2014年10月03日

藍子「実は私、自転車乗れなくて…」

・モバマスSS 藍子メインのポジティブパッション





茜「未央ちゃん 藍子ちゃん!この公園どうでしょう!庭園とか競技場とか!なんだかよくわからないけど、豪華ですよ!!」





未央「おーどれどれ?…! いい!凄くいい!ここにこんな良い公園あったんだ!お手柄だよ日野っち!」



藍子「写真の景色も凄く綺麗…じゃあ、今度のお休みの目的地はここに決定ですね!」



未央「異議なし…っとと、うーん、でも歩くにはちょっと駅から遠いね。どうしよっか?」



茜「そこは勿論!燃えたぎる情熱で!走り抜けましょう!!」



藍子「そ、それはちょっと…」



未央「エンリョしたいかな…うーん…お?ちょっとちょっと二人とも、ここ見て!ここ!」



茜「『レンタルサイクル・公園まで、木々に囲まれた川沿いを自転車で気持ちよく走り抜けよう』…自転車で川沿いをサイクリング!しかも目的地は公園!まさに一石二鳥!!」



未央「うむうむ、これで問題は何も無くなったね!じゃあ改めて、今度のお休みはこの公園で」



藍子「……あ、あの…」





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未央「…はい、あーちゃん議員、発言どうぞ」



藍子「…ごめんなさいっ!実は私、自転車乗れないんです…」



未央「な、なんだってー!!?…え、ホント?あーちゃんこの間のライブでのダンス上手かったよ?」



藍子「あ、あれはあまり動きの激しくない振り付けでしたし、というかむしろ運動音痴なくらいで…うぅ、でもこんな良い公園を諦めるの勿体ないですし、私だけ歩いて…」



未央「…もー…そんなしょげた顔されて置いてけるはず無いでしょうがー!このー!」ひしっ



藍子「!? みっ、未央ちゃん!?」



茜「そうです!それに、その結論はまだ早いですよ!」



藍子「あ、茜ちゃん…?」



茜「不可能を可能にする!出来ない事だから出来るようにする!それを成すのは努力!そう!つまり…特訓です!!」







茜「私がコーチします!自転車に乗れるようになって、一緒にサイクリングしましょう!!」



未央「熱く言い切ったところゴメン日野っち。流石にすぐ乗れるようになるのはちょっと厳しいんじゃ…ほら、あーちゃんも…」



藍子「……いえ、やります。お願いします、茜ちゃん!」



未央「ってえええ!?ホントに!?」



藍子「はいっ 茜ちゃんの言う通り、出来ない事を出来ないままにしておくよりも、チャレンジしてみる事が大切かな、って…」



茜「よくぞ言ってくれました!こうなったらこの日野茜!全身全霊で!藍子ちゃんの自転車練習を成功させてみせます!」



未央「本人がやる気ならしょうがないね…よし、私も協力するっ!」



藍子「二人とも…ありがとうございます!私、頑張りますね!」



―――――――――――――



事務所近くの公園



茜「さあ!着替えて準備万端ですね!」



未央「いつものロングスカートじゃ危ないし女子寮の子からショートパンツ借りたけど…オフのあーちゃんのパンツルックとは、うんうん、眼福ですなぁ♪」



藍子「あ、あんまりジロジロみないでください…衣装と私服とじゃ訳が違うんです…」



未央「プロデューサーが聞いたら悔しがるだろなー♪もー、いい脚しちゃってー」



藍子「もうっ、未央ちゃん!…それで、何をすればいいんでしょう?」



未央「あははゴメン、ついつい…うーん、運動音痴って言ってたけど、普段のレッスンでバランス感覚だとか必要なものは身についてるんじゃないかな?そもそも自転車ってすさまじく難しい乗り物ってわけでもないし」



茜「つまり、あとは感覚を掴めばいけます!さあ、とりあえずこの自転車で200mぐらい向こうのあの木まで行きましょう!」



未央「ってそれは早い!早いって流石に!」



茜「弱気なんてらしくないですね未央ちゃん、何事もチャレンジ!前進あるのみです!」



未央「それはそうだけど、段階とかあるよね!?」



藍子「…ふふっ♪」



未央「? どうしたのあーちゃん?」



藍子「いえっ、じゃあ、はりきっちゃいますよ!」







――――――――







「バランス取る時の重心はおへその下っていうよね…この辺り?」



「ひゃっ!?い、いきなり触らないでください!」



……



「ま、まだ離さないでくださいね?」



「分かりました!!では行きます!うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおーーーーーーッ!!!」



「ちょっ、待っ、ストップです茜ちゃん!ストップ!」



「ハッ!ごめんなさい!勢い良すぎましたっ!」ばっ



「て、手を離したら…きゃああああああ!?」



「自転車ごとすっとんでったー!!?って驚いてる場合じゃない!あーちゃんブレーキ握ってー!!」



………



「お手本を見せます!って言ってから5分…戻ってこないね、日野っち…」



「どうしたんでしょう…あっ」



「? なになに?」



「今、池のちょうど向こう側を茜ちゃんが走ってて…」



「この池、自転車で一周30分って書いてあるんだけど…」



…………

……………

………………







未央「残り1/4も無いよ!そのままそのまま!」



茜「ラストランです!気を抜かないでください!」



藍子「………………」



未央「そのままそのまま…ゴール!やったよあーちゃんスゴイよあーちゃん!ホントにたった数時間で乗れるようになって!」



茜「これは紛れも無く藍子ちゃんの努力の成果ですね!凄いです!!やはり努力は人を裏切りません!!」



藍子「ふ、ふたりともありがとうございます。でも遠くからずっと応援されるのは、ちょっと恥ずかしかったかな…」



茜「とにかく!これでもう何も問題は無いですね!」



未央「うむうむ、完璧完璧!いやーでも運動したら喉乾いちゃったね。まだ時間あるし、お茶してこ?」



藍子「賛成ですっ。じゃあ、今日のお礼にこの近くのとっておきのカフェ、お教えしますね!」



茜「とっておき!期待せざるを得ない響きですね!楽しみです!」



―――――――







休日



未央「…見つからないねぇ、日野っち…」



茜「住所はここで合ってる…んですよね?」



藍子「…あの、そこにある交番で訊いてきたんですが…二年前にレンタルサイクルは閉まっちゃったって…」



未央「う、嘘!?でもこのページには…あ」



未央「……ごめん二人とも、このサイトの最終更新、三年前だった…こ、この私ともあろうものがー!」



茜「なんと!でもクヨクヨしても仕方ないですよ、未央ちゃん!こうなったら原点に戻って、走りましょう!行きますよっ!うおおおおおおおおおおおっ!」



未央「立ち直り早いっ!?待っ…あーもうすぐ行っちゃって……ごめんねあーちゃん、折角あんなに特訓したのに…」



藍子「いえ…全然気にしてないですよ?まだちゃんと乗れるかもちょっと不安ですし、それに…」







藍子「新しい景色もいいですけど、ゆっくり歩いて見る景色も、その度にいつも違う発見があるんですよ?…のんびりゆったり、楽しみながら行きましょう♪」



未央「…そっか!よーし、じゃあのんびり紅葉を楽しみながら行きますか!…まずは先に日野っち捕まえてからだけどね!いつかのリベンジも込めて…待てー!!」ダッ



茜「! 競争ですか!負けないですよ!藍子ちゃん、ジャッジお願いします!」



藍子「え、あ、ふ、二人とも待ってくださいーーー!」



おわり



08:30│高森藍子 
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