2013年11月15日
モバP「アイドルが未来から来た」
備考:このSSは以前書いた
モバP「ちひろおねぇちゃん?」から設定を引っ張って書いています。
多分そんなに長くならない。
だれかのメモが落ちている
モバP「ちひろおねぇちゃん?」から設定を引っ張って書いています。
多分そんなに長くならない。
だれかのメモが落ちている
-要注意危険ドリンクメモ-
LPドリンク:ちひろさんの最初に開発した若返りドリンク。若返りすぎてしまう試作品一号。
1/3LPドリンク:前の実験体(プロデューサー)の失敗を踏まえた年齢の調節の効くドリンク。
New:LPドリンク改:未来の自分や自分以外にも自分に深く関わる人を未来から呼ぶようだ。
不確定なあらゆる可能性からやってくる彼女らは本人とかけ離れていることもある。
もはやこれをドリンク扱いしていいのだろうか。完全にご都合主義ドリンク。一度きりしか効果はないようだ。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1356422651
ちひろ「アイドルが未来から来ました」
P「あ…119番したほうがいいですか?それとも病院…車で送りましょうか?」カタカタ
ちひろ「別に私がおかしくなったわけじゃないです」
P「じゃぁなんだって言うんですか」ヤレヤレ
ちひろ「えぇと…ですね…前回アンチエイジングなドリンク…作ってたじゃないですか…」
P「LPドリンクとか名前付けてたあれですか?」ジトー
ちひろ「あれを…ですね…改造して逆に成長させるバージョンにしてアイドル達に配ってみたんですけど…あの…えと…」シセンソラシ
ちひろ「どうやらなにか間違ったみたいで本人そのままに成長した本人がもう一人現れちゃって…」
ちひろ「しかもどうやら成長したほうは未来から来たっていう自覚を持ってる…なんて…」アハ…ハ…
P「やっぱり病院行きましょう」グイグイ
ちひろ「注射はいやー!じゃなくて本当なんですって!」ズルズル
ちひろ「誰か!誰か助けてー!」ギャーギャー
?「お邪魔しまーす…〜うわ〜懐かしい…本当に事務所だぁ…」
アー!プロデューサーサンガイルー!
P「!?」
?「あ…あなた…じゃないプロデューサーさん!うわぁ〜若い〜!帰ったら自慢できますね!」
P「へっ?え…どなたですか?あれ…でもどこかで見たような…」
?「さぁて誰でしょう〜」クスクス
バターン!
響子「うわぁぁぁ!勝手に出かけちゃ駄目じゃないですかぁ〜!」ナミダメ
http://uploda.cc/img/img50d95790c0190.jpg
?「う〜ん…少しくらい…駄目?」キョトン
響子「キョトンってしてても駄目ですってばー」ウゥ…
P「響子!?今日は休みじゃ…まさかその人は…」
未来響子「初めまして…でいいのかな?私も五十嵐響子です♪すこ〜し先の未来から遊びにきましたよ!」
ちひろ「だから言ったじゃないですかぁ!」
P「」ボーゼン
響子「ちひろさん!あのドリンク一体なんなんですか!?」プンスカ
未来響子「まぁまぁいいじゃない。私も貴重な体験が出来て楽しいわよ?」
響子「未来の私だいぶ性格変わってないですか!?というかいくつなんです?」
未来響子「いくら私自身でも女の人の年齢はそうそう教えるものではないわよ〜♪」
響子「はぁ…でもプロデューサーさんをあなたって呼んでたのは?」
P「ハッ!?」ビクンッ
ちひろ「やっと再起動しましたか…遅いですよ!」
未来響子「だって私プロデューサーさんのお嫁さんだもの♪」
P「」チーン
ちひろ「プロデューサーさん!起きて!まだ死んじゃ駄目ですって!まだ私は稼ぐんですからぁぁぁ!!」ユッサユッサ
響子「うぇぇ!?な…な…なにを…」マッカ
未来響子「あぁ…えっとね…いわゆる私はここでは可能性での五十嵐響子ってことみたいなの。」ニコニコ
未来響子「まぁ私も私の世界があるから別に架空の存在って訳でもないけど…」ニコニコ
未来響子「まぁ全部秋葉ちゃんがこっちに来る前に全員に伝えてくれたことまんまだけどね♪」フンス
未来響子「だけど…勝ったと思って安心しちゃ駄目よ。あくまで私はあなただけどあなたじゃないんだから」ボソッ
響子「ふぇっ!?私は別にプロデューサーさんが…ってわけじゃ…」ゴニョゴニョ
未来響子「私も大変だったのよ?あまりいられる時間も残ってないみたいだし…聞きたいことたくさん…あるんじゃないの?」ボソッ
響子「う…とりあえず…一旦戻りますよ…!」グィッ
響子(プロデューサーさんの好きな料理…服…)エヘヘ
未来響子「はいはい…引っ張らないの。全部教えてあげるから」ニコニコ
響子「あはは…お騒がせしましたー!」
ガチャン
嫁響子襲来 END
P「」チーン
ちひろ「いい加減に…起きろぉぉぉ!ポンコツプロデューサー!」バシーン
P「ふぎゃ…!俺は…何を…」キョロキョロ
P「響子と未来から来たほうの響子は?」
ちひろ「もう帰りましたよ…というか割りとすぐ自分のいたところに帰っちゃうみたいですね…」ハァ
ちひろ(しかし…なんというか…姉妹みたいな二人でしたね…他がどうなってるか気になるところです…)
P「少し外出て頭冷やしてきます」ガタッ
ちひろ「了解しました」
ガチャ
P「ふぅ…しかし未来の響子か…美人だったな…」シミジミ
P「いやいや…俺は何を考えてるんだ…」ブンブン
?「おにーちゃんここからでてきたけどおにーちゃんがおと…ぷろでゅーさーさん?」キラキラ
P「へ?うん…お兄ちゃんはここのプロデューサーだけど君はどうして知ってるんだい?」ナデナデ
?「えへへぇ。くすぐったぃよぉ…あのね!あのね!おねーちゃんがおにーちゃんのことおしえて…」
卯月「うづき!いきなりいなくなったらびっくりするでしょ!」パタパタ
http://uploda.cc/img/img50d9570fb76d7.jpg
P「卯月?この子もうづき?え?」ナデナデ
P「……え…まさか…」
…
……
P「おいちひろさんよぉ…おい…」ゴゴゴ
ちひろ「まさかそんなはず…間違いなく…」ブツブツ
ちひろ「え…と」
ちひろ「………そうだ!」
ちひろ「上も下もイケちゃうなんてプロデューサーさんもやりますねぇ☆」ニ…ニコォ…
P「うづき〜♪この緑のお姉ちゃんがお馬さんごっこのお馬になってくれるぞぉ〜」ニッコリ
ミドリノオネーチャンオウマー! ソンナ!?プロデューサーサンヒドクナイデスカ!?
うづき「わぁ〜い!緑のお姉ちゃんもっとはやく〜♪」ノシー
P(ちひろさんは未来って言ってたけど現れたのは昔の卯月…もうなんでもありだな…)ハァ…
卯月「あはは…ちひろさんから貰ったドリンク飲んだら昔の自分そっくりの娘が出てくるんですもん…ビックリとかそんなものじゃないですよ」アハハ…
オネーチャンモットモットー! チョ、チョットダケキュウケイガ… ダメー☆
P「卯月…お前結構わんぱくだったんだな…」
卯月「あはは…それなりには…」
卯月「う〜ん…でもやっぱりこの子は私みたいですけど私じゃないですね。やっぱろ違うというかここまでわんぱくだった記憶はないですし」
P(なにがなんだかさっぱりわからん…)フム…
P「よし…俺が今日一日うづきの保護者だ!」グッ
卯月「プ、プロデューサーさん適応早くないですか?」
P「俺がちっちゃくなるよりはだいぶましだしな…」トオイメ
卯月「なにがあったんだから聞かないでおきます…」アハハ
P「助かるよ」ハァ
P「うづき」
うづき「なに?おにーちゃん?」キョトン
P「おにーちゃんと卯月おねーちゃんとお出かけしようか」ナデナデ
P「卯月?収録ににうづきも連れて行こうと思うんだが大丈夫か?」
卯月「大丈夫です!」
卯月「あれ?でも大丈夫なんですか?ちひろさんにお願いして…」
P「ちひろさんは…」チラッ
ちひろ「ぐぅ…こ…腰が…まだ…若い…緑のお姉ちゃん…だもの…」グッタリ
P 卯月(そっとしておこう)
うづき「はやくー!」ウズウズ
P「今行くから待ってなー!あと向こうではお口にチャック…な?」ニコッ
うづき「うんっ!」
P「卯月。行こうか」
卯月「……はいっ!」
…
……
-収録現場-
モウクジケナイー!…
アイヲコメテズットウタウヨー!
…
オッケーデス!オツカレサマデスー!
うづき「おねえちゃんつかまえたー!」
卯月「あはは!捕まっちゃったかぁー」ニコニコ
P「お疲れ様。良かったぞ卯月!少し休憩しようか」
卯月「そうですね。飲み物買って来ますね!」タタッ
P「卯月!?俺が買って来るって!」
卯月「そういう気分なんです!」
ウヅキチャンハナニガイイー
P「まったく…うづき何がいい?」ハァ
うづき「オレンジジュース!」
P「そうか。俺もそうしようかな…」スゥッ
オレンジジュースフタツタノムー! ワカリマシター
飯とPaのアンソロ買って来るの。
今日中にはもう数人書いて終わらす。
Paのアンソロ売ってなかったよ…
とりあえず続き書いていきます。
うづき「おねえちゃんすごい!すごい!うぅ…なんていえばわからないけどすごいよぉ!」
P「卯月はアイドルだからな」
うづき「わたしもアイドルになれるかな!」キラキラ
P「ははっ!うづきは美人さんだからなぁ。すぐトップアイドルかもな!」ナデナデ
うづき「えへへぇ…」テレテレ
P(やはり卯月はアイドルとして子供だろうと年代問わず惹きつけるひたむきさと純真さがある…王道系アイドルか…)ニコニコ
うづき「おにーちゃんうれしそー!」
P「バレたかー!うづきは鋭いなぁ…」ナデナデ
うづき「わたしべつにとんがってないよ?」
P「プッ…あはは!そうだなうづきは可愛いなぁ」ナデナデ
うづき「ん…そろそろみたい…おにーちゃん。けーたいでんわかして!おねーちゃんにめーるしたいの!」
うづき「…うん!こんなかんじかな!そーしん!」
うづき「おにーちゃんそーしんりれきみちゃめっ!だよ!」ビシッ
P「分かった分かった。でもどうしたんだいきなり?」ナデナデ
うづき「ないしょ〜♪」ニコニコ
P「うづきには敵わないなぁ…」ハハ…
うづき「ふふふ〜!よろし〜♪たのしかったよ!またね!お…う…さ…ん!」
P「うづき…?」
P「いない…」ボーゼン
…
……
ブルブル…ブルブル
卯月「メール…?」
カパッ…カチャ…
From プロデューサー
件名 おねえちゃんへ
そろそろおかあさんがよんでるみたいだからかえるね!おねえちゃんとおかあさんはちがうけど
もしかしたらおねえちゃんとおにーちゃんとはまたあうかもしれないね!
うづき
卯月「おねえちゃんとおかあさんは違う?なんのことだろう…?」
…
……
うづき「ねぇおかあさん?なんでおかあさんはきょういちにちわたしになまえをうづきっていうようにさせたの?」
うづき「その名前はおかあさんの…」
?「う〜んとね。おかあさんは……に昔のわたしにあってみてほしかったんだ」ニコニコ
うづき「うん!やっぱりおかあさんはおかあさんだったよ!」
?「そっかぁ。」
?「たくさんあそんでくれたでしょ?お父さんは」ニコニコ
うづき?「うん!やっぱりおとうさんはやさしいね!」
?「おとうさんだからねぇ」ナデナデ
うづき「おかあさん!わたしもおかあさんみたいにアイドルになれる?」
?「そうだね……は、おかあさんの自慢の娘だからね」
?(送り出した甲斐はあったみたいだね…)ナデナデ
うづき「めざせ!とっぷあいどるー!」
?(この子ったら…)クスクス
新たなアイドルの卵 END
杏「私の平穏は一本のドリンクによって乱された!」
http://uploda.cc/img/img50d95691cd483.jpg
ギャーギャー!
未来杏「着替え終わりっ!さぁてお迎えが来たから待たせないうちに行くよっ!」
未来杏「ほら!シャキっとする!「杏ちゃん」ってばだらしがないなぁもう!」ハァ
杏「杏は働かないってばー!」バタバタ
-数時間前-
杏「まだ印税で買われちゃったドリンク残ってるよ…」ウヘェ…
劇場5話 ステキな印税生活参照
http://uploda.cc/img/img50d996a3e7c8e.jpg
杏「いい加減これ…消化しないとなぁ…うわぁ…増えてる…」ゴッチャリ…
杏「そういえばちひろさんが段ボールに試供品のドリンクですって新しいの突っ込んでいったなぁ…」ハァ
杏「新しいラベルのこれかなぁ…地道に消化していこう…」ンクッンクッ
杏「うへぇ…やっぱりちひろさんの作るドリンクは不味い…!」
杏「好き好んで飲むプロデューサーが信じらんないね!まったく」ボフッ!
杏「へ?」
未来杏「秋葉ちゃんに初めて言われた時は冗談かと思ったけど冗談吐く娘じゃないもんねぇ…」フゥ
未来杏「やっぱ来ちゃったかぁ」ボソッ
未来杏「ん…。初めまして…かな?双葉杏だよ。「杏ちゃん」」
杏「」ボーゼン
…ジジョウセツメイ
杏「あ…杏?未来から来たって…?」ボーゼン
杏「見た目はほとんど変わらないじゃんか!」
未来杏「失礼な。杏は「杏ちゃん」より身長も少し伸びてるよ!」
杏「嘘つきっ!ほら!杏のほうが高い!」ムクッ
未来杏「え?そんなまさか…ってつま先立ちするな!子供か!」
杏「背伸びで逆転する程度のものを伸びたとは…」ジト-…
>>33
ぎゃぁぁ!
やってしまった…ご指摘ありがとう…!
お礼に俺の代わりにPaのアンソロ買って来る権利をあげます。
未来杏「ほら!そろそろプロデューサーの迎えが来る頃でしょ!とっとと着替える!」
杏「杏、カエダーマ大作戦はしようとは思ってたけどこんな口うるさい替え玉はいらないって!」
未来杏「どのくらいここにいられるのか分かんないけどその性根叩きなおしてあげるよ!」
杏「杏は無理なことには挑まない主義なんだ」ドヤァ
未来杏「大丈夫。杏はやれば出来る娘って経験で知ってるからね♪」
ジリ…ジリ…
杏「う…嘘だ…こんな前向きなのは杏なはずが…」ヒィ…
ウワァァァァァァァァ!
…ドンドン…
……ガチャ
P「杏ー!迎えに来たぞー!まだ寝てんの……か…?」
未来杏「あ、おはよう!プロデューサー♪」
杏「……」シンダメ
P「……」コウチョク
P(転がった見覚えのある瓶…満点笑顔の杏…死んだ目をした杏…)
P「あっ」サッシ
…
……
-事務所-
P「飲んじゃったかぁ…あれ」
杏「杏の人生において片手で数えられるレベルの不幸だよこれ」
未来杏「まったく…人様のことを不幸呼ばわりするような娘に育った覚えは…あるね」
P 杏(あるのか…)
未来杏「ベースは「杏ちゃん」だからね。これから「杏ちゃん」がどうなるかは分からないけど」
P「どういうことだ?」
未来杏「う〜ん…他にも杏みたいに未来から〜って言ってる娘たちいたでしょ?」
未来杏「杏はそれと同じでやっぱり可能性の存在だよ。まぁでも杏には杏の世界が…ってもう誰か言っちゃってるかな」
P(なるほど。わからん)
杏「杏は平穏にだらだら出来ればいいよ…」ダルーン
P「杏はこれから歌のレッスンな」
杏「い〜や〜だ〜!杏は働かない自由を主張する!」
未来杏「…」
P「杏ちょっとくらいは…」ハァ
未来杏「プロデューサー」
P「どうした?」
未来杏「杏にレッスンつけてくれない?」
P「二人とも一人称が杏だとめんどくさ…ってえぇ!?」
杏「杏は楽できるならなんでもいいよ…」
P「はぁ…わかった。とりあえず杏は見てるだけでいいか…始めるぞ!」
〜〜♪〜〜〜♪
P「これが杏…?」
P(凄く通る声をしているし…なにより歌い方が今の杏と全然違う…これがキャリアを積んだ杏…?)
未来杏「どうかな?」フンス
P「正直驚いてる」
未来杏「あはは…今の「杏ちゃん」見てるとそうかもしれないね…杏は歌に関しては頑張ったつもりだからね!」
未来杏「ところで「杏ちゃん」は?」
杏「……」
P「杏…?はは…ビックリして声が出ないのか?」
未来杏「…?」
テクテク…
未来杏「…!プロデューサー…「杏ちゃん」…寝てる」
杏「グゥ……グゥ……」
P「はぁ…まぁとりあえず今日はこれで終わりかなぁ…」ヤレヤレ
P「杏を事務所まで背負っていっちゃうから事務所までドア開けるの手伝って貰えるか?」ヨイショ
未来杏「「杏ちゃん」がお手数おかけします…」フカブカ
…
トサッ
P「よし!それじゃ俺は営業行ってくるな。留守番頼んだ」
未来杏「お土産に飴買って来るって約束してくれたら待っててあげるよ」
P「はいはい。分かった分かった。やっぱり杏は杏だな」ナデナデ
未来杏「あ、杏もいい歳なんだから撫でない!歳は教えないけど!」テレテレ
P(杏はいくつになっても可愛いことは証明されたな!)
P「今度こそ行ってくる!」バタンッ
未来杏「いってらっしゃい〜」フリフリ
未来杏「もう行っちゃったよ…」
未来杏「…「杏ちゃん」…ずっと起きてたでしょ…?」
……
杏「…なんで分かったの?」
未来杏「やっぱり「杏ちゃん」優しいから人の歌ってるところで寝るなんてことする訳ないもん」ニコニコ
杏「それ自画自賛っていうんだよ?」プィッ
未来杏「「杏ちゃん」がなんで寝たふりしてたのかも分かっちゃうんだな〜杏には〜♪」
杏「うぅ…」シセンソラシ
未来杏「杏は昔より凄く頑張ったよ。歌も必死で上手くなった。ビックリしたでしょ?」
杏「まぁ…」
未来杏「だってそうしないと杏はもうプロデューサーと会うことも出来なくなりそうだったから」
杏「!?どういうこと?」
未来杏「この事務所も大きくなったよね。三桁単位のアイドルが所属するプロダクションだもの」
未来杏「このままだらだら過ごしてる杏がこの事務所にいられるのかな?」
未来杏「杏はやっぱり怖かったよ。だから必死になった。それに杏はなんだかんだいってアイドル好きだったからね!」
未来杏(まぁ頑張ったのは今の「杏ちゃん」より大分後だったけど…)
杏「……」ウツムキ
杏(この事務所から出ていく?プロデューサーともう会えない?)
未来杏「「杏ちゃん」はどうしたい?」
杏(事務所の皆は嫌いじゃない…それにアイドルだって楽しくないっていったら嘘になる)
未来杏「決まらないなら杏そろそろ帰ろうかな。未来でプロデューサー待たしてるだろうしなー」チラッ
杏「待って…」ガシッ
未来杏「どうしたのかな〜♪「杏ちゃん」は?」ニコニコ
杏「杏はやれば出来る娘って言ったよね?」
未来杏「うん、言ったよ。杏はやれば出来る娘だからね!」ニコニコ
杏「杏にレッスン付けてくれないかな。部屋にある飴は全部…いや半分あげるから!」
未来杏「う〜ん!それじゃ足りないかな〜!だ・か・らぁ〜♪」
杏「全部はあげないよ!」
未来杏「これから私のことをお姉ちゃんと呼ぶこと!」ニコォ…
杏「」
未来杏「お返事は?」
杏「ワカリマシタオネェチャン」ギギギ…
杏「過去の自分にお姉ちゃん呼ばせるってどんな性癖…」ボソッ
未来杏「そうと決まったら早速やるよ!ほら!ビシバシ動く!」
杏(あ…これ選択ミスったかも…)
モットハラカラコエダセー アンズコレガゲンカイ・・・
オラーオネエチャンアリガトウゴザイマスダロー ダカラオネエチャンヨビキョウセイッテドンナセイヘキダー!
…
……
未来杏「こんなものかな…」ツヤツヤ
杏「……モウイヤダ…ウゴキタクナイ…」グッタリ
未来杏「そろそろ時間みたい…」
杏「時間って?」
未来杏「杏の役割はここまで!後は自分で頑張って貰わないと」
杏「そっか…」
未来杏「まぁ…出来の悪い妹の教育はそれなりに楽しかったよ?」
杏「杏からすると災難でしかなかったよ…」
未来杏「まったく「杏ちゃん」は照れ屋さんだなぁ♪」
杏(こういうめんどくさい人にだけはなりたくないなぁ)
未来杏「最後に聞かせて。「杏ちゃん」はプロデューサーと居たいの?それともアイドルで居たいの?」
杏「…」
杏「杏にはまだ分かんない。だけどお姉ちゃんみたいないい歳したタタタタい!ほっぺたひっぱるなぁ!」ウゥ
未来杏「見た目変わんないでしょ!…変わんない…よね?」
杏「いやー分かんないよ?まぁ杏としても小じわの寄った杏は見たくないかな」
未来杏「こんにゃろう…。まぁ言いたいことは分かったよ…じゃあ帰るね」ハァ
杏「…杏はやっぱり杏で…お姉ちゃんとは違うけど…でも…今日のこと…感謝はしてるよ」プィッ
未来杏「あはは、さっきも言ったけど出来の悪い妹みたいで悪くなかったよ。じゃあね…「杏ちゃん」」
…スウッ
杏「行っちゃった…ありがとね…お姉ちゃん…」グシグシ
…
……
未来杏「ただいま。プロデューサー!」
未来P「ちょっと目を離した隙にいなくなるとビックリするだろが」ハァ
未来杏「ゴメンゴメン!でも杏、きちんと戻ってきただけ成長したと思って欲しいな!」ドヤァ
未来P「やっぱり杏は真面目に仕事するようになっても杏だな」ヤレヤレ
未来杏「あーあ…飴…貰い損ねちゃった…」ハァ…
未来P「なんのことだ?」
未来杏「内緒…かな!」
未来P「よくわからんが飴ならあるぞ。ほれ」
未来杏「直接食べさせて欲しいかな」
未来P「お前はひな鳥か…ほら…口開けろ」
未来杏「あーん!」
ヒョイッ! パクッ
未来杏「んぅ…仕方ないなぁ。今日も飴の分だけは仕事してあげるよ」コロコロ ニコニコ
…
……
〜〜♪〜〜〜♪
P 未来P「「最近調子いいみたいだな杏」」
杏 未来杏「「うん」」
P 未来P「「どうしたんだ?」」
杏 未来杏「「口うるさい(出来の悪い)姉(妹)が出来たからせいかもしれないね」」
杏の可能性 END
すまん…まだ終わってないんだ…あと二人書いて終わりにするよ。
-数分前-
加蓮「風邪…引いちゃったみたい…」ハァ
http://uploda.cc/img/img50d95936ef442.jpg
加蓮「事務所に連絡…」
ウン…ワタシ…カゼヒイチャッタミタイ…ゴメンネ… スグミマイッテ…イイッテ!シゴトアルンダカラ…
リントナオニヨロシクネ… ウン…ウン…ジャァキルネ…
加蓮「はぁ…またプロデューサーさんと凛と奈緒に迷惑かけちゃうな…」
加蓮「そういえばちひろさんに貰った栄養ドリンクがあったっけ…」ガサガサ…
加蓮「あった…。うへぇ…不味いや…良薬は口に苦しっていうしこれで良くなれば…」コクッコクッ
ドタドタッ
未来P「大丈夫か加蓮!?寒くないか!?お腹空いてないかァァァァァ!!」ガシィ
加蓮「へ?プロデューサーさん!?なんで…?いくらなんでも早すぎ…」
未来凛「プロデューサー…絵面的に色々と不味いから離れてあげなよ」
http://uploda.cc/img/img50d95824432de.jpg
未来奈緒「プロデューサー、パッっと見女子高生に抱きつく変質者にしか見えねーぞ!」ハァ
http://uploda.cc/img/img50d958a06b8fc.jpg
加蓮「凛?奈緒?でもなんというか…老けた?」
未来凛「……」ゴゴゴゴゴ
未来奈緒「……」ゴゴゴゴゴ
未来P「凛!?奈緒!?落ち着け!まだまだ若いって!加蓮病人だから!な!」
未来P「ちょ…二人共殴るな…俺何も変なこと言ってないだろ!?」
未来凛「大丈夫!大丈夫!ただ…この感情のやりばが…」ゴスゴス
未来奈緒「見つからねぇ…!だけだもんなぁ…!」ゴス……ベキィ!
未来P「……」ドクドク…
加蓮「えと…プロデューサー…大丈夫なの…?」
未来凛 未来奈緒「「まぁこの程度で死ぬようなら私たち(私ら)のプロデューサーやってないよね(よな)」」
未来凛「プロデューサーのせいで話が進まなかったけどわたしたちはね…」
…セツメイチュウ
加蓮「またちひろさん変な物作ったんだね」ハァ…
未来P「まぁそのおかげで看病に来れたんだから今回だけは感謝しておく」ムクッ
加蓮「復帰早いね。プロデューサー」
未来P「鍛えてるからな」ドヤァ…
未来奈緒「プロデューサーはもともと来るはずじゃなかったじゃねーか!」
加蓮「どういうこと?」キョトン
未来凛「プロデューサーさんはそもそもこっちに呼ばれなかったんだよ」
未来凛「なのに晶葉ちゃんに風邪引いた加蓮に私たちが呼ばれてるって聞くや俺も行くって聞かなくて…」ヤレヤレ
未来奈緒「あたしらの両腕がっしり掴んで離さないんだぜ…流石にビビったわ…」
加蓮「それでなんとかなるんだからプロデューサーらしいというかなんというか…」
未来P「だけどどうやら無茶したせいで俺らそんなにいられないっぽいぞ」
未来凛「えっ?聞いてないんだけど…」
未来P「まぁどの世界の俺だろうが風邪引いた加蓮を速攻で面倒見に来ない俺がいるわけないから丁度いいかもしれないな」
未来奈緒「あんまり長居して面倒なことになっても困るしな」
未来凛「そうだね」
加蓮(プロデューサーさんが過保護気味なことに関してはもう突っ込まないんだね…)アハハ
加蓮「でも少し安心したかな。何年先からみんなが来たんだか分からないけど相変わらずで」ニコニコ
加蓮「……」
加蓮(ずっと聞けなかったこと…聞いてみようかな…)
加蓮(少し怖いけど…ずっと聞けなかったこと…)
…
加蓮「私って病弱でそんなに体も強くないけど…皆はどう思ってるのかな?」
………
未来P 未来凛 未来奈緒「……プッ…」クスクス…
未来P 未来凛 未来奈緒「あはははは…」ケラケラ
加蓮「な、なんで笑ってるの!?」
ケラケラ…クスクス…
加蓮「もう…」バサッ
未来P「ごめん!ごめん!謝るから布団被らないでくれ」
加蓮「もう…。うん…分かった…それでなんで笑ってたの?」ムスー
未来奈緒「あぁ…それはな…」ニコニコ
未来凛「加蓮が前に一回同じ事言い出したことがあったんだ」
未来P「いやぁ!歴史は繰り返すってやつだな」
加蓮「そうなの?」
未来奈緒「まァな。やっぱり加蓮は加蓮だな」ナデナデ
未来凛「だからこれがその答え」ギュッ
加蓮「凛…風邪…伝染るよ?」ムギュー
未来凛「そのときはそのとき…かな?」
加蓮「もう…!」
未来凛「加蓮はさ…私とか奈緒が病弱…病弱なプロデューサー…は想像出来ないからいいや…」
加蓮 未来奈緒「プフッ…」ケタケタ
未来P「なんでだよ!?」
プロデューサーハヒッコンデロヨー、ダイジナハナシノトチュウダカラナー バキッ ギャー!
未来凛「とにかく加蓮と私たちの立場が逆だったら加蓮は私たちと仲間になれなかったのかな?」
未来凛「いつだって私たちは加蓮に頼られれば嬉しいんだから」ギュー
未来凛「どれだけ頼ってくれてもいい…特にそこで転がってるプロデューサーなんて特に」ニコニコ
未来P「もちろんだ!」ムクッ!
加蓮「あはは…!だから…プロデューサー…復帰…早すぎ!うん…ありがとう…」グシグシ
未来P「そろそろ帰るぞ二人共。加蓮!こっちの俺に宜しくな!」
未来凛「うん…行こう。奈緒」
未来奈緒「おう…加蓮…またな…」
加蓮「うん…三人とも…またね」
…スゥ…
加蓮「またね…か…」ニコニコ
ガチャ…
ドンドン!
P「加蓮!見舞いに来たぞー!」
凛「プロデューサー…焦りすぎ…加蓮は逃げないって…」ハァハァ
奈緒「つうか人の部屋にノックなしで侵入すんなっつーの!」
P「大丈夫か加蓮!?寒くないか!?お腹空いてないかァァァァァ!!」ガシィ
凛「プロデューサー…絵面的に色々と不味いから離れてあげなよ」
奈緒「プロデューサー、パッっと見女子高生に抱きつく変質者にしか見えねーぞ!」ハァ
加蓮(未来から来たみんなと同じこと言ってる…)クスクス
凛「加蓮?どうしたのニコニコして。なんかいいことでもあったの?」
…
加蓮「みんなが来てくれて嬉しいだけ…だよ」ニコニコ
病弱娘の悩み END
LPドリンク:ちひろさんの最初に開発した若返りドリンク。若返りすぎてしまう試作品一号。
1/3LPドリンク:前の実験体(プロデューサー)の失敗を踏まえた年齢の調節の効くドリンク。
New:LPドリンク改:未来の自分や自分以外にも自分に深く関わる人を未来から呼ぶようだ。
不確定なあらゆる可能性からやってくる彼女らは本人とかけ離れていることもある。
もはやこれをドリンク扱いしていいのだろうか。完全にご都合主義ドリンク。一度きりしか効果はないようだ。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1356422651
ちひろ「アイドルが未来から来ました」
P「あ…119番したほうがいいですか?それとも病院…車で送りましょうか?」カタカタ
ちひろ「別に私がおかしくなったわけじゃないです」
P「じゃぁなんだって言うんですか」ヤレヤレ
ちひろ「えぇと…ですね…前回アンチエイジングなドリンク…作ってたじゃないですか…」
P「LPドリンクとか名前付けてたあれですか?」ジトー
ちひろ「あれを…ですね…改造して逆に成長させるバージョンにしてアイドル達に配ってみたんですけど…あの…えと…」シセンソラシ
ちひろ「どうやらなにか間違ったみたいで本人そのままに成長した本人がもう一人現れちゃって…」
ちひろ「しかもどうやら成長したほうは未来から来たっていう自覚を持ってる…なんて…」アハ…ハ…
P「やっぱり病院行きましょう」グイグイ
ちひろ「注射はいやー!じゃなくて本当なんですって!」ズルズル
ちひろ「誰か!誰か助けてー!」ギャーギャー
?「お邪魔しまーす…〜うわ〜懐かしい…本当に事務所だぁ…」
アー!プロデューサーサンガイルー!
P「!?」
?「あ…あなた…じゃないプロデューサーさん!うわぁ〜若い〜!帰ったら自慢できますね!」
P「へっ?え…どなたですか?あれ…でもどこかで見たような…」
?「さぁて誰でしょう〜」クスクス
バターン!
響子「うわぁぁぁ!勝手に出かけちゃ駄目じゃないですかぁ〜!」ナミダメ
http://uploda.cc/img/img50d95790c0190.jpg
?「う〜ん…少しくらい…駄目?」キョトン
響子「キョトンってしてても駄目ですってばー」ウゥ…
P「響子!?今日は休みじゃ…まさかその人は…」
未来響子「初めまして…でいいのかな?私も五十嵐響子です♪すこ〜し先の未来から遊びにきましたよ!」
ちひろ「だから言ったじゃないですかぁ!」
P「」ボーゼン
響子「ちひろさん!あのドリンク一体なんなんですか!?」プンスカ
未来響子「まぁまぁいいじゃない。私も貴重な体験が出来て楽しいわよ?」
響子「未来の私だいぶ性格変わってないですか!?というかいくつなんです?」
未来響子「いくら私自身でも女の人の年齢はそうそう教えるものではないわよ〜♪」
響子「はぁ…でもプロデューサーさんをあなたって呼んでたのは?」
P「ハッ!?」ビクンッ
ちひろ「やっと再起動しましたか…遅いですよ!」
未来響子「だって私プロデューサーさんのお嫁さんだもの♪」
P「」チーン
ちひろ「プロデューサーさん!起きて!まだ死んじゃ駄目ですって!まだ私は稼ぐんですからぁぁぁ!!」ユッサユッサ
響子「うぇぇ!?な…な…なにを…」マッカ
未来響子「あぁ…えっとね…いわゆる私はここでは可能性での五十嵐響子ってことみたいなの。」ニコニコ
未来響子「まぁ私も私の世界があるから別に架空の存在って訳でもないけど…」ニコニコ
未来響子「まぁ全部秋葉ちゃんがこっちに来る前に全員に伝えてくれたことまんまだけどね♪」フンス
未来響子「だけど…勝ったと思って安心しちゃ駄目よ。あくまで私はあなただけどあなたじゃないんだから」ボソッ
響子「ふぇっ!?私は別にプロデューサーさんが…ってわけじゃ…」ゴニョゴニョ
未来響子「私も大変だったのよ?あまりいられる時間も残ってないみたいだし…聞きたいことたくさん…あるんじゃないの?」ボソッ
響子「う…とりあえず…一旦戻りますよ…!」グィッ
響子(プロデューサーさんの好きな料理…服…)エヘヘ
未来響子「はいはい…引っ張らないの。全部教えてあげるから」ニコニコ
響子「あはは…お騒がせしましたー!」
ガチャン
嫁響子襲来 END
P「」チーン
ちひろ「いい加減に…起きろぉぉぉ!ポンコツプロデューサー!」バシーン
P「ふぎゃ…!俺は…何を…」キョロキョロ
P「響子と未来から来たほうの響子は?」
ちひろ「もう帰りましたよ…というか割りとすぐ自分のいたところに帰っちゃうみたいですね…」ハァ
ちひろ(しかし…なんというか…姉妹みたいな二人でしたね…他がどうなってるか気になるところです…)
P「少し外出て頭冷やしてきます」ガタッ
ちひろ「了解しました」
ガチャ
P「ふぅ…しかし未来の響子か…美人だったな…」シミジミ
P「いやいや…俺は何を考えてるんだ…」ブンブン
?「おにーちゃんここからでてきたけどおにーちゃんがおと…ぷろでゅーさーさん?」キラキラ
P「へ?うん…お兄ちゃんはここのプロデューサーだけど君はどうして知ってるんだい?」ナデナデ
?「えへへぇ。くすぐったぃよぉ…あのね!あのね!おねーちゃんがおにーちゃんのことおしえて…」
卯月「うづき!いきなりいなくなったらびっくりするでしょ!」パタパタ
http://uploda.cc/img/img50d9570fb76d7.jpg
P「卯月?この子もうづき?え?」ナデナデ
P「……え…まさか…」
…
……
P「おいちひろさんよぉ…おい…」ゴゴゴ
ちひろ「まさかそんなはず…間違いなく…」ブツブツ
ちひろ「え…と」
ちひろ「………そうだ!」
ちひろ「上も下もイケちゃうなんてプロデューサーさんもやりますねぇ☆」ニ…ニコォ…
P「うづき〜♪この緑のお姉ちゃんがお馬さんごっこのお馬になってくれるぞぉ〜」ニッコリ
ミドリノオネーチャンオウマー! ソンナ!?プロデューサーサンヒドクナイデスカ!?
うづき「わぁ〜い!緑のお姉ちゃんもっとはやく〜♪」ノシー
P(ちひろさんは未来って言ってたけど現れたのは昔の卯月…もうなんでもありだな…)ハァ…
卯月「あはは…ちひろさんから貰ったドリンク飲んだら昔の自分そっくりの娘が出てくるんですもん…ビックリとかそんなものじゃないですよ」アハハ…
オネーチャンモットモットー! チョ、チョットダケキュウケイガ… ダメー☆
P「卯月…お前結構わんぱくだったんだな…」
卯月「あはは…それなりには…」
卯月「う〜ん…でもやっぱりこの子は私みたいですけど私じゃないですね。やっぱろ違うというかここまでわんぱくだった記憶はないですし」
P(なにがなんだかさっぱりわからん…)フム…
P「よし…俺が今日一日うづきの保護者だ!」グッ
卯月「プ、プロデューサーさん適応早くないですか?」
P「俺がちっちゃくなるよりはだいぶましだしな…」トオイメ
卯月「なにがあったんだから聞かないでおきます…」アハハ
P「助かるよ」ハァ
P「うづき」
うづき「なに?おにーちゃん?」キョトン
P「おにーちゃんと卯月おねーちゃんとお出かけしようか」ナデナデ
P「卯月?収録ににうづきも連れて行こうと思うんだが大丈夫か?」
卯月「大丈夫です!」
卯月「あれ?でも大丈夫なんですか?ちひろさんにお願いして…」
P「ちひろさんは…」チラッ
ちひろ「ぐぅ…こ…腰が…まだ…若い…緑のお姉ちゃん…だもの…」グッタリ
P 卯月(そっとしておこう)
うづき「はやくー!」ウズウズ
P「今行くから待ってなー!あと向こうではお口にチャック…な?」ニコッ
うづき「うんっ!」
P「卯月。行こうか」
卯月「……はいっ!」
…
……
-収録現場-
モウクジケナイー!…
アイヲコメテズットウタウヨー!
…
オッケーデス!オツカレサマデスー!
うづき「おねえちゃんつかまえたー!」
卯月「あはは!捕まっちゃったかぁー」ニコニコ
P「お疲れ様。良かったぞ卯月!少し休憩しようか」
卯月「そうですね。飲み物買って来ますね!」タタッ
P「卯月!?俺が買って来るって!」
卯月「そういう気分なんです!」
ウヅキチャンハナニガイイー
P「まったく…うづき何がいい?」ハァ
うづき「オレンジジュース!」
P「そうか。俺もそうしようかな…」スゥッ
オレンジジュースフタツタノムー! ワカリマシター
飯とPaのアンソロ買って来るの。
今日中にはもう数人書いて終わらす。
Paのアンソロ売ってなかったよ…
とりあえず続き書いていきます。
うづき「おねえちゃんすごい!すごい!うぅ…なんていえばわからないけどすごいよぉ!」
P「卯月はアイドルだからな」
うづき「わたしもアイドルになれるかな!」キラキラ
P「ははっ!うづきは美人さんだからなぁ。すぐトップアイドルかもな!」ナデナデ
うづき「えへへぇ…」テレテレ
P(やはり卯月はアイドルとして子供だろうと年代問わず惹きつけるひたむきさと純真さがある…王道系アイドルか…)ニコニコ
うづき「おにーちゃんうれしそー!」
P「バレたかー!うづきは鋭いなぁ…」ナデナデ
うづき「わたしべつにとんがってないよ?」
P「プッ…あはは!そうだなうづきは可愛いなぁ」ナデナデ
うづき「ん…そろそろみたい…おにーちゃん。けーたいでんわかして!おねーちゃんにめーるしたいの!」
うづき「…うん!こんなかんじかな!そーしん!」
うづき「おにーちゃんそーしんりれきみちゃめっ!だよ!」ビシッ
P「分かった分かった。でもどうしたんだいきなり?」ナデナデ
うづき「ないしょ〜♪」ニコニコ
P「うづきには敵わないなぁ…」ハハ…
うづき「ふふふ〜!よろし〜♪たのしかったよ!またね!お…う…さ…ん!」
P「うづき…?」
P「いない…」ボーゼン
…
……
ブルブル…ブルブル
卯月「メール…?」
カパッ…カチャ…
From プロデューサー
件名 おねえちゃんへ
そろそろおかあさんがよんでるみたいだからかえるね!おねえちゃんとおかあさんはちがうけど
もしかしたらおねえちゃんとおにーちゃんとはまたあうかもしれないね!
うづき
卯月「おねえちゃんとおかあさんは違う?なんのことだろう…?」
…
……
うづき「ねぇおかあさん?なんでおかあさんはきょういちにちわたしになまえをうづきっていうようにさせたの?」
うづき「その名前はおかあさんの…」
?「う〜んとね。おかあさんは……に昔のわたしにあってみてほしかったんだ」ニコニコ
うづき「うん!やっぱりおかあさんはおかあさんだったよ!」
?「そっかぁ。」
?「たくさんあそんでくれたでしょ?お父さんは」ニコニコ
うづき?「うん!やっぱりおとうさんはやさしいね!」
?「おとうさんだからねぇ」ナデナデ
うづき「おかあさん!わたしもおかあさんみたいにアイドルになれる?」
?「そうだね……は、おかあさんの自慢の娘だからね」
?(送り出した甲斐はあったみたいだね…)ナデナデ
うづき「めざせ!とっぷあいどるー!」
?(この子ったら…)クスクス
新たなアイドルの卵 END
杏「私の平穏は一本のドリンクによって乱された!」
http://uploda.cc/img/img50d95691cd483.jpg
ギャーギャー!
未来杏「着替え終わりっ!さぁてお迎えが来たから待たせないうちに行くよっ!」
未来杏「ほら!シャキっとする!「杏ちゃん」ってばだらしがないなぁもう!」ハァ
杏「杏は働かないってばー!」バタバタ
-数時間前-
杏「まだ印税で買われちゃったドリンク残ってるよ…」ウヘェ…
劇場5話 ステキな印税生活参照
http://uploda.cc/img/img50d996a3e7c8e.jpg
杏「いい加減これ…消化しないとなぁ…うわぁ…増えてる…」ゴッチャリ…
杏「そういえばちひろさんが段ボールに試供品のドリンクですって新しいの突っ込んでいったなぁ…」ハァ
杏「新しいラベルのこれかなぁ…地道に消化していこう…」ンクッンクッ
杏「うへぇ…やっぱりちひろさんの作るドリンクは不味い…!」
杏「好き好んで飲むプロデューサーが信じらんないね!まったく」ボフッ!
杏「へ?」
未来杏「秋葉ちゃんに初めて言われた時は冗談かと思ったけど冗談吐く娘じゃないもんねぇ…」フゥ
未来杏「やっぱ来ちゃったかぁ」ボソッ
未来杏「ん…。初めまして…かな?双葉杏だよ。「杏ちゃん」」
杏「」ボーゼン
…ジジョウセツメイ
杏「あ…杏?未来から来たって…?」ボーゼン
杏「見た目はほとんど変わらないじゃんか!」
未来杏「失礼な。杏は「杏ちゃん」より身長も少し伸びてるよ!」
杏「嘘つきっ!ほら!杏のほうが高い!」ムクッ
未来杏「え?そんなまさか…ってつま先立ちするな!子供か!」
杏「背伸びで逆転する程度のものを伸びたとは…」ジト-…
>>33
ぎゃぁぁ!
やってしまった…ご指摘ありがとう…!
お礼に俺の代わりにPaのアンソロ買って来る権利をあげます。
未来杏「ほら!そろそろプロデューサーの迎えが来る頃でしょ!とっとと着替える!」
杏「杏、カエダーマ大作戦はしようとは思ってたけどこんな口うるさい替え玉はいらないって!」
未来杏「どのくらいここにいられるのか分かんないけどその性根叩きなおしてあげるよ!」
杏「杏は無理なことには挑まない主義なんだ」ドヤァ
未来杏「大丈夫。杏はやれば出来る娘って経験で知ってるからね♪」
ジリ…ジリ…
杏「う…嘘だ…こんな前向きなのは杏なはずが…」ヒィ…
ウワァァァァァァァァ!
…ドンドン…
……ガチャ
P「杏ー!迎えに来たぞー!まだ寝てんの……か…?」
未来杏「あ、おはよう!プロデューサー♪」
杏「……」シンダメ
P「……」コウチョク
P(転がった見覚えのある瓶…満点笑顔の杏…死んだ目をした杏…)
P「あっ」サッシ
…
……
-事務所-
P「飲んじゃったかぁ…あれ」
杏「杏の人生において片手で数えられるレベルの不幸だよこれ」
未来杏「まったく…人様のことを不幸呼ばわりするような娘に育った覚えは…あるね」
P 杏(あるのか…)
未来杏「ベースは「杏ちゃん」だからね。これから「杏ちゃん」がどうなるかは分からないけど」
P「どういうことだ?」
未来杏「う〜ん…他にも杏みたいに未来から〜って言ってる娘たちいたでしょ?」
未来杏「杏はそれと同じでやっぱり可能性の存在だよ。まぁでも杏には杏の世界が…ってもう誰か言っちゃってるかな」
P(なるほど。わからん)
杏「杏は平穏にだらだら出来ればいいよ…」ダルーン
P「杏はこれから歌のレッスンな」
杏「い〜や〜だ〜!杏は働かない自由を主張する!」
未来杏「…」
P「杏ちょっとくらいは…」ハァ
未来杏「プロデューサー」
P「どうした?」
未来杏「杏にレッスンつけてくれない?」
P「二人とも一人称が杏だとめんどくさ…ってえぇ!?」
杏「杏は楽できるならなんでもいいよ…」
P「はぁ…わかった。とりあえず杏は見てるだけでいいか…始めるぞ!」
〜〜♪〜〜〜♪
P「これが杏…?」
P(凄く通る声をしているし…なにより歌い方が今の杏と全然違う…これがキャリアを積んだ杏…?)
未来杏「どうかな?」フンス
P「正直驚いてる」
未来杏「あはは…今の「杏ちゃん」見てるとそうかもしれないね…杏は歌に関しては頑張ったつもりだからね!」
未来杏「ところで「杏ちゃん」は?」
杏「……」
P「杏…?はは…ビックリして声が出ないのか?」
未来杏「…?」
テクテク…
未来杏「…!プロデューサー…「杏ちゃん」…寝てる」
杏「グゥ……グゥ……」
P「はぁ…まぁとりあえず今日はこれで終わりかなぁ…」ヤレヤレ
P「杏を事務所まで背負っていっちゃうから事務所までドア開けるの手伝って貰えるか?」ヨイショ
未来杏「「杏ちゃん」がお手数おかけします…」フカブカ
…
トサッ
P「よし!それじゃ俺は営業行ってくるな。留守番頼んだ」
未来杏「お土産に飴買って来るって約束してくれたら待っててあげるよ」
P「はいはい。分かった分かった。やっぱり杏は杏だな」ナデナデ
未来杏「あ、杏もいい歳なんだから撫でない!歳は教えないけど!」テレテレ
P(杏はいくつになっても可愛いことは証明されたな!)
P「今度こそ行ってくる!」バタンッ
未来杏「いってらっしゃい〜」フリフリ
未来杏「もう行っちゃったよ…」
未来杏「…「杏ちゃん」…ずっと起きてたでしょ…?」
……
杏「…なんで分かったの?」
未来杏「やっぱり「杏ちゃん」優しいから人の歌ってるところで寝るなんてことする訳ないもん」ニコニコ
杏「それ自画自賛っていうんだよ?」プィッ
未来杏「「杏ちゃん」がなんで寝たふりしてたのかも分かっちゃうんだな〜杏には〜♪」
杏「うぅ…」シセンソラシ
未来杏「杏は昔より凄く頑張ったよ。歌も必死で上手くなった。ビックリしたでしょ?」
杏「まぁ…」
未来杏「だってそうしないと杏はもうプロデューサーと会うことも出来なくなりそうだったから」
杏「!?どういうこと?」
未来杏「この事務所も大きくなったよね。三桁単位のアイドルが所属するプロダクションだもの」
未来杏「このままだらだら過ごしてる杏がこの事務所にいられるのかな?」
未来杏「杏はやっぱり怖かったよ。だから必死になった。それに杏はなんだかんだいってアイドル好きだったからね!」
未来杏(まぁ頑張ったのは今の「杏ちゃん」より大分後だったけど…)
杏「……」ウツムキ
杏(この事務所から出ていく?プロデューサーともう会えない?)
未来杏「「杏ちゃん」はどうしたい?」
杏(事務所の皆は嫌いじゃない…それにアイドルだって楽しくないっていったら嘘になる)
未来杏「決まらないなら杏そろそろ帰ろうかな。未来でプロデューサー待たしてるだろうしなー」チラッ
杏「待って…」ガシッ
未来杏「どうしたのかな〜♪「杏ちゃん」は?」ニコニコ
杏「杏はやれば出来る娘って言ったよね?」
未来杏「うん、言ったよ。杏はやれば出来る娘だからね!」ニコニコ
杏「杏にレッスン付けてくれないかな。部屋にある飴は全部…いや半分あげるから!」
未来杏「う〜ん!それじゃ足りないかな〜!だ・か・らぁ〜♪」
杏「全部はあげないよ!」
未来杏「これから私のことをお姉ちゃんと呼ぶこと!」ニコォ…
杏「」
未来杏「お返事は?」
杏「ワカリマシタオネェチャン」ギギギ…
杏「過去の自分にお姉ちゃん呼ばせるってどんな性癖…」ボソッ
未来杏「そうと決まったら早速やるよ!ほら!ビシバシ動く!」
杏(あ…これ選択ミスったかも…)
モットハラカラコエダセー アンズコレガゲンカイ・・・
オラーオネエチャンアリガトウゴザイマスダロー ダカラオネエチャンヨビキョウセイッテドンナセイヘキダー!
…
……
未来杏「こんなものかな…」ツヤツヤ
杏「……モウイヤダ…ウゴキタクナイ…」グッタリ
未来杏「そろそろ時間みたい…」
杏「時間って?」
未来杏「杏の役割はここまで!後は自分で頑張って貰わないと」
杏「そっか…」
未来杏「まぁ…出来の悪い妹の教育はそれなりに楽しかったよ?」
杏「杏からすると災難でしかなかったよ…」
未来杏「まったく「杏ちゃん」は照れ屋さんだなぁ♪」
杏(こういうめんどくさい人にだけはなりたくないなぁ)
未来杏「最後に聞かせて。「杏ちゃん」はプロデューサーと居たいの?それともアイドルで居たいの?」
杏「…」
杏「杏にはまだ分かんない。だけどお姉ちゃんみたいないい歳したタタタタい!ほっぺたひっぱるなぁ!」ウゥ
未来杏「見た目変わんないでしょ!…変わんない…よね?」
杏「いやー分かんないよ?まぁ杏としても小じわの寄った杏は見たくないかな」
未来杏「こんにゃろう…。まぁ言いたいことは分かったよ…じゃあ帰るね」ハァ
杏「…杏はやっぱり杏で…お姉ちゃんとは違うけど…でも…今日のこと…感謝はしてるよ」プィッ
未来杏「あはは、さっきも言ったけど出来の悪い妹みたいで悪くなかったよ。じゃあね…「杏ちゃん」」
…スウッ
杏「行っちゃった…ありがとね…お姉ちゃん…」グシグシ
…
……
未来杏「ただいま。プロデューサー!」
未来P「ちょっと目を離した隙にいなくなるとビックリするだろが」ハァ
未来杏「ゴメンゴメン!でも杏、きちんと戻ってきただけ成長したと思って欲しいな!」ドヤァ
未来P「やっぱり杏は真面目に仕事するようになっても杏だな」ヤレヤレ
未来杏「あーあ…飴…貰い損ねちゃった…」ハァ…
未来P「なんのことだ?」
未来杏「内緒…かな!」
未来P「よくわからんが飴ならあるぞ。ほれ」
未来杏「直接食べさせて欲しいかな」
未来P「お前はひな鳥か…ほら…口開けろ」
未来杏「あーん!」
ヒョイッ! パクッ
未来杏「んぅ…仕方ないなぁ。今日も飴の分だけは仕事してあげるよ」コロコロ ニコニコ
…
……
〜〜♪〜〜〜♪
P 未来P「「最近調子いいみたいだな杏」」
杏 未来杏「「うん」」
P 未来P「「どうしたんだ?」」
杏 未来杏「「口うるさい(出来の悪い)姉(妹)が出来たからせいかもしれないね」」
杏の可能性 END
すまん…まだ終わってないんだ…あと二人書いて終わりにするよ。
-数分前-
加蓮「風邪…引いちゃったみたい…」ハァ
http://uploda.cc/img/img50d95936ef442.jpg
加蓮「事務所に連絡…」
ウン…ワタシ…カゼヒイチャッタミタイ…ゴメンネ… スグミマイッテ…イイッテ!シゴトアルンダカラ…
リントナオニヨロシクネ… ウン…ウン…ジャァキルネ…
加蓮「はぁ…またプロデューサーさんと凛と奈緒に迷惑かけちゃうな…」
加蓮「そういえばちひろさんに貰った栄養ドリンクがあったっけ…」ガサガサ…
加蓮「あった…。うへぇ…不味いや…良薬は口に苦しっていうしこれで良くなれば…」コクッコクッ
ドタドタッ
未来P「大丈夫か加蓮!?寒くないか!?お腹空いてないかァァァァァ!!」ガシィ
加蓮「へ?プロデューサーさん!?なんで…?いくらなんでも早すぎ…」
未来凛「プロデューサー…絵面的に色々と不味いから離れてあげなよ」
http://uploda.cc/img/img50d95824432de.jpg
未来奈緒「プロデューサー、パッっと見女子高生に抱きつく変質者にしか見えねーぞ!」ハァ
http://uploda.cc/img/img50d958a06b8fc.jpg
加蓮「凛?奈緒?でもなんというか…老けた?」
未来凛「……」ゴゴゴゴゴ
未来奈緒「……」ゴゴゴゴゴ
未来P「凛!?奈緒!?落ち着け!まだまだ若いって!加蓮病人だから!な!」
未来P「ちょ…二人共殴るな…俺何も変なこと言ってないだろ!?」
未来凛「大丈夫!大丈夫!ただ…この感情のやりばが…」ゴスゴス
未来奈緒「見つからねぇ…!だけだもんなぁ…!」ゴス……ベキィ!
未来P「……」ドクドク…
加蓮「えと…プロデューサー…大丈夫なの…?」
未来凛 未来奈緒「「まぁこの程度で死ぬようなら私たち(私ら)のプロデューサーやってないよね(よな)」」
未来凛「プロデューサーのせいで話が進まなかったけどわたしたちはね…」
…セツメイチュウ
加蓮「またちひろさん変な物作ったんだね」ハァ…
未来P「まぁそのおかげで看病に来れたんだから今回だけは感謝しておく」ムクッ
加蓮「復帰早いね。プロデューサー」
未来P「鍛えてるからな」ドヤァ…
未来奈緒「プロデューサーはもともと来るはずじゃなかったじゃねーか!」
加蓮「どういうこと?」キョトン
未来凛「プロデューサーさんはそもそもこっちに呼ばれなかったんだよ」
未来凛「なのに晶葉ちゃんに風邪引いた加蓮に私たちが呼ばれてるって聞くや俺も行くって聞かなくて…」ヤレヤレ
未来奈緒「あたしらの両腕がっしり掴んで離さないんだぜ…流石にビビったわ…」
加蓮「それでなんとかなるんだからプロデューサーらしいというかなんというか…」
未来P「だけどどうやら無茶したせいで俺らそんなにいられないっぽいぞ」
未来凛「えっ?聞いてないんだけど…」
未来P「まぁどの世界の俺だろうが風邪引いた加蓮を速攻で面倒見に来ない俺がいるわけないから丁度いいかもしれないな」
未来奈緒「あんまり長居して面倒なことになっても困るしな」
未来凛「そうだね」
加蓮(プロデューサーさんが過保護気味なことに関してはもう突っ込まないんだね…)アハハ
加蓮「でも少し安心したかな。何年先からみんなが来たんだか分からないけど相変わらずで」ニコニコ
加蓮「……」
加蓮(ずっと聞けなかったこと…聞いてみようかな…)
加蓮(少し怖いけど…ずっと聞けなかったこと…)
…
加蓮「私って病弱でそんなに体も強くないけど…皆はどう思ってるのかな?」
………
未来P 未来凛 未来奈緒「……プッ…」クスクス…
未来P 未来凛 未来奈緒「あはははは…」ケラケラ
加蓮「な、なんで笑ってるの!?」
ケラケラ…クスクス…
加蓮「もう…」バサッ
未来P「ごめん!ごめん!謝るから布団被らないでくれ」
加蓮「もう…。うん…分かった…それでなんで笑ってたの?」ムスー
未来奈緒「あぁ…それはな…」ニコニコ
未来凛「加蓮が前に一回同じ事言い出したことがあったんだ」
未来P「いやぁ!歴史は繰り返すってやつだな」
加蓮「そうなの?」
未来奈緒「まァな。やっぱり加蓮は加蓮だな」ナデナデ
未来凛「だからこれがその答え」ギュッ
加蓮「凛…風邪…伝染るよ?」ムギュー
未来凛「そのときはそのとき…かな?」
加蓮「もう…!」
未来凛「加蓮はさ…私とか奈緒が病弱…病弱なプロデューサー…は想像出来ないからいいや…」
加蓮 未来奈緒「プフッ…」ケタケタ
未来P「なんでだよ!?」
プロデューサーハヒッコンデロヨー、ダイジナハナシノトチュウダカラナー バキッ ギャー!
未来凛「とにかく加蓮と私たちの立場が逆だったら加蓮は私たちと仲間になれなかったのかな?」
未来凛「いつだって私たちは加蓮に頼られれば嬉しいんだから」ギュー
未来凛「どれだけ頼ってくれてもいい…特にそこで転がってるプロデューサーなんて特に」ニコニコ
未来P「もちろんだ!」ムクッ!
加蓮「あはは…!だから…プロデューサー…復帰…早すぎ!うん…ありがとう…」グシグシ
未来P「そろそろ帰るぞ二人共。加蓮!こっちの俺に宜しくな!」
未来凛「うん…行こう。奈緒」
未来奈緒「おう…加蓮…またな…」
加蓮「うん…三人とも…またね」
…スゥ…
加蓮「またね…か…」ニコニコ
ガチャ…
ドンドン!
P「加蓮!見舞いに来たぞー!」
凛「プロデューサー…焦りすぎ…加蓮は逃げないって…」ハァハァ
奈緒「つうか人の部屋にノックなしで侵入すんなっつーの!」
P「大丈夫か加蓮!?寒くないか!?お腹空いてないかァァァァァ!!」ガシィ
凛「プロデューサー…絵面的に色々と不味いから離れてあげなよ」
奈緒「プロデューサー、パッっと見女子高生に抱きつく変質者にしか見えねーぞ!」ハァ
加蓮(未来から来たみんなと同じこと言ってる…)クスクス
凛「加蓮?どうしたのニコニコして。なんかいいことでもあったの?」
…
加蓮「みんなが来てくれて嬉しいだけ…だよ」ニコニコ
病弱娘の悩み END
08:27│モバマス