2013年11月20日

春香「やよいの香りは良い香り」

小鳥「ピヨ?」

春香「いや、やよいって良い匂いしそうですよね。抱きしめたら」

千早「それはわかるわ。私も通りすがりにいつも残り香を嗅いでるもの」


伊織「言えてるわね。庶民的だけどやよいらしい石鹸の香りってとこかしら」

春香「ん〜どうだろう?意外と不思議な匂いがしそうだけど」

千早「柑橘系よ。甘いオレンジのような」

春香「わかる〜」

小鳥「それわかるわ〜。ずっと抱きしめていたくなる香りよきっと」

春香「でもそういうと美希も良い匂いがしそう・・・」

伊織「あら浮気?でも」

千早伊織小鳥「「「わかる〜」」」

〜〜〜ドアの外〜〜〜

真「入りにくいなぁ・・・」


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真「お、おはよう・・・」ガチャ

春香「あっ真。おっはよ〜」

小鳥「お早うございます」

伊織「珍しく遅かったじゃない」

真「今日は撮影午後からだからね。余裕あるんだ・・・って」

千早「ジッ・・・」

真「ち、千早?ボクの顔に何か着いてる・・・?」

千早「制汗剤?いや意外とコロン?」

真「千早・・・何か目が怖いよ?」

春香「も〜千早ちゃん何言ってるの。真困ってるじゃない」

小鳥「そうよ。真ちゃんはもっとストレートに汗の香りよ」

真「は?」

伊織「まったくよ。レッスン後の汗をわざわざ消すなんて邪道よ」

春香「でも臭くないんだろうな〜真エキスは」

真「ボク一旦帰るよ・・・」



千早「あっ。。行ってしまった」

伊織「もう。欲望丸出し過ぎるのよ。この伊織ちゃんのようにこっそり堪能しなさいよ」

春香「こっそりって?」

伊織「面と向かって良い匂いがしそうなんて言える訳ないじゃない。千早自身が言ってたでしょ?楽しむなら残り香までよ」

千早「くっ。会話の流れから思わず抑えられなかったわ・・・」

小鳥「無理もないわ。私も想像力の活性化が止まらないもの」ピヨピヨ

春香「ナチュラルに鼻血出てますよ」

伊織「はぁ〜でも千早のせいで今日は真とレッスンできそうにないわ。計画ボロボロよ」

千早「私もよ・・・」

伊織「どの辺が計画だったのよ!」

千早「あのまま流れで抱擁するはずだったのに・・」

伊織「もう少し考えたほうがいいわね」

春香「あっもうこんな時間。私撮影行かないと!プロデューサーさん行きましょう!」

P「おう今日も元気だな春香は!」

伊織「居たの!?」

伊織「はぁ〜私もレッスン行こうかしら。真と一緒にしようとしてたのに」

千早「私もやよいが通り過ぎた時の香りを浴びてから行くわ」

伊織「さすがに引くわよ」



千早「一人になってしまったわ」

千早「皆今日は遅いし、小鳥さんは薄い本書き出してるし」

千早「この際我那覇さんでもいいから来ないかしら」

ガチャ

亜美真美「「おっはよーー」」

千早「あら二人とも。おはよう」

亜美「あっれーお姉ちゃんだけー?」

真美「皆いないのだ」

千早「今日はほとんど午後からの仕事みたいよ」

亜美「ブブーつまんないの」

真美「せっかく皆に頼もうと思ってたのにね」

千早「頼みごと?」

亜美「そっ。こないだ出された宿題がすンごい量でさ〜」

真美「これは皆の力を借りるしかないぜ。」

亜美「だって」

真美「私たち」

亜美真美「「仲間だもんげ!」」


千早「だめよ。そういうものは自分たちでちゃんとやりなさい」

亜美「ブーお姉ちゃん酷いよ〜」

真美「真美たちだけじゃ出来ないよ〜」

千早「頑張りなさい。わからないとこは教えてあげるから」

亜美「やれやれだぜ〜」

真美「これが他人に無関心な現代なんだね〜」


亜美「ねぇ〜これどゆこと?」

真美「え〜真美もわっかんないよ〜」

亜美「じゃあさじゃあさこっちは?」

真美「これは〜」


千早(こっ・・これは!)

千早(互いに確認しあう為あんなに密着して教えあっているなんて)

千早(これは想定の範囲外・・・)


亜美「そじゃあ・・・」

千早「待った!」



亜美「?どしたのお姉ちゃん」

真美「まあ全部にゆさぶりかけるのは基本だけど」

千早「二人ともいらっしゃい。勉強見てあげるわ」

亜美「いえ〜い!さっすがお姉ちゃん!」

真美「真美たちにわからない問題を平然と解いてのける!」

千早「ふふっ亜美は右、真美は左」

千早「じっくり勉強しましょ・・・デュフフ」


亜美「む〜」

千早「亜美、そこは跳ねないのよ」フーフー

真美「えっと」

千早「真美、それは3×5じゃなくて5×3よ」フーフー

亜美「む〜お姉ちゃん何か変じゃない?」

千早「えっ?」

真美「ん〜具体的には鼻息が荒いですな」

亜美「首が生暖かいよ」

千早「何言ってるの。勉強に集中しなさい」

亜美真美「「は〜い」」
亜美「ありがと〜お姉ちゃん!」

真美「部屋の隅詰まれた宿題が終わったよ!」

千早「二人とも頑張ったわね」

千早(二人とも子供らしい香り・・・シャンプーの香りだったわ)

千早(これは犯罪に走るのも無理はない・・・むしろその香りが犯罪!)

千早「これが見えるけど見えないもの」

亜美真美「「?」」


春香「たっだいま〜」

亜美「おっかえり〜はるるん」

真美「おっかえり〜兄ちゃん」

P「ああただいま。二人だけか?」

亜美「ついさっきまで千早お姉ちゃんも居たけどね」

真美「ほっこりしてレッスンいったよ〜」

春香「そう。ピースの輪を見つけたんだね千早ちゃん」

P「?」


P「ほらそんな事より春香、忘れ物もってこいよ?」

春香「あっそうだった!」

亜美「あれはるるんまた出るの〜」

春香「そうなの。台本忘れちゃって取りに来たの」

真美「はるるんはうっかり屋さんですな〜」

P「あざといなぁ」

春香「えっ?」

P「ほらっ見つかったんなら早く行くぞ。遅れちゃ大変だ」

春香「あっはい!」

亜美真美「「いってらっしゃ〜い」」

春香「いってきま〜す・・ってうわ!!」ガシャーン

P「ははっ春香はあざといな」
亜美「それにしても暇だねぇ」

真美「誰も居ないんじゃイタズラもできないしねぇ」

ガチャリ

亜美真美「「お?」」

あずさ「おはようございます」

亜美「あずさお姉ちゃん!おっはYO−」

あずさ「おはYO〜二人でお留守番なの?」

真美「そうなんだよ〜真美たち寂しさと暇で死んじゃいそうだったよぅ」
亜美「あずさお姉ちゃんはお仕事あるの〜?」

あずさ「ええ、午後からだからちょっと早くきちゃったかしら」

真美「じゃあ真美たちと遊んでよ〜」ダキッ

あずさ「あらあら〜」

真美「んふ〜あずさお姉ちゃんは良い香りですなぁ」

亜美「なんだって〜」ダキッ

亜美「おふぅたまらんでずぞ」

あずさ「あらあら二人とも甘えん坊ね」

亜美「一家に一人はほしいお姉ちゃんだねぇ」

あずさ「あらあら〜」


亜美「おうぅ。このどたぷ〜んとしたブツから発せられる香りは!」ギュゥ

真美「父さん妖気です!」ギュゥ

あずさ「二人も良い香りよ〜」ナデナデ

真美「あずさお姉ちゃんは髪もサラサラだよ〜」ツヤツヤ

亜美「まるでウォーターベットのような抱き心地」クンカクンカ

亜美真美「「この瞬間だけは誰にも譲れないよ〜」」ギュゥギュゥ

あずさ「も〜亜美ちゃん真美ちゃん痛いわよ〜」ホクホク

亜美「お嬢さんがいけないんですぜ」キリッ

真美「罪作りなお人だ」キリンッ


亜美「すふぅすふぅ」

真美(亜美も夢中だなぁ。でもホントにあずさお姉ちゃん良い匂い)

あずさ「Zzz」

真美(おや寝ちゃってるよ。香水なのかなぁ。飴みたいに甘い・・・)

真美「って!ダメだよ亜美ぃ!!」

亜美「うわっ!!どしたのさ真美!?」

真美「こっこんなことしてちゃダメだって!///おかしくなっちゃうYO///」

亜美「すでにおかしい気がするけど」

真美「とっとにかくレッスンでも行こうよ///いおりんとか行ってるよ//」

亜美「む〜この至福の時を終えるのは辛いけどあずさお姉ちゃんも寝ちゃったしね」

真美「うん//」


あずさ「んっ・・・あら私寝ちゃって・・」

ゲロッパ「」

あずさ「あら〜大きなカエルさんね〜」

ゲロッパ「ゲロッパ」

あずさ「げろっぱ〜」

貴音「ふう。これはまったく面妖な被り物です」

あずさ「まあ貴音ちゃんだったのね〜気づかなかったわ」

貴音「ふふっこれは人の姿かたちを隠す素晴らしき物。先の撮影の折に頼み込んで入手した甲斐がありました」

あずさ「良いわね〜それ。私も今度から外じゃそれ被ろうかしら」

貴音「申し訳ありませんあずさ。これは既に世に一つしか残らぬ聖遺物なのです」

あずさ「そう・・残念だわ・・・」

貴音「私もこれを宝とすると決めた故お譲りすることはできないのです」

あずさ「あらあらいいのよ別に」

貴音「ですがこの出会いも何かの縁。よろしければ一度被ってみてはいかかでしょう?」

あずさ「あらいいんですか?」

貴音「ええ私もこの感動を分かち合いたいのです」

あずさ「それじゃあお言葉に甘えて・・・」

カポッ

あずさ「あら〜やっぱりこれすごいわ〜世界が違って見えるもの」

貴音「真、面妖ですが確かな力を持っているのです」

あずさ(このカエルちゃんいつから被ってたのかしら)

あずさ(なんだか良い匂いがするけど貴音ちゃんの?)スンスン

あずさ(貴音ちゃんって不思議な子だけど・・・良い匂い)

あずさ「・・・・」

貴音「ふっ無理もありませんあずさ。一度はめれば最後、やめられないとまらないのです」


あずさ(香水?貴音ちゃんらしいバラみたい・・・な・・・)スンスン

あずさ(ふぁ・・・なんだか温泉の素みたいで眠くなってきちゃったわ・・・)

貴音「あずさ?何かよからぬ事を思考していますね?」

あずさ「えっ!?そんなことないわよ〜貴音ちゃんっ」カポッ

あずさ「あらっやだわもうこんな時間。私早く撮影に向かわないと」

貴音「そうですか。それでは道に迷わぬようお気をつけて」

あずさ「貴音ちゃんも今日はありがとう。とっても幸せだったわ」

貴音「その様に喜んでいただければ私も私の宝も嬉しい限りです」

あずさ「それじゃあ行ってくるわね〜」



貴音「・・・ふう一人になってしまいましたね・・・」

カポッ

貴音「ゲロッパ」

ガチャン!!

響「はいさ〜い!みんなお早うだぞ〜ってこんにちはか//」

貴音「おや響」

響「あれっ?貴音一人だけなのか?」

貴音「ええ私とこの者のみ静かに時を過ごしていた所です。響も入場からキャラ作りご苦労ですね」

響「うん。ほら自分完璧だけどさ、ちょっと影薄いところあるだろ?だからいつも頑張ってるんさ!」

貴音「絶え間なきその努力がいつかを実を結ぶ事を、私も願っておいてあげますよ」

響「うん!ありがと〜貴音。自分も早く貴音がトップスターになれるように協力は惜しまないぞ!!」

貴音「ふふっ良き友情に出会えた事に感謝せねばなりませんね。響は」


響「でさ!さっきの撮影の時カメラマンが思いっきり転んじゃってさっ」

貴音「何と。そのような役回りは響にこそ相応しいというのに」

響「えへへっ//まあ自分確かに体当たりタイプのアイドルだからな」

貴音「しかしてその撮影とは?よく聞いてませんでした」

響「も〜貴音はぼ〜っとしちゃってるんだから。バリバリ大人な化粧品のイメージ撮影だぞ!」

貴音「それは良いお仕事です。匂い消しには」

響「そうだぞっ!自分がいれば湿気った事務所も良い匂いで一杯さー」

貴音「しかし響の体臭は独特のものですからね」

響「ん?貴音、どうかした?」

貴音「いえ。気にする事ではありませんよ」


響「そっか?貴音もしこれからの事で不安があるんだったら自分いつでも相談に乗るぞ!」ガシッ

貴音「響は優しいですね。ですが私今現在は響より悩みは少ないと思っております・・・ん」

響「そうなんだ〜。自分みたいに若くて売れすぎると将来飽きられないか心配なんだ・・ってどうした?貴音」

貴音「いえ、その化粧品確かなものの様ですね」クンクン

響「えっ//貴音恥ずかしいぞ!そんな犬みたいに///」

貴音「ええ。犬のようだったのが今はフローラルな香りに・・・響らしいくーるで爽快感のあるものに」クンカクンカ

響「もう!貴音ったら子供みたいだぞ///」

貴音「面妖なことです。今はこうして響と抱き合う事に何も嫌悪感を抱かない」フガフガ

響「貴音ぇ///誰も居ないからって流石に照れるぞっ//」

貴音「ぜひ明日からは毎日その化粧品を使用していただきたいですね」

響「まったく貴音は意外と大胆だから驚いたぞ//」

貴音「申し訳ありません響き。ですがこうして触れ合う事が出来たのも偏に化粧品のお陰。これにもまた感謝しなければなりませんね」

響「うん//自分もこうして貴音と一緒に居られるのは嬉しいぞ//」

貴音「ふふっ」

響「あはは〜」


貴音「それでは響。私はこれで失礼しますね」

響「あれ?帰っちゃうのか?」

貴音「今日はもう予定はないのです。また明日、響の香り如何によっては楽しませていただきましょう」

響「うぅ//そんなストレートに言われると自分照れちゃうぞ//」


響「はあ・・・やっぱりこうして一人の時間を大切にしないとアイドル業界は大変だぞ。頑張れ!自分!」

美希「ハニー!!たっだいまなのー!」

響「おー美希。お疲れ様だぞ!」

美希「あれれ?響だけなの。皆はどうしたの?」

響「自分しか居ないんだぞ。きっと皆直接向かってるかもう帰っちゃったんだ」

美希「えーハニーもいないの。響だけじゃつまんないの」

響「そんなことないぞ美希!自分こう見えてトークの腕だって一流なんだ!」

美希「Zzz」

響「うぅ・・・流石に酷いぞ美希・・・」


美希「Zzz」

響「ホントに美希は寝ると起きないさぁ。これじゃあ一人で居るのと変わらないぞ」

美希「Nanono」

響「変わった寝息。Zじゃないぞ」

響「うっ///何かさっきの貴音とのこと思い出しちゃったぞ///」

響「匂い嗅ぐってそんなに楽しいのかな・・・」

美希「Nanonon」

響「寝てるんだかなんだかわかんないけど美希は隙だらけだぞ」

響「きっとこういう油断が犯罪への第一歩なんだな。自分も気をつけなきゃ」

響「でも・・・これなら少しぐらい大丈夫そうだぞ。さっと近づいてささっと済ませれば」ドキドキ

美希「すぅー」

響「さっ!」サッ

美希「すぅーすぅー」

響「ささっ!」ササッ

響「くんくん」


美希「むぅ〜」

響「!!」ビクッ

響「・・・起きてないぞ」

美希「すぅ」

響(驚いたぞ・・でも)

響「くんくん」

響(美希・・・良い匂いだぞ)

響(自分もかなり良い線はいってるけど、やっぱ美希は女の子らしい匂い///)

美希「すやすや〜」

響(やっぱ香水使ってるんだな美希//寝汗と混ざって何だかロマンチックがとまらないぞ)クンクン

美希「あふぅ・・・ん〜響がのぞいてるの〜?」

響「!うわっ!!美希っ、お、おはようだぞっ!」

美希「ふあっ・・響何してるの?」

響「ええっ!?じ、自分何もしてないぞ!美希が、そのっうなされてたみたいだから・・ははっ・・」

美希「ん〜?美希、夢の中で犬に舐められてた気がするの。ちょっと臭かったの・・」

響「きっとその所為さ!悪い夢だったんだぞ」アタフタ

美希「あふ・・何か美希汗かいちゃったの」ムクリ

響(うう//美希が起きただけで匂いが・・ドキドキしてきたぞ///)

美希「あふ」

響(ああぅ//美希があられもない格好に///自分ドキドキは空にあると思ってたのにこんなとこにもあるなんて)

響(いけないぞこのままじゃ///美希に襲われるぞ//自分魅力的だから)

響「美希!自分何か飲み物買って来るぞ!何が良い!?」

美希「え〜いいの?じゃあ美希イケイケファンシーコーラがいいの」

響「うん。そんなの売ってるの見た事ないけど買ってくるから待っててさ!!」ガチャーン

響(ううなんとか脱出できたぞ///)


美希「Zzz」

雪歩「ただいまかえりました〜」

雪歩「あれっ美希ちゃんだけだ。皆出かけてるのかなぁ」

美希「Zzz」

雪歩「美希ちゃんも寝ちゃってるし。暇だなぁ」

雪歩(そういえば私美希ちゃんと二人っきりになるのって初めてかも)

雪歩(美希ちゃん、純情そうなイメージの私とは正反対だもんね)

雪歩(女子力()だってきっと私の方が高いんだろうな)

チクタクチクタク

雪歩(誰も来ないや・・皆帰っちゃたのかなぁ)

美希「Zzz」

雪歩(はっそういえば美希ちゃんずっと寝させてちゃって良かったのかな?)

雪歩(もうお仕事終わったのかな?起こしたほうがいいのかも・・・)

雪歩(でももし起こして怒られたら屈辱だなぁ・・)

雪歩(あぅ・・事務所の床には穴掘っちゃダメだって律子さんにも言われちゃったし)

雪歩「あぅぅ・・」

美希「んん〜?」

雪歩「あっ美希ちゃん」

美希「あれ?こんどは雪歩なの」

雪歩「う、うん私が雪歩だよ・・」

美希「あふ。今日は良く寝た気がするの。あれ?そういえば誰かに何か頼んだ気がするけど・・・忘れちゃったの」

雪歩「私が来たときには美希ちゃんだけだったよ」

雪歩「あっそれより美希ちゃんは今日はもうお仕事ないの?」

美希「うんっ。美希お仕事終わって戻ってきたのにハニーも誰も居なかったの。ずっと一人だったの」

雪歩「そうだったんだ」ホッ

美希「雪歩ももう出ないの?」

雪歩「うん。私も挨拶に帰ったんだけど皆居なくて・・」

美希「じゃあ皆が帰ってくるまで美希と遊ぶの!」


美希「えへへっじゃあ美希はこれ使うの!」ピコピコ

雪歩「じゃあ私はこっち」ピコピコ

雪歩(ホントはこういうゲーム得意じゃないけど)

みき「負けないの!」

雪歩(美希ちゃんのこと構ってあげる私って優しいな)



美希「へへん!やりぃなの」

雪歩「あぅ・・美希ちゃん強いよ」

美希「雪歩はまだまだ未熟なの!美希が直々に教えてあげるの」

雪歩「ホントに?」

美希「美希に任せるの」

美希「あ〜違うの雪歩。ちゃんとNEXTを見て先にこっちに積んどくの」

雪歩「あっ、そっか」

美希「で、こういう時は・・・」

雪歩「?美希ちゃんどうかした?」

美希「雪歩から何だかとってもいいにおいがするの!」

雪歩「ええっ!いきなりどうしたの///」

美希「こうして密着してると何だか素敵な匂いなの〜」ムギュ

雪歩「へ、変なこと言わないでよ美希ちゃん//」

美希「変なことじゃないの!強から雪歩は美希の枕なの!」ムギュゥ

雪歩「あわわ」




ありがとうございます
SS投稿初めてなんだ

美希「あふ。なんだか雪歩に抱きついてたらまた眠くなってきちゃったの」

雪歩「あぅ美希ちゃん早く離してよ〜」

美希「ん〜雪歩は石鹸の匂いがして抱き枕みたいなの」ハグハグ

雪歩「美希ちゃん〜///」

美希「んふぅ・・すぅ・・・」

ピヨヨ///

美希「何やつなの!」

シーン

雪歩「美希ちゃんどうしたの?」

美希「何者かの気配を感じたの」

雪歩「ええっ!だって私たちしか居ないのに・・・おば、お化けぇ?」

美希「わからないの。でもきょうはこれ以上ここにいると危険な気がするから美希は帰るの」

雪歩「えっ!まってよ美希ちゃん。私プロデューサーさんにお話しあるからまだ帰れないの・・に・・」

雪歩「あぅ・・行っちゃたよぅ」

シーン

雪歩「何か一人の事務所って怖い・・・誰か早くきてぇ・・」
「た、ただいまぁ・・・」

真「あれっ誰も居ない?良かった〜また春香たちが居たらどうしようかと思ったよ」

真「ふう」ドサッ「ぁぅ」

真「うぇ!?」ガタッ!

「ぁぅぅ」

真「えっ何々!?何の声ぇ!?」

「マコトチャーン」

真「ソファーの下・・・って!」

真「雪歩!どうしたのさそんなとこ隠れて!」

雪歩「あう一人ぼっちで待ってるの怖くて。穴も掘っちゃいけないって言われて。それじゃあもうソファーしかないでしょ?」

真「でしょ?の意味がわからないよ」

雪歩「でも良かったよ。真ちゃんが来てくれて//」

真「まぁボクも春香たちが居たら帰ろうと思ってたんだけどね」

雪歩「え?」

真「いやっ何でもないよ。それよりだいぶ疲れてるみたいだね。ボクお茶淹れてくるよ」

雪歩「あっいいよ真ちゃん。お茶ぐらい自分で淹れるから」

真「そう?じゃあ一緒に淹れようよ。雪歩のお茶おしいから」

雪歩「うん!」

給湯室

真「今日のレッスンでさ〜」

雪歩「へ〜あっ私もね」


真「やっぱり雪歩の淹れるお茶はおいしいよ」

雪歩「えへ。ありがとう真ちゃん///私家庭的だから」


雪歩「でも良かったよ。真ちゃんが来てくれて//」

真「まぁボクも春香たちが居たら帰ろうと思ってたんだけどね」

雪歩「え?」

真「いやっ何でもないよ。それよりだいぶ疲れてるみたいだね。ボクお茶淹れてくるよ」

雪歩「あっいいよ真ちゃん。お茶ぐらい自分で淹れるから」

真「そう?じゃあ一緒に淹れようよ。雪歩のお茶おしいから」

雪歩「うん!」

給湯室

真「今日のレッスンでさ〜」

雪歩「へ〜あっ私もね」


真「やっぱり雪歩の淹れるお茶はおいしいよ」

雪歩「えへ。ありがとう真ちゃん///私家庭的だから」


誤爆った

真「やっぱりお嫁さんにするなら雪歩みたいな人だなぁってお嫁さんなるのはボクか//ははっ」

雪歩「もうからかわないで//真ちゃん」

雪歩(あぅさっきの美希ちゃん大胆だったけど・・何だか落ち着かないなあ)

雪歩(給湯室なんて密室で真ちゃんと二人きり。これは間違っても間違いを起こしちゃいけない場面だよ)

真「ふう」ズズー

雪歩(真ちゃんレッスン後って言ってたけどじゃあやっぱり汗もかいたんだよね)

雪歩(クンクン・・・だめだぁこんな時だけは犬の鼻が欲しい)

真「雪歩?どうしたの舌火傷でもした?」

雪歩(「舌」火傷でも「した?」真ちゃん狙ってるのかなぁ)

雪歩「ううん。なんでもないの」

真「それならいいんだけど。今朝も春香たちが変な様子だったからさ」

雪歩「変って?」

真「いや。雪歩には関係のないことだよ・・・多分」


真「ははっ・・」

雪歩(物憂げな真ちゃん。良い///)

雪歩(そうだ。私たちは何も遠慮しあう仲じゃないいだもん。もっと積極的に攻めてよかったんだわ)

雪歩「真ちゃん」ガシッ

真「雪歩?」

雪歩「私、まだまだ頼りないとこもあるかもしれないけど仲間が辛そうなとこは見過ごせないよ」

雪歩「もしも真ちゃんが一人で何かを抱えたときは必ず私に言ってよ!」

雪歩「だって私たち」

雪歩真「「仲間だもんげ!!」」

真「ううっありがとう雪歩!」カジッ

雪歩「あう真ちゃん握力強いよ〜」

雪歩(計画通り・・・)

雪歩(完璧な計画によって見事真ちゃんへの接近は成功)

雪歩(目標との距離1M以内・・・匂い嗅げます!!)くんくん

雪歩「あぅん」クラッ

真「雪歩!」

雪歩「あっごめんね真ちゃん。私なんだか疲れちゃったみたいで・・」

雪歩(し、刺激的だよぅ真ちゃんの匂い///)

雪歩(レッスン後なのにまったく汗臭さを感じさせない・・・むしろその汗はフェロモンとなっているんだよ!)

雪歩(女を狂わせる香り//可哀想だけど真ちゃんに男の人のファンはしばらくつきそうにないないよ///)

雪歩「フヒヒ」

真「雪歩?若干以上にさっきの春香たちと同じ気配がするんだけど・・」
雪歩「はぁ・・ごめんめ真ちゃん。心配かけて」

真「気にしないでよ。雪歩の体調が悪いんじゃなくてなによりだよ」

雪歩(あぁ看病してくれる真ちゃん。ジャージの襟から香る蒸れた匂いがたまらないよぅ//)

真「まあ今日は無理しないで用が済んだら早く帰ろう。ボクもプロデューサーに挨拶だけして帰るから」

雪歩「うん///一緒に///」

ガチャ

P「ただいま〜。おっ二人とも今日はお疲れ様」

雪歩「おかえりなさい」

真「お疲れ様です!」

春香「ただいまぁ〜。今日も疲れちゃったよ〜」

真「うわっ!春香。一緒だったんだ・・・」

P「どうした真?。そんなに慌てて」

真「いやっ!?なんでもないですよ!」

雪歩「あっプロデューサーさん。今日のお仕事で・・・」

P「ん?何々?」

スッ

春香「お疲れ真!」

真「やあお疲れ春香!悪いけどボクはこのまますぐに雪歩と帰るからもうこれ以上ここにはいないと思うからバイバイ!!」ソソクサ

春香「待ってよ!真。今度のダンスの打ち合わせ、二人でしよ!」ガシッ

雪歩「えっ。じゃあ真ちゃんまだ帰れないの?」

真「いやそんなことはないよもう帰れるさあ帰ろう雪「そうなの雪歩。ごめんねせっかくなのに」

真「ちょっ!春香ぁ!」

雪歩「あっいいの。今日は早く一人で帰って余韻を味わいたい気分だから///」

春香「そっ。雪歩も今日は良い経験を積んだのね」

雪歩「はい!」

ソレジャアサヨウナラー

真「あっ雪歩!」

P「雪歩も頑張ってるみたいだな。悪いけど二人とも俺ちょっと出てくるから留守番しててくれないか?」

春香「はい!プロデューサーさんも頑張ってください!」

真「待ってプロデューサー!ボクを一人ぽっちにしないでェ〜ん」

P「ははっ営業の打ち合わせだから真が行っても詰まらないぞ。それじゃあな」ガチャ
春香「やっと二人きりになれたね」キリッ

真「ボクの体が望みか?」

春香「やだなぁ真は。別にそんなのどうでもいいよ。ただ私はもっと真と仲良くしたいだけ」

真「さらっと酷いよ」

春香「でもホントだよ?私が真と仲良くしたいのは・・」スッ

真「はっ春香!?顔が近いよ!」

真(ヤバいよこれは!これは噂に聞く『れず展開』!)

真(本来なら今期を逃した小鳥さんやあずささんのような男に恵まれない女性に防衛本能として目覚めるものだと聞いていたのに!)

真(まさか春香までそんな危機感を抱いていたのか!)
真「ダメだって春香!こんなこと。それに誰か着たら」

春香「大丈夫だよ。ちゃんと小鳥さんが見張っててくれるから」

小鳥「ピヨ」

真「居たのかよ!」

真「ってそうじゃなくて!」

春香「真は私のこと嫌い?」

真「そっそれとこれは別問題!早くどいてよ」ガッ

真「っ!」

春香「真?」

真(何だろこれ?春香って結構良い・・)

真「ダメだって!しっかりしろボク!」ガンッ

春香「うわっいきなり自分を殴るのは逆に引くよ真」

真(何か・・変だぞ・・・ボク)

真(落ち着かないと。さっきは雰囲気に呑まれて思わずドキッとしただけ。弱気は最大の敵だ)

真「さっ春香早く打ち合わせでも始めよう」

春香「ん。そうだね」



真「はぁ。やっぱりもっと仕事したいなぁ」

春香「大丈夫だよ。今日だってプロデューサーさんはそのために頑張ってるんだから」

真「もっとたくさん踊って、可愛いアイドルになりたいな」

春香「え〜。私はもう真は充分可愛いと思うけど?」

真「春香っ。またそういう風にからかって・・」

春香「からかってなんてないよ。私はホントに可愛いと思ってるよ」スッ

真「春香・・・ってTAKE2じゃないかこれじゃあ」

春香「も〜真は意地っ張りなんだから」

真「意地なんて張ってないよ」

真(でも・・ホントに春香の匂いって)

真(ああっ何考えてんだボクは///)

真(レッスンで疲れたのかな?何か動悸も激しいし・・・)

真「ごめん春香。悪いけどボク先帰っていいかな・・何か調子悪いや」

春香「構わないけど。風邪でも引いたの?」

真「いやそういうわけじゃないと思うんだけどね・・今日は朝からいろいろあったから」

春香「真。もし疲れてるんだったらいつでも甘えてきて良いんだからね」ギュ

真「///わかったってば春香。それじゃあ留守番よろしくねっ」

真(はぁ・・何か今日は雪歩の気持ちがわかった気がするよ///)

伊織「帰ったわよ〜って何よ春香だけじゃない」

春香「あっ伊織。お帰り〜」

伊織「詰まんないわね・・・むむっ?いやこの感じ・・・おそらく数十分前まで真がいたわね?」

春香「スゴい!よくわかるね伊織」

伊織「にひひっ。伊織ちゃんだからわかるのよ」

伊織「てか春香。真と何かしてたんでしょ?」

春香「そんなっ何かって言うほどのことじゃないよ。ただグッドコミュニケーションを築こうと」

伊織「あたしに隠れて何なにしてんのよ!千早の所為でレッスンのときだって真目が遠かったんだから!」

春香「あれは千早ちゃんがいきなり過ぎるから。仕方ないよ」

伊織「まったく散々な一日だったわよ」

春香「まあまあ。ほら伊織私の胸に飛び込んできて良いんだよ?」

伊織「誰があんたの胸なんかっ。今日は真の気分だったのよ」

春香「もう〜伊織まで意地っ張りなんだから〜」

伊織「何の話よ。てか何で春香しかいないわけ?」

春香「あっそうだった。皆出ちゃって留守番頼まれたんだけどさ私そろそろ帰んなきゃいけないんだよ」

春香「伊織留守番お願いできる?一応小鳥さんも居るし面倒だったらいいけど」

小鳥「ピヨピヨ」

伊織「まだいたの・・・」

伊織「でも構わないわよ。どうせ私はまだ帰るつもりじゃないから」

春香「ホント!?ごめんね伊織。恩に着るよ〜」

ソレジャネー
伊織「ふう。まったく騒がしいわねいつも・・・」

のワの「」

伊織(春香の座ってた椅子・・)

ドサッ

伊織「ふぅ」

伊織(良い匂い・・あんな風に言っちゃったけど、私が甘えてきたらホントに受け止めてきそうよね春香って)

伊織「って何考えてんのよ。春香の匂いなんて庶民的なっ」
やよい「ただいまかえりましたーって伊織ちゃんだけだー」

伊織「何よ。随分遅かったじゃないやよい」

やよい「そうなんですよ〜。今日の撮影長引いちゃって」

伊織「撮影ってそんなに大きな仕事もらったの?」

やよい「子供雑誌の記事なんだぁ。今日はたっくさん撮ったんだよ」

伊織「何かやよいにはぴったりの仕事だと思うわ、それ」

やよい「えへへ〜そうえすかぁ〜?」

伊織「ほら、いつまでも立ってんじゃなくて落ち着いて座りなさいよ」

やよい「うっうー」

やよい「えへへ〜伊織ちゃん良い匂いですぅ」スリスリ

伊織「当然じゃない。この伊織ちゃんが汗臭いわけないわ」

やよい「流石ですぅ。伊織ちゃんとっても不思議な匂いだけど、私この匂い大好きですよ。うちにはシャンプーしかないから羨ましいです」

伊織「何言ってるのよやよいは馬鹿ね」スンスン

やよい「うわっ伊織ちゃん!ダメですよ嗅いじゃあ///」

伊織「あんただって嗅いでるじゃないのお互い様よ」

伊織「それに私に言わせればこの匂いだって充分良い匂いよ」

やよい「えっ?ホントー?」

伊織「伊織ちゃんが嘘つくわけないでしょ。シャンプーの匂いじゃないわ。『やよい』の匂いが良い匂いなのよ」

やよい「伊織ちゃん〜」




やよい「何だか恥ずかしいけど//私伊織ちゃんとずぅっとこうしていたいです」キュウ

伊織「まったく帰ってきて早々やよいは世話がかかるんだから」キュウ

やよい「あぅ伊織ちゃん〜なんだか私眠くなってきちゃいましたぁ」

伊織「もうホントにやよいったらっ。いいわ今日は私の車で送ってあげるから寝てなさいよ」

やよい「え〜良いんですかぁ?。じゃあじゃあ今日はうちに来てくださいよ。今日は伊織ちゃん祭りですぅ」

伊織「はぁ?何よそれこの伊織ちゃんにあったゴージャスセレブなお祭りなんでしょうね?」

やよい「うっうー!皆でやればきっとおもしろいですよー!」

キャッキャッガヤガヤ
小鳥「へへっゲットだぜ」

律子「何やってんですか・・・」

小鳥「居たのかよ!」

律子「今帰ってきたんですよ。そしたら電気も着けずに小鳥さんがデスクに噛り付いてたんじゃないですか」

小鳥「おっとこれは恥ずかしいところを見られましたな」ジュル

律子「何やってるかと思えば・・これビデオですか?てか皆じゃないですか」

小鳥「ふひっ。これがアイドルたちの本当の姿です。今日はこれを撮るのに苦労したんですよ」

小鳥「でもこれを今度どこかで放送すれば765プロの知名度UP間違いなしです!私頑張ったなあ」

律子「小鳥さん?」

小鳥「何ですか?あっ私はさわやかコロンを欠かさずつけてますよ?律子さんも外回りできっと汗かいてるんですよねピヨヨ」

律子「割りますよ?ビデオと頭」

終わり
申し訳ないですがとりあえずは
書き溜めも構想もないんです

08:19│高槻やよい 
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