2014年07月26日

【モバマス】佐藤心は我が道を行く

◆モバマスSSです。

◆キャラが崩壊するかもしれません。

◆思い付きでやったので書き溜めがないです。遅筆になってしまいます。

◆コレジャナイ感が漂う可能性が有ります。生暖かい目で見守って下さい。





SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1404709177



心「あー、ダルっ……」ゴロン



社長「おい、社長室のソファーに寝転がるんじゃない」



心「えー、だって意外と気持ちいいだもん✩ふかふかだし」



社長「そりゃ、いいやつ買ってるし」



心「はぁとの布団よりもふかふかだよ✩」



社長「それは、布団ではなく布っていうんじゃないかな?」



心「まあまあ。あのボケたらしが来るまで休ませて✩つーか、わかるよな。はぁとの年齢事情」



社長「おいおい。Pのことを裏でそんな風に言ってるのか……」



心「いや、まじでアレはたらしでしょ」



社長「否定はできない」



心「それで、はぁとのガラスのハートはボロボロなの」



社長「強化ガラスのくせに」



心「何か言ったか✩」



社長「さとーさんはかわいそーですね」



心「とにかく、はぁとのハートと体はボロボロなの✩休ませて✩」



社長「老朽化もひどいから仕方ないね」



心「建物の話?」



社長「お前の体の話」

心「あ゛〜っ……」



社長「26歳、やばいですね」



心「まあ、ちょっとね。体はピチピチだから大丈夫だよ✩」



社長「ま、26歳だったら後30年近く働かないといけませんからね」



心「でも若い子とさ、比べるとやっぱり老朽化って感じるんだよね……」



社長「ま、それはしょうがない。彼女らは成長期だからね」



心「はぁとはいつまでもはぁとのままでいられるから安心してね✩まあ、衰えはあるけど」



社長「悲しいなぁ……」



心「ちょっと、フォローしてよね✩てか、しろ✩」



社長「君のメンタルヘルスまでは面倒見切れないんで」



心「はぁとはね、か弱い女の子だよ✩」



社長「か弱い女の子は、社長室でデカイ態度取らねーよ」



心「は?」



社長「何か間違ったこと言ったか?」



心「いやいや、お前以外にデカい態度取らないから✩」



社長「一応、言っておこう。私は社長だ」



心「でも、人間としては一番の小物でしょ✩」



社長「否定しかできない」





心「しゅがーはぁとは媚びない高潔なハートの持ち主なんだよ☆」



社長「もう許せるぞ、オイ!!」



P「あ、どうも。お疲れ様です」



社長「おお、お疲れ」



心「おっつー、ちょっと肩と腰の辺りお願いしたいんだけど」



P「いいですよ」



社長「あと、ここじゃなくて仮眠室でやって」



P「まあまあ、どうせ使わない部屋ですし……」



社長「使いますけど」



心「はぁととお客さん、どっちが大切なの?」



社長「比べるまでもない」



心「はぁと?」



社長「お客さんに決まってるでしょう」



心「えー、はぁと悲しくなっちゃう☆」



P「仲いいですね」



社長「君は総合病院に行くべきだ。目と耳が悪い」



心「あと、頭も」



社長「まあ、それはこんなの連れてくる時点でわかってたけど」



心「屋上☆」

P「まあまあ。それは置いておいて、強めがいいですか?」



心「結構、しっかり目にやって☆肩が痛いし」



P「甲子園のエースでもあんな数のハートは投げんでしょ」



心「いや、ちょっと、ね」



社長「まあ、言ったところで仕方ないか」



P「じゃあ、腰からいきますよー、えいっ」



心「ギャッ」ゴキッ



社長「今、鳴っちゃいけない音がしたよね!!」



P「このくらいしないと」



社長「それこそ痛めるだろ!!」



P「でも、このアゼルバイジャン式マッサージだと……」



社長「適当に変なやつ手出すなよ」



心「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」



P「大丈夫ですかね」



社長「湿布とってくる」

心「いやー、早苗さんみたいにはなるまいと思ってたんだけどな☆」



P「聞かれたら怒られますよ」



社長「いないからこそ言えるんでしょう」



心「ちょっと、腰をやったバツとしてジュース☆買って☆」



社長「おいおい、Pを使いっぱしりにするなよ」



P「大丈夫ですよ。佐藤さんは俺にとって大切な人ですから」



心「え、ちょっ……」



P「これぐらい苦にもなりません。じゃあ、行ってきますね」



社長「お、おお、いってらっしゃい」



心「いや、でも、それはそれで……、ちょっと、でも……」



社長「とりあえず、深呼吸だ」



心「すー、はー、すー、はー」



社長「さっきジュースを買いに行った男は?」



心「天然ジゴロ、女たらし、憧れの的」



社長「よって、さっきの言葉は?」



心「おそらく全員に言ってる」



社長「……」



心「……」



社長「乙女心はわからないけど、防弾性のガラスのハートに傷はついた事は確実かなぁ」



心「はぁとの心はダイアモンド☆傷には強いけど衝撃には弱いんだぞ……」



社長「かわいそうに。26にもなって高校生みたいなナーバスに陥っている」

P「ジュース買ってきましたよ。あ、社長にはこれを」



社長「これ、おしるこなんだけど……、夏だよね、今」



P「すいません。売り切れてて」



社長「じゃあ、買わなくていいよ。ていうか、返す」



P「いらないです」



社長「私も同じ気持ち」



心「なんでもいいから、早くジュース☆寄越せ☆」



社長「口移しでもいいのかな?」



心「え?いや……、その……」



P「佐藤さんは俺との口移しは嫌ですか?」



社長「なんでやる気満々なんだよ」



心「いや……、その……、嫌じゃないけど……、つ、冷たいのが飲みたいかな!!」



P「じゃあ、俺が口に氷を含みますね」



社長「その発想はなかった」



心「つーか、分かれよ☆しない、ってこと☆」



P「安心しました」



社長「こちら側のセリフだよ」

心「いい。しゅがーはぁとはみんなのものだから冗談でもあんなことしちゃダメだぞ☆」



P「はい。分かりました。俺、佐藤さんがいつも以上にトチ狂ったのかと思って、つい……」



心「お前、自分が何言ってるのか分かってないだろ」



社長「いいじゃん。概ね間違ってないんだし」



心「屋上☆しかも、二回目☆」



社長「ノルマはあと一回かな」



P「がんばってください!!」



社長「うん、頑張るよ」



心「今すぐノルマ達成させてやろうか☆」



P「佐藤さんって優しいんですね」



社長「Pさんって本当に頭空っぽなんですね」



心「これが皮肉じゃないのが怖いね☆」



P「でも、俺、佐藤さんの優しいところ好きですよ」



心「えっ、いや……、その……、普通に嬉しくて……、あ、涙が……」



社長「踊らされすぎ!!」

心「もうどうでもいいから早く寄越せ☆」



P「あ、これですね」



心「さすが、プロデューサー☆分かってる☆」



社長「そういえば今日はレッスンあるんだろ。その腰じゃあどうしようもないし、休みの連絡入れておくか?」



心「しゅがーはぁとはこんなことでめげな……、っ!!」



社長「電話かけるわ」



P「すいません。俺が力を入れすぎたばっかりに……」



心「大丈夫☆次からは頼まないから☆」



社長「ま、仮眠室でゆっくりしてていいよ。ここだと仕事の邪魔だし」



心「う、動けないかも……」



社長「……」



P「俺が抱えていきますよ」



心「え、ちょっ、それ、お姫様抱っこじゃ……」



社長「頼むよ」



心「まじで恥ずかしい……」

心「……、ねぇ、プロデューサー」



P「どうしました?」



心「はぁとのこと、どう思う?」



P「痛いところはあるけど、いい人だなぁって」



心「痛いじゃねーよ、カワいたいだよ☆」



P「でも、なんでそんなことを聞くんですか?」



心「なんでもない……」



P「一人で部屋に帰れそうですか?」



心「大丈夫☆」



P「では、俺は年少組の方に……」



心「頑張ってね☆」



P「ありがとうございます」



心「はぁ〜、一体どうしたらいいんだろ」

〜翌日〜



心「置物、いる?」



社長「社長に向かって随分なご挨拶だな」



心「良かった、暇そうで☆」



社長「書類が山のようにあるんですが、それは……」



心「気にするな☆」



社長「気にするわ!!」



心「いや、ちょっと相談があるんだけど☆」



社長「ん?」



心「その、実はね、あ、あ……、あのさ、はぁとは、その……、ぷ、ぷ、プロデューサーのことが……」



社長「好きなのかもしれない☆、とかじゃないよね」



心「☆つけんな、吹っ飛ばすぞ☆」



社長「そっか、そうなんだ」



心「でも、あんまり驚いてないね☆」



社長「100回くらいその相談を受けたからね」



心「へ!?」

心「マジで、そんなに……」



社長「まあ、大体言うことは一緒だけどね」



心「なんか作業的☆」



社長「二日に一回とかあったからね。もう、なんていうか、うん」



心「早く言えよ☆これでも忙しいんだよ☆」



社長「ん〜、まあ自分次第だよね」



心「なんという投げっぱ☆」



社長「いや、でも現状のままがいいならそのままの関係を続けていけばいいし。あるいは告白してもいい。告白する勇気も権利も私のものではないしね。私がどうこうできる問題じゃあないよ」



心「そうだよね……」



社長「吹っ切れたかい?」



心「微妙☆」



社長「まあ、大分吹っ切れてるね」



心「でも、ありがとな☆」



社長「いやいや、礼を言われることはしてないよ」



心「そういえばそうだね☆」



社長「君は謙遜って言葉や概念を知らな……、あっ…、すまん」



心「屋上☆」

心「あ〜、もう、決めたわ☆」



社長「そうか、で、どうするんだい?」



心「まだ、はぁとははぁとでいたいし、アイドルも楽しいし、まだ色恋に走るときじゃないと思うんだよね☆」



社長「うんうん」



心「だから、取られないように今から唾でもつけておこうかなー、って☆おい、こっち向けよ☆」



社長「うん、君の答えがそれならそれでいいんじゃないかな」



心「……、まあ、励ましとして受け取っておくわ」



社長「そうしてくれると嬉しいね」



心「あ、プロデューサーじゃん☆じゃあ、行ってくるね☆」



社長「いってらっしゃい。二度と来るなよ」



心「大丈夫、無視するから☆」



社長「やれやれ、あの人もこういうことで悩むのか……。ま、それもそれで面白いけどね」





























































心「ねぇねぇ、プロデューサー。プロデューサーとはぁとはもう運命共同体ね♪周りに変なこと言うなよ☆」





                                                        完



22:30│佐藤心 
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