2013年11月07日

モバP「まゆに好きだと言う勇気がない」

P(まゆのことは好きだ)

P(けど俺はプロデューサー)

P(相手は担当アイドルなんだぞ)


P(それに俺とまゆには年齢差もある)

P(まゆの幸せを考えるなら、俺は身を引かなきゃいけないんだ・・・)

まゆ「プロデューサーさぁん、そろそろLiveが始まりますよぉ?」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1365606613

P「あ、あぁ・・・。」

まゆ「どうしたんですかぁ?今回のLiveに何か不安でも?」

P「いや、そういうわけじゃないよ。うん、がんばってな、まゆ」

まゆ「えぇ。プロデューサーさんのためにがんばりますねぇ。だから・・・まゆのこと、見ててくださいね?」

P「あぁ、ずっと見てるよ、まゆのこと。」
まゆLive中 控室

P「まゆ・・・きれいだな・・・。」

P「そうやって、ステージで輝いて・・・」

P「みんなに愛されて・・・」

P「本当は・・・俺だけのアイドルにしてしまいたい・・・」

P「けど・・・あいつはアイドルで、俺はプロデューサーなんだ・・・」

P「それに、俺がどれだけあいつを好きでも、まゆの気持ちだってある・・・」

P「ひょっとしたら嫌々付き合ってくれてるのかもしれない。」

P「まゆ・・・まゆ・・・」

凛「ねぇプロデューサー・・・独り言全部だだ漏れで気持ちわるいんだけど・・・」

P「えっ!?あ、い、いやこれは違うくてな、その、」

凛「はぁー・・・、もういいけどさ。まゆのプロデューサーならもっとシャキっとしなよ」

P「え、あ、はい・・・」

凛「プロデューサーはもうちょっと自分に自信を持っていいよ。少なくともプロデューサーのこと嫌ってる人なん

ていない」

P「そうかな・・・・でも・・・」

凛「ネガティブなことは言わないで。大丈夫、プロデューサーは自分が思ってるよりかっこいいから。」

P「そ、そうかな・・・うん、よし、自信を持てた。ありがとな、凛」

凛「(・・・ほんっと、なんでこんな人を好きになったんだろ。しかもライバルに塩まで送るなんて)」

P「ん?今何か言った?」

凛「何も言ってないよ。そろそろ私の番ね。じゃあ準備してくるから」

P「あぁ、がんばってこい!お前なら絶対大丈夫だ!」

凛「はいはい。こういうところだけは自信ありげなんだから・・・」



凛Live中 控室

まゆ「プロデューサーさん、まゆのこと見ててくれましたぁ?」

P「あぁ。今回も良かったぞ、まゆ」

まゆ「うふふ・・・プロデューサーさんのためだったら、まゆはなんでもしちゃいますからね」

P「はは、良い子だな、まゆは。」

まゆ「・・・」

P「・・・ん?どうした、まゆ」

まゆ「プロデューサーさん、プロデューサーさんはまゆのこと、どう思ってますかぁ?」

P「どうって・・・そりゃ・・・担当アイドルで・・・」

まゆ「そういうことではないんです。ねぇプロデューサーさん、ここではっきりと一度言っておきますね?」

P(まゆ・・・普段より真剣な目で・・・いったい何を言うつもりなんだ・・・)

まゆ「まゆは・・・まゆは・・・」

P「あ、あぁ・・・」





まゆ「まゆはプロデューサーさんのことが好きです。」


P「!!」



まゆ「ずっと好きです。スカウトされたときから、ずっと好きで、そして今もその好きという気持ちは膨れていま

す。」

P「まゆ・・・」

まゆ「プロデューサーさん、まゆと・・・お付き合いをしてもらえませんか?」

P「まゆ・・・俺は・・・」


P(まゆ・・・震えてる?そうだよな、16歳の女の子の、せいいっぱいの告白なんだ・・・。緊張しない方がどう

かしてる)

P「俺は・・・いや、俺も・・・、俺もまゆが好きだよ。」

まゆ「ぷ、プロデューサーさぁん!」

P「担当アイドルだとか、自分の立場とか、アイドルとしてのまゆの将来とか、本当はそんなこと考えてずっと我

慢してた。けど・・・わりぃ、まゆ。お前の告白聞いてたら、我慢できなくなった。」

まゆ「我慢なんて、しなくていいんですよぉ?まゆの将来は、プロデューサーさんのお嫁さんしかありないんです

から」

P「まゆ・・・お前の将来、俺がもらうけど、いいよな?」

まゆ「はい・・・まゆの全ては、プロデューサーさんのモノですから・・・」


凛「はいおめでとーお疲れさまー。」

P「っ凛!?お、お前いつから!?っていうかLiveはどうした!?」

凛「そんなのとっくに終わってるよ、プロデューサー。まゆ、おめでとう。」

まゆ「うふふ・・・ありがとうございます。これも凛さんのおかげですわ」

凛「まぁ、いい加減報われぬ恋をするのも・・・疲れてきたからね」

P「ん?凛も好きな奴とかいたのか?」

凛「あんたのことだよ鈍感バカプロデューサー。言っとくけどまゆのこと泣かせたりしたら怒るよ?」

P「え、あ、はい・・・まゆのこと、大切にします。」

まゆ「うふふ・・・もう嬉し泣きしそうです」





凛、まゆ、帰り道

まゆ「今日は本当にありがとうございます、凛さん。」

凛「別に、私は激励しただけだから。今回はまゆが頑張ったからだよ」

まゆ「本当は、不安で仕方なかったんです。けど、Liveで交代するときの凛さんの言葉で、私は勇気が持てました

。」

凛『まゆ、いい加減そろそろ、遠まわしにアピールするんじゃなくて、直球勝負してみなよ。自分の素直な気持ち

をぶつけてきな。あのバカ、鈍感すぎてまゆの気持ちに気付いてないから。あ、プロデューサーなら控室にいるか

ら。』

まゆ「あの言葉があったから、素直に『好き』って言えたんです。まゆの、本当の、素直な気持ちを・・・」

凛「まゆ・・・幸せになりなよ。私の分まで」

まゆ「・・・えぇ。凛さん、今度は凛さんがお悩みの時は、いつでも頼ってくださいね?」

凛「ありがと、そのときは遠慮なく頼らせてもらうよ」




同時刻、事務所

P「凛とまゆって、仲いいですよね。」

ちひろ「そうですね。あ、プロデューサーさん知ってました?あの二人って同じ中学校に通ってたらしいですよ?



P「え?でも二人とも全然違う出身じゃ・・・」

ちひろ「どうも3週間だけらしいんですけど、その間にいろいろあったみたいですね。」

P「そうだったんですか。人の縁というのも、奇妙なものですねぇ・・・」

ちひろ「そうですね、それはそうと、何かいいことでもありました?今日はやけにニヤニヤしてません?」

P「ありましたけど、ちひろさんには秘密です」

P「愛してるよ・・・まゆ・・・」

ちひろ「脳内音声だだ漏れなんですけど・・・バレないようにしてくださいね?」
以上です。読んで下さいました方ありがとうございます。
ままゆSRおめでとう!

ままゆの台詞見てみると、意外と遠まわしなんですよね
見たらべたぼれなのがすぐわかるけど、意外と直球じゃないというか

だからままゆPはままゆ愛してると叫ぶべきだと思います。


重ねていいますが、ここまで読んでくださいまして本当にありがとうございます。

21:03│佐久間まゆ 
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