2014年07月09日
春香「料理しようかと思ったけど」
春香「まな板が無いなー」
春香「うーん」
春香「千早ちゃん知らない？」
春香「うーん」
春香「千早ちゃん知らない？」
千早「まな板なら捨てたわ」
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春香「え、なんで？」
千早「私の方が料理しやすいわよ」
春香「そんなことできるわけないよ！」
千早「やってみなさい、わかるから」
春香「うーん…じゃあ野菜からやってみるね」
春香「…お？」ﾄﾝ
春香「おお？」ﾄﾝﾄﾝ
春香「おーーーー？」ﾄﾝﾄﾝﾄﾝ
春香「すごいよ千早ちゃん！」
千早「ふふ、どんどん切っていいわよ」
春香「うん！切れ味抜群だよ！」
春香「じゃあ次はお肉を」
千早「あ、待って春香」
千早「お肉を切るならこう…」
千早「ふん！」ﾊﾞｷｯ
春香「うわっ腹筋が割れてる！」
千早「この上で切りなさい」
春香「腹筋と腹筋の境目で切ればお肉が丁度いい大きさに！」ﾄﾝﾄﾝ
春香「すごいよ千早ちゃん！」
春香「あっと言う間に料理できちゃった！」
千早「ふふ、いつもの御礼よ」
春香「千早ちゃん…」
千早「食べるわよ、春香」
春香「うん！」
春香「おいしい！」
千早「よかったわ」
春香「切れ方でこんなに味が変わるんだね！」
千早「ふふ…これから料理する時は私を呼びなさい」
春香「うん！………」
春香「って言いたいところだけどね千早ちゃん」
「千早ちゃんをまな板変わりに使いたくないな」
「えっ？」
「私の大切な友達だもん」
「春香…」
「捨てたまな板…とってきてもいいかな」
「ええ」
完
