2014年09月21日
泰葉「…」千鶴「…」
ガチャッ☆
心「おっすおっすー☆今日も元気にお仕事頑張ってくぞー☆」
心「ん?」
泰葉「…」キッ
千鶴「…」ウルウル
心「(何だあれ)」
心「(関わりたくねえ)」
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心「でもお姉さん子供の喧嘩はちゃんと止めるぞ〜☆」
心「こら〜、何してんだよオルルルルァッ☆」
千鶴「あ……はぁとさん、た…たすけて」ウルウル
泰葉「……こんにちは、心さん」キッ
心「はぁとって呼――」
泰葉「心さん」キッ
心「ウィッス」
心「事務所に来たらいきなりこんなだからはぁとのはぁとがブレイクダウンしそうになったぞっ☆」
心「二人以外に人はいないのかなっ☆」
泰葉「……ちひろさんは買い出しでPさんは営業です」
泰葉「私たち以外に人はいません」
心「そっか☆まぁそんなこたぁどうでもいい☆」
千鶴「ならどうして聞いたんだろう…」
心「そこ☆聞こえてるぞっ☆」
千鶴「ハッ」
心「で、何があったんだよっ☆話してみ☆」
泰葉「………千鶴ちゃんが……千鶴ちゃんが…っ!」
泰葉「私の事を……『泰葉さん』って呼ぶんです!!」
心「それ普通じゃねっ☆」
千鶴「……うぅ…」
泰葉「それじゃダメなんですっ!」
心「じゃあ何て呼べばいいんだよっ☆お姉さんに教えてみ☆」
泰葉「私の事は……」
泰葉「私の事は……っ!!」
泰葉「……『泰葉お姉ちゃん』って呼びなさいって言ったのにっ!!」
心「帰るわ」
千鶴「待ってくださいよ!?お姉さんだったら助けて下さいー!」
心「いやもうめんどくさい☆」
泰葉「ふんす」
心「なになに?最近の若者の間では流行ってんの?そういうの☆」
千鶴「え…?いや、別にそんなことは…」
千鶴「あ……でもこの前のあさんが…」
心「あいつなら仕方ねぇ☆」
心「とりあえず泰葉ちゃんは千鶴ちゃん睨むなよっ☆軽く泣いてんぞ☆」
泰葉「庇護欲を煽られますね」
心「飛ばすぞ☆」
泰葉「……千鶴ちゃん」
千鶴「……はい」
泰葉「お姉ちゃん言ったよね?」
心「自分から言っていくのかよ☆」
泰葉「何度も言ってるのに……どうして呼んでくれないのかな?」
千鶴「だ、だってそれは……べ、別に泰葉さんの事は嫌いじゃないし…」
千鶴「む、むしろ好きって言うか…それこそお姉さんの様に慕ってますけど……ハッ」
泰葉「……」
千鶴「……今のは無しです」
泰葉「…」ニッコリ
心「(嬉しそう)」
千鶴「と、とにかく!尊敬はしてますけどお姉さんとは呼びません!泰葉さんは泰葉さんですっ!
」
泰葉「お姉さんじゃなくてお姉ちゃんって言ってるでしょう!!」
心「うわぁ」
泰葉「心さん」
心「ウィッス」
泰葉「……」ズイッ
千鶴「……!ま、またそれ…」ビクッ
心「え?…え?何すんの?え、ちょ、近い近い」
泰葉「……」ズイッ
千鶴「……ぅぁ…!」
コツン
心「わーお☆おでことおでこがこっつんこ☆」
泰葉「……」ガシッ
千鶴「……ひゃっ…!」コツン
泰葉「逃がさないよ」
千鶴「っっ……!」
泰葉「逃がさないよ」
心「こいつやべえ」
千鶴「わ、分かった!分かりましたからっ!」
心「(折れたか)」
千鶴「お姉ちゃん!泰葉お姉ちゃんっ!!」
泰葉「……」
心「……」ゴクリ☆
泰葉「…………」ニッコリ
スッ
千鶴「はー……はーっ…」
心「お疲れ☆ソファで休め☆」
千鶴「はい…」ポスッ
心「ほらほら☆もう泰葉ちゃんも満足でしょ☆だからこれ以上は――」
泰葉「……」
泰葉「……」ポスン
千鶴「!?」
心「(アカン)」
泰葉「……」ギュッ
千鶴「ちょ…な、なんでっ!」ウルウル
泰葉「……今日は久しぶりだったので」
泰葉「まだ…足りません」
心「(これ完全に入ってるわ)」
泰葉「……」ギュッ
千鶴「……っ!……っ…」バタバタ
泰葉「離さないよ」
千鶴「はぁとさっ……たっ、たすけ」
泰葉「離さないよ」
アッ…!ダメデス…
心「…」
アウ…
心「………」
ヤメッ……ヤメ……アッ
心「……………」
心「帰ろ☆」
おしり
20:30│岡崎泰葉