2013年11月10日

星輝子「キノコ雲?」

星輝子「キノコ雲?」

アイドルマスター シンデレラガールズのSSです。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1368266944



輝子「よいしょっ、よいしょ」


輝子「よいっしょっ。ふうふう」


輝子「着いた。このドア重いからもうひと踏ん張り」

   ゴ ゴ ゴ ゴ   ゴ ズン

輝子「親友……に、これを見せたかった」

輝子「ここ、天然の地下洞窟に手を加えたキノコ栽培場。フフフ」

輝子「やりすぎですか? そうですか。でもここ使うの私だけじゃない。友達も一緒」

輝子「暗くて狭くてジメジメして……き、気持ちいいよ……。大親友だから特別にここ使ってもいい……フヒヒ」








輝子「まだ動いちゃダメ、P……アブナイヨ」


輝子「私は慣れてるからいいけど……まっててすぐ戻るから」





輝子「キンピカキノコ……素晴らしい……」


輝子「これ……ヤコウタケ。ナイスな奴ですよー、フフフ」

輝子「キノコと私がお揃いですから……お、おお、お友達のPも同じくピカピカしたほうが、ね、ほら色々と……」

   ヤコウタケ wiki
   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%82%B3%E3%82%A6%E3%82%BF%E3%82%B1


輝子「キノコの力を借りる……フフ……。
   電気が無くても、ピカピカ」

輝子「コホッ、コホッ、さ中入ろう? 入り口に居ちゃダメ。もっと奥の隅っこが良いと思う」

輝子「ドア閉めるね。大丈夫、ここなら安全。
   親友と一緒だから怖くないよ」

   ゴ ゴ ゴ ゴ   ゴ ズン





輝子「誰かいますかー?」

   かー    かー     かー

輝子「あ、あの……ココに居ますけどー……」

   けどー    けどー     けどー


輝子「ここね、よく亜季がサバイバル訓練で泊りに来る。ここへ通う亜季はキノコと友達。
   キノコは亜季と友達、つまり私とも……トモダチー」

輝子「この前は地下水脈使って、あやめと一緒に水車責めの訓練してたよ」

輝子「捕虜になった時の為に備えてるんだって……二人で交代しながら遊んでる」

輝子「これも鍛錬でありますって、とっても楽しそう。けほっ、ふー」

輝子「私、泳げないから櫂に教えてもらう約束してる。泳げるようになれば……フフフ、もうぼっちじゃなーい」







輝子「よいしょっ、よいしょ」


輝子「隅っこ、落ち着く。ここなんてお勧めですよー」


輝子「暗くてジメジメ……グッドフィーリング……」

輝子「どうしたのP? 寒い? そっか……ここ湿度高いから……」

輝子「えっと、どうしよう。毛布は外に出ないとないし……」

輝子「え、えい。ギュッ……これでどうですか。Pは親友だから特別に私のお腹であっためてあげます」




輝子「フフフ、キノコには湿度が必要。湿度の元ではPには私が必要。そして私にはキノコが必要。これぞ三位一体(トリニティ)。
   フハハハハ!! ブラァァックミサァァァッ! あっうるさいですか、そうですか。音、響きますもんね」







輝子「ここ……居心地がいい……湿度とか……。ここに住むのもいいな……」

輝子「あっ……血が……。大丈夫だよ、P」

輝子「キノコ食べれば元気になる……はず」

輝子「血よりもキノコの方が美味しい……」

輝子「毛布も探すから、少し時間かかる……」

輝子「わ、私の友達が代わりに……Pとお話ししてくれるよ」

輝子「さり気なくキノコをアピール……フフ……」







輝子「生はダメ……美味しいけど体が冷えちゃう。
   料理には火も必要……奥まで行けば……きっと何かあるはず」


輝子「キノコー ノコーノコ 元気なこー えほっ、うっ。エリンーギ まいたけ ブナしめじー」

輝子「フヒヒ! オブナさまぁぁぁぁ!」

輝子「ゴートゥヘーーールッ!!! フヒヒヒヒフハハッアッハッハ!!! これだよ! これ! こういうの! そう! も、求めてた! 私!
   アッハッハッハ! シイタケ! エリンギ! ブナシメジ! キノコ!」




輝子「はぁ はぁ 重い、疲れた。でもあともう少しだけ……頑張る」


輝子「げぶぁっ! あっ―――うん大丈夫。急がなきゃ……Pが待ってる」







輝子「フフフ、戻りましたよー。私がいない間にPとは仲良くなれましたかー?」

輝子「キノコー ノコノコ……フフ……あ、P、Pも、キノコともっとお話……したい……?」

輝子「私とキノコは親友で、キノコとPは友達……フフ……分かりますか……」

輝子「P、よかったら使って。亜季の私物の防水シート、それに段ボールもあります……ありました」

輝子「お泊りの出来る家、作る。とっても……暖かい」

輝子「こっちのふ、袋の中身ですか……全部キノコ……だよ……わ、私が育てた……フヒヒ……」

輝子「ほら、キノコの瓶詰……半年は味が落ちない。
   これ作るのすごく難しい。キノコは生きてるから……殺菌が足りないとすぐ発酵しちゃう」

輝子「わ、私が作ると、いつも失敗しちゃう。だ、だけど泉が作るの手伝ってくれた……ふうふう」

輝子「傾向と対策。種類に応じての加熱と継湯のやり方……茹で過ぎると味が落ちる。
   茹でが足りないと……瓶に詰めても発酵しちゃう」

輝子「泉はとっても頭がいい……何回も失敗したけど……一緒にやり方考えてくれた。
   持つべきものは友だって言ってくれた」

輝子「ここにあるのは全部、二人で作った……美味しさ長持ち、トモダチはモチモチ」

輝子「Pの血は……何味だろう……キノコと合うかな……なんて」

輝子「今用意するね。味はついてるから、後は暖めるだけ」







輝子「地獄の業火だ!」


輝子「亜季のマッチ……マッチとぼっちは似てますねー……。マッチ売りの少女。
   あの御話はキノコの力を借りて、マッチじゃなくてぼっちを売ればよかったんですよ」

輝子「フハハハハ! ぜんぶ真っ赤だぞ!
   トモダチトモダチー……フフ……」


輝子「火が弱い……でも時間かければ大丈夫。
   ロウソクは貴重、無駄にしちゃダメ」

輝子「これね、アロマキャンドル。
   クリスマスパーティーの時に美優が沢山くれた。私の宝物……フヒヒ」


輝子「うーん、グッドスメル」


輝子「ク、クリスマス……今年はなかなか楽しめた。
   クリスマス……毎年ぼっち……予定だったし……仕事……イイネ……フヒヒ」

輝子「で、でもわ、私に目をつけるとはいいセンスですよー。
   Pは来年のクリスマスも過ごす相手がいない……? き、奇遇だな……私もぼっちだ……一緒に居てやってもいい。フハッ! キノコも一緒!」







輝子「やっぱり、時間かかりますね。
   うんラジオ聞く、ラジオ。この時間なら菜々の番組が……」

   ザー ザー ザー


輝子「【ウサミン星出張所――築45年風呂無しトイレ洗面台共用木造アパートの土間から――せめて二畳半間をもう一つ】
   何時も聞いてる……ヘヘ」

   ザー ザー ザー


輝子「ダメ? やっぱり……ウサミン星爆発しちゃったから……。
   なら天気予報を……」

   ザー ザー ザー


輝子「電波障害? ……そっか、扉閉めちゃったから……。
   厚い鉛の扉は電波も遮断しちゃう……」


輝子「誰か遊びに来ませんかねー。
   もう来てるのかも……」


輝子「誰かいますかー?」

   かー    かー     かー

輝子「あ、あの……ココに居ますけどー……」

   けどー    けどー     けどー


輝子「別にキノコがあればいいしね……。キノコツリー作って遊ぶよ……フヒヒ。
   さあ、Pも一緒に……トリックよりトリートよりステキなキノコを」

輝子「P……少しまろやかになった……? いい顔してる」

輝子「キノコーキノコージャック・オ・キノコー♪……。
   キノコは……何本あっても困らない……フヒヒ……」







輝子「そろそろ食べ頃ですね……火を消します。キンピカキノコがまた活躍……。
   キノコは食べるけど、親友のPは襲わないから安心していいよ」

輝子「襲うと言えば……仁奈は何時も狼になって、美優を襲っていました。
   美優は、いい身体してましたね……うらやましい」

輝子「私は……ペタンコ。キノコはモコモコ。
   くっ……はぁ……コホ……」


輝子「フフフ……ですが、今日の私は一味違いますよー」


輝子「ジャーン、青カビチーズー!」

   チーズー    チーズー     チーズー


輝子「原材料は及川牧場直送の牛乳。
   株は……イタリアツアーのお土産にヘレンから分けて貰いました」

輝子「ゴルゴンゾーラと野々村そらは似ている……。
   そらはチーズとも友達でした」

輝子「一緒に……作ったんですよ、ナポリ流で。株の植え付けを引き受けてくれました。
   はっぴー、うれぴー、そらは……良い子です」

輝子「味見は志乃に……お願いしました。
   味わいの深さは本家に劣らないと、褒めて貰えました」

輝子「最高の材料と……友達のおかげ。ひゅー、ひゅー、げぽぁ……。
   これは……ラテンの女王……まさに世界レベル……」


輝子「雫は……ボインボイン。ヘレンは……ムッチムチ。
   志乃は……ボンキュッボン。そらは……プリンプリン」

輝子「きっと……あれはチーズのおかげですねー。
   チーズを食べると……大きく……」

輝子「チーズの力を借りる……フフ……。メアリーと飲んだフルーツ牛乳ではダメでしたが。
   わ、私も……ムチプリのぱーふぇくとぼでぃに……」

輝子「フヒヒヒヒ……キノコは……置いてきた。もうベイビーは卒業。
   P……私は……これ……いいと思う……フヒヒ……フヒヒ……」

輝子「Pもマリオみたいにおっきくなれるかもしれませんね。
   紗南が喜びそうです……」

輝子「さあ、一緒に食べよう」

輝子「ナイトメアビフォアキノコとチーズー!!!」

輝子「地獄の使者が悪夢のプレゼントをお届けだぜぇ!
   ハッピーブラッディーヒャッハー!」


   ヒャッハー    ヒャッハー     ヒャッハー


輝子「何……から食べたい?
   Pは親友だから、もっと私に……おねだりしても……イイヨ」




輝子「やっぱり血よりもキノコの方が美味しい……」







輝子「誰かいますかー?」

   かー    かー     かー

輝子「ぜー、ぜー……」

輝子「あ、あの……ココに居ますけどー……」

   けどー    けどー     けどー

輝子「うげっぇ……おぼろぉ〜〜〜、ひっく……はあー、はぁー、ふー……」

輝子「また……血が出ちゃった」


輝子「身体が……重い。血が……足りない。
   血を吸う……チュウ……ダメ。親友のPは襲わない」







輝子「フフフ、戻りましたよー。私がいない間にPとは仲良くなれましたかー?」

輝子「キノコー ノコノコ……フフ……Pも、すっかりキノコと仲良くなりましたね……」

輝子「わ、私もアイドルを始めてから色々な人と仲良くなりましたよー。みんなトモダチ」

輝子「やっぱりまだ……人前で話すのは苦手ですけど……フフ」

輝子「これもみんな、親友であるPのおかげです。
   もちろん、キノコの力も借りましたが……」

輝子「私、この間までずっと……キノコはみんな友達だとおもっていました……そうではなかったんですね」

輝子「P、これから地下水脈に行きましょう。
   さっ、起きて。私も……もうあまり動けそうにありませんから」


輝子「櫂には泳ぎを教えてもらう約束していたんですけどねー。
   約束破る事になりそうです……わるい子ですかね?」

輝子「千枝は、わるい子っぽさを出したいと悩んでいましたが……わるい子はなるものじゃないですね」

輝子「でも、今はやっぱり……泳げなくてよかったかなって思います……
   えぅげっ、えろっ、おっぷはィ、どぶぉっ……くひゅー、くひぃー……」

輝子「大丈夫ですよ。疲れてなんていません……Pは軽いですからね……。
   ほんとに……私でも運べるくらい軽くなっちゃって……」







輝子「キノコ雲?」

輝子「実はあれ……ばっちり見ちゃったんですよね……今まで黙っていましたが……」

輝子「ウサミン星が爆発したあの時……Pは私に覆いかぶさって必死で守ってくれましたよね。
   さすがは親友……おかげで直撃だけは避けられました」

輝子「Pにはずっとお世話になりっぱなしです。
   わ、私をアイドルにしてくれて嬉しかったです」

輝子「お礼に、今度は私がPをスカウトしてプロデューサーにさせてあげますよ。
   どこにいても必ず……見つけます。Pは……私を見つけてくれましたから」

輝子「いぎぃ……つ……あ、あ、あ、まだあともう少し……」

輝子「えふえふ、ひょほ、ふー、つい、ろ、ろ、ろ……けぽぉ」

輝子「ごめんなさい。汚しちゃいましたね……あれ以来血が……止まらなくて」

輝子「Pとおんなじ。ぜんぶ真っ赤です。おそろいですね。
   トモダチトモダチー……フフ……」


輝子「どうせなら……一緒に死にたかった」







輝子「着きましたよ、P。地下水脈です」

輝子「大きいでしょう、すごく深いんですよ。
   溺れたら上がってこられないくらい……」

輝子「一緒に入りましょう。
   Pが助けてくれた命ですけれど……もう……限界なんです……」


輝子「ごめんなさい、P……本当に……。
   私達は親友だから、Pの赤ちゃん産んであげられない」

輝子「えっ、それでもPは私を襲って食べちゃうんですか? 親友なのに」

輝子「聞きましたか? 酷いお父さんですねー。お母さん乱暴されちゃうんですよ。
   Pの事信用していたんですよ……やっぱり……男は狼なんですね……」


輝子「……」



輝子「……」





輝子「私のお腹が、もっと大きければ……本当に……そんな事もあったかもしれませんね……」






輝子「私の―――赤ちゃん―――私とPの―――
   生んであげられなくて―――ごめんなさい」




   ちゃぽん








パチ パチ パチ パチ パチ パチ


ゆかり「お疲れ様です、輝子さん。とても楽しませていただきました」

輝子「お、おお。ゆかり……見に来てくれたの……」

ゆかり「……実はお芝居に興味がありまして。
    輝子さんお独りで30分もの舞台を演じられるとは……感服いたしました」

輝子「ひ、独りじゃない。友達のおかげ……一緒に頑張った」

美紗希「うぅ……2人の恋物語、ちょー泣けるぅ!  あたしが脚本書いたんだよ。
    【ジャイアントキノコ―――地球が静止する日】」

ゆかり「まあ、そうだったのですか。
    歌やダンスだけがアイドルのLIVEではないのですね」

美紗希「やっぱりさ、恋愛モノのヒロインとかイイよねー! そんな風に書き始めて。
    とりあえず相手役は、プロデューサーって感じぃ? 雰囲気ばっちりでしょぉ♪」

沙紀「実は今日の舞台、アタシもデザイン手伝ったんすよ。
   ブロードウェイ風に、なんて無茶な注文だされやしたけど」

美紗希「だって、第一稿みたら陰鬱な感じなんだもん。
   そんなんじゃなくてさ、ロミオとジュリエットみたいな? 嬉しさを表現して欲しくってぇ」

沙紀「美紗希はアタシの使い所ってやつをわかってるっすね!
   おかげで表現の幅が広がったんすよ。アタシの中にも美紗希の感性が生きてるんすね……へへっ!」

ゆかり「新しいコトはいい刺激になります」

蘭子「偉大なる青にして青の王 純粋の炎ゆえに青く輝く最強の伝説 
   全ての力を従えし万物の調停者の御名において 青にして空色の我は万古の契約の履行を要請する 
   我は王の悲しみを和らげるために鍛えられし一振りの剣
   ただの人より現れて 歌を教えられし一人の魔女
   それは損得を抜いて成立する聖なる契約
   我は招聘する精霊の力 我は号する天空を劈く人の翼
   我が一撃は空の一撃 空を割るのは我が翼なり 我は空に穴穿つ者なり 
   勅命によりて我は力の代行者として魔術を使役する 
   青の群青よ 我が母よ 時のない所にいる貴方 
   この一回きり 青の青ではなく 貴方の助力を請う 
   ただ一度 私にあの絶技を使わせたまえ その最後まで 我が命を永らえさせたまえ 
   契約リューン 全解除 
   群青にして空色の我は 友なるリューンに願う 我が翼は思い出の一撃 
   完成せよ 弱者を守る万民の剣
   完成せよ 我が人生
   (ゆかりさん、このスケッチ見てください。私も衣装とステージのデザインしているんですよ。
    なのにプロデューサーはLIVEの予算が足りないって、相手にしてくれなくて。
    どうしてもこの衣装が着たいので、一緒に頼んでもらえませんか。
    二人で頼めば、首を縦に振ってくれると思うんです)

クラリス「ふふっ、ここは輝子さんを労う場ですよ。其処までに致しましょう。
     話しがしたい子は他にもおりますので。みなに、祝福を……
    (我は全ての母の母 美の極北 全ての恋の源たる 赤の赤に嘆願す 
     それは一人の女よりはじまる女の鎖 
     赤にして薄紅の我は 万古の契約の履行を要請する 
     我は母を助けるため 命を与えられし一人の娘 
     クラン・ロールより現れて 歌を教えられし一人の情熱
     我は生み出す贖罪の檻 我は号する心を縛る美しき牢獄
     完成せよ 絶愛の檻)」

輝子「蘭子も、クラリスも、ありがとう。まだ初日……終わったばかりだから頑張る。
  (幽界にありて隔てられ 時において今はない 
   だが遠くにありても 風だけは今も故郷にある 
   我が故郷の精霊達よ 故郷の風よ 帝国を守れ 帝国の誇りを守れ 
   偉大なる故郷の大地 
   緑の王にして柊の我は嘆願す ここなるは故郷の土 ここもまた紫の帝国 永遠の落日の国 
   我は大地と契約せり 一人の農夫 地を耕し 万物の均衡を図りし一つの天秤 
   古き盟約によりて 我は命の麦穂を刈りとるものなり 生もて次に伝えたり)」

あい「良ければ皆でステージへ来てくれないか。
   輝子君の初舞台を祝って、胴上げをしようじゃないか」

ゆかり「車のトランクにあったシーツとマットレスはその為だったのですね」






椿「はーい。準備できてますよー。
  輝子ちゃんはここ、靴脱いでね。皆さんはシーツの端をしっかり握って下さい」

真奈美「それでは、3、2、1の掛け声で徐々に持ち上げ方を大きくしてくれたまえ。
    タイミングがずれると危ないからね」


真奈美「3、2、1」


輝子「わ、わ、わ。
   フハ! グランドクロスのポーズ!!」


椿「はーい。練習はここまで。
  この光景、カメラに収めたいです」


真奈美「3、2、1、それっ!」


輝子 「フハハハハ! 見下ろすのは気分がイイ! ……あ、ちょっ、高い、怖いちょっと」




輝子「アイドル楽しい……ヤバい……へへ」




おしまい
誤字訂正

>>22



輝子「着きましたよ、P。地下水脈です」

輝子「大きいでしょう、すごく深いんですよ。
   溺れたら上がってこられないくらい……」

輝子「一緒に入りましょう。
   Pが助けてくれた命ですけれど……もう……限界なんです……」


輝子「ごめんなさい、P……本当に……。
   私達は親友だから、Pの赤ちゃん産んであげられない」

輝子「えっ、それでもPは私を襲って食べちゃうんですか? 親友なのに」

輝子「聞きましたか? 酷いお父さんですねー。お母さん乱暴されちゃうんですよ。
   Pの事信用していたんですよ……やっぱり……男は狼なんですね……」


輝子「……」



輝子「……」





輝子「私のお腹が、もっと大きければ……本当に……そんな事もあったかもしれませんね……」






輝子「私の―――赤ちゃん―――私とPの―――
   産んであげられなくて―――ごめんなさい」




   ちゃぽん






投下は以上です

>>16
画像支援感謝です

明日の夜になったらHTML化を依頼します

モバマスでの過去作は
モバP「こうして僕の新婚生活は始まった」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1366896132/
岡崎泰葉「最近、私を抱く回数が減りましたね」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1361793260/

が存在します。興味を持っていただければ幸いです

12:36│星輝子 
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