2013年11月07日
高垣楓「なんてことない」
ウィーン
「いらっしゃいませー」
楓「……ふぅ」
http://i.imgur.com/S6hpaK9.jpg
http://i.imgur.com/PglGTZp.jpg
楓(今日は忙しかったから……晩ご飯はコンビニのお弁当で済ませちゃおうかな)
楓(…! 遠出だったからお弁当で済ませる。…)
楓「ぷふっ」プルプル
「?」
楓「考えてみたらべつに今日は遠出ではなかったわ」
「??」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1376929448
楓「!」ピコーン
楓(そうだ、せっかくだしお酒を……ちょこっとだけ……お猪口でちょこっと……ふふっ…)トトト…
(でも歩き方が可愛い。大人っぽい雰囲気なのに……)
・・・・・
比奈「…」
http://i.imgur.com/fvDlI4H.jpg
柚「……」
http://i.imgur.com/NtMpafM.jpg
P「?」カタカタ
P(二人してなんだか真剣な目を…。め、珍しく真面目な話かな)
柚「比奈サン」
比奈「はいっス」
柚「このお弁当、カレーのルーをご飯の方に流しちゃうべきかな。それともご飯をルーの方につけちゃうべきかな」
比奈「難しい問題っスね」
P(うっわすごいどうでもよかった)カタカタ…
P(相変わらず俺の心の声は筒抜けなのか……)
比奈(プロデューサーは嘘がつけないっスからねぇ)クスクス
P(もうこれそういう問題じゃないよ)
柚「?」
柚「むー。なんとなくアタシが仲間外れな感じがするよ」
P「仲間外れもなにも」
柚「アタシとは遊びだったの!?」
P「なっ――俺はお前とのことを遊びだなんて思ったことは一度もない!」
柚「ふぇっ」
比奈(天然のカウンターっスね)
ペチ
柚「ふぎゃ」
比奈「ちょっとプロデューサーの心を読んでただけっス。仲間外れなんてことはないっスよ」ナデナデ
P(ちょっと?)
柚「そっかー」
P(納得するのかよ)オイ
柚「でも羨ましいかも…」
P(羨むようなことじゃないって)
比奈「じゃあ柚にも教えてあげるっスよ」
P「教えられるもんなのかよ!」
柚「ホント!?」ワーイ
P「やめてくださいまじで」
比奈「ね。簡単でしょ」フヒヒ
柚「うんっ。意外とできたっ」ニパー
P「そんな当たり前に人の心を読まないでくれ……」ゲッソリ
柚「ふへへっ。ごめんねー」ナデナデ
P「許すもんか。俺の平穏を返せ」グス
比奈「…」クス
比奈「べつに簡単でもないっスけどね」
P「え?」
P「まあ…うん」
P「そっか。そういうことなら、まあ、いいや」
比奈「あ、いいんでスね」
P「うん。それだけの信頼関係が築けたんだって思うことにするよ」
比奈「なるほどっス」
柚「Pサン信じてるよ!」ペカー
P「ありがとう」
P「しかしそうなると比奈はいつも俺のことを考えて――」
比奈「ノーコメントで」
P「ははは。いまなら俺も比奈の心が読める気がぐべごべんなさい」ダラダラ
比奈「ふんっ」
柚「比奈サン可愛いなー」ニパニパ
比奈「あーどーも」ハア
P「あの、楓さんはいつからそこに?」
楓「へ? ああえっと……“二人してなんだか真剣な目を…。”辺りから…」カナ…
P「け、けっこう前ですね」
楓「そうですか?」
P「そうで…」ハッ
P(というか楓さんにまで心読まれてんじゃん俺!)ガーン
楓「??」チビチビ
楓「いたいです……」サスサス
P「反省してください。まったくもう」
楓「だって」
P「?」
楓「プロデューサーさん、まだお忙しそうでしたし……。お邪魔するのもって、思ったので」シューン
P「……気を遣ってくれたんですね」
楓「い、いちおうは」
P「一応は」クス
P「無理に事務所に戻って来ることもなかったのに」
楓「えー」
P(えーって)
楓「面白いことはだれか言う相手がいるから楽しいんですよ?」
P「…なるほど」
楓「はい」ニコ
P「まあさっきの駄洒落が面白かったかどうかはさておき」
楓「あれ? さっき褒めてくれましたよね?」
P(そうすると、最初から事務所には戻って来るつもりだったのか、楓さん)
P(それはなんというか、)
楓「?? プロデューサーさん、なんだか嬉しそうですけど……やっぱり実は面白かったんじゃないですか?」フフフ…
P「それはないです」
楓「(´・ω・`)」ソンナヒテイシナクテモ…
楓「まあ、お財布に小銭しかなかったのもあるんですけど…」テヘ
P「だろうと思いました」クス
P(なのにだじゃれのためにおつまみじゃなくておにぎりを買って来る楓さんはさすがです)
楓「??」
仁奈「仁奈もお腹が空きやがりましたよ!」ガオーッ
http://i.imgur.com/5FAOhOT.jpg
比奈「はいはい。お弁当が買って来てあるっスよー」ガサ
柚「ふふーん。カレーはもう柚のものなのだ♪」カパッ
比奈「大人気ないっスね…。えと、のり弁とチキン南蛮だと、仁奈ちゃんはどっちがいいっスか?」
仁奈「仁奈はどっちでもいいですよ。おねーさんが先に選んでくだせー」ドゾー
比奈「ふふ、仁奈ちゃんはいい子っスねー。何多見さんちの子とは違って」ナデナデ
柚「あれっ、そ、それってアタシのことかな?」
仁奈「それほどでもねーですよ!」ニパッ
P「?」チビ
よたよた
どたっ
P「うお」
柚「聞いてよPサーン……比奈サン、比奈サンがね…」グス
P「お、おう」
柚「?」
楓「……」プルプル…
柚「楓サンはどうしてぷるぷるしてるのカナ?」
P「さあ。なにか面白いことでもあったんだろ」
カレーハカレーデスヨ!
楓「ブフッ」
P「はしたないですよ楓さん」
柚「??」ハテ
P「お前たちのことを見て楽しんでるよってこと」
柚「あ、なるほど」ポン
柚「…、でもそれってちょっと失礼な気がするよ?」
P「気のせいだろ」
柚「気のせいかな。そうかもっ」テヘヘ
P(単純だな)
わいわい
ちびちび
楓「…今日は」
楓「本当にお酒のおいしい日ですね」
P「そうですね」
楓「こんななんてことのない一日が幸せですね」
P「幸せですね」
オチもなにもないですが、これで終わりです
楽しかったです。お読み頂きありがとうございました、途中のレスにも感謝です
楓「……ふぅ」
http://i.imgur.com/S6hpaK9.jpg
http://i.imgur.com/PglGTZp.jpg
楓(今日は忙しかったから……晩ご飯はコンビニのお弁当で済ませちゃおうかな)
楓(…! 遠出だったからお弁当で済ませる。…)
楓「ぷふっ」プルプル
「?」
楓「考えてみたらべつに今日は遠出ではなかったわ」
「??」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1376929448
楓「!」ピコーン
楓(そうだ、せっかくだしお酒を……ちょこっとだけ……お猪口でちょこっと……ふふっ…)トトト…
(でも歩き方が可愛い。大人っぽい雰囲気なのに……)
・・・・・
比奈「…」
http://i.imgur.com/fvDlI4H.jpg
柚「……」
http://i.imgur.com/NtMpafM.jpg
P「?」カタカタ
P(二人してなんだか真剣な目を…。め、珍しく真面目な話かな)
柚「比奈サン」
比奈「はいっス」
柚「このお弁当、カレーのルーをご飯の方に流しちゃうべきかな。それともご飯をルーの方につけちゃうべきかな」
比奈「難しい問題っスね」
P(うっわすごいどうでもよかった)カタカタ…
P(相変わらず俺の心の声は筒抜けなのか……)
比奈(プロデューサーは嘘がつけないっスからねぇ)クスクス
P(もうこれそういう問題じゃないよ)
柚「?」
柚「むー。なんとなくアタシが仲間外れな感じがするよ」
P「仲間外れもなにも」
柚「アタシとは遊びだったの!?」
P「なっ――俺はお前とのことを遊びだなんて思ったことは一度もない!」
柚「ふぇっ」
比奈(天然のカウンターっスね)
ペチ
柚「ふぎゃ」
比奈「ちょっとプロデューサーの心を読んでただけっス。仲間外れなんてことはないっスよ」ナデナデ
P(ちょっと?)
柚「そっかー」
P(納得するのかよ)オイ
柚「でも羨ましいかも…」
P(羨むようなことじゃないって)
比奈「じゃあ柚にも教えてあげるっスよ」
P「教えられるもんなのかよ!」
柚「ホント!?」ワーイ
P「やめてくださいまじで」
比奈「ね。簡単でしょ」フヒヒ
柚「うんっ。意外とできたっ」ニパー
P「そんな当たり前に人の心を読まないでくれ……」ゲッソリ
柚「ふへへっ。ごめんねー」ナデナデ
P「許すもんか。俺の平穏を返せ」グス
比奈「…」クス
比奈「べつに簡単でもないっスけどね」
P「え?」
P「まあ…うん」
P「そっか。そういうことなら、まあ、いいや」
比奈「あ、いいんでスね」
P「うん。それだけの信頼関係が築けたんだって思うことにするよ」
比奈「なるほどっス」
柚「Pサン信じてるよ!」ペカー
P「ありがとう」
P「しかしそうなると比奈はいつも俺のことを考えて――」
比奈「ノーコメントで」
P「ははは。いまなら俺も比奈の心が読める気がぐべごべんなさい」ダラダラ
比奈「ふんっ」
柚「比奈サン可愛いなー」ニパニパ
比奈「あーどーも」ハア
P「あの、楓さんはいつからそこに?」
楓「へ? ああえっと……“二人してなんだか真剣な目を…。”辺りから…」カナ…
P「け、けっこう前ですね」
楓「そうですか?」
P「そうで…」ハッ
P(というか楓さんにまで心読まれてんじゃん俺!)ガーン
楓「??」チビチビ
楓「いたいです……」サスサス
P「反省してください。まったくもう」
楓「だって」
P「?」
楓「プロデューサーさん、まだお忙しそうでしたし……。お邪魔するのもって、思ったので」シューン
P「……気を遣ってくれたんですね」
楓「い、いちおうは」
P「一応は」クス
P「無理に事務所に戻って来ることもなかったのに」
楓「えー」
P(えーって)
楓「面白いことはだれか言う相手がいるから楽しいんですよ?」
P「…なるほど」
楓「はい」ニコ
P「まあさっきの駄洒落が面白かったかどうかはさておき」
楓「あれ? さっき褒めてくれましたよね?」
P(そうすると、最初から事務所には戻って来るつもりだったのか、楓さん)
P(それはなんというか、)
楓「?? プロデューサーさん、なんだか嬉しそうですけど……やっぱり実は面白かったんじゃないですか?」フフフ…
P「それはないです」
楓「(´・ω・`)」ソンナヒテイシナクテモ…
楓「まあ、お財布に小銭しかなかったのもあるんですけど…」テヘ
P「だろうと思いました」クス
P(なのにだじゃれのためにおつまみじゃなくておにぎりを買って来る楓さんはさすがです)
楓「??」
仁奈「仁奈もお腹が空きやがりましたよ!」ガオーッ
http://i.imgur.com/5FAOhOT.jpg
比奈「はいはい。お弁当が買って来てあるっスよー」ガサ
柚「ふふーん。カレーはもう柚のものなのだ♪」カパッ
比奈「大人気ないっスね…。えと、のり弁とチキン南蛮だと、仁奈ちゃんはどっちがいいっスか?」
仁奈「仁奈はどっちでもいいですよ。おねーさんが先に選んでくだせー」ドゾー
比奈「ふふ、仁奈ちゃんはいい子っスねー。何多見さんちの子とは違って」ナデナデ
柚「あれっ、そ、それってアタシのことかな?」
仁奈「それほどでもねーですよ!」ニパッ
P「?」チビ
よたよた
どたっ
P「うお」
柚「聞いてよPサーン……比奈サン、比奈サンがね…」グス
P「お、おう」
柚「?」
楓「……」プルプル…
柚「楓サンはどうしてぷるぷるしてるのカナ?」
P「さあ。なにか面白いことでもあったんだろ」
カレーハカレーデスヨ!
楓「ブフッ」
P「はしたないですよ楓さん」
柚「??」ハテ
P「お前たちのことを見て楽しんでるよってこと」
柚「あ、なるほど」ポン
柚「…、でもそれってちょっと失礼な気がするよ?」
P「気のせいだろ」
柚「気のせいかな。そうかもっ」テヘヘ
P(単純だな)
わいわい
ちびちび
楓「…今日は」
楓「本当にお酒のおいしい日ですね」
P「そうですね」
楓「こんななんてことのない一日が幸せですね」
P「幸せですね」
オチもなにもないですが、これで終わりです
楽しかったです。お読み頂きありがとうございました、途中のレスにも感謝です
09:20│高垣楓