2013年11月08日

トレ「モバPさんへのお弁当」

――――――――――――朝、トレ姉妹の家

トレ「よしっ、お弁当できた」

ベテ「おはよう」


トレ「おはよう姉さん、今日は早番だったの?」

ベテ「ああ、もう出るぞ」

トレ「朝食はそこに出来てるから食べて。あと、これ。お弁当」

ベテ「すまないな。ルキはどうした?」

トレ「まだ、ここには来てないみたい」

ベテ「寝坊か……仕方ないやつだ」

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ルキ「きゃー! きゃー! 遅刻遅刻!!」

ベテ「お前も今日は私と早番だろ。もう行くぞ」

ルキ「えええー! 待って! まだ朝ごはん食べてないよー!」

トレ「ルキ、お弁当。あと、おにぎりも握っておいたから向こうで食べなさい」

ルキ「ありがとう! お姉ちゃん!」

ベテ「早くしろ! 行くぞ!」

ルキ「待ってってば!!」

トレ「ふふふ、行ってらっしゃい」
トレ「後は私のお弁当とマス姉さんの分だけか……」

トレ「あっ……そっか。マス姉さんは今日昼上がりだったわね」

トレ「お弁当余っちゃうわね……そうだ!」

トレ「Pさん……食べてくれるかな……」
――――――――――――昼、事務所

トレ(Pさん、いらっしゃるかしら?)

夏樹「おっ? トレさん? どうしたんですか?」

トレ「えっ!? い、いえ……そ、その……Pさんは」

夏樹「Pさん? ああ、今は拓海と撮影に行ってるよ」

トレ「そ、そう……」

夏樹「もう帰ってくるはずなんだけど」

トレ「そうなの……」

夏樹「ここで待ってたら来ると思うよ」

トレ「え、いや……私は……」

がちゃ

涼「腹減ったー……夏樹ー! ファミレス行こうぜー!」

夏樹「ファミレスって……この後、お前Pさんと仕事だろ?」

涼「待ってるんだけどさ、全然来ねえんだもん。先食っちゃおうぜ」

夏樹「んー、まあいいけどさ……」

トレ「……」
ばたーん


P「只今戻りました!!」

拓海「腹減った……飯くらい食わせろ……」

P「お前が着替えるのに手間取ってるからだろ! ったく」

夏樹「Pさーん、トレさんがお待ちだよ」

P「え? あっ! すみませんトレさん! どうしました?」

トレ「え?……あ、あの……大したことじゃないんですけど……」

P「?」

トレ「……そ、その……お昼……」

P「あっ! ちょっと待って下さい……涼! 拓海! どこ行くんだよ!」

涼「どこって……ファミレス。拓海も腹減ってるみたいだし」

拓海「めしー……」

P「そんな暇ねーよ! 時間20分押してるんだから、すぐ準備しろよ」

涼「ええええ! 昼飯は?」

P「そんなの後回しだ! 拓海も急げ!!」

涼「うそおん……」

拓海「めし……」

トレ「……」
P「すいません! お待たせしましたトレさん。ご用件とは?」

トレ「あ、あ、あの……」

P「?」

トレ「い、今はいいです……が、頑張ってきてください」

P「ありがとうございます! 行くぞ、涼、拓海」

涼「おにー! あくまー!」

拓海「めし!」

P「はいはい。明日、昼飯奢ってやるから。行くぞ」


ばたん


トレ「はぁ……」

夏樹「慌ただしい連中だったな……さて、1人で飯でも行くか」

トレ「あっ! あの、夏樹ちゃん?」

夏樹「??」
――――――――――――昼、休憩室

夏樹「おわあーっ! すんげー弁当!!」

トレ「遠慮しないで食べてね」

夏樹「それじゃあ、遠慮なく。いただきまーす」

トレ「ふふふ、どうぞ」

夏樹「うわっ! 超うめえ!!」

トレ「お口にあうかしら?」

夏樹「こんなに美味いのは久々だよ! すげーな、トレさんは」

トレ「ありがとう」

夏樹「でも、トレさんって弁当いつも余分に作るの?」

トレ「えっ?……それは……その」

夏樹「……ふーん。じゃあさ、明日リクエストしていい?」

トレ「えっ?……う、うん、いいわよ」
――――――――――――翌日、事務所

トレ「こんにちは」

夏樹「おっ! トレさん、ちょうど良かった」

トレ「じゃあ、これお弁…」

夏樹「ああ、ちょっと待ってて。もうすぐだから」

トレ「……?」

ばたん

P「ただいま帰りました!」

涼「疲れた……」

拓海「めしー…」


夏樹「おいでなすったな」
涼「さて、P。約束だぞ。今日の昼飯おごってくれんだろ?」

P「うっ!……覚えてたのか……」

拓海「めし! めし!」

夏樹「あー、ちょっと待った。涼、拓海、これからレコーディングの打ち合わせやるぞ」

涼「え? なにそれ? そんなの聞いてないよ!」

拓海「めし!」

夏樹「メシなら打ち合わせやりながらでもできるだろ」

涼「でも、Pに奢ってもらわないと」

夏樹「いいからいいから、ほら、拓海も行くぞ」

涼「おに! あくま!」

拓海「めしー!」

夏樹「というわけで、トレさん。昼飯はまた今度な!」
トレ「え?……あっ! 夏樹ちゃん……」

ばたん

P「やれやれ……それじゃあ、僕はコンビニにでも」

トレ「あ……あの、Pさん!」

P「はい?」
――――――――――――休憩室

P「うおおおっ! すごい豪勢な弁当!!」

トレ「ごめんなさい……差し出がましいことしちゃって」

P「とんでもない! 本当に僕が食べていいんですか?」

トレ「は、はい!……どうぞ」

P「いただきますっ!……うおおおおっ! 美味すぎる!!」

トレ「そ、そんな……褒めすぎですよ」

P「いえいえ、お世辞じゃないです! ほんとうに美味い!」

トレ「そ、そうですか?」

P「うんうん、特にこのきんぴらと筑前煮! 僕の大好物なんですよ!」

トレ(えっ……それは夏樹ちゃんがリクエスト…………まさか!)

P「こんなに美味い弁当食えるなんて幸せだ」

トレ(もう…………ありがとう、夏樹ちゃん)
P「ふーっ……食ったぁ。ごちそうさまでした!!」

トレ「ご飯粒も残さず食べてくれるなんて……嬉しいです」

P「残すなんてもったいないことできませんよ」

トレ「もしかして、少し足りないんじゃないですか?」

P「まあ……まだ食べられますけどね。でも、心は満腹です」

トレ「も、もうっ……Pさんたら」

P「本当に美味しかったです。午後も頑張れますよ」

トレ「……よかった」

P「さて、それじゃあ……」
トレ「あ、あのっ! Pさん!!」

P「はい? どうしました?」

トレ「……あ、明日」

P「?」

トレ「明日は……ちょっと大きいもの作ってきますね」

P「本当ですか! やったー!」



トレ(明日もお弁当……食べてもらえる……やった!)




おわり
これで終わりです
噂によると贈り物倉庫にトレさんを閉じ込めてるPには弁当は作って貰えないらしい


たぶん

07:53│モバマス 
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