2013年11月10日

P「765プロの変な話」

ホラーとかホラーじゃないのとかを書いていく予定です

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小鳥「はい、はい……ええ、伝えておきます。それでは失礼します」


春香「何の電話だったんですか?」

小鳥「千早ちゃん、今日のレコーディングは長引いたけどその分大成功だったみたい。レコード会社の方もべた褒めだったわ」

春香「へえ、やっぱり千早ちゃんはすごいなあ」

P「ただいま戻りましたー。おっと、階段登れるか? ……ふぅ、改めてお疲れ様だったな千早。大丈夫か?」

千早「すみません、ありがとうございます。丸一日は中々疲れましたけれど、ドラマ撮影も勉強になる部分は多いですから」

おわり
伊織「これは心霊写真だわ!」

真「うわあ!? や、やめてよ伊織ぃ! そうやって怖がらせるのよくないよ!」

伊織「だって見てみなさいよ、ほらここ」

真「ええ? ……普通、だと思うけど。この間旅行に行った時の写真でしょ?」

伊織「ほら、あんたの肩に乗ってる手! 真っ白でとても人間の物とは……!」

真「ひい!? って、ん? ……あははは! 違うよ伊織、これ人の手じゃなくて軍手だってば」

伊織「え? ……確かに、そう言われてみればそんな風にも見えるわね」

真「でしょ? そうそうお化けなんて写らないよ、分かったらもう怖がらせようとするのはやめてよね」

伊織「はいはい、悪かった悪かった、
悪かったわよ」

真「ま、分かればいいんだよ。じゃあそろそろレッスン行こっか」

伊織「あ、ハンカチ落としたわよ。ん? これ軍手じゃない。はい」

真「え? ボク、軍手なんて持ってきてないよ?」

伊織「そんなわけないじゃない、今あんたのバッグから落ちたんだから」

おわり
亜美「ゆきぴょん、そんなにいっぱいヘアピン買うの?」

雪歩「うん……最近部屋の掃除してないからか、よくなくしちゃって」

亜美「へー、確かに最近休める時間もないもんねー。お? 警報?」

雪歩「強盗!? それともかかか火事!? に、逃げなきゃ!」

亜美「あー待ちたまえ、ゆきぴょん君……ふんふん、ほら。誤報だってアナウンスの人も言ってるよ。警報鳴ったらまず聞かなきゃ」

雪歩「う、うん。ごめんね、最近うちでもこういうの、あったから……」

亜美「うちって、ゆきぴょん家?」

雪歩「うん……泥棒が入ろうとしたみたいで、お庭の塀から警報がジリリリ、って」

亜美「うひゃー、ゆきぴょん家に忍びこもうなんて、命知らずな泥棒さんだねぃ」

雪歩「それでね、まだ遠くには行ってないだろうってお弟子さん達が街中探し回ったんだけど」

亜美「捕まえらんなかったんだ」

雪歩「うん、それでまだ何だか不安で……」

亜美「だいじょびだいじょび、その内すぐ捕まるって! だから今は今を楽しもうぜぃ! ほら涙拭いて拭いて!」

雪歩「う、うん……あれ?」

亜美「どったの?」

雪歩「昨日の夜、この鞄にお気に入りのハンカチ入れておいたんだけど……落としたのかな?」

おわり
貴音「このようなポーズでよいですか?」

響「うん、撮るぞー……オッケ! 次はこっちに座って!」

貴音「はい。どうでしょう?」

響「うーん、もうちょっと脚曲げてみて」

貴音「こうでしょうか?」

響「手、左手もうちょっと下にしてー」

貴音「こうですね」

響「うーん、顎あげてみてくれる?」

……

響「って風に撮りあいっこしたさー! 出版社に持って行ったら写真集になるレベルだぞ!」

美希「へー、見てみたいの! 貴音、いいよね?」

貴音「ふふ、ええどうぞ」

美希「どれどれー……あれ。響ー、これ写真取れてないよ? 動画になってる」

響「うぎゃー!? じゃあ自分、ずっと気付かないでビデオ回してたのか!? 恥ずかしすぎるー!」

美希「あ、でも結構よく撮れてるって感じ。椅子に座ってる貴音、美人さんな、の……? うーん、あれ?」

貴音「美希……どうしかしましたか?」

響「貴音ー! 写真撮れてなかったのは謝るからそんな怖い顔しないでよー!!」

美希「……うん、うん? あのこれ……えーっと……なんで? 貴音、五分ぐらいずっと瞬きしてないの」

おわり
真美「あずさお姉ちゃんの9:02pmはいつ聞いても惚れ惚れするねぃ……」

あずさ「ありがとう真美ちゃん、でも私は真美ちゃんの演歌調9:02pmも好きよ?」

真美「んえ? 真美、そんなの歌ったことないよ?」

あずさ「あら?」

P「こんな所にいたのか真美。この前言ってたアレンジカバーCDの詳細、少し決まったぞ。つっても曲は9:02pmってだけなんだけど」

おわり
ひとまずこれくらいで
思いついたらまた書いていきます
春香「ふあぁ……まだ2時か、もう少し寝よ……おやすみ私……」

春香「……」

春香「……眠れないなぁ。シャワー浴びよっと」

春香「ふんふんふふんふんふーん、ふふんふんふふーん……ふぅ、さっぱりした。さ、寝直し寝直し……」

春香「……」

春香「……眠れないよぅ。今何時……あれ? まだ2時って……嘘、シャワー浴びたし、寝付けなくてゴロゴロしてた時間だって……」

春香「……見間違えた、んだよね? 今度こそ本当におやすみっ」

春香「……」

春香「全然眠れない……軽くランニングでもしようかな」

春香「……はぁ、はぁ……ふぅー。シャワー浴びたのに無駄になっちゃった、あはは。でも、本当にそろそろ寝ないと……おやすみー」

春香「……」

春香「……」

春香「寝付けないなー……はぁ、ニュースでもチェックし、っ!?」

春香「2時、って。だって、嘘……? さっき見た時も、だって、おかしい!」

春香「……携帯、壊れた?」
春香「ってわけじゃないよね、目覚まし時計も2時……止まってるわけじゃないのに、なんで?」

春香「……リビングの時計も2時。もしかして、他の部屋も全部?」

春香「……」

春香「誰もいない、って……え? お母さんも、お、お父さん、どこに、え? え?」

春香「どうしよう、なんなんだろうこれ……プ、プロデューサーさんに、メール、してもいいのかな……」

春香「夜中、だけど……プロデューサーさん、ごめんなさいっ」

春香「えっと、えっと、返信、待ってる間に……く、車! ううん、靴っ。ランニングしてる間に出かけた、のかも」

春香「……ある。二人ともどこにも行ってないはず、なのに。なんで……プロデューサー、さん……!」

春香「ごめんなさい、電話、かけます……! プロデューサーさん、早く、早く出てください、早く!」

プツッ 現在電話に出ることが――――

春香「っ……あ、け、警察! 非常事態だから、だって、こんなの」

トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル

春香「なんで? なんで!? 出てよ、誰でもいいから、なんで、出てよぉ!!」

トゥルルル プツッ

春香「! もし、もしもし! もしもし!? あの、2時が、お父さんもお母さんもいなくなってて、それで……!」

プツッ ツー ツー ツー ツー

春香「時計が、だから、あ……ああ、う、うぅ……他の家の、人、人に、ぐす、助けてもら、わなきゃ」
春香「なんで、誰も……う、うう……!」

春香「……ぐす、ひっく、うぅ」

春香「もう、やだぁ……」

春香「ワケ、分かんないよ……なんで、こんな……!」

春香「……うぅ、ひっく、帰ろう」

春香「……」

春香「寝たら、きっと、これは夢で、いつも通りの朝で、だから、きっと大丈夫」

春香「……だよね」

春香「……」

春香「おやすみ、私」

春香「……」

春香「……ぐす」
春香「ふあぁ……お腹空いたなぁ、今何時……」

春香「……2時。まだ寝ておかなきゃ……もう少しおやすみ、私……」

春香「……」

春香「……っ、う、くう、ああ」

春香「やだ……なんなのこれ、意味分かんないよ……! 夢のはずなのに、なんでまだ、もうやだよぉ……!」

春香「ぐす、うう、っ、ひっく……けほ、ごほっ」

春香「ぐす……プロデューサーさん……」

トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル

春香「……プロデューサーさん、プロデューサー、さん……!」

プツッ 現在電話に出ることが――――

春香「ううっ……う、ぐす……ひっく、うぁあ……!」
春香「……ぁ、私……そっか、泣き疲れて……」

春香「……時間」

春香「やっぱり2時のまま、か。お腹空いたな」

春香「……ご飯にしよっ」

春香「もぐもぐ……みんな、どこに行ったんだろう」

春香「ドッキリじゃない、よね。全然朝にならないし。警察までは抑えられないと思うし」

春香「……もぐもぐ」

春香「秒針はちゃんと動いてるのに、分針はずっと2時のまま……偶然、家の時計全部が壊れてるだけ、とか」

春香「……はぁ、もぐもぐ」

春香「ごちそうさまでした」
春香「……夜、明けないなあ」

春香「もしかして、みんながどこかに行ったんじゃなくて私が……ううん、怖いこと考えるのはやめよ」

春香「時間は止まってる、電気は通ってる、ガスも水道も大丈夫……テレビは!?」

春香「これは映らない、のか。本当になんなんだろう」

春香「……ぐす、ずっとこのまま、なのかなぁ? そ、そんなのいやだなぁ……うう、ぐすん」

春香「……」

トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル

春香「……」

プツッ 現在電話に出ることが――――

春香「……はぁ。寝よ」
春香「本当なら、そろそろ事務所で取材受けてる時間……かな? 分かんないなぁ、全部2時だもん」

春香「……」

トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル

春香「……」

プツッ 現在電話に出ることが――――

春香「はぁ」

春香「……振付の練習、歌詞の暗記、数学のプリント。やらなきゃいけないこと、いっぱいあるのにな」

春香「……」

トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル

春香「……」

プツッ 現在電話に出ることが――――

春香「はぁ」
トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル

春香「……」

プツッ 現在電話に出ることが――――

春香「分かってるのに、なんでかけちゃうんだろう……今日はどうしようかな」

トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル

春香「やっぱり振付の確認はやっておいた方がいいよね、真たちよりかなり遅れ気味だし」

プツッ 現在電話に出ることが――――

春香「音程は自分でやるよりちゃんと教えてもらった方がいいから、後回しっと……あ、ご飯」

トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル

春香「またコンビニからカップラーメン持ってくるのは……うーん、高いし体にも悪いよね。でもスーパー開いてないし」

プツッ 現在電話に出ることが――――

春香「……気晴らしにクッキーでも作ろうかなあ」
春香「多分、そろそろ一週間経つよね」

トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル

春香「もしもーし、プロデューサーさーん。天海春香は今日も元気ですよー」

プツッ 現在電話に出ることが――――

春香「……はあ」

春香「……」

春香「あーあ……」

春香「……」

春香「ぐす……う、うぁあああ! わぁああああん!! あああああ!!」

春香「もうこんなのやだよぉ!! なんでこんなことになってるの!? プロデューサーさぁん! 千早ちゃぁん!!」

春香「お父さん、お母さん!!美希ぃ! 律子さんもあずささんも貴音さんも!!亜美も真美も真も雪歩もぉ!!」

春香「響ちゃぁん! やよいぃ、伊織ぃ!! 小鳥さぁん!! みんなどこ行ったの!?」

春香「うぁあああ!! あああああ!」

春香「ぐす、ひっく……うう、もうやだ……やだよ、会いたいよぉ……」
トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル

春香「すぅ、すぅ……」

トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル

春香「くぅ、くぅ……」

トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル

春香「……ふぁ?」

トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル トゥルルル

春香「うぁ!? ……は、はひ!」

『もしもし、春香か!? 何かあったのか!?』

春香「プロ、プ、デューサ、さ……」

『春香!? もしもし、もしもし!? 』

春香「う、ううぅ……プロデューサーさん、私、ぐす、私ぃ……」

『大丈夫、大丈夫だ! ゆっくり、落ち着いてからでいい、大丈夫だ、ちゃんと聞こえてるぞ!』

春香「ふぁい、すびばせん……ぐす、プロデューサーさん、うう、うぁあ……!」

『うん、うん……!』
春香「おはようございます、プロデューサーさん!」

P「おはよう、今日はオフにしておいたから。もう一回、何があったかゆっくり話してくれるか?」

春香「はい、分かりました」

――――

P「うーん。普通なら怖い夢見たんだなあ元気出せ、って言いたい所だけど……夢じゃなかったんだもんなあ」

春香「はい、私、もう一生あのまんまなんだって思ったら、怖くて……!」

P「ああ、辛いこと思い出させてごめんな。もう大丈夫だから、な」

春香「ぐす……はぃ」

P「えーと……何がきっかけでそうなったのかも、何がきっかけでこうなったのかも分からないんだな?」

春香「はい……直前まで寝てたってくらいなんですけど、でもあれは夢じゃありませんでした! 絶対、絶対現実で……!」

P「うん、分かってる。同じ時間に何百回も着信があったし、夢じゃないんだろう……それはそうと、春香」

春香「はい」

P「なーんか……太った?」

春香「……はい?」

P「明らかに丸くなってるんだよ、長い間食っちゃ寝食っちゃ寝の生活してたみたいに」

おわり
真「あそこのドア、直さないのかな」

雪歩「お手洗いの? 具合悪いよね」

真「だよね。ボク、この間もうっかり漏らしかけてさ」

雪歩「え? 閉めるのに手間取ったってこと?」

真「え? 逆だよ逆、中々開かなくてそれで」

雪歩「へえ。最近は鍵周りだけじゃなくて建て付けも悪くなってるのかな?」

真「う、ん?」

雪歩「あのドア、鍵を閉めててもちょっと力入れると外からでも簡単に鍵が開くんだよ。だから中から抑えてないとダメで」

真「そうなんだ、知らなかったな……んー?」

雪歩「真ちゃんが漏らしかけるなんて言うから、てっきり私、そっちの話かと思っちゃった」

真「ちょ、ちょっと待ってよ。あれから一週間くらい経つけど、建て付けの悪い感じなんてないよ? 雪歩も使ってるから分かるでしょ?」

雪歩「あ、言われてみれば……じゃあなんでだろう? え、え? な、なんでだろう!?」

真「建て付けは悪くない、鍵は簡単に開く、うーん。つまり……つまり、どういうことなんだろう?」

雪歩「……わ、私、お父さんにあのドア直してもらえないか今夜言ってみるね!? 多分、建て付けと鍵の両方悪くなってるだけだから!」

真「う、うん……何かが倒れてつっかえ棒みたいなことになってた、とかかな。じゃなきゃおかしいもんね、うん」

おわり
今夜か今朝かはこの辺で
千早「誰かー! い、今事務所の前で!」

雪歩「もしかして車の下で血みどろ傘しゃぶりお姉さん? 千早ちゃんは今日初めて見るんだっけ、驚きすぎだよぉ」

千早「どうしてそんなに落ち着いてるの萩原さん!? だって、だってあんな……」

雪歩「この辺じゃ名物だよ? 何日かおきにああやって一日中、車の下で血みどろの傘しゃぶってるだけで特に危険もないし」

千早「そ、そうなの? 私はてっきりお化けか何かかと」

雪歩「ひぃん!? おお、お、お化けなんて怖いこと言わないでよぅ……!」

千早「っ、ごめんなさい萩原さん! 私、そんなつもりじゃなくて……あの、じゃあもしかして電柱にいた、あの」

雪歩「電柱逆さ吊り青色LEDおばさん? うん、あの人も有名だよ。私、今朝もキャンディと青色LEDもらったし」

千早「そう、なの。なんだか私の知らない間にこの辺りも物騒になってた気がしたけれど、気のせいだったのね」

雪歩「そうだよぅ、ニュースや新聞に出るような不審者なんてそうそういないよ」

千早「そういえば駅前で体を白く塗ったおじさんがいたのだけれど、あれも無害かしら?」

雪歩「!? な、なんなのそれ、千早ちゃん絶対近寄っちゃダメだよ!?そんなの頭おかしい人かお、お化けに決まってるよ!!」

千早「え? けれどそのおじさんもただ白塗りなだけでボーッと立っているようだったけれど」

雪歩「油断させる為に決まってる!! きっとその内、顔や名前を覚えられて変な物渡されたりするんだよ! 毒入りのお菓子とか!!」

おわり
真「ふっ、ふっ、ふっ、ふっ……ふぅー。見慣れた道のランニングも、夜中だとやっぱり少し怖いな……早く済ませちゃおう」

響「あれ? 真、真じゃないかー! こんなとこで何してるんだ?」

真「響? 何してるって、体力作りだけど……響こそこんな時間にこんな場所で。家、この近くだっけ?」

響「犬の散歩してたら逃げられちゃって。一緒に探してくれないか? まだそんなに遠くに行ってないと思うんだ」

真(……犬? なんでいつもみたいにいぬ美って呼ばないんだろう。なんか、なんか変な感じが)

響「自分はこっちの道路探すから、真は川沿いの方頼むな。おーい、出ておいでー!」

真「あの、響。今日はボクちょっと用事があって……早目に帰らないと」

響「あはは、そんなこと言うなよー! ね、川沿い探してよ。ここから上流の方に向かって、ね?」

真「いや、用事が」

響「あはは、いいからいいから。あはは、川沿い、ね? 真、向かって上流?」

真「ひ、響?」

響「犬、犬の出ておいで!真、上流は逃げちゃってあはは一緒に!? こっちの道路、こんなとこで真!」

真「っ……バイバイ響!」

響「真!! 犬、川沿川沿いいい真!! 上流、じよじょおおりゅいいいいいぬううううう!!」

真「ひっ……!!」
真「おはよう、ございま……うわあ!?」

響「ハム蔵ー! どこ行っちゃったんだ、ハム蔵ー! 自分が悪かったから出て来てよー!!」

真「あの、お……おは、おはよう。ひび、き」

響「あ、はいさい真! ハム蔵見なかったか!? 自分がヒマワリの種食べたから怒ってどっか行っちゃったんだ、一緒に探してよ!」

真「え!? ちょ、ま」

響「ハム蔵ー! 出て来てよハム蔵ー! ちゃんとお詫びのおやつも用意したさー、もう許してよー!」

真「あの、響……? 昨日……いや、今日の夜明け前のこと、なんだけど」

響「んぇ? 何、今日の夜明け前って? 急ぎの話じゃないなら後にしてよね! おーい、ハームー蔵ー!」

真「あ、いや、えと……響!」

響「だから、何の用!?」

真「もしもの話、だけど! もしも、もしボクが、ハム蔵を探すの手伝わなかったら……その、どうする?」

響「? どうもしないぞ、自分は一人でも探すし元々自分の失敗で……真? ねえ、真! 顔、真っ青だぞ!? 大丈夫か!?」

真「……うん、大丈夫、だから。何でもない、ホントに大丈夫だよ、うん。ホントに」

おわり
今朝はこんなもんで

08:15│アイマス 
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