2013年11月07日
モバP「争奪歌合戦!」ちひろ「最終回です!」
ちひろ「と、とりあえずルールを説明します!」
ちひろ「今からアイドルたちに歌を歌っていただきます」
ちひろ「そしてその歌がプロデューサーさんの心に一番響いた人が優勝というわけです」
ちひろ「今からアイドルたちに歌を歌っていただきます」
ちひろ「そしてその歌がプロデューサーさんの心に一番響いた人が優勝というわけです」
P「毎度お馴染みですね」
ちひろ「見事優勝できた方には『プロデューサーを一日好きにできる券』を進呈します!」
P「もうツッコミませんよ」
ちひろ「前回の優勝はThis Loveを歌ったクラリスさんでした!」
P「なかなか情熱的に歌ってくれました」
ちひろ「券の使い道もクラリスさんらしかったですね」
P「みんなと一緒にご飯を食べる、だもんなぁ....」
ちひろ「でも楽しかったじゃないですか」
P「はしゃぎすぎだった感もありますけどね.....」
ちひろ「でも結局プロデューサーさんに奢ってもらっちゃいましたね」
P「はぁ、なかなか痛い出費だった.....」
ちひろ「すみません、ホントに...」
P「いいんですよ、なんだかんだで楽しかったですから」
ちひろ「私も参加させてもらっちゃって....」
P「もともとちひろさんとはご飯に行くって約束でしたからちょうどいいですよ」
ちひろ「....私はどっちかって言うと二人きりの方が」ボソッ
P「えっ、なんですか?」
ちひろ「なんでもありませんよ」
P「?」
ちひろ「まぁ、今回で最後ですしね」
ちひろ「それでは今回のプロデューサーさんへの賞品は....」
P「ああ、いいです」
ちひろ「えっ、いいですって、いらないんですか?」
P「はい、なんていうか最初はいやいやでしたけど最近は結構楽しくなってきてたし、アイドルたちの新たな一面を発見できるんで賞品とかは別にいいかな、と」
ちひろ「そ、そうですか、そう言っていただけるとなんだか.....」
P「それに毎回用意してもらうとちひろさんにも悪いですし」
ちひろ「べ、別に私は....その.....」
P「いいですって、無理しなくても」
ちひろ「む、無理なんて、あ、そうだ!じゃあ私が夕飯作りに行きますよ」
P「えっ、今日ですか?」
ちひろ「はい!プロデューサーさんに奢ってもらったお礼にってことで!」
P「ええっと、いいんですか?」
ちひろ「そりゃあもう!遠慮なさらずに!」
P「じゃあお願いしちゃおうかな....」
ちひろ「はい、楽しみにしておいてくださいね♪」
ちひろ「ではそろそろ始めましょうか」
P「今回もアニメ・特撮系ですか」
ちひろ「そうですね、このまま最後まで突っ走っちゃいます!」
P「なるほど」
ちひろ「一応しばりを変えちゃおうかと思ったんですけどここまで来たら行っちゃえと思って」
P「まぁ、最後まで来て急に変えるのもアレですもんね」
ちひろ「そういうことです!では一人目、お願いします!」
プシュー!!
ちひろ「最終回ってことでセットも気合入ってます!」
P「もう考えるのはやめるぞ.....」
?「プロデューサー、最初はアタシだよー★」
ちひろ「トップバッターは城ヶ崎シスターズの姉、城ヶ崎美嘉さんでーす!」
>>11
すいません..... 一応何を歌うかは決めてあるんで......
P「いつか来るかと思ってたけどやっぱり来たか.....」
美嘉「やっと予定が付いたからね♪」
P「とりあえず聞いとくけどアニメとか見るのか?」
美嘉「うーん、子供のころは見てたけど今ははっきり言って全然見ないんだよね、だから今から歌うやつも作品自体は全然知らないもん」
P「なるほどな」
ちひろ「じゃあ美嘉ちゃん、準備お願いね」
美嘉「ハーイ♪じゃあプロデューサー、アタシの歌しっかり聴いててね★」
P「ああ、思いっきり歌ってくれ」
ちひろ「さあ、どんなのが来るでしょうかね?」
P「楽しみです、いろんな意味で」
ちひろ「では、一番手の城ヶ崎美嘉さん、はりきってどうぞー!!」
♪〜
ちひろ「あっ、これはなんか聴いたことあります」
P「今やカラオケで歌われるアニソンの定番ですからね」
美嘉「世界の始まりの日 生命の樹の下で♪」
美嘉「くじらたちの声の遠い残響 二人で聞いた♪」
ちひろ「結構耳に残る曲ですね」
P「まぁ、一時期CMとかでよく流れてましたからね」
ちひろ「ちなみに作品自体はどういうものなんですか?」
P「深夜にやってたロボットアニメですよ」
ちひろ「ロボット....ですか」
P「まぁ、曲から入った人はたいてい驚くんです」
ちひろ「私はCMで聞いたところしか知りませんから....」
P「あなたと合体した〜いっていうやつなんですけど.....」
ちひろ「セクハラですよ....」
P「いや、ホントにそういう作品なんですって!」
美嘉「不死なる瞬き持つ魂♪」
美嘉「傷つかないで 僕の羽根♪」
美嘉「この気持ち知るため生まれてきた♪」
P「しかしなんていうか美嘉らしい選曲って感じですね」
ちひろ「どういうことですか?」
P「よく言えば堅い選曲ってことですよ、悪く言えば守りの選曲って感じになっちゃいますけど」
ちひろ「まぁ莉嘉ちゃんと比べれば慎重なのは美嘉ちゃんらしいですね」
P「あー、そうとも言えますね」
ちひろ「歌詞も美嘉ちゃんの心境を表してるんじゃないですか?」
P「うーん、そうですか?」
ちひろ「特にサビのところ」
美嘉「一万年と二千年前から愛してる♪」
美嘉「八千年過ぎた頃からもっと恋しくなった♪」
美嘉「一億と二千年たっても愛してる♪」
美嘉「君を知ったその日から僕の地獄に音楽は絶えない♪」
ちひろ「はい、美嘉ちゃんありがとうございましたー!」パチパチパチ
美嘉「どう?プロデューサー、可愛かった?」
P「ああ、とってもな」
美嘉「へへっ、嬉しいな.....」
P「美嘉はやっぱりカラオケとかで覚えたのか?」
美嘉「うん、友達といった時に歌ってたの聴いてね」
P「まぁ、予想通りって感じだな」
美嘉「あとさ、歌詞も結構気に入ってるんだ」
P「へぇー、どんなとこが?」
美嘉「一億年たっても愛してるってとこかな、純愛ってカンジじゃん?」
P「なるほどなぁ、美嘉にもそういう相手ができるといいな!」
美嘉「へっ?ああ、そうだね!っていうかもう近くにいたりするかも....」ボソッ
P「んっ、どうした?」
美嘉「な、なんでもないよ!」カアァァァ
ちひろ「そろそろいいですか?というわけで城ヶ崎美嘉さんでしたー!」パチパチパチ
美嘉「プロデューサー、ちゃんと判定ヨロシクね★」
P「ああ、安心しろ」
美嘉「アタシも聴いてていいんでしょ?」
P「ああ、もちろんだ」
美嘉「じゃ、じゃあさ、プロデューサーの隣に座ってもいい?」
P「んっ、別にいいぞ」
美嘉「う、うん....じゃあ失礼します.....」スッ
P「?」
ちひろ「鈍感ですねぇ....」
P「何がですか?」
ちひろ「なんでもありませんよ、さあ続いて参りましょう、二人目の方はこちら!」
プシュー!!
?「えへへっ、二人目は私だよ、プロデューサー♪」
ちひろ「二人目は遅れてやって来た最後のニュージェネレーション、本田未央さんでーす!」
P「未央が二人目か」
未央「えへへっ、ビックリした?」
P「ビックリってことはないけどアニメとか見るのか?」
未央「そんなに見るほうじゃないけど、興味あるのは見るよ」
P「ふーん、そんなもんか」
ちひろ「それじゃ未央ちゃん、スタンバイよろしくね」
未央「じゃあプロデューサー、私の歌、ちゃんと聴いててね♪」
P「ああ、しっかり歌って来い」
美嘉「未央ちゃんの歌ってなんだろ?」
P「うーん、予想できないな....」
ちひろ「それでは本田未央さん、お願いしまーす!」
♪〜
P「ほう、これはまた懐かしい....」
美嘉「アタシは聴いたことないなぁ.....」
ちひろ「私はかろうじて覚えてますよ」
未央「背中に耳をぴっとつけて 抱きしめた♪」
未央「境界線みたいな身体がじゃまだね どっかいっちゃいそうなのさ♪」
美嘉「初めて聴いたけど結構好きかも♪」
ちひろ「なんか独特ですよね、リズムというかなんというか.....」
P「急に早口になったり、スローになったりですね」
美嘉「ちひろさんも知ってるんだこの曲」
ちひろ「私が小学生くらいの時にヒットしたんだけど.....」
P「今はインディーズとかがメインですからね、この人」
美嘉「ってことは今でも活動してるんだ?」
P「おう、バリバリ現役だぞ」
未央「唇と唇 瞳と瞳と手と手♪」
未央「神様は何も禁止なんてしてない♪」
未央「愛してる 愛してる 愛してる♪」
ちひろ「それにしてもどうして未央ちゃんがこんな歌を知ってるんでしょう?」
美嘉「プロデューサー、これなんのアニメ?」
P「ああ、ジャンプでやってたやつだよ、最近実写化もされてたし」
ちひろ「ああ!そういえばそうですね」
美嘉「えっ、そんなのあったっけ?」
P「ほら、あれだよ、逆刃刀を使うやつ」
美嘉「ああ、あれってアニメになってたんだ」
P「こういう発言を聞くとジェネレーションギャップを感じるな.....」
ちひろ「まだ早いですよ、プロデューサーさん....」
未央「あたしまだ懲りてない 大人じゃわかんない♪」
未央「苦しくて せつなくて 見せたくて パンクしちゃう♪」
未央「そっぽ見て待ってるから ポッケの迷ってる手で ほっぺに触れて♪」
未央「恋してるチカラに魔法をかけて♪」
未央「太陽がずっと沈まないように♪」
ちひろ「はい、どうもありがとうございましたー!」パチパチパチ
未央「ふっふっふ、どうだったプロデューサー?」
P「上手だったよ、ところでなんで未央はこの曲知ってるんだ?」
未央「これ最近実写化されたでしょ、タケル君が出てるやつ」
P「ああ、やっぱりそっちから入ったのか」
未央「それが結構おもしろかったから、アニメはどんな感じかなと思って比奈さんからDVD借りて今見てるんだよ」
P「なるほどなぁ、しかしよくこんな難しい歌をチョイスしたな」
未央「ふふーん、プロデューサーをメロメロにするために頑張って練習したんだもん♪」
P「まっ、動機はともかくとして向上心があるのは感心だな」ナデナデ
未央「えへへっ、嬉しいな、もっと撫でて////」
P「はいはい」ナデナデ
ち・美(いいなぁ.....)
ちひろ「オホン、そこまでです!というわけで本田未央さんありがとうございましたー!」パチパチパチ
未央「じゃ、プロデューサーよろしくね♪」
P「ああ、しっかり判定させてもらうよ」
美嘉「お疲れ様ー、未央」
未央「みかねえ、アリガト♪」
ちひろ「プロデューサーさん、過度な御褒美は禁止ですからね」
P「何のことですか?」
ちひろ「ああいうボディタッチですよ、次からは禁止です!」
P「いや、べつに変な意図があるわけじゃ.....」
ちひろ「問答無用です!いいですね?」
P「は、はい....」
ちひろ「まったくもう、さてさて、気を取り直して三人目はこの方でーす!」
プシュー!!
?「次は私だよ、プロデューサー」
ちひろ「三人目はこの方、ニュージェネレーション最後の一人、渋谷凛さんでーす!」
P「もしかしてと思ったけど凛が三人目か」
凛「予想の範囲内ってこと?」
P「卯月、未央って来たからひょっとしてと思ってな」
凛「.....まあ、ご期待に沿えるよう頑張るよ」
ちひろ「じゃ、凛ちゃん、準備はいい?」
凛「大丈夫です、じゃ行ってくるよプロデューサー」
P「ああ、行ってこい」
美嘉「凛か、ちょっと強敵かもねー」
未央「しぶりんも一緒にカラオケ行って練習してたんだよ♪」
P「じゃあ練習の成果を見せてもらおうかな」
ちひろ(なんだか波乱の予感がする.....)
P「どうしました、ちひろさん?」
ちひろ「いえ、なんでもありませんよ、では渋谷凛さん、お願いします!」
♪〜
美嘉「あっ、これ好き!」
未央「しぶりん、ファイト!」
P「ほう、これは.....」
凛「どうせならもう ヘタクソな夢を描いていこうよ♪」
凛「どうせならもう ヘタクソで明るく愉快な愛のある夢を♪」
凛「『気取んなくていい かっこつけない方がおまえらしいよ』」
美嘉「さすがに上手いねー」
未央「しぶりん、頑張って練習してたんだよ♪」
ちひろ「これは結構最近のアニメですよね?」
P「割と最近の映画ですね、冒険モノですよ」
ちひろ「原作は小説でしたっけ?」
P「そうです、ただ結構長い話なんで、映画はかなり端折ったり話が変わってるんですよ」
美嘉「あれでも端折ってるんだ」
P「かなりな、でもあれはあれで面白いと思うぞ」
凛「辛い時 辛いと言えたらいいのになぁ♪」
凛「僕達は強がって笑う弱虫だ♪」
凛「淋しいのに平気な振りをしているのは♪」
凛「崩れ落ちてしまいそうな自分を守るためなのさ♪」
ちひろ「まゆちゃんありがとうございま―す!」パチパチパチ
まゆ「プロデューサーさぁん、どうでしたまゆの歌?」
P「ああ、上手だったよ、なんていうかその....感情がこもってて」
まゆ「うふふ、当たり前じゃないですかぁ、プロデューサーさんへの想いを込めて歌ったんですからぁ」
P「そうか.....ちなみにこのアニメを見たことってあるのか?」
まゆ「ないですねぇ、あくまでも曲しか知らないので」
P「まゆの年齢くらいじゃそんなもんか」
まゆ「でもこの歌詞はとっても共感できますよぉ」
P「ん、そうか?」
まゆ「プロデューサーさんもいつでもキョロキョロしてますからねぇ....」
P「いや、俺はさ......」
まゆ「わかってます、それがお仕事ですから」
まゆ「でもまゆはわかってますよぉ」
まゆ「最後はまゆだけを見てくれますよねぇ♪」
まゆ「うふふ....」
ちひろ「はい、佐久間まゆさんありがとうございました!」パチパチパチ
まゆ「プロデューサーさん、お願いしますねぇ」
P「ああ、きちんと審査するからな」
美嘉「お疲れ、まゆちゃん」
未央「やっぱ上手だね!」
きらり「まゆちゃん、ばっちし☆」
ゆかり「とてもお上手でした」
雪美「....気持ちが...こもってた....」
まゆ「ありがとうございます♪」
凛「.....ずいぶんと直接的だね」
まゆ「はっきり言わないと伝わらないこともありますからねぇ」
凛「ガツガツしすぎると嫌われちゃうよ?」
まゆ「意地を張ってると愛想尽かされちゃいますよぉ?」
凛「........」
まゆ「.........」
ちひろ「と、とにかく若干のハプニングもありましたが今回のプログラムはすべて終了です!」
ちひろ「本日の曲目は.....」
1、城ヶ崎美嘉 創聖のアクエリオン
2、本田 未央 1/2
3、渋谷 凛 決意の朝に
4、水本 ゆかり 月灯りふんわり落ちてくる夜
5、佐城 雪美 ハミングがきこえる
6、諸星 きらり ずっとBe with you
7、佐久間 まゆ ラムのラブソング
ちひろ「で、お送りしました!」
ちひろ「ではいよいよ最後となりました!プロデューサーさん、優勝者の発表をお願いします!」
美嘉「プロデューサー、お願い!」
未央「私だよ、私!プロデューサー!」
凛「信じてるよ、プロデューサー....」
ゆかり「精一杯歌いました.....」
雪美「....P...言わなくても.....わかって....?」
きらり「Pちゃん、きらりのことハピハピさせてくれゆー?」
まゆ「プロデューサーさぁん、選んでくれますよねぇ?」
P「はい!では発表します!」
P「優勝は.....」
ゴクリッ
P「>>102です!!!」
未央「うっそ!?私なの!?」
ちひろ「おめでとうございます、優勝は2番!本田未央さんでーす!」
美嘉「ゴメーン莉嘉、お姉ちゃん負けちゃったよー....」
凛「くっ、未央ならまあいい..かな...?」
ゆかり「はぁ...残念......」
雪美「...P....どうして....?」
きらり「ふぇぇ....Pちゃんのイジワルー☆」
まゆ「まゆ...じゃ...ない....?」
ちひろ「プロデューサーさん、ズバリ未央ちゃんの勝因はなんですか?」
P「うーん、非常に悩んだんですけども.....」
P「選曲が未央本人のイメージととてもマッチしていたこと」
P「そしてあの非常に難易度の高い曲を歌いこなしていたことって言うのがちょっと大きな要因だったかな、と」
ちひろ「なるほど」
P「がんばったな、未央!」
未央「えへへ....練習したからね」
P「今回はみんな本当に上手だった」
P「非常にレベルが拮抗していたから採点も難しかったけど、僅差で未央だ!」
P「でも本当に魅力的で一番を決めるのが苦しかった」
P「落ち込むなよ!たまたまこういう結果になっただけだからな!」
P「みんな最高だったぞ!!」
凛「......」
まゆ「.......」
美嘉「二人とも!顔が怖いってば!」
美嘉「勝負は勝負でしょ、仕方ないってば」
ゆかり「そうですよ、それに.....」
美嘉「プロデューサーだってウンウン悩みながら採点してたんだから」
美嘉「プロデューサーに失礼でしょ?」
きらり「むーん、凛ちゃんもまゆちゃんも元気だしてぇー!」
ゆかり「ほら、雪美ちゃんも」ギュッ
雪美「.....うん」ギュッ
凛「.....」
まゆ「.......」
凛「今回はこういう結果になっちゃったけど」
凛「次は負けないから」
まゆ「うふふ...」
まゆ「まゆのセリフですよぉ」
凛「でも今回だけは....」
まゆ「ええ..引き分けですねぇ」
美嘉「はぁ、まったくもう....」
ちひろ「では未央ちゃんには優勝賞品として『プロデューサーを一日好きにできる券』を進呈しまーす!どうぞ!」
未央「やったー!うれしー!ねぇねぇプロデューサー、コレいつ使ってもいいの?」
P「ん?まあ一応期限とかは特に設けてないからな」
未央「そっか....じゃあまだ使わないでおくね♪」
P「えっ、未央がいいならそれでもいいけど....」
未央「うん、まだいいや」
P「本当にいいのか?」
未央「うん、でも、いつか私がトップアイドルになったら.....」
未央「そのときに使わせてもらうからね!」
P「....ああ!楽しみに待ってるからな!」
未央「えへへ♪待っててね!」
ちひろ「よかったわね、未央ちゃん♪」
ちひろ「じゃあプロデューサーさん、ステージの方へどうぞ」
P「.....えっ?」
P「ちょ、ちょっと待って下さい、なんで俺がステージへ.....」
ちひろ「もちろんプロデューサーさんに歌ってもらうためですよ♪」
P「ええっ!?なんで俺が!?」
ちひろ「前に言ったじゃないですか」
ちひろ「『いつかプロデューサーさんに歌ってもらいます』って」
P「そういえば言ったような言わなかったような.....」
ちひろ「なんといっても最終回ですからね!」
P「うーん、まぁ最後だししょうがないか.....」
未央「へぇ、プロデューサーが歌うの?」
美嘉「あっ、聴きたい聴きたい♪」
凛「初めて聴くかも....」
ゆかり「楽しみです!プロデューサーさんの歌」
きらり「にょわー☆Pちゃんの歌はやく聴きたーい☆」
雪美「....楽しみ.....」
まゆ「まゆのために歌ってくださいねぇ」
P「何を歌えばいいのかな?」
ちひろ「しばりの範囲内なら何でもいいですよ」
P「じゃあ俺の好きなこの歌で....」
ちひろ「よろしいですか?ではプロデューサーさんのスペシャルステージです!どうぞー!」
♪〜
P「普通の人なんかにゃ なりたくない♪」
P「野球選手になって パイロットになって♪」
P「カッコいい車に乗って♪」
ちひろ「見事優勝できた方には『プロデューサーを一日好きにできる券』を進呈します!」
P「もうツッコミませんよ」
ちひろ「前回の優勝はThis Loveを歌ったクラリスさんでした!」
P「なかなか情熱的に歌ってくれました」
ちひろ「券の使い道もクラリスさんらしかったですね」
P「みんなと一緒にご飯を食べる、だもんなぁ....」
ちひろ「でも楽しかったじゃないですか」
P「はしゃぎすぎだった感もありますけどね.....」
ちひろ「でも結局プロデューサーさんに奢ってもらっちゃいましたね」
P「はぁ、なかなか痛い出費だった.....」
ちひろ「すみません、ホントに...」
P「いいんですよ、なんだかんだで楽しかったですから」
ちひろ「私も参加させてもらっちゃって....」
P「もともとちひろさんとはご飯に行くって約束でしたからちょうどいいですよ」
ちひろ「....私はどっちかって言うと二人きりの方が」ボソッ
P「えっ、なんですか?」
ちひろ「なんでもありませんよ」
P「?」
ちひろ「まぁ、今回で最後ですしね」
ちひろ「それでは今回のプロデューサーさんへの賞品は....」
P「ああ、いいです」
ちひろ「えっ、いいですって、いらないんですか?」
P「はい、なんていうか最初はいやいやでしたけど最近は結構楽しくなってきてたし、アイドルたちの新たな一面を発見できるんで賞品とかは別にいいかな、と」
ちひろ「そ、そうですか、そう言っていただけるとなんだか.....」
P「それに毎回用意してもらうとちひろさんにも悪いですし」
ちひろ「べ、別に私は....その.....」
P「いいですって、無理しなくても」
ちひろ「む、無理なんて、あ、そうだ!じゃあ私が夕飯作りに行きますよ」
P「えっ、今日ですか?」
ちひろ「はい!プロデューサーさんに奢ってもらったお礼にってことで!」
P「ええっと、いいんですか?」
ちひろ「そりゃあもう!遠慮なさらずに!」
P「じゃあお願いしちゃおうかな....」
ちひろ「はい、楽しみにしておいてくださいね♪」
ちひろ「ではそろそろ始めましょうか」
P「今回もアニメ・特撮系ですか」
ちひろ「そうですね、このまま最後まで突っ走っちゃいます!」
P「なるほど」
ちひろ「一応しばりを変えちゃおうかと思ったんですけどここまで来たら行っちゃえと思って」
P「まぁ、最後まで来て急に変えるのもアレですもんね」
ちひろ「そういうことです!では一人目、お願いします!」
プシュー!!
ちひろ「最終回ってことでセットも気合入ってます!」
P「もう考えるのはやめるぞ.....」
?「プロデューサー、最初はアタシだよー★」
ちひろ「トップバッターは城ヶ崎シスターズの姉、城ヶ崎美嘉さんでーす!」
>>11
すいません..... 一応何を歌うかは決めてあるんで......
P「いつか来るかと思ってたけどやっぱり来たか.....」
美嘉「やっと予定が付いたからね♪」
P「とりあえず聞いとくけどアニメとか見るのか?」
美嘉「うーん、子供のころは見てたけど今ははっきり言って全然見ないんだよね、だから今から歌うやつも作品自体は全然知らないもん」
P「なるほどな」
ちひろ「じゃあ美嘉ちゃん、準備お願いね」
美嘉「ハーイ♪じゃあプロデューサー、アタシの歌しっかり聴いててね★」
P「ああ、思いっきり歌ってくれ」
ちひろ「さあ、どんなのが来るでしょうかね?」
P「楽しみです、いろんな意味で」
ちひろ「では、一番手の城ヶ崎美嘉さん、はりきってどうぞー!!」
♪〜
ちひろ「あっ、これはなんか聴いたことあります」
P「今やカラオケで歌われるアニソンの定番ですからね」
美嘉「世界の始まりの日 生命の樹の下で♪」
美嘉「くじらたちの声の遠い残響 二人で聞いた♪」
ちひろ「結構耳に残る曲ですね」
P「まぁ、一時期CMとかでよく流れてましたからね」
ちひろ「ちなみに作品自体はどういうものなんですか?」
P「深夜にやってたロボットアニメですよ」
ちひろ「ロボット....ですか」
P「まぁ、曲から入った人はたいてい驚くんです」
ちひろ「私はCMで聞いたところしか知りませんから....」
P「あなたと合体した〜いっていうやつなんですけど.....」
ちひろ「セクハラですよ....」
P「いや、ホントにそういう作品なんですって!」
美嘉「不死なる瞬き持つ魂♪」
美嘉「傷つかないで 僕の羽根♪」
美嘉「この気持ち知るため生まれてきた♪」
P「しかしなんていうか美嘉らしい選曲って感じですね」
ちひろ「どういうことですか?」
P「よく言えば堅い選曲ってことですよ、悪く言えば守りの選曲って感じになっちゃいますけど」
ちひろ「まぁ莉嘉ちゃんと比べれば慎重なのは美嘉ちゃんらしいですね」
P「あー、そうとも言えますね」
ちひろ「歌詞も美嘉ちゃんの心境を表してるんじゃないですか?」
P「うーん、そうですか?」
ちひろ「特にサビのところ」
美嘉「一万年と二千年前から愛してる♪」
美嘉「八千年過ぎた頃からもっと恋しくなった♪」
美嘉「一億と二千年たっても愛してる♪」
美嘉「君を知ったその日から僕の地獄に音楽は絶えない♪」
ちひろ「はい、美嘉ちゃんありがとうございましたー!」パチパチパチ
美嘉「どう?プロデューサー、可愛かった?」
P「ああ、とってもな」
美嘉「へへっ、嬉しいな.....」
P「美嘉はやっぱりカラオケとかで覚えたのか?」
美嘉「うん、友達といった時に歌ってたの聴いてね」
P「まぁ、予想通りって感じだな」
美嘉「あとさ、歌詞も結構気に入ってるんだ」
P「へぇー、どんなとこが?」
美嘉「一億年たっても愛してるってとこかな、純愛ってカンジじゃん?」
P「なるほどなぁ、美嘉にもそういう相手ができるといいな!」
美嘉「へっ?ああ、そうだね!っていうかもう近くにいたりするかも....」ボソッ
P「んっ、どうした?」
美嘉「な、なんでもないよ!」カアァァァ
ちひろ「そろそろいいですか?というわけで城ヶ崎美嘉さんでしたー!」パチパチパチ
美嘉「プロデューサー、ちゃんと判定ヨロシクね★」
P「ああ、安心しろ」
美嘉「アタシも聴いてていいんでしょ?」
P「ああ、もちろんだ」
美嘉「じゃ、じゃあさ、プロデューサーの隣に座ってもいい?」
P「んっ、別にいいぞ」
美嘉「う、うん....じゃあ失礼します.....」スッ
P「?」
ちひろ「鈍感ですねぇ....」
P「何がですか?」
ちひろ「なんでもありませんよ、さあ続いて参りましょう、二人目の方はこちら!」
プシュー!!
?「えへへっ、二人目は私だよ、プロデューサー♪」
ちひろ「二人目は遅れてやって来た最後のニュージェネレーション、本田未央さんでーす!」
P「未央が二人目か」
未央「えへへっ、ビックリした?」
P「ビックリってことはないけどアニメとか見るのか?」
未央「そんなに見るほうじゃないけど、興味あるのは見るよ」
P「ふーん、そんなもんか」
ちひろ「それじゃ未央ちゃん、スタンバイよろしくね」
未央「じゃあプロデューサー、私の歌、ちゃんと聴いててね♪」
P「ああ、しっかり歌って来い」
美嘉「未央ちゃんの歌ってなんだろ?」
P「うーん、予想できないな....」
ちひろ「それでは本田未央さん、お願いしまーす!」
♪〜
P「ほう、これはまた懐かしい....」
美嘉「アタシは聴いたことないなぁ.....」
ちひろ「私はかろうじて覚えてますよ」
未央「背中に耳をぴっとつけて 抱きしめた♪」
未央「境界線みたいな身体がじゃまだね どっかいっちゃいそうなのさ♪」
美嘉「初めて聴いたけど結構好きかも♪」
ちひろ「なんか独特ですよね、リズムというかなんというか.....」
P「急に早口になったり、スローになったりですね」
美嘉「ちひろさんも知ってるんだこの曲」
ちひろ「私が小学生くらいの時にヒットしたんだけど.....」
P「今はインディーズとかがメインですからね、この人」
美嘉「ってことは今でも活動してるんだ?」
P「おう、バリバリ現役だぞ」
未央「唇と唇 瞳と瞳と手と手♪」
未央「神様は何も禁止なんてしてない♪」
未央「愛してる 愛してる 愛してる♪」
ちひろ「それにしてもどうして未央ちゃんがこんな歌を知ってるんでしょう?」
美嘉「プロデューサー、これなんのアニメ?」
P「ああ、ジャンプでやってたやつだよ、最近実写化もされてたし」
ちひろ「ああ!そういえばそうですね」
美嘉「えっ、そんなのあったっけ?」
P「ほら、あれだよ、逆刃刀を使うやつ」
美嘉「ああ、あれってアニメになってたんだ」
P「こういう発言を聞くとジェネレーションギャップを感じるな.....」
ちひろ「まだ早いですよ、プロデューサーさん....」
未央「あたしまだ懲りてない 大人じゃわかんない♪」
未央「苦しくて せつなくて 見せたくて パンクしちゃう♪」
未央「そっぽ見て待ってるから ポッケの迷ってる手で ほっぺに触れて♪」
未央「恋してるチカラに魔法をかけて♪」
未央「太陽がずっと沈まないように♪」
ちひろ「はい、どうもありがとうございましたー!」パチパチパチ
未央「ふっふっふ、どうだったプロデューサー?」
P「上手だったよ、ところでなんで未央はこの曲知ってるんだ?」
未央「これ最近実写化されたでしょ、タケル君が出てるやつ」
P「ああ、やっぱりそっちから入ったのか」
未央「それが結構おもしろかったから、アニメはどんな感じかなと思って比奈さんからDVD借りて今見てるんだよ」
P「なるほどなぁ、しかしよくこんな難しい歌をチョイスしたな」
未央「ふふーん、プロデューサーをメロメロにするために頑張って練習したんだもん♪」
P「まっ、動機はともかくとして向上心があるのは感心だな」ナデナデ
未央「えへへっ、嬉しいな、もっと撫でて////」
P「はいはい」ナデナデ
ち・美(いいなぁ.....)
ちひろ「オホン、そこまでです!というわけで本田未央さんありがとうございましたー!」パチパチパチ
未央「じゃ、プロデューサーよろしくね♪」
P「ああ、しっかり判定させてもらうよ」
美嘉「お疲れ様ー、未央」
未央「みかねえ、アリガト♪」
ちひろ「プロデューサーさん、過度な御褒美は禁止ですからね」
P「何のことですか?」
ちひろ「ああいうボディタッチですよ、次からは禁止です!」
P「いや、べつに変な意図があるわけじゃ.....」
ちひろ「問答無用です!いいですね?」
P「は、はい....」
ちひろ「まったくもう、さてさて、気を取り直して三人目はこの方でーす!」
プシュー!!
?「次は私だよ、プロデューサー」
ちひろ「三人目はこの方、ニュージェネレーション最後の一人、渋谷凛さんでーす!」
P「もしかしてと思ったけど凛が三人目か」
凛「予想の範囲内ってこと?」
P「卯月、未央って来たからひょっとしてと思ってな」
凛「.....まあ、ご期待に沿えるよう頑張るよ」
ちひろ「じゃ、凛ちゃん、準備はいい?」
凛「大丈夫です、じゃ行ってくるよプロデューサー」
P「ああ、行ってこい」
美嘉「凛か、ちょっと強敵かもねー」
未央「しぶりんも一緒にカラオケ行って練習してたんだよ♪」
P「じゃあ練習の成果を見せてもらおうかな」
ちひろ(なんだか波乱の予感がする.....)
P「どうしました、ちひろさん?」
ちひろ「いえ、なんでもありませんよ、では渋谷凛さん、お願いします!」
♪〜
美嘉「あっ、これ好き!」
未央「しぶりん、ファイト!」
P「ほう、これは.....」
凛「どうせならもう ヘタクソな夢を描いていこうよ♪」
凛「どうせならもう ヘタクソで明るく愉快な愛のある夢を♪」
凛「『気取んなくていい かっこつけない方がおまえらしいよ』」
美嘉「さすがに上手いねー」
未央「しぶりん、頑張って練習してたんだよ♪」
ちひろ「これは結構最近のアニメですよね?」
P「割と最近の映画ですね、冒険モノですよ」
ちひろ「原作は小説でしたっけ?」
P「そうです、ただ結構長い話なんで、映画はかなり端折ったり話が変わってるんですよ」
美嘉「あれでも端折ってるんだ」
P「かなりな、でもあれはあれで面白いと思うぞ」
凛「辛い時 辛いと言えたらいいのになぁ♪」
凛「僕達は強がって笑う弱虫だ♪」
凛「淋しいのに平気な振りをしているのは♪」
凛「崩れ落ちてしまいそうな自分を守るためなのさ♪」
ちひろ「まゆちゃんありがとうございま―す!」パチパチパチ
まゆ「プロデューサーさぁん、どうでしたまゆの歌?」
P「ああ、上手だったよ、なんていうかその....感情がこもってて」
まゆ「うふふ、当たり前じゃないですかぁ、プロデューサーさんへの想いを込めて歌ったんですからぁ」
P「そうか.....ちなみにこのアニメを見たことってあるのか?」
まゆ「ないですねぇ、あくまでも曲しか知らないので」
P「まゆの年齢くらいじゃそんなもんか」
まゆ「でもこの歌詞はとっても共感できますよぉ」
P「ん、そうか?」
まゆ「プロデューサーさんもいつでもキョロキョロしてますからねぇ....」
P「いや、俺はさ......」
まゆ「わかってます、それがお仕事ですから」
まゆ「でもまゆはわかってますよぉ」
まゆ「最後はまゆだけを見てくれますよねぇ♪」
まゆ「うふふ....」
ちひろ「はい、佐久間まゆさんありがとうございました!」パチパチパチ
まゆ「プロデューサーさん、お願いしますねぇ」
P「ああ、きちんと審査するからな」
美嘉「お疲れ、まゆちゃん」
未央「やっぱ上手だね!」
きらり「まゆちゃん、ばっちし☆」
ゆかり「とてもお上手でした」
雪美「....気持ちが...こもってた....」
まゆ「ありがとうございます♪」
凛「.....ずいぶんと直接的だね」
まゆ「はっきり言わないと伝わらないこともありますからねぇ」
凛「ガツガツしすぎると嫌われちゃうよ?」
まゆ「意地を張ってると愛想尽かされちゃいますよぉ?」
凛「........」
まゆ「.........」
ちひろ「と、とにかく若干のハプニングもありましたが今回のプログラムはすべて終了です!」
ちひろ「本日の曲目は.....」
1、城ヶ崎美嘉 創聖のアクエリオン
2、本田 未央 1/2
3、渋谷 凛 決意の朝に
4、水本 ゆかり 月灯りふんわり落ちてくる夜
5、佐城 雪美 ハミングがきこえる
6、諸星 きらり ずっとBe with you
7、佐久間 まゆ ラムのラブソング
ちひろ「で、お送りしました!」
ちひろ「ではいよいよ最後となりました!プロデューサーさん、優勝者の発表をお願いします!」
美嘉「プロデューサー、お願い!」
未央「私だよ、私!プロデューサー!」
凛「信じてるよ、プロデューサー....」
ゆかり「精一杯歌いました.....」
雪美「....P...言わなくても.....わかって....?」
きらり「Pちゃん、きらりのことハピハピさせてくれゆー?」
まゆ「プロデューサーさぁん、選んでくれますよねぇ?」
P「はい!では発表します!」
P「優勝は.....」
ゴクリッ
P「>>102です!!!」
未央「うっそ!?私なの!?」
ちひろ「おめでとうございます、優勝は2番!本田未央さんでーす!」
美嘉「ゴメーン莉嘉、お姉ちゃん負けちゃったよー....」
凛「くっ、未央ならまあいい..かな...?」
ゆかり「はぁ...残念......」
雪美「...P....どうして....?」
きらり「ふぇぇ....Pちゃんのイジワルー☆」
まゆ「まゆ...じゃ...ない....?」
ちひろ「プロデューサーさん、ズバリ未央ちゃんの勝因はなんですか?」
P「うーん、非常に悩んだんですけども.....」
P「選曲が未央本人のイメージととてもマッチしていたこと」
P「そしてあの非常に難易度の高い曲を歌いこなしていたことって言うのがちょっと大きな要因だったかな、と」
ちひろ「なるほど」
P「がんばったな、未央!」
未央「えへへ....練習したからね」
P「今回はみんな本当に上手だった」
P「非常にレベルが拮抗していたから採点も難しかったけど、僅差で未央だ!」
P「でも本当に魅力的で一番を決めるのが苦しかった」
P「落ち込むなよ!たまたまこういう結果になっただけだからな!」
P「みんな最高だったぞ!!」
凛「......」
まゆ「.......」
美嘉「二人とも!顔が怖いってば!」
美嘉「勝負は勝負でしょ、仕方ないってば」
ゆかり「そうですよ、それに.....」
美嘉「プロデューサーだってウンウン悩みながら採点してたんだから」
美嘉「プロデューサーに失礼でしょ?」
きらり「むーん、凛ちゃんもまゆちゃんも元気だしてぇー!」
ゆかり「ほら、雪美ちゃんも」ギュッ
雪美「.....うん」ギュッ
凛「.....」
まゆ「.......」
凛「今回はこういう結果になっちゃったけど」
凛「次は負けないから」
まゆ「うふふ...」
まゆ「まゆのセリフですよぉ」
凛「でも今回だけは....」
まゆ「ええ..引き分けですねぇ」
美嘉「はぁ、まったくもう....」
ちひろ「では未央ちゃんには優勝賞品として『プロデューサーを一日好きにできる券』を進呈しまーす!どうぞ!」
未央「やったー!うれしー!ねぇねぇプロデューサー、コレいつ使ってもいいの?」
P「ん?まあ一応期限とかは特に設けてないからな」
未央「そっか....じゃあまだ使わないでおくね♪」
P「えっ、未央がいいならそれでもいいけど....」
未央「うん、まだいいや」
P「本当にいいのか?」
未央「うん、でも、いつか私がトップアイドルになったら.....」
未央「そのときに使わせてもらうからね!」
P「....ああ!楽しみに待ってるからな!」
未央「えへへ♪待っててね!」
ちひろ「よかったわね、未央ちゃん♪」
ちひろ「じゃあプロデューサーさん、ステージの方へどうぞ」
P「.....えっ?」
P「ちょ、ちょっと待って下さい、なんで俺がステージへ.....」
ちひろ「もちろんプロデューサーさんに歌ってもらうためですよ♪」
P「ええっ!?なんで俺が!?」
ちひろ「前に言ったじゃないですか」
ちひろ「『いつかプロデューサーさんに歌ってもらいます』って」
P「そういえば言ったような言わなかったような.....」
ちひろ「なんといっても最終回ですからね!」
P「うーん、まぁ最後だししょうがないか.....」
未央「へぇ、プロデューサーが歌うの?」
美嘉「あっ、聴きたい聴きたい♪」
凛「初めて聴くかも....」
ゆかり「楽しみです!プロデューサーさんの歌」
きらり「にょわー☆Pちゃんの歌はやく聴きたーい☆」
雪美「....楽しみ.....」
まゆ「まゆのために歌ってくださいねぇ」
P「何を歌えばいいのかな?」
ちひろ「しばりの範囲内なら何でもいいですよ」
P「じゃあ俺の好きなこの歌で....」
ちひろ「よろしいですか?ではプロデューサーさんのスペシャルステージです!どうぞー!」
♪〜
P「普通の人なんかにゃ なりたくない♪」
P「野球選手になって パイロットになって♪」
P「カッコいい車に乗って♪」
21:21│モバマス