっと出てきますね」
ガチャ
ちひろ「いってらっしゃい」
ちひろ「……」
---車内
P「……」
P「やっぱり出ないか……」
P「留守電も残したし、お得意さんへの顔出しも終わった」
P「あとはみくを迎えに行くだけだな」
P(楓さんからは折り返しの電話を待つしかないか……)
---!
ははははは
P(この空気、やっぱり現場はいいなぁ)
P(みくはバラエティの収録か……。うん、頑張ってるな)
ディレクター「あ、Pさん。お久しぶりです」
P「どうもご無沙汰しておりました。お変わりはありませんでしたか?」
ディレクター「おかげさまで。おたくの事務所にもお世話になってますから」
P「いえいえ、こちらこそ」
みく「このハンバーグ!ジューシーでそれでいてさっぱりしていて、とっても美味しいにゃ♪」
司会「みくちゃん、それ魚肉入ってるで」
みく「にゃ、にゃー!?お魚入ってるの!?騙したにゃあ!?」
ははははは
ディレクター「みくちゃんも頑張ってくれてますし」
P「そのようですね」
みく「ま、まさか……さっきから飲んでたこっちのスープは!?」
司会2「はい。ばっちり海鮮おだしのスープです」
みく「にゃにぃ!?」
はははは
みく「このみくに、美味しいといわせるとは……」
みく「お魚も侮れないにゃ……」ずずず
司会「結局、飲むんかい!」
司会2「みくにゃん思いっきり曲がってるやん!」
ははははは
みく「違うの!みくは自分を曲げ……ずずず」
はははは
みく「うん、たまにはお魚もいいかにゃ……」
P「本当にみんないいこばかりですよ」
ちひろ「まゆちゃん……。少し言いすぎなんじゃ……」
P「早苗さんだってそうは思ってなかったと思うぞ?」
P「一番悪いのはいきなりいなくなった俺だしな」
早苗「……」
まゆ「……」
まゆ「すみませんでした……。少し、頭に血が上っていたみたいです」
まゆ「早苗さん。これからも頑張りましょうね」
早苗「……うん」
がしっ
ちひろ(まゆちゃん、目が笑って無いですね……」
かちゃり
ありす「おはようございます」
ありす「?」
ありす「みなさんどうしたんですか?」
P「ああ、なんでもないよ」
まゆ「はい♪いつも通りです♪」
ありす「それならいいんですが……」
ちひろ「そ、そうだ、Pさん。今日の予定なんですけど……」
ちひろ「橘ちゃんの付き添いをお願いしてもいいですか?」
P「大丈夫ですよ」
ちひろ「よかった……。正直、人手が足りていなくて……」
ありす「よろしくお願いします」
P「よろしくな。橘さん」
---車内
P(まゆと早苗さんもフォローが必要だな……)
P(それにしても……)
P(俺が戻ってきたことってみんなにとって良かった事なんだろうか……?)
P(一応、みんな俺の復帰を喜んでくれている)
P(それでも……)
P(今の、事務所内のバランスを崩している原因は間違いなく俺だ)
P(みくと楓さん、まゆと早苗さん)
P(もしかしたら他にもいるのかもしれない)
P(もしも俺がこのままいなくなっていたら……)
P(それはそれで上手く回っていた面もあるのでは?)
ありす「プロデューサーさん?」
P「どうした?」
ありす「いえ……」
ありす「難しそうな顔をしていたので……」
P「心配してくれるのか?ありがとう」
ありす「新しい環境も大変だとは思いますが、あまり思いつめないでくださいね」
P「はは、ありがとう。俺なら大丈夫だよ」
P(しかし、ありすとこうして話していると……)
ありす「?」
P(昔の事を思い出すなぁ……)
P(ありすが、ウチの事務所に来た頃のこととか)
---
ありす「橘と呼んでください。その…アイドルに興味なかったのですが、将来は歌や音楽をお仕事にしたいと思っていました」
P「アイドルには興味が無い……か」
P「言われた仕事はしますから、心配しないでください。」
P「まぁ、やる気はあるみたいだしな。一緒に頑張ろうか、ありす!」
ありす「橘と呼んでくださいといっているんですが……」
---
P「ありすー!今度のイベントはおもちつきだぞー!」
ありす「おもちつきって……」
ありす「今回のお仕事の必要性とは?」
P「え?」
ありす「私は音楽関連のお仕事がしたいんです。そのためのアイドルですから……」
P「そぉい!」わしゃわしゃ
ありす「きゃあっ!」
ありす「いきなり、何するんですか!プロデューサー!」
ありす「髪の毛が……」
P「知名度を上げるのだって、将来への近道だろう!」
P「それがわからない子には……」わきわき
ありす「ひっ……」
P「こうだー!」わしゃわしゃ
ありす「わかりましたから、やめてください!」
>>156
訂正
×P「言われた仕事はしますから、心配しないでください。」
○ありす「言われた仕事はしますから、心配しないでください。」
---
P(また、『ありす』って呼びたいな……)
ありす「プロデューサーさん、そろそろ着きますよ?」
P「おお、そうだな」
P(あとで、また頭わしゃわしゃしてみるか……)
P(そういう些細なことで思い出してくれるかもしれないしな……)
---
記者「---、なるほど。じゃあ、橘さんは〜」
ありす「はい。それは〜」
P(雑誌の取材も久しぶりだな)
P(ありすもしっかり受け答えできてるし、もう慣れたもんだな)
記者「ありがとうございました。それではまた後日、連絡させていただきますね」
P「ありがとうございました」
P「可愛く書いてやってくださいね」
記者「それはもちろん。任せてください」
ありす「子供扱いしないでください」
P「すまん、すまん」
記者「ところで、Pさん?」
P「はい、なんでしょうか?」
記者「イベントには出ないんですか?」
P「イベントですか?」
記者「ええ」
記者「最近のものだと、LIVEロワイヤルや、ドリフェスなんかがありましたが……」
記者「Pさんの事務所からは誰も出場していなかったので」
P「ああ、そういうこといですか」
P「こちらも諸事情がありまして……」
P「出場はしたかったのですが……」
記者「そうでしたか」
P「今は戦闘準備段階、とでもいいましょうか」
P「まぁ、近々、業界をあっと言わせてやりますよ」
記者「それは面白いですね」
記者「Pさんのところはイベントへの参加、開催も積極的だったので気になっていたんですよ」
記者「一記者としては、取材のしがいがあるところに出てきて欲しいですからね」
P「ありがとうございます」
P「その際には是非ともよろしくお願いします」
記者「こっちも楽しみにしてますよ!」
P「それでは失礼します」
記者「お疲れ様です!」
P「橘、帰るぞー」
ありす「はい」
記者「?」
記者(確か前は『ありす』って名前で呼んでいたような……)
---車内
P「橘?」
ありす「はい、なんでしょうか?」
P「音楽の仕事したいか?」
ありす「できるのであれば……」
P「よし、わかった」
ありす「?」
P(いきなり大型イベント、とは行かないが……)
P(LIVEバトルなら何とかなるか……)
P(楓さんに追いつくためにも……)
P(事務所を建て直すためにも……)
P(ライブはやらないと)
P(それに……)ちら
ありす ぽしぽし
ありす「プロデューサーさん、この前のイベントの特集が組まれているみたいですよ」
P「相変わらずタブレット好きだな。後で見せてくれ」
ありす「相変わらず……?」
P「いや、なんでもないよ」
P(やっぱり、みんなにはステージが似合ってる)
P(きらきら輝いて、まばゆい光に包まれて、歓声を浴びるステージが……!)
今日はここまでです。
長くなってますがそろそろ導入編が終わりです。
やっと、お話を進めていけそうです。
次回更新予定は次の週末です。
土曜日は更新できるかわかりませんが、金〜日曜日で更新できるように頑張ります。
駄文失礼しました。
ガチャ
P「おはようございます!」
ちひろ「!」
P「どうしたんですか?そんな幽霊でも見るような顔して……」
ちひろ「……Pさん?本当にPさんなんですか……?」
P[いや、俺以外の誰に見えるんですか?」
ちひろ「Pさん……」
P「ちひろさん……?」
ちひろ「ぐすっ、もう会えないとおもってたんですよぉ……!ひっぐ」
P「!?」
P「ちひろさん!?どうしたんですか!?突然泣き出して……」
ちひろ「だって、だって……ひっく。うえぇぇん!」
P(え?え?なにこれ?どういうこと?)
P(事務所にいつも通りに来ただけなのに、ちひろさんがマジ泣きして……!?)
P「とりあえず、落ち着いてください!俺はどこにも行きませんし、ここにいますから!」
P(とりあえず、ちひろさんが落ち着くのを待とう……)
---10分後
P「落ち着きましたか?
ちひろ「はい。恥ずかしいところを見せてしまいました……」
P「いえ、大丈夫ですよ」
P「それよりも何があったんですか?教えてください」
ちひろ「それはこっちが聞きたいことですよ!」
ちひろ「半年もどこに行ってたんですか!?」
P「!?」
P「え、どういうことですか?それは……」
ちひろ「この半年間どこに行っていたのかと聞いているんです!」
---
P(とりあえず、ちひろさんの行った事をまとめてみる……)
P(イタリアツアーが終わってすぐに俺は無断欠勤を始めたらしい)
P(連絡も取れず、大家さんに頼んで開けてもらった俺の部屋はもぬけの殻)
P(その後、俺は消息不明。そして半年の月日が流れ、今日突然戻ってきた)
P(捜索願いやチラシも配ったが、有益な情報はゼロ。事件に巻き込まれた可能性も視野に警察も調べてくれたらしい)
P「どうなってるんだよ……」
P「ちひろさん、俺は何一つ嘘はつきません」
P「だから、これから言う事も信じてくださいね?」
ちひろ「……はい」
P「正直、何もわかりません」
P「普通に家に帰って、寝て起きて出社しただけです」
ちひろ「……嘘ついてる顔じゃないですね」
P「当たり前です」
ちひろ「……わかりました。とりあえずみんなにはきちんと説明してください」
ちひろ「すごく心配してたんですから……」
P「……」
ガチャ
早苗「おっはよーう!今日もいい朝だね!お姉さん頑張っちゃうよー!」
P「おはようございます」
早苗「あ、P君おはよーう!」
早苗「……」すたすた
早苗 くるっ すたすた
P「?」
早苗 じー
P「何ですか?」
ぱーん!
P「おうふっ!!」
早苗「えっ?えっ?」
P「いきなり平手とはまた、随分な挨拶ですね……」
早苗 だっ
P「ちょっと!?早苗さん、どこいくんですか!?」
ガチャッ!
P(いきなり平手をくれたと思ったら、外に出て行っちゃった……)
P「とりあえず、早苗さんを追いかけます!!」
ガチャ!
たったった
P(くっそ、一体どっちに行ったんだ!人通りが多くて先が見えない……!)きょろきょろ
「……Pチャン?」
P「……え?」
みく「……Pチャンなの?本当に……?」きょとん
P「みく……?」
みく「ずっと……どこ行ってたの?」ぐいっ
P(うつむいて、袖を掴んで……)
P(ここで泣かれるのはちょっとまずいな……)
P(でも、早苗さんも追いかけなくちゃ……)
P「ちょっといろいろあってな……」なでなで
みく「Pチャンの手、本物だぁ……」にこっ
みく「おかえりなさい、Pチャン!」
P「ああ、ただいま」
P(意外と落ち着いてるな……。ちょっと予想外だ)なでなで
P「みく。詳しい話はまた後でする。ちょっと急いでてな……」
P「先に事務所で待っててくれないか?」
みく「……え?」
P「ダメか……?」
みく「Pチャン、またどこかいっちゃの……?」ぐいっ
P「どこへも行かないよ、約束する」
みく「そっか……」
みく「……」
P「みく?」
ぱっ
みく「絶対約束にゃんだからね!嘘ついたらハリセンボンのますからね!」
P「みく……」
みく「先に事務所でまってるにゃ。早く行った、行った!」
P「ありがとう!」たったった
みく「……早く帰ってきてね、Pチャン」くすん
外を走り回って数十分、いや、一時間以上は経った。
それでも俺は早苗さんを見つけることができなかった……。
P(もしかしたら、事務所に戻ってるのかもしれないな……)
P(急いでいたせいで携帯も事務所においてきちゃったし……)
P「一度、事務所に戻ろう。そうしたら携帯に連絡入れるくらいはできるしな」
ガチャ
P「ただいま戻りましたー」
ちひろ「おかえりなさい。汗だくですね?」
P「ずっと走り回ってましたから……」
P「それよりも、早苗さんから連絡ありましたか?」
ちひろ「ああ、それならさっき」
ちひろ「今日はこのまま現場に入るから事務所には戻らないって電話がありました」
P「そうですか……。よかった……」
ちひろ「明日、きちんと話してくださいね?」
ちひろ「あと、みくちゃんにも声かけてくださいね?」
ちひろ「『Pチャンが来るまで待つの!』って、お仕事ぎりぎりまでPさんのこと待ってたんですから……」
P「わかってますよ。とりあえず、二人には留守電入れておきます」
P「ところで、聞きたいんですが……」
P「もう、みんなには俺が戻ってきたこと伝えましたか……?」
ちひろ「その件については少しお話があります……」
とりあえず今日はここまでです。
ご拝読ありがとうございました。
次回更新予定は明日の夜です
美優「ありすちゃんには会いましたか……?」
P「はい……」
美優「そんな顔はしないで下さい…」
美優「正直、Pさんがいなくなってかなり変わったと思います……」
美優「始めはひょっこり帰ってくる…なんてみんな言っていましたけど……」
美優「Pさんのいない日々が1週間、1ヶ月と続いて……」
P「……」
美優「Pさんがいつか帰ってくると、みんな口では言っていました……」
美優「それでも、心のどこかで『Pさんはもういないんだ』と思っていたんだと…思います……」
美優「表面では元気そうに振舞ったり、『Pさんが戻って来るまで頑張ろう』とお仕事を頑張っている子も多いのですが……」
美優「正直なとこ……、かなり危ういバランスで」
美優「心をぎりぎりで保っているような子も…います……」
時々誤字、脱字がありますがまとめて訂正するので脳内補完でお願いします
P「ギリギリで……ですか?」
美優「はい…」
美優「お仕事でも何でも…」
美優「一生懸命にやっていれば、Pさんのことを少しの間でも忘れることができるのならば…」
美優「気がまぎれるのであれば…」
美優「そのために、お仕事に打ち込んでる子もいます…」
P「少し前のありすみたいに…ですか……?」
美優「……」
美優「はい…」
美優「事務所に顔を出す回数が減ったアイドルもいます…」
美優「社長が連れてきた臨時のプロデューサーさんを受け入れられずに…」
美優「自分で抱え込んでいるアイドルもいます」
P「……」
美優「でも、勘違いしないで下さいね…?」
美優「みんなPさんのことが好きなんです…」
美優「心から『忘れたい』だなんて思っているわけでは無いんです……」
P「わかってますよ。みんなが俺を信頼してくれていたこと……」
P「痛いくらいに……」
美優「今、この事務所はそういう歪んだバランスで成り立っています…」
美優「みんなどこかで無理をして…でも、それを認めたくなくて…」
美優「だから…」
美優「この事務所を救ってください…!」ぺこり
P「!」
P「美優さん…?」
美優「それができるのは…Pさんだけなんです…!だから…!」
P「わかりましたから、頭を上げてください!」
美優「この事務所には…!みんなには……!」
美優「Pさんが必要…なんです……!」
P「美優さん……」
P「やらせてください……!」
P「俺はみんなのプロデューサーです。それはこれまでもこれからも変わりません……」
P「半年の空白があっても、俺のことを忘れていても……!」
P「俺にはみんなをプロデュースする、トップへと連れて行く義務があります」
P「だから……」
P「俺にもう一度チャンスを下さい!」ばっ
美優「Pさん……!」
美優「ありがとう…ございます…!」
美優「とりあえず、頭をあげてください」
P「美優さん…」
P「ありがとうございます…!みんなのことを教えてくれて…!」
美優「いえ…」
美優「私に力になれることなら…何でもいってください…」
P「ありがとうございます」
美優「もうこんな時間なんですね…。お仕事に行かないと…」
P「送りましょうか?」
美優「大丈夫です…。それよりもすべきことがPさんにはあるでしょう…?」
美優「そっちを頑張ってください…」
P「わかりました」
美優「みんなのことよろしくお願いしますね…」にこり
P「ええ、任せてください!」
美優「頼もしいですね」
美優「それと、楓さんには近いうちに連絡してあげてください…」
P「楓さんですか?」
美優「はい…」
美優「まだ話を聞いていないのならば、楓さんについての事情を聞いてからでも構いません…」
美優「でも、できるだけ早く…」
美優「電話でもいいので連絡してあげてください…」
P「わかりました」
美優「それでは、私はこれで…」
ガチャ パタン
P(美優さん、気付いてたのかな…?)
P(途中から自分の頬を涙が伝っていた事…)
P(楓さんのことも気になるけど…
P(頑張らないとな)
ここまでが昨日の投下予定分です。
毎回、予告から遅れてしまってすみません
>>87
設定です
P(……)
P(ちひろさんから貰った資料を読んではみた……)
P(楓さんの状況も理解はできた……)
P(だが……)
P「これはどうするべきなのか……」
ちひろ「何をどうするんですか?」
P「あ、ちひろさん。お疲れ様です」
ちひろ「それ……」
P「ええ、美優さんに楓さんのことについて聞いたので……」
ちひろ「どうするつもりなんですか?」
P「まぁ、簡単には動けないでしょうね」
P「ひとまず、連絡入れてそれから機をうかがいます」
ちひろ「そうですか」
P「ええ」
P「明日中には何とか頂いた資料も読み終わりそうです」
P「そこで一つお願いがあるんですが……」
ちひろ「なんでしょうか?」
P「何か今の俺にできる仕事ってありますか?」
P「業務記録も読みましたが、じっとしているよりも客先に顔くらいは出しておきたいので……」
ちひろ「本当に仕事人間ですね」
P「それが取り得ですから」
ちひろ「それなら……」
ちひろ「みくちゃんを迎えに行ってもらえますか?」
ちひろ「朝出て行くときも、Pさんが戻ってくるのをずっと待っていましたし……」
ちひろ「きっと喜ぶとおもいますよ?」
P「そうですね。ついでに、近場の取引先にも顔出してきます」
ちひろ「Pさん?」
P「何でしょうか?」
ちひろ「あまり焦らなくてもいいと思います……」
ちひろ「Pさんの立場はある程度理解しているつもりです」
ちひろ「それに、事務所の現状も……」
ちひろ「でも、復帰初日なんですからもっとゆっくりやってもいいんじゃないでしょうか?」
P「……」
P「ありがとうございます」
P「でも、俺も仕事が好きなんで、動いてる方が楽しいんですよ」
P「そっちの方が頭も回りますから」
P「だから心配しなくても大丈夫です」
ちひろ「それならいいんですが……」
P「それじゃあ、ちょっと出てきますね」
ガチャ
ちひろ「いってらっしゃい」
ちひろ「……」
---車内
P「……」
P「やっぱり出ないか……」
P「留守電も残したし、お得意さんへの顔出しも終わった」
P「あとはみくを迎えに行くだけだな」
P(楓さんからは折り返しの電話を待つしかないか……)
---!
ははははは
P(この空気、やっぱり現場はいいなぁ)
P(みくはバラエティの収録か……。うん、頑張ってるな)
ディレクター「あ、Pさん。お久しぶりです」
P「どうもご無沙汰しておりました。お変わりはありませんでしたか?」
ディレクター「おかげさまで。おたくの事務所にもお世話になってますから」
P「いえいえ、こちらこそ」
みく「このハンバーグ!ジューシーでそれでいてさっぱりしていて、とっても美味しいにゃ♪」
司会「みくちゃん、それ魚肉入ってるで」
みく「にゃ、にゃー!?お魚入ってるの!?騙したにゃあ!?」
ははははは
ディレクター「みくちゃんも頑張ってくれてますし」
P「そのようですね」
みく「ま、まさか……さっきから飲んでたこっちのスープは!?」
司会2「はい。ばっちり海鮮おだしのスープです」
みく「にゃにぃ!?」
はははは
みく「このみくに、美味しいといわせるとは……」
みく「お魚も侮れないにゃ……」ずずず
司会「結局、飲むんかい!」
司会2「みくにゃん思いっきり曲がってるやん!」
ははははは
みく「違うの!みくは自分を曲げ……ずずず」
はははは
みく「うん、たまにはお魚もいいかにゃ……」
P「本当にみんないいこばかりですよ」
ちひろ「まゆちゃん……。少し言いすぎなんじゃ……」
P「早苗さんだってそうは思ってなかったと思うぞ?」
P「一番悪いのはいきなりいなくなった俺だしな」
早苗「……」
まゆ「……」
まゆ「すみませんでした……。少し、頭に血が上っていたみたいです」
まゆ「早苗さん。これからも頑張りましょうね」
早苗「……うん」
がしっ
ちひろ(まゆちゃん、目が笑って無いですね……」
かちゃり
ありす「おはようございます」
ありす「?」
ありす「みなさんどうしたんですか?」
P「ああ、なんでもないよ」
まゆ「はい♪いつも通りです♪」
ありす「それならいいんですが……」
ちひろ「そ、そうだ、Pさん。今日の予定なんですけど……」
ちひろ「橘ちゃんの付き添いをお願いしてもいいですか?」
P「大丈夫ですよ」
ちひろ「よかった……。正直、人手が足りていなくて……」
ありす「よろしくお願いします」
P「よろしくな。橘さん」
---車内
P(まゆと早苗さんもフォローが必要だな……)
P(それにしても……)
P(俺が戻ってきたことってみんなにとって良かった事なんだろうか……?)
P(一応、みんな俺の復帰を喜んでくれている)
P(それでも……)
P(今の、事務所内のバランスを崩している原因は間違いなく俺だ)
P(みくと楓さん、まゆと早苗さん)
P(もしかしたら他にもいるのかもしれない)
P(もしも俺がこのままいなくなっていたら……)
P(それはそれで上手く回っていた面もあるのでは?)
ありす「プロデューサーさん?」
P「どうした?」
ありす「いえ……」
ありす「難しそうな顔をしていたので……」
P「心配してくれるのか?ありがとう」
ありす「新しい環境も大変だとは思いますが、あまり思いつめないでくださいね」
P「はは、ありがとう。俺なら大丈夫だよ」
P(しかし、ありすとこうして話していると……)
ありす「?」
P(昔の事を思い出すなぁ……)
P(ありすが、ウチの事務所に来た頃のこととか)
---
ありす「橘と呼んでください。その…アイドルに興味なかったのですが、将来は歌や音楽をお仕事にしたいと思っていました」
P「アイドルには興味が無い……か」
P「言われた仕事はしますから、心配しないでください。」
P「まぁ、やる気はあるみたいだしな。一緒に頑張ろうか、ありす!」
ありす「橘と呼んでくださいといっているんですが……」
---
P「ありすー!今度のイベントはおもちつきだぞー!」
ありす「おもちつきって……」
ありす「今回のお仕事の必要性とは?」
P「え?」
ありす「私は音楽関連のお仕事がしたいんです。そのためのアイドルですから……」
P「そぉい!」わしゃわしゃ
ありす「きゃあっ!」
ありす「いきなり、何するんですか!プロデューサー!」
ありす「髪の毛が……」
P「知名度を上げるのだって、将来への近道だろう!」
P「それがわからない子には……」わきわき
ありす「ひっ……」
P「こうだー!」わしゃわしゃ
ありす「わかりましたから、やめてください!」
>>156
訂正
×P「言われた仕事はしますから、心配しないでください。」
○ありす「言われた仕事はしますから、心配しないでください。」
---
P(また、『ありす』って呼びたいな……)
ありす「プロデューサーさん、そろそろ着きますよ?」
P「おお、そうだな」
P(あとで、また頭わしゃわしゃしてみるか……)
P(そういう些細なことで思い出してくれるかもしれないしな……)
---
記者「---、なるほど。じゃあ、橘さんは〜」
ありす「はい。それは〜」
P(雑誌の取材も久しぶりだな)
P(ありすもしっかり受け答えできてるし、もう慣れたもんだな)
記者「ありがとうございました。それではまた後日、連絡させていただきますね」
P「ありがとうございました」
P「可愛く書いてやってくださいね」
記者「それはもちろん。任せてください」
ありす「子供扱いしないでください」
P「すまん、すまん」
記者「ところで、Pさん?」
P「はい、なんでしょうか?」
記者「イベントには出ないんですか?」
P「イベントですか?」
記者「ええ」
記者「最近のものだと、LIVEロワイヤルや、ドリフェスなんかがありましたが……」
記者「Pさんの事務所からは誰も出場していなかったので」
P「ああ、そういうこといですか」
P「こちらも諸事情がありまして……」
P「出場はしたかったのですが……」
記者「そうでしたか」
P「今は戦闘準備段階、とでもいいましょうか」
P「まぁ、近々、業界をあっと言わせてやりますよ」
記者「それは面白いですね」
記者「Pさんのところはイベントへの参加、開催も積極的だったので気になっていたんですよ」
記者「一記者としては、取材のしがいがあるところに出てきて欲しいですからね」
P「ありがとうございます」
P「その際には是非ともよろしくお願いします」
記者「こっちも楽しみにしてますよ!」
P「それでは失礼します」
記者「お疲れ様です!」
P「橘、帰るぞー」
ありす「はい」
記者「?」
記者(確か前は『ありす』って名前で呼んでいたような……)
---車内
P「橘?」
ありす「はい、なんでしょうか?」
P「音楽の仕事したいか?」
ありす「できるのであれば……」
P「よし、わかった」
ありす「?」
P(いきなり大型イベント、とは行かないが……)
P(LIVEバトルなら何とかなるか……)
P(楓さんに追いつくためにも……)
P(事務所を建て直すためにも……)
P(ライブはやらないと)
P(それに……)ちら
ありす ぽしぽし
ありす「プロデューサーさん、この前のイベントの特集が組まれているみたいですよ」
P「相変わらずタブレット好きだな。後で見せてくれ」
ありす「相変わらず……?」
P「いや、なんでもないよ」
P(やっぱり、みんなにはステージが似合ってる)
P(きらきら輝いて、まばゆい光に包まれて、歓声を浴びるステージが……!)
今日はここまでです。
長くなってますがそろそろ導入編が終わりです。
やっと、お話を進めていけそうです。
次回更新予定は次の週末です。
土曜日は更新できるかわかりませんが、金〜日曜日で更新できるように頑張ります。
駄文失礼しました。
22:11│モバマス