2013年11月16日

P「765プロリアリティランキング」

短編の予定

アイマスSSです
念のため


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1364657734

P「を作ってみた」

小鳥「なんですかそれ」

P「765プロアイドル+律子の13名をリアルにいそうな順番に並べました」

小鳥「リアルってなんですか」

P「察してください」

小鳥「すみません」

P「そういうわけで13位から発表します」

小鳥「あ、私が聞く感じなんですね」
P「13位………………………………四条貴音!」

小鳥「まぁ……予想通りですね」

P「まず髪の色がおかしい」

小鳥「銀髪ですし」

P「そしてあの古風な口調は何なんですか。俺が貴音の友人だったら『あっ……(察し)』ってなりますよ」

小鳥「なんでちょっと怒ってるんですか」

P「っていうか『らぁめん』ってなんですか。何であんだけ食ってあんなプロポーション保てるんですか」

小鳥「それは私も思います」
P「そういうわけで、貴音みたいな人間は月が爆発してもいないと思います」

小鳥「その例えはよく分からないですけど、確かに他にはいないでしょうねー」

P「ま、だからこそ他にない可愛さがアイツにはあるんですが」

P「お化けや蛇が苦手だったり、たまに拗ねてみたり」

P「大人びてると思いきやたまに見せる子供っぽさにドキッとするというか」

P「いわゆるギャップ萌えってやつですかね」

小鳥「さすがプロデューサーさん、分かってますね」

P「音無さん鼻血拭いてください」

小鳥「すみません」
P「じゃあ12位いきますか………………………………我那覇響!」

小鳥「ほう?」

P「意外そうですね」

小鳥「まぁ……響ちゃんって割と普通な気がしますし」

P「確かに、一見容姿端麗で運動・歌唱・料理、なんでもござれの完璧な女子高生に見えますが……」

小鳥「見えますが……?」

P「さすがに動物と話せるのはおかしい」

小鳥「あー……」
P「しかも響が飼ってる動物はみんな異常に知能が高いですしね」

小鳥「今思うと響ちゃんも大概おかしい気がしてきました」

P「響みたいな人間は米軍基地が爆発してもいないと思います」

小鳥「なんでいちいち爆発させるんですか」

P「でも、響の可愛さってそこだと思うんですよ」

小鳥「爆発ですか?」

P「いや動物の方です」
P「動物と会話できるほど動物好きな響ですが……それは響が動物っぽいからだと思います」

P「動物のように素直で、純粋で、ひたすら真っ直ぐ」

P「それが響の可愛さの中核にあるものなんじゃないですかね」

小鳥「なるほど……響ちゃんをいじりたくなるのはそういうメカニズムだったんですね」

P「ああ、それは近いですね。動物にちょっと意地悪したくなっちゃうのと同じ感じです」

小鳥「やっぱり響ちゃんは天性のいじられキャラなんですよね」

P「音無さん鼻血拭いてください」

小鳥「すみません」
P「それでは11位………………………………萩原雪歩!」

小鳥「なるほど」

P「まぁあの、男性恐怖症だとか、犬が苦手だとか、実家がアレだとか、色々稀有なステータスを持ってはいるんですが……」

小鳥「はいはい」

P「『穴掘って埋まってますぅ〜!!』はどう考えてもおかしい」

小鳥「ふむふむ」

P「これも、何でどこにでも穴を掘れるのかとか、スコップはどこから出してるのかとか、どうやって掘った穴から出てるのかとか突っ込みどころが山のようにありますが」

小鳥「ほうほう」

P「音無さんいい加減鼻にティッシュ詰めてください」

小鳥「今拭いてますから!ちょっと待ってください!」
P「雪歩みたいな女性はまずいないでしょうね。地底人の方がまだ現実的です」

小鳥「さすがに地底人よりはいそうだと思います」

P「そして、雪歩の穴掘りというのはある種雪歩を象徴する習性であると言えます」

小鳥「習性って……」

P「地面に穴を掘るときは、どうしても下を向いてしまいますよね」

P「でも、穴を出るときは必ず上を向いています」

P「下を向いても、必ず上を向く。一度転んでも、必ず立ち上がる……そうやって今まで雪歩は成長してきました」

P「覚悟を決めた雪歩は、765プロの誰よりも強いメンタルを持ってますよ」

小鳥「プロデューサーさん、語りますねぇ」

P「雪歩にはある意味一番手を焼かされましたからね」
P「そんなこんなで10位………………………………水無瀬伊織!」

小鳥「ハイッ!」

P「財閥の令嬢って時点で既に一線を画してる彼女ですが」

小鳥「まぁゲームやアニメにはありがちな設定ですけどね」

P「執事はさすがに……」

小鳥「あー……」

P「っていうか金の力で何でも出来すぎですよね。水無瀬財閥は一体どうなってるんですか」

小鳥「それはまぁ……フィクション補正というか……」
P「まぁ伊織の本質はそこじゃないんですけどね」

小鳥「というと?」

P「伊織は年齢の割に精神的に大人すぎる」

小鳥「……え?」

P「確かに普段は子供っぽい面が目立ちます。ぬいぐるみを連れてたり、素直じゃなかったり、オレンジジュースが好きだったり」

P「ただ、仕事に対する真剣さ――つまりプロ意識は765プロで1番です」

P「そして、誰よりも周りが見えている」

P「伊織の最も現実離れしている点は、もしかしたらそこなのかもしれません」

小鳥「な、なるほど……」
P「まぁでも、今までの3人よりは少々現実的ではありますがね」

小鳥「確かに、ありえないって言い切れるものがないですね」

P「伊織って、雪歩とは違う意味で守ってやりたく――っていうか、構ってやりたくなるんですよね」

P「子供っぽい面を見た時もそうなんですが」

P「年齢不相応に大人っぽい面を見ちゃうと、どことなく危うくて……庇護欲をそそられるんですよ」

小鳥「さすがですプロデューサーさん」

P「音無さん、鼻に詰めたティッシュが真っ赤ですよ」

小鳥「なんかもうどうでもよくなってきました」
P「それでは9位………………………………三浦あずさ!」

小鳥「確かにあの胸はおかしいですよね」

P「そこじゃないです」

小鳥「じゃあどこだっていうんですか。あずささんって割と普通な気がしますけど……」

P「まぁ一見するとおっとりした結婚願望の強い普通の女性に見えますが……」

小鳥「見えますが……?」

P「さすがにあそこまで方向音痴だと……」

小鳥「あー……」
P「いやね?ただちょっと道に迷いやすいだけならいいんですよ?普通ですよ?」

P「ただ、事務所までの道を未だに覚えられないのは正直ヤバいです。病名が付くレベルです」

小鳥「でもそういうのって、空間把握力の問題なんじゃ……」

P「ええまぁ、あまり通ったことのない道ならそうですけど。しょっちゅう通ってる道が覚えられないというのは……単純に物忘れがひどいとしか」

小鳥「……なんか私も怖くなってきました」

P「大丈夫ですよ、音無さんはイメージ力が半端じゃないですから」

小鳥「それは褒めてるんですか?」

P「一応」
P「あずささんの魅力はちょっと雪歩や伊織に似てますね。あそこまで抜けてると、こう、放っておけないというか……」

小鳥「超わかります」

P「ただ、二人と違う点はあずささんは大人であるということです」

小鳥「胸がですか!」

P「違います」

P「あずささんの魅力は、大人ならではの包容力。甘えさせられる強さ」

P「あずささんを助けようとしていたら、こっちが助けられえていた……なんてこともしばしばですよ」

P「こういう母性みたいなところは音無さんと少し似てますね」

小鳥「えっ、今なんて!?」

P「何でもないです」
P「続いて8位………………………………高槻やよい!」

小鳥「なんだ天使ですか」

P「まぁそこですよね」

小鳥「ほう?」

P「やよいには突出しておかしい点はありません。しかし、伊織とは違った意味で大人すぎる――いや、子供すぎる」

小鳥「……というと?」

P「考えてもみてください。14歳の少女が、5人の弟妹の世話をし、家事をし、家計も支えている……」

P「それなのに文句ひとつ言わずに、さらには事務所の掃除までする」

P「どう考えても普通じゃないですよね?でも、やよいはこれを普通と思ってやっている」
P「これは、やよいの純粋さの為せる業です。あいつは子供すぎるが故に、自分の境遇に何の疑問も持たない」

P「まぁ、時折達観している面も見せますが」

P「『みんなのため』……たったそれだけの理由でここまでできるやよいは、まさしく『天使』と言っていい」

小鳥「…………」

P「音無さん涙拭いてください」

小鳥「……すびばせん」

P「そういう意味では、伊織とやよいはまさに対極の存在と言えますね」

P「大人の世界を知り、自らの立場をよく理解している伊織」

P「穢れを知らず、自らの立場に何の疑問も持たないやよい」

P「N極とS極のような2人だからこそ、あんなにも仲良くなったんでしょう」

小鳥「あーもう顔中の穴という穴から液体が」

P「音無さんさすがに気持ち悪いです」
P「それでは7位………………………………星井美希!」

小鳥「おおっ!」

P「美希に関して言うことは1つだけです」

小鳥「そ、それは……?」

P「語尾に『なの』とか付ける女子中学生はいません」

小鳥「……あー」

P「いたとしても、それは特殊な病気の人だけです」

小鳥「……うん」
P「まぁ、あとはそんなに非現実的じゃないですよね」

小鳥「そうですねー、最近だと中学生で金髪って子も珍しくないですし」

P「才能があるが故に努力できないって子も少なくないですしね」

小鳥「あ、でも強いて言うなら胸が」

P「それにしても、美希の才能にはいつも驚かされます」

小鳥「あ、もうスルーする方針なんですね」

P「アイドルとしての才能もですが、人の魅力の引き出し方を熟知しているのもアイツのすごいところですね」

小鳥「私はツッコミの引き出し方が知りたいです」
P「美希って、見るからに大物のオーラが漂ってるじゃないですか」

小鳥「ああ、それはすごくわかります」

P「だからですかね、美希に認められるのって……素直にすごく嬉しいんですよね」

P「最初は『そこの人』扱いだったのに、よくここまで信頼関係を築けたなぁ……と、今やちょっとした感動ですよ」

小鳥「最近はよくプロデューサーさんにも甘えてますもんね、美希ちゃん」

P「才能も順調に伸ばしていってますし、美希がトップアイドルになるのが今から楽しみでしょうがないです」

小鳥「でも美希ちゃんだってアイドルである前に女の子なんですから、テンション管理だけはしっかりしてくださいね?」

P「……肝に銘じておきます」
P「さて、それでは6位………………………………菊地真!」

小鳥「ほほう!」

P「真も割と普通……ではないですけど、現実的ではありますよね」

小鳥「最近ボーイッシュな女の子って増えてますしねー」

P「ただ、そういう子たちって自ら『カッコよさ』を求めてる感じじゃないですか」

小鳥「まぁ……そうですね」

P「真の場合、逆なんですよね。見た目がボーイッシュな割に、真自身は『女らしさ』を求めている」

小鳥「そう言われてみれば……」
P「アイツは何と言うか……『男らしさ』が身体に浸透しすぎてるんですよね。一人称が『ボク』だったり、私服がジャージだったり」

小鳥「真ちゃんのお父さんの教育の賜物ですね」

P「声もハスキーボイスで格好良いですし、運動神経もいいですし……」

P「逆に、ここまで素質に恵まれてる男の子もなかなかいませんよ」

小鳥「でも、真ちゃんは可愛くなりたいんですよね」

P「そうなんですよ……しかし致命的なのは、アイツの『可愛い女の子像』がかなり間違っているということです」

P「ぶっちゃけ真の一番おかしい……じゃなかった、惜しいところはそれです。自分の目標を決定的に見失っている。あずささんより見失っている」

小鳥「そこまで言いますか……」
P「でも、個人的には可愛くなろうと努力してるときの真が一番女の子らしく見えますね」

小鳥「女は恋をすると……ってやつですね」

P「それはよくわかりませんけど、真はボーイッシュだからこその可愛さがあると思うんです」

P「芯がしっかりしていて、どこまでも真っ直ぐ」

P「でも、たまに見せるか弱さや女の子らしさにグッと来ると言いますか」

P「これらは響や貴音にも通じるところがありますね」

小鳥「プロデューサーさん……あんた、最高やで……」

P「鼻血を拭いてください」
P「続いて5位………………………………と思いきや同率4位、双海亜美・双海真美!」

小鳥「なるほど!」

P「別に二人を同一視してるわけではないんですが……いかんせん見た目も性格もそっくりなので同率という形にしました」

P「それに、双子というのも強烈な個性ですしね」

小鳥「そうですね。可愛い方が亜美ちゃんで可愛い方が真美ちゃんですもんね」

P「というか、亜美と真美は個別で見ると極めて普通というか、現実的なんですよ」

小鳥「ほう?」

P「いたずらとゲームが好きで、ダンスが得意な中学生。至って普通です」

小鳥「確かに……」

P「強いて言うなら年齢の割に精神的に幼い、ってとこですかね」

小鳥「まぁ、765プロの子はみんなそんな感じですけどね」
P「彼女たちの個性は、何と言っても『双子』であること。これに尽きます」

小鳥「あら、プロデューサーさんにしては意外な発言」

P「確かに、亜美には亜美の、真美には真美の良さがありますけど」

P「それでも、あいつらが最も輝くのは二人一緒にいるときなんです」

小鳥「ああ、それは……なんとなくわかる気がします。二人の掛け合いなんかは本当に面白いですし」

P「そこからもわかることなんですが、あいつら頭はものすごく良いんですよ」

P「いたずらも毎回凝ってますし、トークも面白い。ある意味素質はバッチリです」

P「そんなのが二人もいて、しかも互いに互いの良さを引き出し合っている」

P「こんな双子はその辺にはなかなかいないでしょう」

小鳥「ええ、そうですね」
P「さて、とうとうベスト3ですが」

小鳥「えっと、あと残ってるのは律子さん、千早ちゃん、そして春香ちゃんですね」

P「正直、この3人は悩みました」

小鳥「まぁ、3人とも普通っぽいですもんね。見た目も口調も性格も変なところなんてないですし」

P「ええ。だからこそ、それ以外の点で決めざるを得ませんでした」

小鳥「なるほど。それは楽しみですね」

P「それでは、発表します」

P「第3位――――――――」
P「――――――――如月千早」

小鳥「……ほう」

P「千早はとても真面目で、伊織にも劣らないプロ意識を持っています。歌うことにかなりの情熱を持っており、実力もかなりのもの……」

P「……こう言っては千早に失礼かもしれませんが――――」

小鳥「…………」

P「――――普通です。至って普通。こういう人は芸能界にいくらでもいると思います」

小鳥「でしたら、どうしてこの順位に?」

P「先程も言ったように、彼女たちのパーソナリティだけでは決め切れなかったので……それ以外の点が決め手になりました」

P「そう、千早の過去がね」

小鳥「……!」
P「音無さんも知っての通り、千早は幼い頃に弟を亡くしています。それも彼女の目の前で」

P「そのことで、千早の両親も離婚。千早は弟のために歌い続けることを誓ってきました……」

P「こんな辛い過去を背負っている人は……そうは、いないんじゃないでしょうか」

小鳥「……そうですね」

P「でも、千早は今はもう過去に縛られずに頑張っています」

P「笑顔も前よりずっと増えましたし、これからはきっとトップアイドルに向かって一直線ですよ!」

小鳥「ええ。きっと、千早ちゃんならやってくれますよ!」
P「それに、千早にも可愛いところがたくさんあるんです」

小鳥「そんなの知ってますからエピソードを早く!」

P「前に千早に童謡CDの話がきてたじゃないですか」

小鳥「ああ、ありましたね。でも、千早ちゃん最初は渋ってましたよね?」

P「ええ。だから俺も考えておくようにとだけ言っておいたんですが……」

小鳥「ですが……?」

P「次の日、誰もいない事務所で千早が超笑顔で『もりのくまさん』を歌っていたんですよ!」

小鳥「はいはなぢぶー」

P「しかも振り付き」

小鳥「ぶーッ!!」
P「音無さんの鼻血が収まったところで次に行きましょうか」

小鳥「死ぬかと思いました」

P「その割には安らかな顔をしていましたけど」

小鳥「はい。私あれで死んでも悔いはないと思いました」

P「さて、次に2位が発表されれば自然と1位も決まりますので、次が事実上のラストです」

小鳥「……な、なんだか緊張しますね」

P「それでは、発表します」

P「第2位――――――――」
P「――――――――天海春香」

小鳥「……え?」

P「ってわけで第1位は秋月律子、ということになりますね」

小鳥「ええええええええええええええええええええッ!?」

P「相当意外だったみたいですね」

小鳥「い、いや、意外っていうか……どうして……」

P「まぁ確かにね?春香はしょっちゅう個性がないだのリボンが本体だのと言われてますよ?」

P「しかしですね、春香には致命的におかしい部分があるんです」

小鳥「そ、それは……?」

P「決まってるじゃないですか」



P「あんなに転ぶ女子高生がいてたまりますか!」
小鳥「ああああああ!そういえばそんなのありましたね!」

P「転ぶタイミングといい、『ちょっぴりドジ』じゃ済みませんよあんなの!病名がつくやつですよ!」

P「しかも転んだあと『痛たたた……』とか言ってる割に全然怪我しないのはなんでですか!わざとか!わざと転んでんのか!」

小鳥「あざといですね」

P「わざとだったとして『転ぶ』以外に何かないのか!コンテンツ少なすぎるだろう!」

P「っていうか最近春香が転ぶのを見慣れすぎて『あーまたか』くらいにしか思わなくなってきたよ!だから無個性とか言われるんだよ!」

P「何が『トレードマークは頭のリボン♪』だよ!ドラミちゃんでもつけとるわそんなもん!」

小鳥「プロデューサーさんもうやめてあげて!」
P「えー少し取り乱してしまいましたが……」

小鳥「すごい取り乱しっぷりでしたね」

P「まぁでも春香はいい子ですよ。明るくて優しいですし、周りに対する思いやりは765プロで一番じゃないでしょうか」

小鳥「そうですね。私が疲れた時とか、よくお菓子とコーヒーをくれます」

P「ボケもツッコミもできますしね」

小鳥「時々芸人の才能を予感させますね」

P「ズッコケ芸ですかね」

小鳥「さすがに古すぎるんじゃ……」
P「まぁ、そういうわけで律子が1位なんですが」

小鳥「でも、言われてみると納得です。律子さんって一番まともですし」

P「アイドル時代の律子だったら、その歳でお下げとか私服がローソンとかまだ突っ込み所があったんですが……」

P「プロデューサーに転向してからは無敵ですよ。普通も普通。普っ通ゥ!」

小鳥「ツッコミ役は常識人じゃないとできませんからねー」

P「眼鏡がそれに拍車をかけてますね。その辺の企業探したら絶対いますよ。都内で100人はいますよ」

小鳥「『仕事ができるオンナ』ってやつですね。効率よく仕事が進められて、実力もありますし」

P「でも裏では結構乙女ってところがまたリアルですよね」

小鳥「完全なる学級委員長タイプですね」
P「敢えて言うなら、プロデューサーとしての才能は非凡そのものですけどね」

小鳥「そりゃあプロデューサーさんのお弟子さんですものね」

P「勘弁してくださいよ。俺の方が律子を見習ってるくらいなんですから」

小鳥「そうですか?でも律子さんは『いつまで経ってもあの人には敵わないです』って言ってましたよ?」

P「ええ?俺しょっちゅう律子に説教されてますけど」

小鳥「ふふ、律子さんはツンデレですから」

P「そうですかね……伊織とか千早の方がそれっぽいですけど」

小鳥「もう、律子さんは隠れ乙女ってプロデューサーさんも知ってるでしょう?」

P「……ま、そういうことにしておきましょう」
P「というわけで、『765プロリアリティランキング』でしたけれど、いかがでした?」

小鳥「そりゃもう楽しかったですよ。色々捗りました」

P「音無さん鼻血拭いてください。じゃ、そろそろ仕事に――」



『待ちなさい』

ガチャ


アイドル一同『………………………………』

P「…………や、やぁみんな、おかえり。み、みんな一緒だなんて珍しいなーははは…………」
P「あ、あの…………もしかして」

アイドル一同『全部聞いてました』

P「そっかー、ははは…………」

律子「…………プ・ロ・デュー・サー?」

P「はい」

律子「誰が都内に100人はいるですって?」

P「……だ、誰なんでしょうね」

律子「ちょっとそこに正座してください!!」
貴音「あの、あなた様……『ぎゃっぷもえ』というのはどのような……」

響「うがー!動物っぽいって、自分が単細胞だって言いたいのかー!?」

雪歩「ううう……もう嬉しいし恥ずかしいしで……こんな私は穴掘って埋まってますぅー!」

伊織「あ、ああああアンタ!か、かか構ってあげたくなるとかバカにしてるワケ!?この馬鹿!変態!」

あずさ「うふふ、いつでも私に甘えていいんですよプロデューサーさん♪」

やよい「うっうー!私、難しい話はよくわかんないですけどプロデューサーが褒めてくれて嬉しかったですー!」

美希「ハニー!ミキもハニーのこと大好きなの!ミキがトップアイドルになったらケッコンしよ!約束なの!」

真「プロデューサー!ボク、本当に可愛いですか!これからもっともっと努力しますね!」

亜美「んっふっふ〜、兄ちゃんもとうとうデレ期突入ですな→」

真美「んっふっふ〜、兄ちゃんも真美たちのミリョクにメロメロですな→」

千早「ぷ、ぷぷぷプロデューサー!あの時見てたんですか!すぐに忘れてください!お願いですから!」

春香「ちょっとプロデューサーさん!なんで私だけ褒め方が雑なんですか!それと私芸人じゃないですから!」

律子「それに誰が隠れ乙女ですか!全く、仕事もしないで――――ってちょっと!聞いてるんですかプロデューサー!」

P「もう勘弁してくれー!」



P(……このランキングはボツだな。だって――――――――こんなに楽しい仲間、他に居やしないんだから)

おわり
おわりです

読んでくれた方、レスをくれた方、ありがとうございました

HTML化依頼は明日あたりに出そうと思います

08:12│アイマス 
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