2013年11月06日

島村卯月「猛反発まくら?」若林智香「誕生日のプレゼントはそれがいいなっ☆」

卯月「猛反発まくら……」

渋谷凛「そうなんだよ」

智香「最近レッスンがハードで身体は疲れているのに、なんか目が冴えちゃって寝不足なんだっ★」


凛「だから智香が安眠を得るため、プレゼントにはそれが欲しいんだって。ほら、今日は智香の誕生日だから」

卯月「それはいいんだけど、それって低反発まくらの間違いじゃない?」

凛「ううん、猛反発で合ってる」

智香「低反発は甘えだよっ! 今はまくらも、猛反発の時代なんだっ☆」

卯月「そ、そうなんだ。私、まくらの事とかよく知らなくて。じゃあ、さっそく買いに行こうか」

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凛「……? どこへ?」

卯月「え?」

智香「どこへ何を買いに行くのっ?」

卯月「え? プレゼントのまくらを買いに行くって話じゃなかったの?」

凛「あのね、卯月。本当にいいものってお金じゃ買えないし、そういう本物って本当に良さがわかる人にしか使えないんだよ」

智香「そういう人に使われてこそ、本物も活きると思うんだっ☆」

卯月「えーっと……つまりその猛反発まくらは、お金じゃ買えないの?」

凛「そう」

智香「だから卯月ちゃんに、お願いしたいんだっ☆」

卯月「うん、私にできることならなんでもしてあげるけど……」

智香「ほんとに?」

卯月「? うん」
凛「嬉しいよ。じゃあ卯月、ちょっとこのソファーに横になって」

卯月「え? 寝るのは私なの?」

凛「いいから。あ、仰向けじゃなくて、うつぶせで」

卯月「? こう?」

凛「……もう我慢できない」

卯月「え?」

凛「智香のプレゼントだけど、お試しで先に失礼しまーす!」

ばいん☆
卯月「ちょ、ちょっと凛ちゃん! ど、どうして私のお尻に頭を乗せてるの!?」

凛「……」

卯月「凛ちゃん!? 凛ちゃ……あれ?」

凛「……」スヤスヤ

智香「寝ちゃってるねっ。しかもタイムは……0.93秒! すごいよっ!!」

卯月「あの、智香ちゃん? もしかして猛反発まくらっていうのは……」

智香「そう。卯月ちゃん自身が、まくらとなることだよっ☆」
卯月「そ、そんなの……」

智香「でもほら、この弾力っ☆」

ばいんばいん☆

卯月「ちょ、そ、そんな風に触らないでよ」

智香「そしてハリっ☆」

むっちり☆

卯月「きゃっ! な、なで回さないで!」

智香「こんなに大きいのに、形も良くて……ね、ねえ、アタシのプレゼントなんだから、アタシもいいかなっ?」

卯月「や、なんでもするとは言ったけど、まくら代わりになるのは……」

智香「失礼しまーすっ☆」

ぼゆーん☆
卯月「だから聞いてよ、智香ちゃん! 智香ちゃん……あれ?」

智香「……」スースー

卯月「ね、寝ちゃったの!? ど、どうしよう……私が動いたら二人とも目が覚めちゃうだろうし、だからと言ってこのままじゃあ……」

凛「うーん」スリスリ

卯月「ひゃうっ! り、凛ちゃん起きたの?」

凛「……まるでハードバランスボールの上で寝てるみたい……」ムニャムニャ

卯月「ひゃん! や、凛ちゃん、寝言を言いながら顔でなで回さないでえ」

智香「……なんだかいい匂い……」スリスリ

卯月「ひゃうん! 智香ちゃあん、鼻を押しつけないでえ」

智香「バラの香りみたいな、お砂糖菓子みたいな、甘くていい香りがするよっ……」ムニャムニャ

卯月「は、恥ずかしいからそういう寝言はやめてぇ……」
柳清良「おイタはダメですよ〜って、前にも言ったわよね〜?」

棟方愛海「あのね、女の子の大事な膨らみはそんな理性じゃ抑えられない魅力なんだよ」

清良「……じゃあ今日も、治療しましょうね〜」

愛海「あ、あうう……治療なんか無駄だよ。あたしは絶対、やめないもん!」

清良「あらあら〜あれ? 卯月ちゃんどうしたの?」

卯月「あ、清良さんに愛海ちゃん助けて! 凛ちゃんと智香ちゃんにまくらにされて、動けないの」

清良「え?」

愛海「は?」

卯月「2人が私のこと、猛反発まくらとか言い出して」

清良「……ごめんなさい」

愛海「ちょっと意味がわからないなあ」
卯月「と、とにかく、2人を私の……その……お尻からおろして」

愛海「? いいけど……」

清良「あらあら〜待って愛海ちゃん。そうやってまた、卯月ちゃんのお尻を触ろうという魂胆じゃないわよね? まさか」

愛海「違うよ。まったく……あのね、あたしは女の子の胸にしか興味ないんだもーん」

清良「本当よね?」

愛海「本当だよ。そりゃあお尻も柔らかいし、成分は同じかも知れないけれど、あたしが大好きなのはあくまでも……」ムニッ

卯月「ひゃうっ! あ、愛海ちゃん、そっと、そっとね」

愛海「……凛さんと智香さんはどけて……」
卯月「あ、ありがとう。ずっとまくらにされてたから、なんだかお尻がジーンと痺れたみたいに……」

むにっ

卯月「ひゃうんっ! な、なに? 愛海ちゃん!?」

むにむにむにむにむにむにむにむにむにむにむにむにむにむにむに

卯月「あ、ちょ! いゃあぁんっ! や、やめて愛海ちゃん!! お、お尻には興味ないんじゃなかったの!?」

愛海「あたし、もう女の子の胸を触るのやめる」モミモミ

清良「まあ!」(歓喜)

愛海「お尻がこんなに素晴らしい感触だったなんて! 今までこれを知らずにきたなんて! これからは愛海、女の子のお尻を触りまくります!」

清良「まあ!」(憤怒)
愛海「もーみもみもみもみもみもみも〜♪ もーみもみもみもみもみもみも〜♪」

卯月「軽快な歌にのせて、私のお尻を揉むのはやめてー!」

愛海「だ・か・ら♪ わたしの全力♪ 全開揉み♪ 逃げずに ちゃんと受け止めてよね〜♪」

清良「愛海ちゃん! いいかげんにしないと、ただの治療じゃなくて緊急オペを……」

愛海「おっと、そうはいかないよ」

ヒョイッ

清良「きゃっ」

ムニョン

卯月「きゃっ」

清良「あ、ごめんなさい卯月ちゃ……」

卯月「あ、大丈夫で……あの、清良さん?」
清良「これは……」モミモミ

ムニョンムニョン

卯月「ひゃんっ! 清良さん?」

清良「この弾力と柔らかさを兼ね備えた手触り……」ムニムニ

卯月「あのー……」

清良「これは医療的、看護的に大変興味あるわ! 卯月ちゃん、ちょっと私にもっと触らせて!」

卯月「いやあー!」

ダッ!
卯月「はあ……はあ……ここまで来れば……あっ!?」ビクン

卯月「うう……みんなに触られたり色々されて、なんだかお尻がジンジンする……」

高垣楓「卯月ちゃん、お尻が疼くのね……ふふっ」

川島瑞樹「わかるわ」

卯月「楓さんに、瑞樹さん!」バッ

楓「そう身構えないで。確かに智香ちゃんから、誕生日のプレゼントが逃げ出したから確保して欲しいってメールはきたけど、卯月ちゃんを危険な目に遭わせたりはしないから」

瑞樹「今、卯月ちゃんは大変なのよね。わかるわ」

卯月「よ、良かった。私、どうしたらいいか不安で」
楓「安心して。卯月ちゃんを助ける、いい考えがあるのよ」

卯月「?」

楓「要するに、卯月ちゃんのお尻なみに魅力的なお尻があればいいんでしょ?」

瑞樹「かわるわ」

卯月「え? もしかして瑞樹さんが、私の代わりになってくれるんですか?」

瑞樹「ええ、代わるわ」

楓「これで万事、丸く収まるわね」

瑞樹「じゃあ行ってくるわね」
〜5分後〜


卯月「あれ? 瑞樹さん、帰ってきましたよ」

楓「どうしたの? 瑞樹さん」

瑞樹「……これ」

楓「これって……熨斗(のし)?」

卯月「……つけて帰されちゃったんですか……」

瑞樹「ううっ……うううううっ! ハリが……弾力が足らないって言われて……」ボロボロ

卯月「元気出してくださいよ、瑞樹さん。瑞樹さんには、大人の柔らかさがあるんですから」

楓「こうなったら……次の作戦ね。もしもし、今から来られるかしら」

卯月「?」
及川雫「もー! おまたせしましたー」

卯月「あれ? 雫ちゃん?」

楓「ハリと弾力なら、雫ちゃんのこの胸で対抗できるんじゃないかしら」

瑞樹「そうよね、さすがに私も、16歳の若さには敵わないもの……わかるわ」

卯月「で、でもいいの? その胸まくらにされたり、すごく揉まれたりするんだよ?」

雫「大丈夫ですよー。揉まれたら揉みかえしますー!」

楓「倍返しじゃなくて、パイ返しね……ふふっ」

雫「じゃあ、行ってきますねー」
〜10分後〜


卯月「雫ちゃん、帰ってきませんね」

楓「作戦がうまくいったのなら、いいけど」

瑞樹「ちょっと心配ね。様子を見に行ってみましょうか」
智香「この弾力とハリはものすごいよっ!」

雫「そうですかー? 酪農で鍛えてますからねー」

凛「……スースー」

雫「凛ちゃんも寝ちゃいましたねー」

愛海「きゃあああぁぁぁーーーっっっ!!! う、腕が、腕がおっぱいに食べられるうううぅぅぅーーーっっっ」スブズブ

清良「大げさよ、愛海ちゃ……きゃあああぁぁぁーーーっっっ!!!」スブズブ

楓「どうやら雫ちゃんが、ちゃんと身代わりになってくれているみたいね」

瑞樹「あの若さが、正直うらやましいわ」

智香「すごい! すごいよっ! 卯月ちゃんのお尻も良かったけど、これはやっぱり雫ちゃんの胸に僅差で負けるかなっ☆」

卯月「えっ!?」
凛「私、雫と乳ジェネレーションを組んでもいい……」ムニャムニャ

雫「光栄ですー!」

卯月「そ、そんな……じゃあニュージョネレーションでの、私の立場は……」

楓「さしずめ、旧ジェネレーション……かしら?」

瑞樹「かわるわ、ユニット名が」

卯月「そんな……!」ダッ

楓「あっ!?」

瑞樹「卯月ちゃん!?」
バタン

卯月「さあみんな、私のお尻をまくらにしてよ!」

智香「あっ☆ 卯月ちゃん、やっぱり帰ってきてくれたんだねっ!」

卯月「雫ちゃん。雫ちゃんの胸と、私のヒップ、どっちがいいか勝負だよ!」

雫「はいー? でも、それって……」

卯月「さあ!」

智香「じゃ、じゃあ失礼して……うわあっ☆」

凛「どう? 感想は?」
智香「えもいわれぬ美感触……楽園の……空気を揉むがごとく……力が……みるみる満ちていくのがわかるよっ……まさに妖精のまくら……」

卯月(な……んと)

凛「そんなにいいの? 卯月のまくら。いいなあ」

卯月(何と……!! 勿体ない御言葉……!!)

卯月「良かった。存分に寝てね、智香ちゃん」

雫「……」
智香「たまらぬ……この感触を知ってしま……っては、もまう……他のまくらでは寝られぬ……ではない……かっ☆」

卯月「はあっう」

卯月(ああ……!! 智香ちゃん……!! 智香ちゃん!! 智香ちゃん!! 智香ちゃん!! もうこれ以上私を!! 喜びの天空へといざなうのはおやめ下さい!! もう!!)

雫「智香さん……!! それではこちらもお試しくださいー!!」

むにっ

凛「おっぱいを抱きまくらに……!! 考えたね、雫」
※訂正
>>27

×智香「たまらぬ……この感触を知ってしま……っては、もまう……他のまくらでは寝られぬ……ではない……かっ☆」
○智香「たまらぬ……この感触を知ってしま……っては、もう……他のまくらでは寝られぬ……ではない……かっ☆」
智香「……おお……何と力強く濃厚な……天界から降り落ちたとしか思えぬ……まさに天使の雫の雫ちゃんっ☆」

雫「うれしいですー!」

智香「優劣つける事かなわぬ由……共に極上のまくらと断ずるに迷いの余地は皆無……」

この上ない至高!!
極上の喜び!!

卯月「これはなんだろう……!?」

雫「この気持ちは……!?」
凛「私のまくらにもなってよ!!!」

愛海「私もお願い!!!」

清良「ぜひ!!!」

楓「そういうことならも私も!!!」

瑞樹「その若さを、私も取り入れたいのよ!!!」

卯月「雫ちゃん!」

雫「卯月さん!」

この瞬間、卯月と雫はひとつとなった。
そして事務所は、安眠に包まれた……

智香「ムニャムニャ……卯月ちゃん、雫ちゃん、お誕生日プレゼントありがとうっ……☆」


めでたしめでたしっ☆
若林智香(17)

http://i.imgur.com/R8e6CDy.jpg
http://i.imgur.com/gk6oxB2.jpg
若林智香(17)

http://i.imgur.com/bi7QEXM.jpg
http://i.imgur.com/fED4uFZ.jpg
http://i.imgur.com/EpNTCRJ.jpg
以上で終わりです。
1日早いですが、誕生日の記念に……そしてつい衝動的に……
ともかく、おめでとう智香!!!

19:35│若林智香 
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