2013年11月08日

小梅「……ひゃ、100円しか…ない……」

幸子「どうしたんですか、白坂さん? カワイイボクが悩みを聞いてあげますよ!」

小梅「こ、輿水さん……ありがとう…」

幸子「ボクのカワイさの秘訣ですか!?」ドヤァ


小梅「もうすぐ……輝子さんの誕生日…。だけど…お金が……」

幸子「スルースキルが高いですね!」

小梅「………うん」

幸子「確か6月の初旬ですよね」

小梅「うん……でも、お金は…」

幸子「……100円…。流石にボクがカワイイといっても無理がありますね…」

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幸子「白坂さんの家はお小遣い制ですか?」

小梅「う、うん……今月は、これ……」ドッサリ

幸子「なんですか、これ……世界の怪談特集DVD 〜もう貴方は眠れない〜…?」

幸子「ものすごい量ですけど、いくらしたんですか?」

小梅「…ぜ、全15巻……3万円…!」フンス

幸子「高すぎますよ……」

小梅「来月のお小遣いも……前借して買っちゃった…」

小梅「……み、みんなで見ようと、思って…」グスン

幸子「…………みんなっていうのは……」

小梅「……輝子さんと……ぷ、プロデューサーさん……」

幸子(プロデューサーさん、ご愁傷様……)
幸子「それが原因で、お金がないと」

小梅「うん……」

幸子「そうだ、こういうのはどうでしょう?」

幸子「事務所のみんなと、物々交換を繰り返して価値を上げていくんです!」

小梅「…そ、それ知ってる……わらしべ長者…?」

幸子「それです!」
幸子「何か要らないものがあれば、それを欲しがってる人とトレードしましょう」

幸子「ボクも手伝いますから、きっと上手くいきますよ」

小梅「……輿水さん……あ、ありがと………」

幸子「幸子でいいですよ。ボクはカワイイので!」

小梅「うん……さ、幸子さん…えへへ………」

幸子「さぁ行きますよ、小梅さん!」

小梅「あっ……うん…!」

小梅(……名前で…呼んでくれた…)
〜翌日〜

幸子「さて、持ってきましたか?」

小梅「……うん…これ」

幸子「わざわざ小梅さんの家まで行った甲斐がありました」

幸子「これは需要も高いですよ!」

小梅「…こ、交換してくれる人、いるかな……?」

ドア「」ガチャリ

蘭子「闇に飲まれよ!(おはようございますっ!)」

小梅「お、おはよう……ございます…」

蘭子「我に恐れをなしたか(敬語は使わなくていいですよ)」

小梅「あ、はぃ………」
幸子「いきなり大当たりを引きましたね!」

蘭子「天の巡りに感謝を捧げ祝詞を上げよ(何かご用ですかー?)」

幸子「これを見てください」ヂャラン

蘭子「これは……」

小梅「……フェザーの、ストラップ……」

蘭子「」ズキューン

小梅「……お、お仕事の時貰ったけど…スカルの方が好き……」

幸子(すごい禍々しいんですが)
蘭子「我に捧げよ、それは凡俗の徒には持て余す代物よ(おいくらで譲ってもらえますか!?)」

小梅「……お金じゃなくて…な、何かと交換して欲しい……」

蘭子「ふむ……刻の巡りに身を任せ運命の歯車を噛み合わせよ(えっとぉ…ちょっと待ってくださいね)」ゴソゴソ

幸子(蘭子さんが私服の真っ黒で羽とかアクセサリがいっぱいついた鞄からは)

幸子(一体どのようなものが飛び出してくるのか!?)

幸子(今、その手に捕まれた物が鞄から頭を出しました!)

幸子(少しずつ全貌が明らかになって行きます……白い、白い何かです!)

幸子(白くてふわふわとしていて……これは猫のぬいぐるみだあああああああ!!」

小梅・蘭子「」ビクッ
蘭子「ど、どうしたんですか……?(黄昏と闇が邂逅し世界は混沌へと包まれた)」

幸子「ご、ごほんっ! 気にしないでください!」

小梅(……どうしたんだろ……?)

幸子「なかなかいい物じゃないですか? 小梅さん」

小梅「……こ、これと交換で………本当に、いいの…?」

蘭子「欠けた月に価値を見出そうなど、無意味なことよ(私はぬいぐるみとか、あまり持たないので)」

蘭子「凡夫の奉納せしめん餌……知れたこと(クレーンゲームで取ったんですが……置き場に困ってて)」

小梅「……ありがとう……じゃあ、これ…」

蘭子「永遠の棺(交換成立、ですねっ)」

蘭子「再び見えぬことを…(それじゃあお仕事行って来ますね!)」

幸子「はい、行ってらっしゃい」

小梅「……また、ね…」
幸子「いやぁ、初回から良い感触ですよ小梅さん!」

小梅「……えへへ…うれしい……」

幸子「200%くらいのレートじゃないですか?」

小梅「…………ちょ、ちょっと悪かった、かな……?」

幸子「お互い納得の交換ですから、何も問題ないですよ」

小梅「う、うん…ありがと……」

幸子「次に行きますよ、次」
幸子「猫のぬいぐるみが好きそうな人って言うと、諸星さんとかでしょうか?」

小梅「さ、佐城さんも……好きそう…かも……」

幸子「割とみんな好きそうですね。一部の人を除いて」

小梅「……木村さん………とか…」

幸子「あと向井さんとかは、好きじゃなさそうですね!」

ドア「」ガラッ

拓海「おーっす」

拓海「まだあんまり来てねーんだな、あの野郎も来てねーじゃんか」

小梅「……お、お、おはよう………ございまひゅ……」

幸子「お、おはようございます! 今日もボクはカワイイですね!」

拓海「あ? 何言ってんだよ…」
幸子「どどど、どうしますか? いきなりダメそうな人が来ちゃいましたよ」ヒソヒソ

小梅「…うん……。……次の人……まとう………」ヒソヒソ

拓海「今回の仕事もひどいよな、アレ!」

幸子「今回の仕事ってテーマパークのお仕事の話ですか?」※書いてる当時

拓海「そうだよ……。あの野郎、遊園地内連れ回したかと思えばいきなりライブバトルさせやがって…」

幸子「ボクも大変な目にあいましたね…………」

拓海「ホントあいつには一回本気で………ん? 何だ、それ?」

小梅「………あ……こ、これは………」
拓海「…………ちょっと、見せてみろ…………」

小梅「ひッ……! ひゃ、ひゃい!!」テワタシ

拓海「これは………ッ!」マワリヲミワタス

幸子「て、てて、敵襲ですか!? グループ?とか派閥?とかの闘争ですか!?」

小梅「…お、お、落ち着いて……幸子さん…」

小梅(あ、あれっ………?)

拓海「…………ヵ…ぃぃ……」ボソッ

幸子「どどどどうしましょうボク武術とか喧嘩とか全然駄目であばばばば」

幸子「と、と、とりあえず小梅さんは奥に逃げてください!」

小梅「……ち、違う………」

拓海「かわいい!!」

幸子「」ビクッ
拓海「なんだこの可愛さは!」クワッ

幸子「や、やめてください揺さぶらないでくださいしんでしまいます!」ブンブン

小梅「………し、失礼かもしれないけど………意外……」

拓海「あッ! あれだよこれはそのっ……」ワタワタ

拓海「…………他の奴らには、絶対に言うなよ……」

幸子「わ、わわ、分かりましたからやめてぇっ」ブンブン

拓海「わ、悪い」パッ

幸子「ぐへっ」バタン

小梅「…………こ、これ……気に入り…ましたか……?」

拓海「べ、別にそういうわけじゃない……けど」
小梅「………けど……?」

拓海「し、仕方ねーから、買い取ってやるよ……」

幸子(あっ……)

小梅「……お、お金じゃ…なくって……」

拓海「あ? どっかにカチコミに行けって? いいぜ……」スクッ

小梅「ち、違う……!」

拓海「お?」

小梅「…………物々交換、してる……。ほ、他の物と、交換……して欲しい……」
拓海「そう言うことなら……」ガサゴソ

幸子(ポケットの中まさぐってますよこの人……)

拓海「こいつでどうだ?」バサッ

小梅「………こ、これは……」

幸子「……グローブ……?」

拓海「あァ。新品だしよ、それなりの物だぜ?」

小梅「……う、うん…じゃあこr「ちょーっと待ってくださいね!」」

幸子「どうするんですか! こんな需要がどこにあるかもわからない物と交換して!」ヒソヒソ

幸子「いいですか、値段が高い物でも次に繋げられなかったらしょうがないんですよ?」ヒソヒソ

小梅「……わ、わかった………」ヒソヒソ
小梅「…ご、ごめんなさい………やっぱりこの話は「よっ! あんまりいねーな!」」

幸子「あ、夏樹さん。おはようございます」

拓海「!!!」サッ

夏樹「すっげー良い天気でさ! 仕事がなけりゃツーリングでも行きたいな!」

夏樹「あれ? 拓海、どうした?」

拓海「ッんでもねーッつの!! オラ、あっちいけあっち!」

夏樹「そう言われると行きたくなくなるよなー」ニヤニヤ

幸子(向井さんもタジタジですね……さすが夏樹さんです)
夏樹「拓海、もしかしてこの子らと仲良くなったのか?」

拓海「!!! あぁもちろん、な? 二人とも?」メクバセ

幸子「……ええ! ええ! そうです!」

小梅「………な、仲良く……うれしい………」

夏樹「そっか! そりゃ良かったよ!」

拓海「じゃあ、アタシは仕事の準備あるから!」スザッ

小梅(……はやい……)

幸子(というか了承してない交換を成立させられてしまいましたね)

夏樹「どうしたんだ? あいつ……」

幸子「べ、別に何もないと思いますよ!」
夏樹「ま、いっか! それより二人は何してたんだ?」

小梅「…………わ、わらしべ、長者……」

幸子「話すと長くなりますけど、今はこれになってます」サッ

夏樹「へぇー……。これ、拓海の物だろ?」

小梅「………そう、だけど……」

幸子「これは何なんですか?」

夏樹「グローブだよ、グローブ」

小梅「……それは、わかる…………」

幸子「サッカーとかのですか?」

夏樹「違う、違う。レーシンググローブだ!」

夏樹「バイクに乗るときの防護グッズの1つだな」

小梅「…………な、なるほど……」
夏樹「最近まで拓海の奴、こういうの適当だったから良いの買うように勧めたんだよ」

夏樹「逆に、だりーは初めての時から全身ガッチリ装備で固めてきてびっくりしたな」

幸子「えっ、でも多田さんは……」

小梅「……め、免許持って、ないはず……」

夏樹「そうだよ。サイドカー乗るだけなのにな! ハハッ」

幸子(目に浮かびますね……)

小梅「…あ、安全対策は、いいこと………」

夏樹「その通りだな!」

幸子「バイク乗る人には重要なアイテムなんですね」

夏樹「勿論! しかもこれはとびっきり良いヤツだ!」

夏樹「アタシも欲しいんだけど今在庫切らしてる店が多くってなー」
幸子(こ、これはチャンスですよ!)

幸子「小梅さん、是非交換してもらいましょう交換」ヒソヒソ

小梅「…で………でも、価値とか………わからない……」コソコソ

幸子「夏樹さんのことですから、きっと良いものと交換してくれますよ!」ヒソヒソ

小梅「……うん……。じゃあ……」ヒソヒソ

小梅「こ、こっ、これ………何かと……交換…して欲しい………」

夏樹「ホントか!」

小梅「…うん……。私が持ってても……つ、使えない……」

夏樹「そうだなー、じゃあこれとかどうだ?」コトン
幸子「あっ……これ、よくプロデューサーさんが飲んでるヤツですね」

小梅「……え、エナドリ………?」

夏樹「そうだ! でもただのエナドリじゃあない」

幸子「100倍濃縮エナドリって書いてありますね……」

幸子(とってもいかがわしいです!)

小梅「す、すごい……」

夏樹「今日から売りに出すらしいけど、ちょっとちひろさんの手伝いをしたら貰えたんだ」

幸子「ど、どんなお手伝いですか……?」
夏樹「なんか、『この封筒を絶対に開けずに15分でこの場所に届けて欲しい』ってさー」

小梅「……夏樹さんが……おつかい……」

幸子「それもしかしてどこかの地下室とかじゃありませんでした……?」

夏樹「おっ、よくわかったな! 幸子も頼まれたことあるのか?」

幸子「ないですけど……なんとなくです、なんとなく……」

夏樹「すっげー追い込まれたような顔して頼まれたら、断りにくくってよー」

小梅「……夏樹さん、や、やさしい………」

夏樹「んなことねーって! 止せよ、テレる」アセアセ
夏樹「で、これと交換はどうだ?」

小梅「………こ、交換、して……欲しい…」

幸子「そうですね、すごい需要ありそうですからね!」

夏樹「サンキュー! じゃ、これな」テワタシ

小梅「あ、ありがと………」テワタシ

夏樹「これで次の休みのツーリングも捗るなー」ベリッ

夏樹「付け心地もいい感じだ」ワシッワシッ

幸子「誰と行くんですか?」
夏樹「だりーだよ。最近はサングラスにハマってるらしくて毎回面白いんだ」

小梅「……サングラス………」

小梅「私は…………に、似合わなそう…」

幸子「面白そうですけど」

小梅「……ひ、ひどい……」

夏樹「二人も今度機会あったら連れてってやるからな!」

幸子「はい、楽しみにしてますね!」

小梅「…………夜の……や、山道が……いい………」

夏樹「……走りにくいから勘弁な!」
ドア「」ガチャリ

P「みんな、おはよう!」

小梅「………お、おはよう、ございます…」

幸子「おはようございます!」

夏樹「おーっす」

P「あれ? 今日はこれしか居ないのか」

小梅「……む、向井さんは…奥の部屋にいる……」

幸子「蘭子さんはもうお仕事に行っちゃいましたよ!」
幸子「こんなカワイイボクよりも後に来るなんて遅刻ですよプロデューサーさん!」ドヤァ

P「悪い悪い。遅刻した罰に今度また水滴らせてあげるからな」

幸子「お詫びになってません!」

夏樹「アハハ」

小梅「……みずも……したたる……いいさちこ……さん…」

幸子「小梅さんまで何言ってるんですか!」

P「まぁ今回のイベントはみんなも楽しめたようで何よりだよ」※アイサバテーマパーク

小梅「お化け屋敷……行けなかった………」ショボン
P「あ、ご、ごめんな? 今度連れてってやるから!」

小梅「…ほ、ほんと………?」パァア

P「もちろんだ!」

P(次回のイベントは断念しよう……)

幸子「プロデューサーさん、次のイベントはフェスですね!」

P「あ、ああ…そうだけど、どうした?」

幸子「そんなプロデューサーさんに」

小梅「………い、いいものが……あります………」コトッ
P「ん? なんだこれ?」

夏樹「100倍濃縮エナドリ!」

P「な、なんだってーッ!?」

幸子「これがあれば次回のイベントもバッチリですね!」

P「…………らだ……」

小梅「………え……?」

P「いくらだ! 言い値で買おう!!」

小梅「」ビクッ
夏樹「ちひろさんは、今日から売り出すとか言ってたよ」

P「なるほど……なぜそれを持っているかは、聞かない」

P「どうしたら、それを譲ってくれるかを、お聞きしよう」キリッ

小梅「……わ、わらしべ長者を……やってる…」

幸子「物々交換ってことですね!」

P「物かー……あんまり良い物は持ってないぞ?」ガサゴソ

P「今日のお昼ご飯にしようと思って買ったパンとかしかない……」

小梅「……い、今じゃなくても………」

P「おっ、これなんてどうだ?」ドサッ
小梅「…………本……?」

幸子「何かのカタログですね」

P「ああ! 長く付き合いさせて貰ってる仕事先のお偉いさんからのカタログギフトだ」

P「こっちはお世話になってるし贈るのが当然だけど、向こうもくれるんだよなぁ…」

幸子「でもギフトにしては時期が中途半端ですね」

P「結構若い人でな、この間結婚したんだよ。その時のお祝儀のお返しらしい」

小梅「……おめでたい…………」

夏樹「そういうステージで弾いてみたいな」

P「はは、俺の結婚式とか、お願いしたいな」

夏樹「………へぇ?」
小梅「……ぷ、プロデューサーさん……結婚……するの……?」

P「いつかは…………………………………」

幸子「し、仕方ないですね。ボクが引退するまで独り身だったら貰ってあげます!」

小梅「わ、私も…………」

P「はは、ありがとうな」ナデナデ

小梅「………う、うん……」

幸子「な、なでないでください!」

P「そのカタログ結構良い物もあるみたいでな。酒とかもなかなか高級酒があるんだが」

P「生憎あんまり飲めないし、食べ物と安物で満足しちゃうんだよな」
>>34

×食べ物と
○食べ物は

誤字すみません
幸子「それで持て余していた、と」

P「そうなる。だから交換してくれると有難い」

小梅「…………こ、これ…………いいかも………」ペラッ

P「おっ、何か早速いい物見つけたか?」

小梅「………うん……。これと、交換したい………」

P「サンキュー! じゃあこれは貰っていいか?」スッ

小梅「……ど、どうぞ………」

夏樹「おー、こうやっていったのか、わらしべ長者」

P「そういえば目標はどこまでなんだ? まさか家とか…」
小梅「………ううん、もう………これで、いい……」フンス

P「そうか、それは良かった」

ドア「」ガチャッ

ちひろ「おはようございます」

夏樹「おはよう」

幸子「おはようございます!」

小梅「…………お、おはよう……ございます………!」

P「おはようございます、千川さん」ファイティングポーズ
ちひろ「あれっ……そんな態度でいいんですかぁ?」

ちひろ「今日はこれ、発売日ですのに」チラッ

P「100倍濃縮エナドリ………ですよね」スッ

ちひろ「な、なぜそれをッ!?」

夏樹「あ、あはは……」

ちひろ「夏樹ちゃんね、漏洩元は!」

ちひろ「もー…びっくりさせようと思ったのに失敗しちゃった」

P「今回の特別ショップには含まれ「ません」」

ちひろ「含まれません」ニッコリ

P「鬼!悪魔!ちひろ!!」

小梅(…………ちょっと……かわいそう……)
ちひろ「でも、そんなプロデューサーさんに朗報です!」

ちひろ「なんとこの100倍濃縮エナドリ……お値段なんと、5000MCなんです!」

P「安い!!!! 200本くれ!!」

ちひろ「はーいっ! 毎度ありがとうございますー♪」

幸子(あれ……? 今回は良心的ですね)

ちひろ「それじゃあご用意しますから、奥の部屋で待っててくださいね」

P「はーい!」ガチャッ
夏樹「通常価格の半額とは、気前がいいね」

幸子「ボクもびっくりしてしまいました」

小梅「…………やす…………い……?」

ちひろ「んー、そうねぇ、ドリンクのお値段って何で決まるか知ってる?」

幸子「材料費ですか?」

ちひろ「残念。殆どが開発費とビンのお値段なの」

小梅「だから………安くできた……」

夏樹「仮にそうだとしても同じ量のドリンクを売った方が儲けにならないか?」
ちひろ「…………エナドリや、スタドリは、一気に飲み干さないと意味がないの」

幸子(あれっ……? いきなりオーラが黒く……)

ちひろ「それは、今回の商品も同じよ」ゲスガオ

小梅「……そ、それって………」

幸子「性能としては全回復1回しかしないから、通常エナドリと一緒じゃないですか!」

夏樹「あー……これは、あれだな」

幸・夏「鬼!悪魔!ちひろ!!」

小梅「…………こわい………」

ちひろ「てへっ☆」


おわり
〜おまけ〜

幸子「それで、どれにしたんですか?」

小梅「……え、えっと………これ……」

幸子「高級松茸セットですか」

小梅「うん……。よ、喜んでもらえるかな……?」

幸子「大丈夫ですよきっと!」

幸子「それにしても1つのストラップから松茸セットまで行くとは……」

幸子「ボクのカワイさは罪ですね!」
小梅「……う、うん……。手伝ってくれて…ありがと……幸子さん……」

幸子「いいんですよ!」

小梅「………お礼……じゃ、ないけど……」

小梅「い、一緒に………これ……見よ………?」ドサッ

幸子「こ、これは…………」

小梅「うん……! DVD……幸子さんと、輝子さんと、ぷ、プロデューサーで……みたい……」

幸子「え、ええ、もももちろんいいですよ! ボクはカワイイので!」

小梅「…………よかった………」パァア

幸子(無心になる修行でも積んでおきますかね……。座禅とかですか…?)


おわり
これにて終了です

レスしてくださった方、読んでくださった方ありがとうございました!

また書かせてもらおうと思うので、その時はよろしくお願いします
>>50

画像ありがとうございます!

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