2013年11月06日

高垣楓「かこーん」

カコーン


楓「あっ」
http://i.imgur.com/S6hpaK9.jpg

P「?」



*「フツウの日常」というシリーズです。短編完結ですので、初見でも、よければ
*ゆるい


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ワタワタ


楓「え、ええと…事務所に来がけに、自販機で缶コーヒーを買って来たんですけど…あ、当たりが出たみたいで……あっ」カコーン

P「それで6つもコーヒーを抱えて来たわけですか」

楓「え、ええ。…なんだかお恥ずかしいところを…」テレテレ

楓「あう」カコーン

P(ぽろぽろですね)


ヒョイ


P「はい」

楓「あ…す、すいません。ありがとうございます…」パタパタ

P「いえいえ。それよりも向こうに転がって行ったのを――」


コツン


仁奈「……」

P「お、仁奈。おはよう」

仁奈「おはようごぜーます」ペコ
http://i.imgur.com/5FAOhOT.jpg

仁奈「…ねえP、仁奈の足元になにか転がって来たですよ……これはいったい…」ジー

P「ただの缶コーヒーだよ」

仁奈「??李衣菜おねーさんのでごぜーますか?」

楓「」ブフッ

P「違います」ペチ

仁奈「もふ」


コロコロ


仁奈「…よく見やがると、たくさん同じものが転がってやがりますね…」

P「いろいろあってな」

仁奈「いろいろありやがりましたか。じゃあ仕方ねーです」コクン

仁奈「えへへ。仁奈もころころするですよ!」ババッ

P「なんでだよ」

楓「ふふっ……ぷぷ…」プルプル

P「楓さんは笑ってないで拾ってください」ペチ

楓「あう」


比奈「私もやったことあるっス。すぐお釣りが出てこない自販機があるんでスよね」

P「そうそう。…でも普通、もう一本出したら気づくと思うんだけどな」


仁奈「これで全部でごぜーますか?」

楓「うん。ありがとう仁奈ちゃん。…きぐるみは汚れていないかしら…」

仁奈「ふふー。このキグルミは仮の姿でごぜーます!」ヌギギッ

楓「おおっ」

仁奈「だいにけーたいのキグルミに移行するですよ!」モフモフ

楓「おおー」


P「…」

比奈「…」

P「まあ気づかない人もいる」

比奈「みたいスね」


柚「そだっ。ねねーいま下の自販機でジュースを買って来たんだけど」ゴソ

柚「前の人が取り忘れたみたいでね、みんなのうちでだれか――」

P「柚は今日も元気だなあ」ガシ

柚「むぐ」

楓「??」

P「よし。これで真実は闇に飲まれた」

比奈「優しい嘘ってやつっスね」

柚「むぐぐ。あむあむ」

P「こら。あむあむするな」ペチ

柚「ふに」


比奈「…まあお釣りの取り忘れを黙ってるのはよくないでスよね」

P「…そうだな。楓さんが気がついたら、俺たちで買い取ればいいだけの話だし」

比奈「はい」

柚「もごもご(なんの話カナ?)」

P「柚が持ってるお釣り、たぶん楓さんのだから。渡して来るといいよ」

柚「もごごご(そうなんだ!りょーかいだよー)」パッ

柚「楓サーン」パタパタ

P「…」ベットリ

P「……」ハア…

比奈「JKのよだれは貴重っスよ」

P「あほか」ペチ

比奈「あう」


モフモフ


柚「とと、肝心な用を忘れるとこだったよ」テヘ

P(忘れるなよ)

柚「楓サン、はいこれ」チャリーン

楓「小銭?」

柚「うんったぶん楓サンが忘れたんじゃないかなーって。300円くらい…大金だよー忘れちゃだめだぞ」

仁奈「300円でごぜーますか……わたあめがいくつ買えますかね…」モフ…モフ…

柚「たくさんかな!」

仁奈「たくさんですか!わーい!」

柚「わーい」

P(なんの話だ)

比奈「わーい」

P「えっなんで」

比奈「空気を読んでみたっス」

P「読み間違えてないか?」

比奈「可愛かったっスか!?」

P「うん」

比奈「…」バシッ

P「なんでだよ」

比奈「照れ隠しっス」

P「それ言ったら意味ないんじゃ」

比奈「…」ゲシゲシ

P「ごめんなさ」イデデデ


楓「そうだ。じつはそのとき、ジュースがたくさん当たって…」コト

柚「おお」

仁奈「まだまだあるですよ!」コトトト

柚「おおおっ」

楓「よかったらお一つどうぞ?」

柚「わーい。ありがとっ」ニパ

仁奈「…でもどれも缶コーヒーでごぜーますね…仁奈はコーヒーは苦手ですよ……」ウー…

楓「ふふ。なかには甘いものもあるから、大丈夫よ」モフモフ

仁奈「ほんとでごぜーますか?」


P「……、気がつかないな。楓さん」

比奈「…気がつきませんね」

P「…」

比奈「…」

P「…まあそういう人もいるよな」ウン

比奈「いまスね。私は一人しか知りませんけど」クス


P「ついでによかったらパンがあるけど」ガサ

比奈「バターロールっスか」

P「おいしいよな」

柚「なんか似合わないかも」パクー

P「えっなんで」

仁奈「パンのやろうもなかなかのもふり具合でやがりますね…」ムムー

P「パンのやろうってなんだ」パク

楓「プロデューサーさん、私、幼いころからバターロールはだんご虫なのかかぶと虫の幼虫なのかという脳内論争を――」

P「どっちでもないですから。あと食事中」


柚「ごっくん」

柚「へへっそだねー。楽しいね」

仁奈「おねーさん方におなじでごぜーます」モフ

楓「ふふ。じゃあ私が毎日コーヒーを当ててくればいいかな」ニコニコ

柚「おー。頑張ってね!」

楓「頑張るね」

P「頑張るもなにもないような…」ハハ…

P「……、ふむ…」


比奈「私はいつもどーりーのっぺりがんばりまース」

P「のっぺりってなんだ」

比奈「こう…のぺーって。ゆるい感じっス」ハイ

P「はは、まあ比奈なりにってことか。了解。頑張れ」

比奈「はーい」ニコ

P「楓さんも。今日も一日頑張りましょう」

楓「はい」


柚「やるぞー」

楓「おー」

仁奈「おー」

比奈「おー、ス」

P「やったれー」

以上です。ゆるい内容ですが、ほのぼの的なあれをあれして頂ければなによりです
楽しかったです。お読み頂きありがとうございました

13:13│高垣楓 
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