2013年11月12日

P「重大発表がある」

〜某日、某パーティー会場〜

P「とうとう皆トップアイドルか……」

律子「まさか、本当にここまで来れるなんて」


小鳥「お疲れ様です、お二人とも」

P「ははは、何を言ってるんですか。小鳥さんの尽力あってこそですよ」

律子「えぇ、私たちと小鳥さんと、そして勿論アイドルの皆が頑張ったからこそです」

P「全くだな」

P(そう、ついに春香たち全員がトップアイドルになった)

P(今はそのお祝いの真っ最中だ)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1374838195

小鳥「皆、ホントーに輝いてましたからねぇ」

律子「全員一丸となって頑張りましたから」

小鳥「そういえば、今日は社長来れなかったんですね。残念です」

律子「社長もこういう日に限っていないなんて。間の悪い……」

P「社長も今日のパーティのために色々動いてくれたからな。感謝してもしたりないよ」

P(……それにしても)

P(そろそろ、アレの頃合いか)

P(ずっと前から決めてたもんな……覚悟を決めないと)

P(春香は喜んでくれるかな?)

P(千早はきっと……)
小鳥「……プロデューサーさん、どうかされたんですか?」

P「いえ、ちょっと感傷に浸っていました」

P(決行するなら明日だな。皆驚くだろうが、もう決めた事だ)

P(……皆どう思うだろう。悲しむ……人はいないと思うが)

P(いや、考えても仕方がない。既に賽は投げられた)

小鳥「プロデューサーさん、やっぱり、何か考えてますよね?」

律子「ずっと一緒にやってきたんです。気付かないとでも?」

P「……小鳥さんや律子に隠し事はできないな。ちょっと決意してたんだよ」

律子「決意、ですか?」

P「ああ、明日、皆に重大発表をする」
小鳥「なんですか? ここで言っちゃえばいいじゃないですか」

P「いや、せっかくのお祝いムードを壊したくないんで」

律子「……それは、私たちにとって良くない話という事ですか?」

小鳥「まさか、辞めちゃうとか!?」

P「ブフッ……違いますよ!」

P「幾らブラック企業と世間様に言われようと、俺の職場は765プロだけです!」

律子「なら、悪い話ではないんですね」

P「勿論だ」
小鳥「じゃあ何か更に良い事が?」

P「それだったらこの場で話します」

P「う〜ん、何というか良い悪いじゃないんですよ」

P「ただ、スッキリはするかと。あいつらの悩みの一つはなくなるんじゃないかな」

律子「悩み……ですか」

小鳥「はて?」

P「後、俺とあいつらの距離感も少し変わりそうなんで、この場では……」
律子(距離感が変わる……?)

小鳥(距離感……悩み……)

律子(今現在、思い当たる悩みといえば……まさか!?)

小鳥(恋の悩み以外ありえないピヨ!)

律子(いえいえ、その考えは早計過ぎるわ。だってそれじゃ恋愛を認めるって事に)

小鳥(つまりプロデューサーさんを巡っての一大戦争勃発!?)

律子(いいえ、この鈍感プロデューサーが皆の気持ちを知っているとは思えない)
小鳥(気付かないフリして実は全てを知っていたパターンもアリですよ)

律子(そんなわけ……って、いい加減人の思考に割り込まないでください)

小鳥(すみません)

P「?? まぁ、とにかくそういう事なんで、後は明日のお楽しみに」

P「じゃ、俺は春香たちを労ってきますね」タタタッ

律子「……小鳥さん」

小鳥「……はい。とりあえず、皆には後で知らせておきましょう」
〜その日の夜〜

春香「ふぅ……とうとうトップアイドルかぁ」

春香「……あんまり実感ないけど」

春香「でも、今はそんな事より」

春香「プロデューサーさんの発表……一体なんだろう」

春香「律子さんたちも知らないって言うし……」

春香「そういえば、最近プロデューサーさん妙に私に優しかったなぁ」

春香「この前なんか凄く可愛いブローチプレゼントされちゃったし」

春香「……まさか、告白!?」

春香「うわっ! うわっ! どどどどうしよぉぉ!」
千早「トップアイドル……」

千早「やったわ、優……」

千早「これもプロデューサーのお陰ね」

千早「……そういえば、明日何か発表があるって」

千早「一体何かしら」

千早「……もしかして」

千早「私との婚約発表かも」

千早「いえ、それ以外に考えられないわ」

千早「困ったわ、ドレスの代わりになるような服はあったかしら……」
雪歩「本当にトップアイドルになっちゃった……」

雪歩「えへへ、真ちゃんと一緒で良かったな」

雪歩「……それとプロデューサー」

雪歩「明日の発表って何だろう」

雪歩「律子さんは悪い話じゃないって言ってたけど」

雪歩「そういえば、今日のパーティで凄く見つめられたような……」

雪歩「『雪歩、結婚しよう(低音ボイス)』」

雪歩「……なんて」

雪歩「な、ないよね。あったとしても真ちゃんの台詞だよね、今のは」
真「トップアイドル……ボクが」

真「可愛いカッコもいっぱい出来たし」

真「プロデューサー……ありがと」

真「……発表って何だろう」

真「最近よく可愛いって言ってくれるんだよね」

真「……まさか、ボクを本当のお姫様にしてくれるとか?」

真「こうお姫様抱っこされて……」

真「いやいや、流石にないか」

真「……ない、よね?」
あずさ「トップアイドル……か」

あずさ「運命の人は見つからず……」

あずさ「ううん、違うわね」

あずさ「プロデューサーさん、明日何か発表するって」

あずさ「もしかして……」

あずさ「そういえばこの前迷ったときも」

あずさ「私のこと、すぐに見つけてくれたっけ」

あずさ「『あずささんならどこに居てもすぐ分かりますよ』なんて」

あずさ「……期待してもいいですか、プロデューサーさん?」
やよい「うーん……」

やよい「先月の食費が……」

やよい「だから……」

やよい「……うん、今月も大丈夫」

やよい「随分余裕が出てきたなぁ」

やよい「これもトップアイドルになれたから」

やよい「……プロデューサー、ありがとうございます」

やよい「……そういえば明日何かあるって言ってたような」

やよい「楽しい話だといいなぁ」
伊織「ついにトップアイドルね」

伊織「ま、私の実力と律子たちがいるんだから当然の結果だけど」

伊織「……アイツのお陰で、思った以上に早く辿り着けたわね」

伊織「認めたくないけど」

伊織「……明日の話って何なのかしら」

伊織「律子は何か勘付いてるみたいだけど……まさか」

伊織「最近妙にあの二人仲が……ううん、私だって負けてないんだから!」

伊織「今日だって、私が一番輝いてたって言ってくれたし……」

伊織「ああもう! さっさと言いなさいよね、バカプロデューサー!」
亜美「ついにトップアイドルだね、亜美たち」

真美「……そだね」

亜美「ん〜? テンション低いよ」

真美「別に、何でもないよ」

亜美「理由、当ててみせようか。にーちゃんの事でしょ」

真美「…………」

亜美「明日の発表って何だろうね」

真美「さぁ、何でもいーよ」

亜美「亜美たちの事だったりして」
真美「そんなわけないじゃん」

亜美「でも今日のにーちゃん、亜美たちにメロメロだったよ」

真美「……そうかな」

亜美「自信持ちなよ! そんなんじゃ亜美がにーちゃん貰っちゃうよ!」

真美「!? ……それはダメ!」

亜美「やっぱり。双子なんだからさ、それくらい分かるって」

真美「……」

亜美「一応言っとくけど、負けないかんね」

真美「……真美だって! にーちゃんは渡さないよ!」
貴音「とっぷあいどる、ですか」

貴音「これで頂点に……」

貴音「いいえ、そんな心積もりでは皆に笑われますね」

貴音「……貴方様もそう仰るのでしょう?」

貴音「明日の発表とやら、小鳥嬢は何やら考えついているようですが」

貴音「さて、どんな話でしょうね」

貴音「きっと私の話ではないでしょう」

貴音「ですが、少しばかり期待してしまうのです」

貴音「……やはり貴方様はいけずです」
響「ついにトップアイドルだぞ」

響「ふふふ、やっぱり自分は完璧だったな!」

響「……なんてね、プロデューサーや皆が居なきゃ叶わなかったさー」

響「そういえば明日、何か発表があるって言ってたな」

響「うーん、どんな話だろう」

響「プロデューサー……最近、毎日頭撫でてくれるんだよね」

響「……もしかして、そういう事か?」

響「うがー! こ、困るぞ色々と!」

響「……明日、どんな顔して事務所に行けばいいんさー」
美希「ハニー、トップアイドルになったよ」

美希「これでもう、ミキとの間に障害なんてないよね」

美希「ハニーはずっとつれなかったけど」

美希「ミキの気持ちを疑った事はないもんね」

美希「だから明日の発表はきっと……」

美希「でもハニーの事だからどーせ肩透かしなの」

美希「…………」

美希「……やっぱり信じるの」

美希「あふぅ……もう寝よ。おやすみ、ハニー」
〜翌日〜

P「皆、集まってるな……」

やよい「はい、みんないますよー!」

響「なぁ、プロデューサー、この発表って凄く重大な話なんだよな?」ソワソワ

P「うん? まぁ、そうだな。俺にとってはかなりの覚悟がいった」

伊織(覚悟……やっぱり、告白なの!?)ソワソワ

春香(うわーうわー、来た! メインヒロインの出番ですよ!)ソワソワ

律子(恋愛許可なんて言い出したらどうしよう……でも)ソワソワ

小鳥(フフフ……大穴狙いばっちこいですよ!)ソワソワ

P「……実はな」
雪歩「あ、あの! ちょ、ちょっとだけ待ってもらえませんかぁ!?」

P「雪歩、どうしたんだ?」

真「あの、雪歩がちょっと緊張しすぎちゃったみたいで」

P「そうか。深呼吸な、深呼吸。はい吸ってー吐いてー」

あずさ「すぅーはぁー……どうぞ、プロデューサーさん」

千早「あずささんまで、どうしたのかしら」

春香(千早ちゃんが平然としてる!?)

響(っていうか、今日の服装気合入りすぎだぞ!)

伊織(あれは勝ちを確信してる顔ね)

美希(ミキ、ハニーを信じてるよ)
貴音「では、貴方様そろそろ」

亜美「もったいぶってないで言っちゃおー!」

真美(……にーちゃん!)

P「ああ、俺は今日……」

P以外「……」ドキドキ

P「Pヘッドを脱ぐ」

P以外「えっ」

P「えっ」
P以外「…………」

P「…………」

P「……あれ?」

P「思ったより反応が……あれ、皆?」

律子「はぁ」

あずさ「あらあら〜」

小鳥「何を言うかと思ったら」

亜美「がっかりだね」

真美「にーちゃんにはシツボーしたよ」

響「さすがにこれはないと思うぞ」
美希「やっぱりハニーはハニーだったの」

貴音「貴方様は本当にいけずですね」

千早「…………?」

春香(あっ、千早ちゃんが良く分かってない!)

伊織(現実逃避でしょ。ほっときなさい)

P「え? え? あの、皆、俺今からPヘッド脱ぐんだけど」

雪歩「えぇと」

P「誰も知らない素顔晒すんだけど」

真「どうぞ、脱いじゃってくださいよ」

P「……クスン、皆が冷たい」
やよい「はわわ!? プロデューサー!?」ナデナデ

P「やよいぃぃ……やよいは優しいなぁ」

亜美「……あのさ、にーちゃん」

真美「この際だから言うけど」

真「皆とっくの昔に知ってますよ、プロデューサーの素顔」

P「……へ?」

春香「プロデューサーさん、たまに事務所で寝てるじゃないですか」

P「ま、まさかその時にPヘッドを取ったのか!?」

響「違うぞ! プロデューサー寝相悪いから、たまにPヘッドが転がってるんだぞ」

伊織「それを誰が直してあげてると思ってるのよ。私たち以外いないでしょ」
亜美「知らなかったのはにーちゃんだけだね」

真美「ほら、これ。みんな写メも持ってるよー」

P「」

貴音「ふむ、息をしていませんね」

小鳥「相当ショックだったのね」

響「……どうするんだ、これ?」

律子「しばらくほっときなさい。……まったく、何事かと思ったら」

亜美「ちかたないね、にーちゃんだもん」

真美「予測できなかった真美たちが負けなんだよね」
春香「あ、そういえば今日もクッキー焼いてきたんだ。皆どうぞ〜」

あずさ「ありがとう。いただくわ〜」

雪歩「ならお茶を淹れてきますぅ」

真「ボクも手伝うよ」

伊織「律子、今度の撮影なんだけど……」

ワイワイ ガヤガヤ

P「」

P「……はっ!」

P「う、う、うわぁぁぁぁぁん!!」ダダダダッ
やよい「あ、プロデューサー!?」

伊織「……逃げたわね」

小鳥「現実に耐え切れなかったのね」

あずさ「どうしましょう〜?」

律子「どうもしなくていいです」

響「どうせすぐ戻ってくるぞ」

美希「お茶が美味しいのー」ズズズ

貴音「765ぷろは今日も変わらず平和でしたね」ズズズ



終わり
読んで頂いてありがとうございます。
途中のコメも嬉しかったです。

このSSを書くにあたって気付いた事。
765プロのアイドルが好きです。
でもPヘッドの方がも〜っと好きです。

08:39│アイマス 
相互RSS
Twitter
更新情報をつぶやきます。
記事検索
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計: