2014年09月02日

真「水族館デート?」

真「わぁー! 水族館なんて、ひっさしぶりだなぁ〜!」



千早「そうね、中々お仕事でも水族館の仕事とかはなかったし」



真「あっ! アレなんだろう!?」





千早「真、今日は一杯見る時間があるのだからゆっくり見て回りましょう?」





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真「あっ……うん、そうだね、ごめんいつものノリで」



千早「まぁ、真が楽しみにしてたのも分からなくはないけれど」



真「へへっ、とりあえず水槽見に行こうよ!」



千早「そうね、行きましょう」

〜〜〜〜〜

〜〜〜





真「あっ、見て見て千早!イソギンチャクにカクレクマノミ!」



真「あっ! こっちはタコだよタコ!」



真「あ、あれ、千早?」



千早「なるほど、この二つは共生関係が成り立っているのね……」



真「じ、ジックリ読んでいってるぅ〜……」



千早「どうしたの真?」



真「い、いやさ? 千早は楽しんでるのかなぁ……って」



千早「? えぇ、生き物がどのように生きていっているのか、

生き物の特徴とか書いてあって楽しいわよ?」



真「は、ははっ……そっかー」



千早「??」

〜〜〜〜〜

〜〜〜





千早「わぁ……」



真「凄い大きい……大水槽」



千早「幻想的な景色ね……」

真「色んな魚がいっぱいいるね!」



千早「えぇ、魚や鮫や……あれは、エイ? かしら! あっ、魚が集まって渦を作っているわね!」



真(さっきはあんなに委員長タイプな感じだったのに……)



千早「ま、真? どうしたのこっち見てポカーンとした顔して……」



真「ぷっ、くくっ……」



千早「えっ!? と、突然笑いだしてどうしたの本当?」



真「くっ、ふふふっ……い、いや、千早らしいなぁ〜ってね?」



千早「わ、私らしいって……どういう」

真「さっきはあんなに魚の生態? みたいなものをジックリ見てたのに、

大水槽をみたらテンション上がったところとか?」



千早「っ!? あ、あまりからかわないでっ……」



真「いやぁ、千早にも可愛いらしいところもあるんだなぁってさ?」



千早「も、もうっ! 真!」



真「わわっ!? まぁまぁ、落ち着いてよ千早!?

ほ、ほら、あっちにふれあいコーナーみたいなのがあるみたいだし、そっちも行こう?」



千早「……分かったわ、行きましょう」



真(ほっ……助かった……)



〜〜〜〜〜

〜〜〜





真「あっ、千早! ヒトデをさわれるみたいだよ!?」



千早「そう」



真「もーう、そんな難しい顔しないでよ……さっきは悪かったからさ、ね?」

千早「……はぁ、分かったわ、ヒトデ触りに行きましょう?」



真「へへっ、それじゃ早速触ってみようか!」



千早「……なんというか」



真「海の生き物特有のアレな感触だね!」



千早「そうね、でも悪くないかも……」



真(千早の顔が緩んでる、さっきのことはもう気にしてないのかな? それなら良かったけど)



千早「真、また変なこと考えてないわよね?」



真「うぇ!? そ、そんなことないよ!?」

千早「そう? ならいいけれど」



真「ヒトデ以外にもナマコもあるみたいだよ!? 見てみよう?」



千早「そうね」

〜〜〜〜〜

〜〜〜





真「乾燥した、ナマコ?」



千早「背景と一体化してるわね……」



真「さ、触ってみる?」

千早「わ、私は遠慮しておくわ……」



真「だよねー、あまり進んで触りたいとは思えないし」



千早「海だとテカテカしてるのもそうだけど、乾燥してるのも……」



〜〜〜〜〜

〜〜〜





真「お土産コーナーもすごいなぁ、水族館」



千早「そうね、あっ……ヒトデのストラップ……」



真「ヒトデ、気に入ったの?」

千早「そ、そう言うわけではないけど」



真「んじゃ、ボクも買ってみようかな?」



千早「……私のことではないし、どうでもいいけれど」



真「へへっ、やーりぃ!」

〜〜〜〜〜

〜〜〜





真「買い物も終わったし、そろそろ出ちゃおうか」



千早「真は先に行ってていいわよ、私はちょっとお手洗いに行ってくるわ」



真「そう? それじゃ外で待ってるね!」

千早「真は、出たわね……」



ショウヒンイッテンデオカイケイハ……エンニナリマス



コレデオネガイシマス



アリガトウゴザイマシター

〜〜〜〜〜

〜〜〜





真「ふーっ、今日は満喫したー!」



千早「そうね、水族館久しぶりに来てみたけれど、いいものね」



真「千早の新たな一面もみれたしね〜」

千早「……」



真「じょ、冗談だよ?」



千早「そう……あっ、丁度プロデューサーのお迎えの車が来たみたいよ?」



真「ホントだ、それじゃ行こうか千早!」

千早「真、ちょっといいかしら?」



真「んっ、どうしたの?」



千早「はいこれ、お誕生日おめでとう」



真「えっ、あっ……これ、さっきの水族館の……」



千早「皆より一足先にプレゼント、私のセンスで選ばせてもらったから気に入るか分からないけれど。

受け取ってもらえたら嬉しいわ」



真「う、うぅ……ありがとう千早〜!」



千早「わっ!? ちょっ、抱きつかないで!?」



真「あ、あはは……ごめんごめん」

千早「真も子供らしいところあるのね?」



真「えっ!? う、うぅ……千早ぁ、さっきのお返しかー!?」



千早「ほら、プロデューサー待ってるみたいだし行きましょ?」



真「あっ、話を逸らすなぁー!」



おわり



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