2013年11月07日
モバP「プロデューサーさん争奪歌合戦?」
P「何ですかそれ?」
ちひろ「そのままですよ、プロデューサーさん」
P「いや、なんでそんなものをやるのかってことなんですけど.....」
ちひろ「そのままですよ、プロデューサーさん」
P「いや、なんでそんなものをやるのかってことなんですけど.....」
ちひろ「だって面白そうじゃないですか♪」
P「いや、そのりくつはおかしい」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1358594958
ちひろ「細かいことを気にしたら負けですよ」
P「ああ、なんかもうツッこむのめんどくさいからやめよ」
ちひろ「まぁ、詳しいルールを説明しますと.....」
ちひろ「今からアイドル達に歌を歌ってもらいます」
ちひろ「で、どれだけ心に響いたかを判定してもらうというわけです」
P「まぁ、そのまんまですよね」
ちひろ「優勝者にはこれを進呈します」ピラッ
P「『プロデューサーを一日好きにできる券』?ちょっと俺そんなこと聞いてないですよ!!」
ちひろ「言ってませんから♪」
ちひろ「大丈夫です、あんまり過激な命令を出す人はいないはずですよ」
ちひろ「多分....」ボソッ
P「今なにか聞こえたような気がしたんですけど....」
ちひろ「気のせい、気のせい」
P「ちなみに俺にはどんなメリットがあるんですか?まさか何もないわけじゃないでしょうね?」
ちひろ「ちゃんとありますよ!私がそんな薄情な人に見えますか?」
P「たまに」
ちひろ「ひどい!!」
P「で、具体的に何かあるんですか?」
ちひろ「えーっと、じゃあとりあえず.....」ゴソゴソ
P「今!今とりあえずって言ってましたよね!」
ちひろ「はいこれ、スタドリ半額クーポンです♪」
P「ショボい.....」
ちひろ「なんか今日のプロデューサーさんひどくないですか!?」
P「はぁ.....一応もらっておきます」
ちひろ「まぁ、追加報酬も考えておきますから♪」
P「期待しないで待ってますよ」
ちひろ「じゃああんまり話しててもアレなので早速始めますよ!」
P「へいへい」
ちひろ「じゃあ審査員なのでこちらの席へどうぞ♪」
P「俺が審査員でちひろさんは司会ってことですか」
ちひろ「その通りで....あ!一つ言い忘れてました」
P「なんですか?」
ちひろ「今回の歌合戦ですが、しばりを設けます」
P「どれか一つのジャンルにってことですか?」
ちひろ「その通りです、今回はズバリ....」
ちひろ「アニメ、特撮ソングしばりです!!!」
P「な、なんだってー!!!!!」
P「誰が歌うのか知りませんけどメンツの限定されそうなチョイスだなぁ......」
ちひろ「考えたら負けですよ♪じゃ、審査よろしくお願いします」
P「はーい」
ちひろ「それでは最初の一人目はこの方です!どうぞ!」
プシュー!!!
P「うわっ、スモークまで焚いてるし....結構本格的なセット」
ちひろ「結構予算かかりましたからね、損失分を埋めるためにがんばって稼いでくださいねプロデューサーさん♪」
P「鬼!悪魔!!」
?「最初はアタシだぞ!プロデューサー!」
ちひろ「さあ、最初の一人目はナンジョルノこと南条光ちゃんでーす!!」
P「あー、なんだか何を歌うのかは90%くらい想像できるなぁ」
ちひろ「ライダーなのかスーパー戦隊なのかってことですよね」
光「何をブツブツ言ってるんだ二人とも!」
P「気にするな光」
ちひろ「光ちゃん、準備はいい?」
光「いつでもOKだ!プロデューサー、しっかり聴いてくれよな、アタシの魂の歌をっ!!」
P「あぁ、心して聴かせてもらうよ」
ちひろ「それでははりきって歌っていただきましょう!どうぞー!!」
♪〜
(You count the medals 1, 2 and 3
Life goes on Anything goes Coming up OOO)
P「おぉ...この心躍るイントロは.....」
ちひろ「まぁ、予想通り特撮系ですね」
光「要らない 持たない 夢も見ない、フリーな状態それもいいけど♪」
P「ほほう、そうきたか......」
ちひろ「これって最新のライダーじゃないですよね?」
P「今やってるのやつの二つ前に放映されてたやつです」
ちひろ「コインか何かで変身するやつでしたっけ?」
P「少し違います、メダルです」
光「大丈夫 明日はいつだってブランク 自分の価値は 自分で決めるものさ♪」
(OOO!×4 Come on!)
光「Anything goes! その心が 熱くなるもの 満たされるものを探して♪」
ちひろ「なんだか疾走感のある曲ですね」
P「平成ライダーの中でも一、二を争うくらい熱い曲だと思いますよコレ」
ちひろ「大黒摩季さんの声とすごくマッチしてるし」
P「嫌いじゃないわ!!」
ちひろ「え?」
P「あ、なんでもないです」
ちひろ「光ちゃん、すごく楽しそうに歌いますね」
P「見てて楽しくなっちゃいますよ」
光「Anything Goes! 加速ついて 止められなくて♪」
光「負〜ける気しないはず〜♪」
光「オーーズ♪」
ちひろ「はい、ありがとうございましたー」
光「どうだプロデューサー、アタシの歌は?」
P「うん、光らしくていいと思うぞ」
光「うん、アタシこの歌を聴くとワクワクするんだ!仕事に行く前に聞くとテンションが上がっていい感じになるぞ」
P「俺も落ち込んだときとかに聞いてたなぁ」
光「本当はウイザードにしようかすごく迷ったけど、アタシらしさが出ると思ったからこっちにしたんだ!」
P「うん、俺もこっちの方が光に会ってると思うな」
ちひろ「はいはい、お話はそれくらいにして次の曲に行きますよ」
P「じゃあ光、一緒に聴こうな」
光「うん!」
ちひろ「続いての方はこちらでーす!」
プシュー!!
?「はーいっ、みんなのアイドルのナナが来ましたよー♪」
P「まぁこれも予想の範疇だな」
ちひろ「ですね」
菜々「ちょっとどうしたんですかその残念そうな顔は!?」
P「別に残念そうな顔はしてないって」
菜々「ナナは悲しいですプロデューサー、もっと嬉しそうな顔をしてくださいよ〜」
P「わかったってば」
光「菜々さんが相手か!これは手ごわそうだな!」
菜々「ふっふっふ、負けないわよ光ちゃん!」
ちひろ「では菜々さん、準備はいいですか?」
菜々「もちのロンですよ、ちひろさん!」
ちひろ「ではウサミン星からやってきた安部菜々さんです!はりきってどうぞー!」
♪〜
P「このイントロは......」
光「アタシは聴いたことない曲だな」
ちひろ「私はかろうじて知ってますけど、アニメの歌だったんですかこれ?」
P「劇場用のですけどね」
菜々「また あなたの気まぐれが 動き出した 悲しいわ これっきりね♪」
P「三人目は比奈か」
比奈「あはは、あんま自信ないけどガンバルっスよ」
菜々「比奈ちゃんは荒木なだけにやっぱあのアニメでしょうかね?」
P「おいおい、いくらなんでもそんな単純な......」
比奈「ふっふっふ、その挑発に乗ってやるっすよ」
P「なん.....だと.......」
比奈「みんな、心して聞くがいいっスよ!」
光「何を歌うんだろう、楽しみだな!」
ちひろ「それでは荒木比奈さんどうぞー!」
♪〜
P「ほほぉ、こっちの方か.....」
光「かっこいいイントロだな!」
菜々「ナナは前の方が好きかな〜」
比奈「静寂の底から 目覚めるその柱たち 時を越え♪」
P「この歌詞も原作読んでると一味違って聞こえるんだよな」
菜々「OPの映像も結構いい感じですよね♪」
光「プロデューサー、これって漫画が原作なのか?」
P「そうだ、今も連載してるぞ」
菜々「少年漫画の金字塔ですよ」
光「アタシ見たことないけどいつ放送してるんだこのアニメは?」
P「深夜帯に放送してるから光にはちょっと厳しい時間だな」
光「少年漫画なのになんで深夜にやるんだ?朝とかゴールデンタイムにやればいいのに」
菜々「まぁ、それはその.....」
P「大人の事情ってやつだ」
比奈「闇を欺いて 刹那を躱して 刃すり抜け 奴等の間隙を突け♪」
比奈「つらぬいた信念が 未来を拓く♪」
P「第一部の主題歌は古き良き王道のアニソンって感じだったけどこっちは普通にカッコイイな」
菜々「ナナはあの暑苦しさが好きでしたよ、今のアニソンには熱さが足りません」
光「アタシも時々昔の特撮ソングとか聞くけど、やっぱりささきいさおさんはいいなって思うぞ!」
P「14歳の女の娘のセリフじゃねえ.....」
ちひろ「私、完全においてけぼりですね」
ちひろ「私、ショックです」
比奈「Like a Bloody Storm 熱く Like a Bloody Stone 血脈に刻まれた因縁に♪」
比奈「浮き上がる 消えない誇りの絆♪」
比奈「握りしめてー♪」
ちひろ「はい、どうもありがとうございましたー♪」パチパチパチ
比奈「どうっスかね、プロデューサー?」
P「いや、普通にうまかったよ、っていうかまさかこの歌をチョイスするとは......」
比奈「いやー、昔から結構言われてたんスけど、ここはあえてってことで狙ってみたんスよ」
菜々「いいなー、持ちネタにつかえて」
比奈「持ちネタとか言わないでください!あ、でもジョジョは普通に好きっスよ」
P「ちなみに何部?」
比奈「私は4部が好きですね、露伴先生最高っスよ!私もあれぐらい早く原稿書けたらなぁ.....」
P「なるほど.....」
ちひろ「というわけで荒木比奈さんでした―、ありがとうございましたー」
比奈「いやー、どもども♪」
光「次はだれだろうな!」
菜々「楽しみですねー♪」
ちひろ「さあドンドン参りましょう、お次はこの方!」
プシュー!!
?「ニンニン!ついにわたくしの出番ですね!」
ちひろ「四人目はこの方、ザ・ニンジャこと浜口あやめさんでーす!!!」
P「なんだか悪意を感じる紹介だな.....」
菜々「くのいち忍ドルじゃなかったんですか?」
比奈「どうしてそんな超人プロレスをやりそうなキャッチコピーに.....」
あやめ「何をブツブツ言っているのですか?」
P「いや別に、でもちょっと意外だな、あやめはアニメとか見なそうな感じだし」
比奈「時代劇とかじゃなかったんスか」
あやめ「時代劇だけというわけではありません、他にも色々と見ておりました」
P「へぇー、結構楽しみだな」
菜々「何を歌ってくれるんでしょうね?」
あやめ「では、参ります!」
ちひろ「それでは浜口あやめさんです、どうぞ!!」
♪〜
(ジーライヤ ジライヤ)
P「....そういうことか」
光「おお、これは!!」
菜々「えっ、何これ?」
あやめ「この地球を 抱きとめる そんなでっかい 心がほしい♪」
光「我古来闘者 悪魔不動♪」
P「まーた、マニアックなものを......」
菜々「プロデューサー、これ何の歌ですか?」
P「特撮だよ、それも結構昔の」
菜々「ライダーみたいなものですか?」
光「メタルヒーローだ!菜々さん!」
菜々「えっ、はい、すみません.....」
比奈「ファンは混同されるのを嫌がるっスからね.....」
P「光の逆鱗に触れたか.....」
光「ちなみに昭和最後のメタルヒーローだ!」
あやめ「戦うのさ お前の弱さと 若さの剣を うならせて♪」
ちひろ「しかしこう、なんというか.....」
比奈「この歌.....」
P「熱いな」
ちひろ「熱いですね」
光「何を言うんだ、最高じゃないか!」
菜々「ナナはこういうの結構好きですよ」
光「そうだろう!?自分の弱さと戦うというストレートな歌詞と串田アキラさんの歌声がマッチしてすごく......」
菜々「は、はぁ......」
P「あぁ、なんか変なスイッチが.......」
比奈「そういうのはあとにして歌聴きましょうよ....」
ちひろ「っていうか光ちゃんはいくつなんでしょう?」
あやめ「ジライヤ 風になれ ジライヤ 炎に変われ♪」
あやめ「ファイティング忍者♪」
あやめ「ジライヤーーーーー♪」
あやめ「「ファイティング忍者♪」
あやめ「ジライヤーーーーー♪」
ちひろ「はい、浜口あやめさんでしたー♪」パチパチパチ
あやめ「いかがでしたか、プロデューサー殿?」
P「とりあえずなんでお前はそんなの知ってるんだ?」
あやめ「お祖父さまが幼きころに見せてくれたのです、OPのアクションにしびれました!」
P「何気にすごいことやってるからな、アレ」
あやめ「いつかわたくしも磁光真空剣を.....」
光「じゃあアタシはレーザーブレードを......」
比奈「いや、無理っスから」
ちひろ「あやめさん、どうもありがとうございましたー」パチパチパチ
あやめ「ではプロデューサー殿、よろしくお願いします」
P「うーん、意外性があって面白かったな」
ちひろ「さあいよいよ最後の一人となってしまいました」
光「おっ、次で最後なのか」
菜々「結構あっという間でしたね♪」
比奈「意外と面白かったっス」
あやめ「ではわたくしも聴かせていただきます」
ちひろ「それでは最後の一人、どうぞー!!」
プシュー!!!
?「おっ、あたしが最後かー、頑張っちゃうぞ♪」
ちひろ「最後の一人は公務員アイドル、片桐早苗さんでーす!!!」
P「へぇー、これまた意外な人が.....」
早苗「あはは、でもあたしもアニメとかは普通に見るよ」
比奈「ここは「逮捕しちゃうぞ」とかっスかねぇ.....」
菜々「あとは警察つながりで宇宙刑事とか......」
早苗「あー、ご期待に添えなくて悪いけど見るだけで詳しくないからね、インパクトのあるやつとかは歌えないの」
ちひろ「では早苗さん、そろそろよろしいですか?」
早苗「はいはーい、じゃあちょっと歌いますか」
ちひろ「それでは本日最後となりました、片桐早苗さんです!どーぞ!!」
♪〜
P「あれ、これって......」
あやめ「なんだか穏やかな曲調ですね」
比奈「ほほう、そういう路線で来たっスか」
早苗「ボクはここにいる 君のポケットに 君といっしょに 旅するために♪」
早苗「まっていたんだよ 気づいてくれるまで♪」
光「おお、なんかいい感じの歌だな」
あやめ「ええ、本当に...菜々さん!?」
菜々「うぅ....ヒック....ピー助ぇ.....」
光「どうしたんだ菜々さん!?ってあれ、プロデューサーもか!?」
P「なんでもないぞ光、大人には時々泣きたくなる時があるんだ....ズズッ」
光・あ「?」
比奈「まぁ、わかる人にはわかるんスよ、これ」
ちひろ「私もちょっとわかる気がします.....グスッ」
早苗「ポケットの中にも 空がひろがり♪」
早苗「ポケットの中にも 雲がながれる♪」
比奈「これよく聞くと歌詞が深いんスよね」
P「ああ、大人になるまで一緒に遊び続けようって歌詞だからな」
あやめ「では大人になったら別れてしまうということですか」
光「そんなの悲しすぎるじゃないか!」
菜々「だからこそ悔いを残さないように精一杯楽しく遊ぼうっていうことだとナナは思いますよ」
P「子供のころは気にせず聴いてたんだけどなぁ」
ちひろ「大人になってから聴くと実は深い歌って結構ありますよね」
比奈「アンパンマンとかっスね」
早苗「ポケットの中にも 海がひろがり♪」
早苗「ポケットの中にも 鳥がとびたつ♪」
早苗「こんなすてきな 世界があるんだよ♪」
早苗「ボクと君が 旅する世界♪」
ちひろ「はい、ありがとうございましたー」パチパチパチ
早苗「いやー、どうもどうも♪どうだったP君?」
P「早苗さんらしい選曲だったと思いますよ」
早苗「あはは、アリガト♪あたし、子供のころこの映画見て号泣しちゃったのよね」
光「どんな映画なんだ?」
菜々「今度DVD持ってくるから一緒にナナと一緒に見ましょう!」
あやめ「わたくしも見てみたいです!」
比奈「リメイク版もなかなか味があっていいものっスよ」
ちひろ「やっぱり世代によって見たか見てないかっていう差が出るみたいですね」
P「まぁ、あれだけの長寿アニメならば仕方ないっていうか......」
早苗「でもあたしたちにも通ずるところがあると思うわけよ、この歌」
P「?」
早苗「あたしたちもずーっとアイドルができるわけじゃないでしょ?いつかは引退の時が来る」
早苗「だからこそ悔いを残さないように精一杯今を楽しもう、ってね♪」
P「早苗さん.....」
P「俺....頑張りますから!早苗さんたちが少しでも長くアイドルができるように!少しでも長く輝けるように!」
早苗「うん、その意気よP君!」
ちひろ「では片桐早苗さんでしたー、ありがとうございましたー」パチパチパチ
早苗「はい、どうもー♪」
ちひろ「では、これで本日すべての曲目が終了しました!」
ちひろ「プロデューサーさん、どうでしたか?」
P「うーん、みんなの新たな一面やさらなる魅力を見つけることが出来てとても得した感じです」
ちひろ「なるほど、では優勝者の発表です!」
光「うう....緊張するなぁ....」
菜々「プロデューサー、ナナは精一杯頑張りました!」
比奈「結構手ごたえはあったつもりっスけど....」
あやめ「あとは天命を待つのみです!」
ちひろ「では、本日の優しょ...」
早苗「あれ?ちひろさんは歌わないの?」
ちひろ「......え?」
比奈「あっ、そう言えばそうっスね」
ちひろ「ちょ、ちょっと待ってください!私は.....」
早苗「あたしてっきりちひろさんも歌うもんだとばかり思ってたんだけど......」
ちひろ「いやいや、私は別に.....」
あやめ「どうです?プロデューサー殿?」
P「そうだな....ちょっと聴いてみたくはあるな」
光「アタシも聴いてみたいな、ちひろさんの歌」
菜々「ナナも聴いてみたいです!」
ちひろ「ちょ、そんな......」
早苗「ち・ひ・ろ、ち・ひ・ろ」
ち・ひ・ろ・、ち・ひ・ろ、ち・ひ・ろ、ち・ひ・ろ.....
ちひろ「うぅぅ...あー、もう!!分かりました、歌います!!」
P・光・菜・比・早「おおー!!」
パチパチパチパチ....
ちひろ「もう....みんな強引なんですから.....」
早苗「いい機会だから、アイドルと交流を深めてみてもいいんじゃない?」
ちひろ「あんまりアニメとか詳しくないんですど.....」
比奈「何でもいいっスよ」
ちひろ「じゃあ子供のころに見たやつで.....」
菜々「ちひろさんの歌ですか?」
あやめ「ちょっと興味ありますね」
P「それではわが事務所が誇る美人事務員!千川ちひろさんです!どうぞ!」
光「プロデューサー、嬉しそうだな」
菜々「いつも振り回されてるからですね.....」
♪〜
早苗「おぉー、懐かしい♪」
P「これはまた....」
比奈「ある意味、一番女の子らしい選曲っスね」
菜々「ナナもこういうのにしとけば.....」
ちひろ「だけど気になる 昨日よりもずっと♪」
ちひろ「途切れた夢 二人の続きが知りたい♪」
菜々「ちひろさん、顔が真っ赤ですね♪」
比奈「普段表に出ない人っスからね」
光「なんだか新鮮だな!ああいうちひろさんを見るのは」
あやめ「でも大変お上手ですね」
早苗「うん、普通にうまい」
P「...かわいい」ボソッ
光・菜・比・あ・早「!?」
ちひろ「焦げかけのトーストかじったら なぜか不意に胸がときめいた♪」
ちひろ「甘くて苦いママレード♪」
光「ちなみにこれ何のアニメなんだ?」
P「昔のニチアサキッズタイムだよ」
菜々「今のプリキュアのやってる時間にやってたんですよ♪」
比奈「今はプリキュアに定着してますけどそれ以前は結構いっぱいあったっスからね」
早苗「あたしの小さい頃はタルるートくんだったなぁ」
あやめ「明日のナージャ、面白かったです」
光「時代の移り変わりを感じるな!」
P「男子でも結構見てたんだよな......」
ちひろ「だから気になる♪」
ちひろ「こんな気持ちはなぜ?♪」
ちひろ「今一番 アイツの笑顔に会いたい♪」
P「はい、ちひろさんありがとうございましたー!!」
ちひろ「うぅぅ....恥ずかしかった....」
菜々「可愛かったですよちひろさん♪」
あやめ「とっても新鮮でした」
早苗「でも上手だったじゃない」
光「うん、とっても上手だったぞ!」
比奈「普通にアイドルでもいけるんじゃないっスか?」
ちひろ「む、無理ですって......」
P「まぁ、その辺はおいおい考えておくよ」
ちひろ「もう...プロデューサーさんまで何言ってるんですか」
P(ありだと思うんだけどなぁ....)
P「というわけで千川ちひろさんでした―」パチパチパチ
ちひろ「というわけで若干のハプニングがありましたがこれにて終了です!」
ちひろ「今回の曲目は.....」
1、南条 光 Anything goes!
2、安部 菜々 愛はブーメラン
3、荒木 比奈 BLOODY STREAM
4、浜口 あやめ ジライヤ
5、片桐 早苗 ポケットの中に
6、千川 ちひろ 笑顔に会いたい
ちひろ「でお送りしました」
ちひろ「それではプロデューサーさん、優勝者の発表をお願いします!」
P「うーん、非常に迷いましたが.....」
P「今回の優勝者は......」
ゴクリッ
P「>>50ですっ!!」
P「全員で!」
光・菜・比・あ・早・ち「!?」
P「全員でお願いします!!」
ちひろ「ちょ、ちょっとプロデューサーさん!」
早苗「そんな最近の運動会みたいなことでいいと思ってるのかな?」
あやめ「勝負は勝つか負けるかしかないのですよ!?」
比奈「いくらなんでもそれはあんまりだと思うっスよ?」
菜々「そうですよ、ナナたちがんばったのにー」
光「プロデューサー、男らしくないぞ!」
P「うん、まあやっぱりそういう反応が返ってくるとは思った」
P「でも答えは変わらないぞ!」
P「光はライダーを愛する気持ちがまっすぐに伝わってきてかわいかったし....」
光「なっ/////」
P「菜々は菜々のキュートな魅力全開で歌いあげてくれてとってもよかった」
菜々「は、はいっ?/////」
P「比奈はカッコ可愛くて素敵だなと思ったし」
比奈「へっ?/////」
P「あやめはまっすぐな気持ちが伝わってきて一生懸命で綺麗だと思った」
あやめ「あうぅ....//////」
P「早苗さんは前向きな歌声で聴いてるだけで虜になりそうだったし」
早苗「ひゃっ//////」
P「ちひろさんは初々しくて抱きしめたくなった」
ちひろ「えっ....////」
P「みんながみんなそれぞれの魅力を持ってて......」
P「優劣をつけるなんてことは俺にはできない!」
P「だから優勝はみんなだ!!!」
光・菜・比・あ・早・ち「..../////」
早苗「まぁ....P君がそこまで言うなら.....」
あやめ「そ、そうですね....プロデューサー殿が仰るのなら.....」
比奈「ま、まぁ、私は別に......」
菜々「な、ナナもプロデューサーが満足ならそれで.....」
光「うんうん、プロデューサーは優しいな!まさにヒーローの鑑だ!」
P「ってなわけでちひろさん、賞品の券はちひろさんたち全員にあげて下さい」
ちひろ「わ、私も貰っていいんですか?」
P「あたりまえじゃないですか、素敵な歌声を聴かせてもらったわけですし」
ちひろ「プロデューサーさんがそう言うんなら.....」
−−−−−−−−−
P「ちなみに俺は何をさせられるんだ?」
光「アタシは一緒に映画を見てほしいな!ちょうどMOVIE大戦のブルーレイを買ったし!」
菜々「ナナはプロデューサーに手料理をごちそうしちゃいますよ♪」
比奈「私はちょいと池袋に買い物に行くんで荷物持ちになってくれればと」
あやめ「わたくしはともに修行してほしいとお願いするつもりです」
早苗「そうだなー、じゃあいっしょに飲みに行こう!」
P「ちひろさんはどうします?」
ちひろ「わ、私はその....」
P「?」
ちひろ「じゃあ...ガ、ガチャをまわしてください」
P「それならいつもやってるじゃ.....」
ちひろ「じゅ、十回連続です.....」
P「うーん、それはずいぶんとキツイ感じの.....」
ちひろ「む、無料でいいですから......」
P「え?でもそうしたらちひろさんには.......」
ちひろ「は、反論は認めません!」
P「じゃあそうさせてもらいマス」
P「やれやれ明日から大変だ......」
ちひろ「というわけでお送りしてきたプロデューサーさん争奪歌合戦そろそろお別れの時間がやってまいりました」
ちひろ「またどこかでお会いしましょう」
ちひろ「では、さようなら」
おわり
駄文失礼しました
ジョジョを歌ってる荒木さんが書きたかったです
あとやっぱウサミン星人はかわいいなぁ
またなにかありましたらお目にかかります ではー♪
一応最近終わったばっかりだけど
ちひろ「私のプロデューサーさん」から始まる一連のやつは書いてましたー
P「いや、そのりくつはおかしい」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1358594958
ちひろ「細かいことを気にしたら負けですよ」
P「ああ、なんかもうツッこむのめんどくさいからやめよ」
ちひろ「まぁ、詳しいルールを説明しますと.....」
ちひろ「今からアイドル達に歌を歌ってもらいます」
ちひろ「で、どれだけ心に響いたかを判定してもらうというわけです」
P「まぁ、そのまんまですよね」
ちひろ「優勝者にはこれを進呈します」ピラッ
P「『プロデューサーを一日好きにできる券』?ちょっと俺そんなこと聞いてないですよ!!」
ちひろ「言ってませんから♪」
ちひろ「大丈夫です、あんまり過激な命令を出す人はいないはずですよ」
ちひろ「多分....」ボソッ
P「今なにか聞こえたような気がしたんですけど....」
ちひろ「気のせい、気のせい」
P「ちなみに俺にはどんなメリットがあるんですか?まさか何もないわけじゃないでしょうね?」
ちひろ「ちゃんとありますよ!私がそんな薄情な人に見えますか?」
P「たまに」
ちひろ「ひどい!!」
P「で、具体的に何かあるんですか?」
ちひろ「えーっと、じゃあとりあえず.....」ゴソゴソ
P「今!今とりあえずって言ってましたよね!」
ちひろ「はいこれ、スタドリ半額クーポンです♪」
P「ショボい.....」
ちひろ「なんか今日のプロデューサーさんひどくないですか!?」
P「はぁ.....一応もらっておきます」
ちひろ「まぁ、追加報酬も考えておきますから♪」
P「期待しないで待ってますよ」
ちひろ「じゃああんまり話しててもアレなので早速始めますよ!」
P「へいへい」
ちひろ「じゃあ審査員なのでこちらの席へどうぞ♪」
P「俺が審査員でちひろさんは司会ってことですか」
ちひろ「その通りで....あ!一つ言い忘れてました」
P「なんですか?」
ちひろ「今回の歌合戦ですが、しばりを設けます」
P「どれか一つのジャンルにってことですか?」
ちひろ「その通りです、今回はズバリ....」
ちひろ「アニメ、特撮ソングしばりです!!!」
P「な、なんだってー!!!!!」
P「誰が歌うのか知りませんけどメンツの限定されそうなチョイスだなぁ......」
ちひろ「考えたら負けですよ♪じゃ、審査よろしくお願いします」
P「はーい」
ちひろ「それでは最初の一人目はこの方です!どうぞ!」
プシュー!!!
P「うわっ、スモークまで焚いてるし....結構本格的なセット」
ちひろ「結構予算かかりましたからね、損失分を埋めるためにがんばって稼いでくださいねプロデューサーさん♪」
P「鬼!悪魔!!」
?「最初はアタシだぞ!プロデューサー!」
ちひろ「さあ、最初の一人目はナンジョルノこと南条光ちゃんでーす!!」
P「あー、なんだか何を歌うのかは90%くらい想像できるなぁ」
ちひろ「ライダーなのかスーパー戦隊なのかってことですよね」
光「何をブツブツ言ってるんだ二人とも!」
P「気にするな光」
ちひろ「光ちゃん、準備はいい?」
光「いつでもOKだ!プロデューサー、しっかり聴いてくれよな、アタシの魂の歌をっ!!」
P「あぁ、心して聴かせてもらうよ」
ちひろ「それでははりきって歌っていただきましょう!どうぞー!!」
♪〜
(You count the medals 1, 2 and 3
Life goes on Anything goes Coming up OOO)
P「おぉ...この心躍るイントロは.....」
ちひろ「まぁ、予想通り特撮系ですね」
光「要らない 持たない 夢も見ない、フリーな状態それもいいけど♪」
P「ほほう、そうきたか......」
ちひろ「これって最新のライダーじゃないですよね?」
P「今やってるのやつの二つ前に放映されてたやつです」
ちひろ「コインか何かで変身するやつでしたっけ?」
P「少し違います、メダルです」
光「大丈夫 明日はいつだってブランク 自分の価値は 自分で決めるものさ♪」
(OOO!×4 Come on!)
光「Anything goes! その心が 熱くなるもの 満たされるものを探して♪」
ちひろ「なんだか疾走感のある曲ですね」
P「平成ライダーの中でも一、二を争うくらい熱い曲だと思いますよコレ」
ちひろ「大黒摩季さんの声とすごくマッチしてるし」
P「嫌いじゃないわ!!」
ちひろ「え?」
P「あ、なんでもないです」
ちひろ「光ちゃん、すごく楽しそうに歌いますね」
P「見てて楽しくなっちゃいますよ」
光「Anything Goes! 加速ついて 止められなくて♪」
光「負〜ける気しないはず〜♪」
光「オーーズ♪」
ちひろ「はい、ありがとうございましたー」
光「どうだプロデューサー、アタシの歌は?」
P「うん、光らしくていいと思うぞ」
光「うん、アタシこの歌を聴くとワクワクするんだ!仕事に行く前に聞くとテンションが上がっていい感じになるぞ」
P「俺も落ち込んだときとかに聞いてたなぁ」
光「本当はウイザードにしようかすごく迷ったけど、アタシらしさが出ると思ったからこっちにしたんだ!」
P「うん、俺もこっちの方が光に会ってると思うな」
ちひろ「はいはい、お話はそれくらいにして次の曲に行きますよ」
P「じゃあ光、一緒に聴こうな」
光「うん!」
ちひろ「続いての方はこちらでーす!」
プシュー!!
?「はーいっ、みんなのアイドルのナナが来ましたよー♪」
P「まぁこれも予想の範疇だな」
ちひろ「ですね」
菜々「ちょっとどうしたんですかその残念そうな顔は!?」
P「別に残念そうな顔はしてないって」
菜々「ナナは悲しいですプロデューサー、もっと嬉しそうな顔をしてくださいよ〜」
P「わかったってば」
光「菜々さんが相手か!これは手ごわそうだな!」
菜々「ふっふっふ、負けないわよ光ちゃん!」
ちひろ「では菜々さん、準備はいいですか?」
菜々「もちのロンですよ、ちひろさん!」
ちひろ「ではウサミン星からやってきた安部菜々さんです!はりきってどうぞー!」
♪〜
P「このイントロは......」
光「アタシは聴いたことない曲だな」
ちひろ「私はかろうじて知ってますけど、アニメの歌だったんですかこれ?」
P「劇場用のですけどね」
菜々「また あなたの気まぐれが 動き出した 悲しいわ これっきりね♪」
P「三人目は比奈か」
比奈「あはは、あんま自信ないけどガンバルっスよ」
菜々「比奈ちゃんは荒木なだけにやっぱあのアニメでしょうかね?」
P「おいおい、いくらなんでもそんな単純な......」
比奈「ふっふっふ、その挑発に乗ってやるっすよ」
P「なん.....だと.......」
比奈「みんな、心して聞くがいいっスよ!」
光「何を歌うんだろう、楽しみだな!」
ちひろ「それでは荒木比奈さんどうぞー!」
♪〜
P「ほほぉ、こっちの方か.....」
光「かっこいいイントロだな!」
菜々「ナナは前の方が好きかな〜」
比奈「静寂の底から 目覚めるその柱たち 時を越え♪」
P「この歌詞も原作読んでると一味違って聞こえるんだよな」
菜々「OPの映像も結構いい感じですよね♪」
光「プロデューサー、これって漫画が原作なのか?」
P「そうだ、今も連載してるぞ」
菜々「少年漫画の金字塔ですよ」
光「アタシ見たことないけどいつ放送してるんだこのアニメは?」
P「深夜帯に放送してるから光にはちょっと厳しい時間だな」
光「少年漫画なのになんで深夜にやるんだ?朝とかゴールデンタイムにやればいいのに」
菜々「まぁ、それはその.....」
P「大人の事情ってやつだ」
比奈「闇を欺いて 刹那を躱して 刃すり抜け 奴等の間隙を突け♪」
比奈「つらぬいた信念が 未来を拓く♪」
P「第一部の主題歌は古き良き王道のアニソンって感じだったけどこっちは普通にカッコイイな」
菜々「ナナはあの暑苦しさが好きでしたよ、今のアニソンには熱さが足りません」
光「アタシも時々昔の特撮ソングとか聞くけど、やっぱりささきいさおさんはいいなって思うぞ!」
P「14歳の女の娘のセリフじゃねえ.....」
ちひろ「私、完全においてけぼりですね」
ちひろ「私、ショックです」
比奈「Like a Bloody Storm 熱く Like a Bloody Stone 血脈に刻まれた因縁に♪」
比奈「浮き上がる 消えない誇りの絆♪」
比奈「握りしめてー♪」
ちひろ「はい、どうもありがとうございましたー♪」パチパチパチ
比奈「どうっスかね、プロデューサー?」
P「いや、普通にうまかったよ、っていうかまさかこの歌をチョイスするとは......」
比奈「いやー、昔から結構言われてたんスけど、ここはあえてってことで狙ってみたんスよ」
菜々「いいなー、持ちネタにつかえて」
比奈「持ちネタとか言わないでください!あ、でもジョジョは普通に好きっスよ」
P「ちなみに何部?」
比奈「私は4部が好きですね、露伴先生最高っスよ!私もあれぐらい早く原稿書けたらなぁ.....」
P「なるほど.....」
ちひろ「というわけで荒木比奈さんでした―、ありがとうございましたー」
比奈「いやー、どもども♪」
光「次はだれだろうな!」
菜々「楽しみですねー♪」
ちひろ「さあドンドン参りましょう、お次はこの方!」
プシュー!!
?「ニンニン!ついにわたくしの出番ですね!」
ちひろ「四人目はこの方、ザ・ニンジャこと浜口あやめさんでーす!!!」
P「なんだか悪意を感じる紹介だな.....」
菜々「くのいち忍ドルじゃなかったんですか?」
比奈「どうしてそんな超人プロレスをやりそうなキャッチコピーに.....」
あやめ「何をブツブツ言っているのですか?」
P「いや別に、でもちょっと意外だな、あやめはアニメとか見なそうな感じだし」
比奈「時代劇とかじゃなかったんスか」
あやめ「時代劇だけというわけではありません、他にも色々と見ておりました」
P「へぇー、結構楽しみだな」
菜々「何を歌ってくれるんでしょうね?」
あやめ「では、参ります!」
ちひろ「それでは浜口あやめさんです、どうぞ!!」
♪〜
(ジーライヤ ジライヤ)
P「....そういうことか」
光「おお、これは!!」
菜々「えっ、何これ?」
あやめ「この地球を 抱きとめる そんなでっかい 心がほしい♪」
光「我古来闘者 悪魔不動♪」
P「まーた、マニアックなものを......」
菜々「プロデューサー、これ何の歌ですか?」
P「特撮だよ、それも結構昔の」
菜々「ライダーみたいなものですか?」
光「メタルヒーローだ!菜々さん!」
菜々「えっ、はい、すみません.....」
比奈「ファンは混同されるのを嫌がるっスからね.....」
P「光の逆鱗に触れたか.....」
光「ちなみに昭和最後のメタルヒーローだ!」
あやめ「戦うのさ お前の弱さと 若さの剣を うならせて♪」
ちひろ「しかしこう、なんというか.....」
比奈「この歌.....」
P「熱いな」
ちひろ「熱いですね」
光「何を言うんだ、最高じゃないか!」
菜々「ナナはこういうの結構好きですよ」
光「そうだろう!?自分の弱さと戦うというストレートな歌詞と串田アキラさんの歌声がマッチしてすごく......」
菜々「は、はぁ......」
P「あぁ、なんか変なスイッチが.......」
比奈「そういうのはあとにして歌聴きましょうよ....」
ちひろ「っていうか光ちゃんはいくつなんでしょう?」
あやめ「ジライヤ 風になれ ジライヤ 炎に変われ♪」
あやめ「ファイティング忍者♪」
あやめ「ジライヤーーーーー♪」
あやめ「「ファイティング忍者♪」
あやめ「ジライヤーーーーー♪」
ちひろ「はい、浜口あやめさんでしたー♪」パチパチパチ
あやめ「いかがでしたか、プロデューサー殿?」
P「とりあえずなんでお前はそんなの知ってるんだ?」
あやめ「お祖父さまが幼きころに見せてくれたのです、OPのアクションにしびれました!」
P「何気にすごいことやってるからな、アレ」
あやめ「いつかわたくしも磁光真空剣を.....」
光「じゃあアタシはレーザーブレードを......」
比奈「いや、無理っスから」
ちひろ「あやめさん、どうもありがとうございましたー」パチパチパチ
あやめ「ではプロデューサー殿、よろしくお願いします」
P「うーん、意外性があって面白かったな」
ちひろ「さあいよいよ最後の一人となってしまいました」
光「おっ、次で最後なのか」
菜々「結構あっという間でしたね♪」
比奈「意外と面白かったっス」
あやめ「ではわたくしも聴かせていただきます」
ちひろ「それでは最後の一人、どうぞー!!」
プシュー!!!
?「おっ、あたしが最後かー、頑張っちゃうぞ♪」
ちひろ「最後の一人は公務員アイドル、片桐早苗さんでーす!!!」
P「へぇー、これまた意外な人が.....」
早苗「あはは、でもあたしもアニメとかは普通に見るよ」
比奈「ここは「逮捕しちゃうぞ」とかっスかねぇ.....」
菜々「あとは警察つながりで宇宙刑事とか......」
早苗「あー、ご期待に添えなくて悪いけど見るだけで詳しくないからね、インパクトのあるやつとかは歌えないの」
ちひろ「では早苗さん、そろそろよろしいですか?」
早苗「はいはーい、じゃあちょっと歌いますか」
ちひろ「それでは本日最後となりました、片桐早苗さんです!どーぞ!!」
♪〜
P「あれ、これって......」
あやめ「なんだか穏やかな曲調ですね」
比奈「ほほう、そういう路線で来たっスか」
早苗「ボクはここにいる 君のポケットに 君といっしょに 旅するために♪」
早苗「まっていたんだよ 気づいてくれるまで♪」
光「おお、なんかいい感じの歌だな」
あやめ「ええ、本当に...菜々さん!?」
菜々「うぅ....ヒック....ピー助ぇ.....」
光「どうしたんだ菜々さん!?ってあれ、プロデューサーもか!?」
P「なんでもないぞ光、大人には時々泣きたくなる時があるんだ....ズズッ」
光・あ「?」
比奈「まぁ、わかる人にはわかるんスよ、これ」
ちひろ「私もちょっとわかる気がします.....グスッ」
早苗「ポケットの中にも 空がひろがり♪」
早苗「ポケットの中にも 雲がながれる♪」
比奈「これよく聞くと歌詞が深いんスよね」
P「ああ、大人になるまで一緒に遊び続けようって歌詞だからな」
あやめ「では大人になったら別れてしまうということですか」
光「そんなの悲しすぎるじゃないか!」
菜々「だからこそ悔いを残さないように精一杯楽しく遊ぼうっていうことだとナナは思いますよ」
P「子供のころは気にせず聴いてたんだけどなぁ」
ちひろ「大人になってから聴くと実は深い歌って結構ありますよね」
比奈「アンパンマンとかっスね」
早苗「ポケットの中にも 海がひろがり♪」
早苗「ポケットの中にも 鳥がとびたつ♪」
早苗「こんなすてきな 世界があるんだよ♪」
早苗「ボクと君が 旅する世界♪」
ちひろ「はい、ありがとうございましたー」パチパチパチ
早苗「いやー、どうもどうも♪どうだったP君?」
P「早苗さんらしい選曲だったと思いますよ」
早苗「あはは、アリガト♪あたし、子供のころこの映画見て号泣しちゃったのよね」
光「どんな映画なんだ?」
菜々「今度DVD持ってくるから一緒にナナと一緒に見ましょう!」
あやめ「わたくしも見てみたいです!」
比奈「リメイク版もなかなか味があっていいものっスよ」
ちひろ「やっぱり世代によって見たか見てないかっていう差が出るみたいですね」
P「まぁ、あれだけの長寿アニメならば仕方ないっていうか......」
早苗「でもあたしたちにも通ずるところがあると思うわけよ、この歌」
P「?」
早苗「あたしたちもずーっとアイドルができるわけじゃないでしょ?いつかは引退の時が来る」
早苗「だからこそ悔いを残さないように精一杯今を楽しもう、ってね♪」
P「早苗さん.....」
P「俺....頑張りますから!早苗さんたちが少しでも長くアイドルができるように!少しでも長く輝けるように!」
早苗「うん、その意気よP君!」
ちひろ「では片桐早苗さんでしたー、ありがとうございましたー」パチパチパチ
早苗「はい、どうもー♪」
ちひろ「では、これで本日すべての曲目が終了しました!」
ちひろ「プロデューサーさん、どうでしたか?」
P「うーん、みんなの新たな一面やさらなる魅力を見つけることが出来てとても得した感じです」
ちひろ「なるほど、では優勝者の発表です!」
光「うう....緊張するなぁ....」
菜々「プロデューサー、ナナは精一杯頑張りました!」
比奈「結構手ごたえはあったつもりっスけど....」
あやめ「あとは天命を待つのみです!」
ちひろ「では、本日の優しょ...」
早苗「あれ?ちひろさんは歌わないの?」
ちひろ「......え?」
比奈「あっ、そう言えばそうっスね」
ちひろ「ちょ、ちょっと待ってください!私は.....」
早苗「あたしてっきりちひろさんも歌うもんだとばかり思ってたんだけど......」
ちひろ「いやいや、私は別に.....」
あやめ「どうです?プロデューサー殿?」
P「そうだな....ちょっと聴いてみたくはあるな」
光「アタシも聴いてみたいな、ちひろさんの歌」
菜々「ナナも聴いてみたいです!」
ちひろ「ちょ、そんな......」
早苗「ち・ひ・ろ、ち・ひ・ろ」
ち・ひ・ろ・、ち・ひ・ろ、ち・ひ・ろ、ち・ひ・ろ.....
ちひろ「うぅぅ...あー、もう!!分かりました、歌います!!」
P・光・菜・比・早「おおー!!」
パチパチパチパチ....
ちひろ「もう....みんな強引なんですから.....」
早苗「いい機会だから、アイドルと交流を深めてみてもいいんじゃない?」
ちひろ「あんまりアニメとか詳しくないんですど.....」
比奈「何でもいいっスよ」
ちひろ「じゃあ子供のころに見たやつで.....」
菜々「ちひろさんの歌ですか?」
あやめ「ちょっと興味ありますね」
P「それではわが事務所が誇る美人事務員!千川ちひろさんです!どうぞ!」
光「プロデューサー、嬉しそうだな」
菜々「いつも振り回されてるからですね.....」
♪〜
早苗「おぉー、懐かしい♪」
P「これはまた....」
比奈「ある意味、一番女の子らしい選曲っスね」
菜々「ナナもこういうのにしとけば.....」
ちひろ「だけど気になる 昨日よりもずっと♪」
ちひろ「途切れた夢 二人の続きが知りたい♪」
菜々「ちひろさん、顔が真っ赤ですね♪」
比奈「普段表に出ない人っスからね」
光「なんだか新鮮だな!ああいうちひろさんを見るのは」
あやめ「でも大変お上手ですね」
早苗「うん、普通にうまい」
P「...かわいい」ボソッ
光・菜・比・あ・早「!?」
ちひろ「焦げかけのトーストかじったら なぜか不意に胸がときめいた♪」
ちひろ「甘くて苦いママレード♪」
光「ちなみにこれ何のアニメなんだ?」
P「昔のニチアサキッズタイムだよ」
菜々「今のプリキュアのやってる時間にやってたんですよ♪」
比奈「今はプリキュアに定着してますけどそれ以前は結構いっぱいあったっスからね」
早苗「あたしの小さい頃はタルるートくんだったなぁ」
あやめ「明日のナージャ、面白かったです」
光「時代の移り変わりを感じるな!」
P「男子でも結構見てたんだよな......」
ちひろ「だから気になる♪」
ちひろ「こんな気持ちはなぜ?♪」
ちひろ「今一番 アイツの笑顔に会いたい♪」
P「はい、ちひろさんありがとうございましたー!!」
ちひろ「うぅぅ....恥ずかしかった....」
菜々「可愛かったですよちひろさん♪」
あやめ「とっても新鮮でした」
早苗「でも上手だったじゃない」
光「うん、とっても上手だったぞ!」
比奈「普通にアイドルでもいけるんじゃないっスか?」
ちひろ「む、無理ですって......」
P「まぁ、その辺はおいおい考えておくよ」
ちひろ「もう...プロデューサーさんまで何言ってるんですか」
P(ありだと思うんだけどなぁ....)
P「というわけで千川ちひろさんでした―」パチパチパチ
ちひろ「というわけで若干のハプニングがありましたがこれにて終了です!」
ちひろ「今回の曲目は.....」
1、南条 光 Anything goes!
2、安部 菜々 愛はブーメラン
3、荒木 比奈 BLOODY STREAM
4、浜口 あやめ ジライヤ
5、片桐 早苗 ポケットの中に
6、千川 ちひろ 笑顔に会いたい
ちひろ「でお送りしました」
ちひろ「それではプロデューサーさん、優勝者の発表をお願いします!」
P「うーん、非常に迷いましたが.....」
P「今回の優勝者は......」
ゴクリッ
P「>>50ですっ!!」
P「全員で!」
光・菜・比・あ・早・ち「!?」
P「全員でお願いします!!」
ちひろ「ちょ、ちょっとプロデューサーさん!」
早苗「そんな最近の運動会みたいなことでいいと思ってるのかな?」
あやめ「勝負は勝つか負けるかしかないのですよ!?」
比奈「いくらなんでもそれはあんまりだと思うっスよ?」
菜々「そうですよ、ナナたちがんばったのにー」
光「プロデューサー、男らしくないぞ!」
P「うん、まあやっぱりそういう反応が返ってくるとは思った」
P「でも答えは変わらないぞ!」
P「光はライダーを愛する気持ちがまっすぐに伝わってきてかわいかったし....」
光「なっ/////」
P「菜々は菜々のキュートな魅力全開で歌いあげてくれてとってもよかった」
菜々「は、はいっ?/////」
P「比奈はカッコ可愛くて素敵だなと思ったし」
比奈「へっ?/////」
P「あやめはまっすぐな気持ちが伝わってきて一生懸命で綺麗だと思った」
あやめ「あうぅ....//////」
P「早苗さんは前向きな歌声で聴いてるだけで虜になりそうだったし」
早苗「ひゃっ//////」
P「ちひろさんは初々しくて抱きしめたくなった」
ちひろ「えっ....////」
P「みんながみんなそれぞれの魅力を持ってて......」
P「優劣をつけるなんてことは俺にはできない!」
P「だから優勝はみんなだ!!!」
光・菜・比・あ・早・ち「..../////」
早苗「まぁ....P君がそこまで言うなら.....」
あやめ「そ、そうですね....プロデューサー殿が仰るのなら.....」
比奈「ま、まぁ、私は別に......」
菜々「な、ナナもプロデューサーが満足ならそれで.....」
光「うんうん、プロデューサーは優しいな!まさにヒーローの鑑だ!」
P「ってなわけでちひろさん、賞品の券はちひろさんたち全員にあげて下さい」
ちひろ「わ、私も貰っていいんですか?」
P「あたりまえじゃないですか、素敵な歌声を聴かせてもらったわけですし」
ちひろ「プロデューサーさんがそう言うんなら.....」
−−−−−−−−−
P「ちなみに俺は何をさせられるんだ?」
光「アタシは一緒に映画を見てほしいな!ちょうどMOVIE大戦のブルーレイを買ったし!」
菜々「ナナはプロデューサーに手料理をごちそうしちゃいますよ♪」
比奈「私はちょいと池袋に買い物に行くんで荷物持ちになってくれればと」
あやめ「わたくしはともに修行してほしいとお願いするつもりです」
早苗「そうだなー、じゃあいっしょに飲みに行こう!」
P「ちひろさんはどうします?」
ちひろ「わ、私はその....」
P「?」
ちひろ「じゃあ...ガ、ガチャをまわしてください」
P「それならいつもやってるじゃ.....」
ちひろ「じゅ、十回連続です.....」
P「うーん、それはずいぶんとキツイ感じの.....」
ちひろ「む、無料でいいですから......」
P「え?でもそうしたらちひろさんには.......」
ちひろ「は、反論は認めません!」
P「じゃあそうさせてもらいマス」
P「やれやれ明日から大変だ......」
ちひろ「というわけでお送りしてきたプロデューサーさん争奪歌合戦そろそろお別れの時間がやってまいりました」
ちひろ「またどこかでお会いしましょう」
ちひろ「では、さようなら」
おわり
駄文失礼しました
ジョジョを歌ってる荒木さんが書きたかったです
あとやっぱウサミン星人はかわいいなぁ
またなにかありましたらお目にかかります ではー♪
一応最近終わったばっかりだけど
ちひろ「私のプロデューサーさん」から始まる一連のやつは書いてましたー
21:20│モバマス