2013年11月08日

モバP「BARシンデレラガールズ」

モバマスのSSです
漫画「バーテンダー」の影響を受けています

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1368624107


----とある事務所

千川ちひろ「ふぅ、これで今日のお仕事も終了っと」

私の名前は千川ちひろ。とあるアイドル事務所で事務員として働いている

ちひろ「プロデューサーさんは先に帰っちゃったし、私も帰ろうかな」

川島瑞樹「あら、ちひろさん、お疲れさま。今日はもう帰るのかしら?」

そう言って声をかけてきたのは川島瑞樹さん。うちの事務所のアイドルだ

ちひろ「はい、そうです。川島さんも今からお帰りですか?」

川島「えぇ、そのつもりだったのだけど……」

ちひろ「?」

川島「よかったら今から飲みに行かない?少し相談したいことがあるの」

そう言った川島さんの表情はいつもより落ち込んでいるように見えた
>>2
そこは大丈夫です
今回はやりませんが、未成年にバーでノンアルコールカクテルを飲ませるのもアウトでしょうか?
ちひろ「どこに行きましょうか?」

川島「出来れば静かなところがいいわねぇ」

そんなことを話しながら歩いていると見慣れないバーを発見した

ちひろ「BARシンデレラガールズ?こんなところにお店あったかしら……」

川島「新しく出来たのかしら?入ってみましょう?」

ギィ…

モバP「いらっしゃいませ」

ちひろ「!?」


川島「2人だけど大丈夫かしら?」

モバP「どうぞ、こちらへ」

ちひろ(あれ!?あれってプロデューサーですよね!?)

川島「ちひろさん?どうかしたの?」

ちひろ「い、いえ、なんでもないです……」

ちひろ(川島さんは全く気づいてないみたいだ……)

川島「いい雰囲気のお店ね……まずは軽めの一杯をもらえるかしら」

ちひろ「あ、私も同じ物でお願いしますっ」


--数分後

カラン
ちひろ「それで今日はどうしたんですか?相談したいことって……」

川島「最近悩んでいることがあってね……プロデューサーには心配をかけたくないし……」

ちひろ「ふふっ、私で良ければ話を聞きますよ」

川島「ありがとう、ちひろさん……」

川島「それでね、相談事なんだけど……」

川島「私って最近 ネ タ キ ャ ラ と し て みられてないかしら……」


川島「私が考えていたアイドルとしての姿と違う気がするのよ……」

ちひろ「え、えーと……」

私に否定は出来なかった

最近ウェブ上では川島さんの顔写真を合成する『kwsmコラ』なるものが流行っており
『わかるわ』というワードは流行語大賞にノミネートされたほどだ

川島「はじめの頃は思ってたのよ、まだまだ若い子には負けないわって」

川島「そのためにアンチエイジングだって頑張ったわ!」

川島「なのに全部ネタにされて…『わかるわ』なんて一度しか言ってないのに…!」

川島「わからない、わからないわぁっ……」グスン

ちひろ(こういうところがウケるんだろうなぁ……)


川島さんのコラ画像が出回っているのは知っていた

しかし、本人が気にしていないと言っていたこと、知名度の上昇が狙えることから事務所では何の対策もしなかった……

本人は気にしていない風に装っていたが、本心では気にしていたのだろう……

番組で『わかるわ』と言わされているときは、どんな気持ちだったのだろう……

川島「ごめんなさいね、こんな話をしちゃって。ふふっ、今のは忘れてちょうだい」クイッ

川島「バーテンダーさん、最後に何か一杯いただけるかしら……」

そう言って悲しげな表情を浮かべる彼女に対し、私はどんな声をかけられるだろう……


スッ

モバP「どうぞ」

川島「ありがとう」ゴクッ

川島「!」

川島「あまり飲みなれていない味だけど、美味しいわ! これなんてお酒なの?」

モバP「申し訳ございません、こちらにはまだ名前がないのです」

ちひろ「?」

モバP「あなたのために作りましたオリジナルカクテルですから……川島瑞樹様」

川島「! 私のことを知ってるの?」

モバP「実はファンでして」

ちひろ(というかプロデューサーですからね)


川島「ありがとう、嬉しいわ。私のためにカクテルまで作ってくれて」

モバP「失礼ながら先ほどのお話は聞かせていただきました。このカクテルはあなたをイメージして作った物です」

川島「私をイメージして……?」

ゴクッ

川島「舌がぴりっとするような独特な味わい……」

川島「でも喉をすっと通って体が熱くなるような、元気が湧いてきそうな味わいね……」

モバP「お酒といってもその味わいは様々です」

モバP「ですが、共通しているのはどのお酒もその味を愛してくださっている方が存在するということです」

モバP「川島様、あなたにはあなただけの魅力があり、それを愛してくださっている方々がいるのです」

モバP「私も、あなたの笑顔からいつも元気をいただいていますよ……」ニコッ


川島「えぇ、そうね……ファンの皆はいつも笑顔で声をかけれくれていたわ……」

川島「私には私の魅力がある。分かっていたはずなのに、忘れちゃっていたわね……」

ちひろ(そういった川島さんの横顔にはもう落ち込んでいる様子はありませんでした)

川島「バーテンダーさん、ありがとうね!」

川島「アイドルミズキ復活よ!これからも私のこと、応援してね!」

モバP「はいっ!」

----ずっとそばで応援していますからね

………
……




……
………

ラジオ「ハートは嘘を、つけない♪わかる〜わ〜♪」

今日も川島さんは絶好調のようだ

あの日以降、川島さんはふっきれたようでアイドル業にも磨きがかかっている

もう心配はないようだ





一方、私の方はというと新たな悩みが増えてしまった

後日、もう一度あのお店へ行こうとしたのだが、いくら探しても見つからなかったのだ
お店はまるで夢であったかのように消えてしまっていた……

プロデューサーに尋ねてみても、頭の心配をされるだけだった。ちくしょう

でも私は焦っていない

また近いうちにあのお店に出会える予感がするからだ

おわり


というわけで短いですが終了です

HTML化の依頼してきます

最後にまとめてになりますが、色々と書き込んでくださった皆様ありがとうございます

もうちょっと法律の勉強してきます!
>>19
SSを書きたくなったきっかけが、シンデレラというノンアルコールカクテルを漫画で見つけたことでして
その漫画の台詞に
「バーでお酒を飲めない人はパーティーに行けないシンデレラのようだ
でももし、お酒を飲めない人でも飲めるお酒が有ればその人はシンデレラのように輝けるのではないか」
といったものがありまして、これってシンデレラガールズにぴったりじゃん!と思った次第です

でも今考え直したら、お酒飲めない≠未成年なんですよね
ですので、自分も未成年をバーに連れて行くのは止めておこうと思います
貴重なご意見ありがとうございます


>>29
BBAシンデレラガールズ
「「「平均年齢60歳です!!!」」」

……いける!!

17:29│モバマス 
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