2013年12月13日
市原仁奈「モフモフな日々!」
仁奈「で、ごぜーます!」
P「そうはさせんぞ」
P「そうはさせんぞ」
!)
モバP「フツウの日常」というSSから、
柚、楓さん、比奈、仁奈の四人がメインでほのぼのする、という設定を引き継いでいます。
それだけなので、未読の方もぜひ、でごぜーます。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1368025570
P「って、うおお!? な、なんだこのでけーきぐるみ!」
仁奈「プロデューサー用のキグルミでやがります! 観念して、プロデューサーもモフモフしやがるですよ!」
P「ぐわああああ!!」モフモフー
柚「いいなー。楽しそう」
比奈「柚はもうきぐるみ着てるじゃないっスか」
楓「…くぅ」zz…
柚「楓さんはパンダな感じだね」
比奈「…騒々しい事務所の中での癒しっスね…」
柚「ン?」
P「…」
仁奈「わー。やっぱりプロデューサーはキグルミが似合うですよ!」パチパチ
比奈「ぷっ。なんでスかプロデューサー、その可愛い格好」ケラケラ
P「…」
柚「可愛い! これペンギン?」
仁奈「はい。仁奈のとっておきでごぜーます」フンス
柚「へー」モフモフ
P「……」ジタバタ
比奈「くくっ、プロデューサー、…下手に動くと、よけいに可笑しいっスよ…!」アハハハ
P「……」
仁奈「さすがプロデューサーでやがります! すっかりペンギンのようですよ!」キラキラ
P「……助けてくれー…」バタバタ
比奈「とりあえず、仰向けにしておいてあげまス」クル
P「おえ」
比奈「ちょっと。ペンギンが発する声じゃないっスよ、それ」
P「ペンギンじゃねえよ、プロデューサーだよ」
ギュ
P「…! えっ」
楓「わー。プロデューサーさん、ペンギンさんになったんですね…もふもふで、あったかいです…くぅ」
P「ちょ、楓さん、あの、寝ぼけてます!?」ジタバタ
比奈「羽の動きが虚しいでス」
楓「♪」ギュウ
P「あの、いくら互いにきぐるみを着ているとはいえ、さすがにちょっと恥ずかし…と、いうか、それ以前にアイドルがですね…」
柚「えいっ」ギュ
P「な、なんで柚まで来るんだ?」
柚「てへ?」ペロ
仁奈「とーっ」ガシ
P「ぬわっ」
仁奈「仁奈を仲間外れにしないで欲しいですよー」モフモフ
柚「えへへ。もふもふー」
P「……ぐえ…押し潰されるぅー…」
比奈「でスから、ペンギンPがそんな生々しい声を漏らすのはやめるっス」
P「ペンギンPってなんだよ!」
短いですが、投下終了です。
明日の同じころにできたらと思ってます。
こんな山も谷もない感じののんびりしたSSですが、よかったら、お付き合いください。
比奈「じゃあ、もっと機動力のあるきぐるみならいいんでスか?」
P「機動力ってなんだよ」
比奈「そんな感じのやつを、仁奈ちゃんに持って来てもらえばいいっス」
P「そういう問題なのか?」
比奈「でス。だって今の様子だと、」
仁奈「……」モフモフ
比奈「…けっこう仕事に支障が出るんじゃないかと思いまスよ?」
P「う…そ、それはいかんな」
比奈「でス」
比奈「…仁奈ちゃんは健気っス…いい子っス…」グス
P「…い、いやなことって、…俺がきぐるみを着ないことか?」
比奈「他になにがあるんスか?」ズビ
P「……さ、さあ」
比奈「…きっと仁奈ちゃんはさみしいんでスよ」
P「?」
比奈「最近は、仕事の時間も多いでスよね。半分、プロデューサーが親代わりってとこもあるんじゃないでスか」
P「…俺の分まで、柚や楓さん、比奈だって、仁奈に付き合ってるじゃないか」
楓「ええ。お酒にも合うし…プロデューサーさん、私ビールが飲みたくなっちゃいました」フフ
仁奈「仁奈、食べられちまうでごぜーますか…?」
柚「Pサン、みんなで晩ご飯にどうかな?」
P「…なあ、比奈」
比奈「はい」
P「ジンギスカンって、高いんだっけ」
比奈「安くはないんじゃないでスか?」
P「…そっか…」
比奈「…ご馳走さまでス」
P「…おう」
P「まずは野菜を敷くそうです」
柚「わさー」
比奈「すでにちょっとおいしそうでスね」
P「どんだけ草食だよ。お前は肉もちゃんと食えよ」
柚「はーい♪」
P「柚はちゃんとやさいを食べなさい」
楓「(プロデューサーさん、なんだかみんなのお母さんみたいだなぁ…)」フフ
柚「えー、やだー♪」
P「そんなに嬉しそうなやだは初めてだ」
柚「へへっ?♪ なんだか楽しくて」
P「それはよかった」
仁奈「…分かりやがりました…キグルミは脱ぐですよ」モゾモゾ
比奈「(仁奈ちゃん、明らかにテンションが下がってまスね…)」ボソ
P「(いや、でもさすがに…脂が跳ねるのもよくないし…)」
比奈「(…そうでスね、まあ、今回ばかりはプロデューサーが正しいでスかね)」
P「(今回ばかりって)」オイ
比奈「…まあ…」イタダキマス
ギュ
仁奈「…」//エヘヘ
比奈「(仁奈ちゃんが嬉しそうだから、いいんでスけどね)」
仁奈「プロデューサー! 仁奈は、プロデューサーから頂いたこの前掛け、大事にするですよ!」
P「前掛けを大事にしてどうする」
P「ほら、焼けたぞ。どんどん食べろー」
仁奈「はい!」
柚「はーい♪」
P「お前はほどほどにな」
比奈「ラジャーっス」
P「お前は食えっつってんだろ」
楓「私は?」
P「楓さんは二杯までです」
楓「(ノ´・ω・`)ノ」ソンナセッショウナ…
P「殺す気かお前ら」ゼーッ
柚「? そんなことないって」
P「陸で溺れたのは初めてだ」
比奈「それは主に楓さんのせいかと」
P「野菜にも溺れたわ!」
楓「…農家の方の台詞みたいですね…ふふっ」
P「楓さんが一番罪は重いですからね」ポコ
楓「いたいっ」
柚「…だって…まだウソみたいでさ。Pサン、アタシたちってもう売れっ子だよね?」」
P「そりゃそうだ。CDだって出したし、ライブもやった」
P「まだまだこれから先があるけど、もう四人とも、立派なアイドルだよ」
比奈「まあ、楓さんは私たちより先にアイドルしてたっスけどね」
P「まるで自分はアイドルじゃなかったみたいな言い方だな」
比奈「大した仕事はなかったでスから」
P「…すまん」
比奈「やだな、そういうつもりじゃないでスって」
柚「なので庶民派のアタシは、タクシーを使うたびにあっ自分アイドルやってるって思うんだー♪」
P「たしかに庶民派だな、それ」ハハ
キグルミはあったけーですよ。
モフモフで、フワフワで。
だから一人で寝るときも凍えずに済みやがります。
一人でも、仁奈はさみしくねーでごぜーます。
さみしく、なんて…。
仁奈「プロデューサー」
P「どうした?」
仁奈「……わがまま言って、ごめん」
P「…え?」
仁奈「もう仁奈は大丈夫でごぜーます」
仁奈「プロデューサーが、キグルミを着なくても平気です。あったかいですから」
P「…そっか」
P「よかったな」
仁奈「はい」
比奈「(なに他人事みたいな言い方してんでスか)」
P「そうだ。仁奈、お家の方に連絡を取りたいんだけど…」
仁奈「? 今日は家にはだれもいねーですよ」
P「…はい?」
仁奈「パパは出張で家を空けてやがるですよ」
P「……じゃあ、今日は一人で留守番なの?」
仁奈「はい」
仁奈「でも、仁奈は大丈夫ですよ。キグルミがありやがりますから」ニヘラ
比奈「(´;ω;`)」ブワッ
P「うおっ!」
比奈「…あんまりっス…いくらしっかりしているとはいえ、こんな小さい子を一人にしちゃうなんて…」エグエグ
柚「さみしくない?」
仁奈「いつもはお姉ちゃんもいやがりますから、平気ですよ」
仁奈「お泊りですか!? うへへ、そうしたら今日の仁奈はちっともさみしくないですよ!」ワーイ
P「ちょ、耳元で叫ぶなって」キーン
P「…ていうか、やっぱりさみしかったんだな」
仁奈「あっ」
仁奈「ち、違うです。気のせいです。Pの聞き間違いですよ」
P「? 仁奈、いま俺のこと名前で…」
仁奈「あー! もう、違うです! だめです!」ギュウー
P「ぐふっ、苦しい…締まってる、…」
もう仁奈には、キグルミがなくたって平気でごぜーます。
ウソです、それでもやっぱり、キグルミはあったかくて、幸せな気持ちになれるですよ。
だからみんなもどうですか?
仁奈と一緒にモフモフしやがるですよ。
そしたらきっと――今の仁奈みたいに、幸せになれるでごぜーます!
おわり
モバP「フツウの日常」というSSから、
柚、楓さん、比奈、仁奈の四人がメインでほのぼのする、という設定を引き継いでいます。
それだけなので、未読の方もぜひ、でごぜーます。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1368025570
P「って、うおお!? な、なんだこのでけーきぐるみ!」
仁奈「プロデューサー用のキグルミでやがります! 観念して、プロデューサーもモフモフしやがるですよ!」
P「ぐわああああ!!」モフモフー
柚「いいなー。楽しそう」
比奈「柚はもうきぐるみ着てるじゃないっスか」
楓「…くぅ」zz…
柚「楓さんはパンダな感じだね」
比奈「…騒々しい事務所の中での癒しっスね…」
柚「ン?」
P「…」
仁奈「わー。やっぱりプロデューサーはキグルミが似合うですよ!」パチパチ
比奈「ぷっ。なんでスかプロデューサー、その可愛い格好」ケラケラ
P「…」
柚「可愛い! これペンギン?」
仁奈「はい。仁奈のとっておきでごぜーます」フンス
柚「へー」モフモフ
P「……」ジタバタ
比奈「くくっ、プロデューサー、…下手に動くと、よけいに可笑しいっスよ…!」アハハハ
P「……」
仁奈「さすがプロデューサーでやがります! すっかりペンギンのようですよ!」キラキラ
P「……助けてくれー…」バタバタ
比奈「とりあえず、仰向けにしておいてあげまス」クル
P「おえ」
比奈「ちょっと。ペンギンが発する声じゃないっスよ、それ」
P「ペンギンじゃねえよ、プロデューサーだよ」
ギュ
P「…! えっ」
楓「わー。プロデューサーさん、ペンギンさんになったんですね…もふもふで、あったかいです…くぅ」
P「ちょ、楓さん、あの、寝ぼけてます!?」ジタバタ
比奈「羽の動きが虚しいでス」
楓「♪」ギュウ
P「あの、いくら互いにきぐるみを着ているとはいえ、さすがにちょっと恥ずかし…と、いうか、それ以前にアイドルがですね…」
柚「えいっ」ギュ
P「な、なんで柚まで来るんだ?」
柚「てへ?」ペロ
仁奈「とーっ」ガシ
P「ぬわっ」
仁奈「仁奈を仲間外れにしないで欲しいですよー」モフモフ
柚「えへへ。もふもふー」
P「……ぐえ…押し潰されるぅー…」
比奈「でスから、ペンギンPがそんな生々しい声を漏らすのはやめるっス」
P「ペンギンPってなんだよ!」
短いですが、投下終了です。
明日の同じころにできたらと思ってます。
こんな山も谷もない感じののんびりしたSSですが、よかったら、お付き合いください。
比奈「じゃあ、もっと機動力のあるきぐるみならいいんでスか?」
P「機動力ってなんだよ」
比奈「そんな感じのやつを、仁奈ちゃんに持って来てもらえばいいっス」
P「そういう問題なのか?」
比奈「でス。だって今の様子だと、」
仁奈「……」モフモフ
比奈「…けっこう仕事に支障が出るんじゃないかと思いまスよ?」
P「う…そ、それはいかんな」
比奈「でス」
比奈「…仁奈ちゃんは健気っス…いい子っス…」グス
P「…い、いやなことって、…俺がきぐるみを着ないことか?」
比奈「他になにがあるんスか?」ズビ
P「……さ、さあ」
比奈「…きっと仁奈ちゃんはさみしいんでスよ」
P「?」
比奈「最近は、仕事の時間も多いでスよね。半分、プロデューサーが親代わりってとこもあるんじゃないでスか」
P「…俺の分まで、柚や楓さん、比奈だって、仁奈に付き合ってるじゃないか」
楓「ええ。お酒にも合うし…プロデューサーさん、私ビールが飲みたくなっちゃいました」フフ
仁奈「仁奈、食べられちまうでごぜーますか…?」
柚「Pサン、みんなで晩ご飯にどうかな?」
P「…なあ、比奈」
比奈「はい」
P「ジンギスカンって、高いんだっけ」
比奈「安くはないんじゃないでスか?」
P「…そっか…」
比奈「…ご馳走さまでス」
P「…おう」
P「まずは野菜を敷くそうです」
柚「わさー」
比奈「すでにちょっとおいしそうでスね」
P「どんだけ草食だよ。お前は肉もちゃんと食えよ」
柚「はーい♪」
P「柚はちゃんとやさいを食べなさい」
楓「(プロデューサーさん、なんだかみんなのお母さんみたいだなぁ…)」フフ
柚「えー、やだー♪」
P「そんなに嬉しそうなやだは初めてだ」
柚「へへっ?♪ なんだか楽しくて」
P「それはよかった」
仁奈「…分かりやがりました…キグルミは脱ぐですよ」モゾモゾ
比奈「(仁奈ちゃん、明らかにテンションが下がってまスね…)」ボソ
P「(いや、でもさすがに…脂が跳ねるのもよくないし…)」
比奈「(…そうでスね、まあ、今回ばかりはプロデューサーが正しいでスかね)」
P「(今回ばかりって)」オイ
比奈「…まあ…」イタダキマス
ギュ
仁奈「…」//エヘヘ
比奈「(仁奈ちゃんが嬉しそうだから、いいんでスけどね)」
仁奈「プロデューサー! 仁奈は、プロデューサーから頂いたこの前掛け、大事にするですよ!」
P「前掛けを大事にしてどうする」
P「ほら、焼けたぞ。どんどん食べろー」
仁奈「はい!」
柚「はーい♪」
P「お前はほどほどにな」
比奈「ラジャーっス」
P「お前は食えっつってんだろ」
楓「私は?」
P「楓さんは二杯までです」
楓「(ノ´・ω・`)ノ」ソンナセッショウナ…
P「殺す気かお前ら」ゼーッ
柚「? そんなことないって」
P「陸で溺れたのは初めてだ」
比奈「それは主に楓さんのせいかと」
P「野菜にも溺れたわ!」
楓「…農家の方の台詞みたいですね…ふふっ」
P「楓さんが一番罪は重いですからね」ポコ
楓「いたいっ」
柚「…だって…まだウソみたいでさ。Pサン、アタシたちってもう売れっ子だよね?」」
P「そりゃそうだ。CDだって出したし、ライブもやった」
P「まだまだこれから先があるけど、もう四人とも、立派なアイドルだよ」
比奈「まあ、楓さんは私たちより先にアイドルしてたっスけどね」
P「まるで自分はアイドルじゃなかったみたいな言い方だな」
比奈「大した仕事はなかったでスから」
P「…すまん」
比奈「やだな、そういうつもりじゃないでスって」
柚「なので庶民派のアタシは、タクシーを使うたびにあっ自分アイドルやってるって思うんだー♪」
P「たしかに庶民派だな、それ」ハハ
キグルミはあったけーですよ。
モフモフで、フワフワで。
だから一人で寝るときも凍えずに済みやがります。
一人でも、仁奈はさみしくねーでごぜーます。
さみしく、なんて…。
仁奈「プロデューサー」
P「どうした?」
仁奈「……わがまま言って、ごめん」
P「…え?」
仁奈「もう仁奈は大丈夫でごぜーます」
仁奈「プロデューサーが、キグルミを着なくても平気です。あったかいですから」
P「…そっか」
P「よかったな」
仁奈「はい」
比奈「(なに他人事みたいな言い方してんでスか)」
P「そうだ。仁奈、お家の方に連絡を取りたいんだけど…」
仁奈「? 今日は家にはだれもいねーですよ」
P「…はい?」
仁奈「パパは出張で家を空けてやがるですよ」
P「……じゃあ、今日は一人で留守番なの?」
仁奈「はい」
仁奈「でも、仁奈は大丈夫ですよ。キグルミがありやがりますから」ニヘラ
比奈「(´;ω;`)」ブワッ
P「うおっ!」
比奈「…あんまりっス…いくらしっかりしているとはいえ、こんな小さい子を一人にしちゃうなんて…」エグエグ
柚「さみしくない?」
仁奈「いつもはお姉ちゃんもいやがりますから、平気ですよ」
仁奈「お泊りですか!? うへへ、そうしたら今日の仁奈はちっともさみしくないですよ!」ワーイ
P「ちょ、耳元で叫ぶなって」キーン
P「…ていうか、やっぱりさみしかったんだな」
仁奈「あっ」
仁奈「ち、違うです。気のせいです。Pの聞き間違いですよ」
P「? 仁奈、いま俺のこと名前で…」
仁奈「あー! もう、違うです! だめです!」ギュウー
P「ぐふっ、苦しい…締まってる、…」
もう仁奈には、キグルミがなくたって平気でごぜーます。
ウソです、それでもやっぱり、キグルミはあったかくて、幸せな気持ちになれるですよ。
だからみんなもどうですか?
仁奈と一緒にモフモフしやがるですよ。
そしたらきっと――今の仁奈みたいに、幸せになれるでごぜーます!
おわり
16:30│市原仁奈