2013年11月09日

モバP「明日から休みだな」

ちひろ「はい、じゃあ明日から二日間お休みですね」

P「いやぁ、休みだなんて久しぶりですからね」

ちひろ「なにか予定はあるんですか?」


P「まあ、ちょっとね‥‥‥」

ちひろ「教えてくれないんですね‥‥‥」

P「すいません」

ちひろ「では明日のお花見には来ないということですか?」

P「はい、皆にも伝えておいてください」

ちひろ「わかりました、伝えておきます」

P「よろしくお願いします」

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翌日

P「‥‥‥髪、OK!服、OK!歯、OK!」

P「今日は久しぶりのデートだからな!」

公園

ちひろ「今日お花見に来て正解でしたね」

あい「桜もちょうど満開だからね」

薫「せんせぇ来れなくて残念だったね‥‥‥」

あずき「せっかくあずきの''お花見で大接近作戦''をしようとしてたのになあ‥‥‥」

早苗「まあいいじゃない、こうしてお酒を飲めるんだから!」

肇「ほどほどにしてくださいね」


その頃

P「‥‥‥もうそろそろかな‥‥‥」

???「おーい!」

P「お、きたきた!」

???「おはよー!いやーびっくりしたよいきなりPがお花見したいなんてさ」

P「おいおい、前から約束してただろ」

???「でもまあ、Pとなら楽しいしいいか!」

???「あ、そうそう。今日ね私お弁当作ってきたの!」

P「マジで!?聖來の弁当超楽しみ!」

聖來「今回のは自信あるから期待しててね」

P「もう昼だし、早く場所とって食べようぜ!」

聖來「はーい!」

聖來「はい、あーん」

P「あーん‥‥‥ホントだ美味しい!」

聖來「本当?よかった」

P「でもこの時期はたくさんひと来るな」

聖來「今がちょうど満開だしね」

P「ここ取れてよかったな」

「ねえねえ、みてみて!」

P「うん?」

P(どっかで聞いた声だな‥‥‥)

P「‥‥‥‥‥‥」

P(‥‥‥おい、まさか‥‥‥)

あずき「花びらすごく舞ってますね」

あい「子供はやっぱり元気なのが一番だな」

早苗「そんなことより早く座ろう!お酒が早く飲みたーい!」

肇「もうちょっと静かにしましょう?」


P「」

P(え!?嘘!?みんなもこっち来てたの!?)

P(あいさんに聞いた場所と全然違うんだけど!)

P(ってやべぇ!こっち来た!)

クルッ

聖來「どうしたのP?」

P「聖來」

聖來「な、なに?」

P「キスしよう」キリッ

聖來「はあ?いきなりなにを‥‥‥」

ガバッ

聖來「あ、ちょ」

チュー

聖來「!?!?」


あい「ははは‥‥‥ん?」クルッ

聖來「」チュ-

P「」チュ-

早苗「?‥‥‥わーお」クルッ

ちひろ「‥‥‥キス、してますね」

あずき「はわわわわわ/////」

肇「か、薫ちゃんは見ちゃダメ!////」

薫「えー、またかくれんぼ?」

早苗「あんなキスをここでしちゃうなんて‥‥‥」

早苗(ちょっと妬けちゃうわね‥‥‥)

あい「あのカップルをシメるような事はしないでくださいね」

早苗「そんなことはしないわよ」

あい(それにしてもあの首の後ろにかかってるネックレスのチェーンと後姿‥‥‥まさか‥‥‥Pくんじゃあないよな‥‥‥?)

聖來「っぷは」

P(久しぶりのキスは唐揚げの味でした)

聖來「ちょっとP!」

P「しっ!声が大きい」

聖來「いきなりキスなんてどうしたのさ?」

P「え?いや‥‥‥」

P「‥‥‥聖來の顔見てたらしたくなってきた」

聖來「‥‥‥本当?」

P「本当」

聖來「じゃあそういうことにしておいてあげる♪」

P(それにしても‥‥‥危なかった‥‥‥)



P「聖來、帰ろっか!」

聖來「え、でもまだ来たばっかりでしょ?」

P「俺の会社の人達が花見に来てる。ここで鉢合わせすると面倒くさいからさ、頼む!」

聖來「‥‥‥わかった‥‥‥じゃあ別の何かで埋め合わせしてよ?」

P「はいよ」

かちゃかちゃ

P「全部しまった?」

聖來「うん。もう車の中に全部入れておいたよ」

P「じゃあいくぞ!」

薫「あ、せんせぇだ!」

P(嘘、もうばれた!?)


聖來「え、何?」

P「振り向くな!黙々と歩き続けろ!」

聖來「う、うん‥‥‥」

スタスタ

薫「せんせえ、待ってよー!」

スタスタ

薫「待ってってばー」

スタスタ

P(‥‥‥)

薫「せんせぇ!」

スタスタ

薫「‥‥‥待って‥‥‥」

スタスタ

聖來「‥‥‥凄く罪悪感出てきたんだけど‥‥‥」

P「‥‥‥俺も辛いよ‥‥‥でもここでバレると‥‥‥」
スタスタ

薫「‥‥‥グズッ」

P「ちょ」

薫「‥‥‥せんせぇ‥‥‥薫のこと嫌いになっちゃったの‥‥‥?」

薫「‥‥‥グズッ‥‥‥グズッ‥‥‥」

P「おおお!薫うう!ごめんよお!」

聖來「」

薫「あ、やっぱりせんせぇだ!」

P「え?」


聖來「ち、ちょっとP!」

薫「えへへ、薫の演技すごいでしょ!」

P「は?」

薫「あ、みんなだ!」

P「え?」クルッ

ちひろ「‥‥‥」

早苗「‥‥‥」

あずき「‥‥‥」

肇「‥‥‥」

あい「‥‥‥やっぱりか‥‥‥」

P「」

聖來「えっ、何この人達」

‥‥‥


P「‥‥‥まあ、そういうわけで俺は芸能事務所に勤めることになったんだ」

聖來「え、でも大手から内定貰ってたのに?」

P「こっちの方が面白そうだったからさ‥‥‥」

聖來「へぇ‥‥‥ホントは女の子に囲まれたかったからなんじゃないの?」ジトー

P「バ、バカいうなよ!俺は今も昔も聖來一筋だから!」

聖來「ほんとにー?」

P「ホントだから!」

聖來「‥‥‥じゃあそういうことにしておいてあげる♪」

P「聖來ぁ‥‥‥」

みんな(目の前でいちゃつかないでよ‥‥‥)

ちひろ「まさかPさんに彼女さんがいたなんて驚きですね‥‥‥」

早苗「だからといってあんな大胆なキスをして言い訳じゃないでしょ」

あい「‥‥‥流石の私も顔があつくなってしまったよ」

肇「水木さんも綺麗なお方ですね‥‥‥」

聖來「フフ、ありがとう」

あずき「Pさんたちは付き合ってどのくらいなんですか?」

P「え?もう10年くらいじゃないか?」

みんな「えっ」

聖來「なんだかんだで中学生の頃から付き合ってたもんね」

みんな「」

08:13│モバマス 
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